保育園は子供がかわいそう?

「保育園はかわいそう」と言われたママとパパの体験談

保育園はかわいそう?子供を保育園に預けことを、「赤ちゃんなのに」「まだ小さいのに」と、義母などの身内やママ友などに非難された経験を持つ人は少なくありません。保育園に預けた親御さんに、かわいそうと言われた経緯や実際に預けてみてどう感じたか、保育園のメリットも語ってもらいました。

「保育園はかわいそう」と言われたママとパパの体験談

保育園はかわいそう?0歳・1歳・2歳・3歳児以上の保育園入園体験談

「赤ちゃんなのに、まだ小さいのに、保育園なんてかわいそう!」

産後も仕事を続けようとしている女性、共働きを希望しているご家庭のパパとママ、こんなふうに言われた経験はありませんか?また、心のどこかで保育園に預けることに罪悪感を覚えたり、引け目を感じた経験はないでしょうか?

しかし、保育園に預けると決断したのなら、もう悩むのはやめましょう。
確かに保育園は、家庭とは違いますし、感染症も流行しやすく、乳幼児にとって負担となるケースもあります。ですが、発達や成長にとって、メリットも多くある場所です。

今回は、保育園に通わせた、通わせているパパやママの体験談をご紹介。
保育園をかわいそうと言った相手や言われた経緯、実際に自分自身は子供をかわいそうと思ったかどうか、最終的な意見を伺いました。

保育園を「かわいそう」と言った相手は?

保育園をかわいそうと言った相手の多くは、ママやパパの親や姑、つまり子供たちの祖父母です。孫可愛さから、ついつい口を出してしまうのでしょう。

義理の母に責めらえる女性

祖父母が子育てをしていた時代というのは、共働きや保育園が一般的ではありませんでした。そのため、年配の方ほど「保育園はかわいそう」という偏見を抱いている可能性もあります。

そして、中には「ママ友から、『かわいそう』と言われた…」という意見もありました。考え方の違いと割り切るしかありませんが、よその家庭の事情に口を挟むのは、賢明なママのやることではありません。後々、面倒な関係になる前に、距離を置くという選択肢も視野に入れましょう。

ママやパパが「保育園はかわいそう」と言われた相手

  • 実父や兄
  • 義母
  • ママ友
  • 近所の人・通りすがりの人
  • 子供たちの曽祖父母
  • 仕事の関係者

保育園はかわいそうじゃない!預けて感じたメリット

実際に保育園に子供を預けてみると、保育園ならではのメリットを感じる機会が多いはずです。親自身が寂しさや罪悪感に似た感情を覚えたとしても、子供はたくましいですから、環境に順応していきます。

保育士さんに抱っこされてる赤ちゃん

「かわいそう」と言われたことを気にしていたし、悲しい気持ちになったけど、楽しそうに通う子供を見ていたら良い選択だった!と語るママもいます。

先輩ママが感じた、保育園のメリットをまとめました。

  • 家とは異なる環境で、どんどん成長していく
  • 子供同士でたくさん遊んで学べる
  • 友達ができる
  • 本人はとっても楽しそう!
  • プールや季節のイベントなど多様な経験ができる
  • 親以外に、先生方も一緒に成長を見守ってくれる
  • 限られた時間に愛情をたくさん注げる
  • 経済的に安定する

本当に「かわいそう」だった?保育園に預けたママやパパの体験談

保育園に預ける前は、ママやパパも不安を抱えています。
義母やママ友、時には通りすがりの人などから「子供がかわいそう」と言われた経験があっても、実際に預けている方は、自分の選択に納得している方が多数派です。

保育園に預けたママやパパたちの意見を紹介します。

0歳児を保育園に預けた体験談

赤ちゃんのオムツを替えようとしている保育士さん

「0歳の赤ちゃんを保育園なんて…」と、特に『かわいそう』と言われやすい0歳児の保育園入園。しかし、育児休暇は多くの企業がだいたい1年ですし、最近は待機児童の問題もあり、1歳未満での入園は珍しくなくなっています。

0歳児保育の影響とは?赤ちゃんの負担を最小にする方法
0歳児保育の影響とは?赤ちゃんの負担を最小にする方法

楽しそうな息子の様子を見て、気にならなくなった

秋山はるか(38歳)


息子を0歳11ヶ月で保育園に預ける事にしました。可能なら2歳くらいまでは自宅で育児がしたかったのですが、1歳を過ぎると保育園の入園枠が争奪戦になるため、早めの入園に踏み切ることにしました。

遠方に住む義母に報告したところ、「小さいのに保育園に預けるなんてかわいそう」と言われて、自分は息子にとって酷いことをしているのではと悩みました。

しかし、最初こそ泣いたものの、保育園に通う息子はいつでも楽しそうです。保育園ではお友達との関わりを学んだり、ダイナミックな絵の具遊びやプールでの水遊び、クリスマスなどの季節のイベント等たくさんの経験が出来ます。自宅で私と二人きりで過ごすより、余程楽しい時間が過ごせているのではないかと思うようになり、息子の成長を通して義母の言葉が気にならなくなりました。

何よりも息子が楽しく過ごせているのなら、それがきっと最善の選択だったと思っています。

自分が気にしているからこそ、傷付きました

瀬川すい(20代後半)


上の子が入っていた保育園に、3人目の子を0歳7ヶ月から入所させました。自営業ですが、やはり忙しくなると子供を見ながらの仕事は限界がありました。まだ小さかったので苦渋の決断でしたが、預けることを決めました。

ある日、子供を連れて買い物をしている時、見知らぬ子供好きのおばちゃんに声を掛けられ、世間話をしていました。すると、上の子が着ている園児服を見て「この赤ちゃんも保育園に行ってるの?」ととても驚いた顔で聞いてきました。「はい、行ってます」と答えると「こんな小さい子を保育園行かせるなんて可哀想!」と言われました。

私も、毎朝預ける時に子供と離れるのは悲しくて、こんなに小さいのにごめんねと思っていたので、他人から改めて言われると凄く傷つきました。

保育園に入って良かったことをあげるとすれば、同じ年齢や月齢の子と触れ合い、遊べることだと思います。友達との接し方を覚えていくのに最適な場所だと感じます。

「保育園にあずけてよかった」と思える日がきました

グレー(49歳)


離乳食を手づかみする赤ちゃん

息子が生後5ヶ月。離乳食が始まる頃、保育園に預けました。それを聞きつけた義理の母にものすごい剣幕で、まだ離乳食が始まってもいないのに、「保育園の離乳食なんてかわいそうにもほどがある」と言われました。

確かに、母親が付きっきりで見ているのと、保育園とでは、母親がそばにいる方が安心・安全だと思います。子供も母親と一緒の方が嬉しいのはわかっています。しかし、働かないと生活が成り立ちません。本来なら、オムツが外れてからが私の理想でした。

義母の気持ちもわかります。ですが、そのうち預ける時に泣かなくなり、保育園に行くことが子供の中で当たり前になった頃、色々な発見がありました。

家で教えたことのないようなことも出来るようになり、家で話した覚えのない言葉を喋ったりと、いつも驚かされています。いいことだけでなく、時には悪い言葉も覚えてきますが、それも「子供らしさ」だと思います。

子供と自分を信じて大丈夫

てのーる(33歳)


現在2人の子供がいますが、2人とも0歳10ヶ月頃から保育園に通わせていました。周りに専業主婦の友達も多く、ランチをしている時に「私は子供がかわいそうだから働かない」と言われたり、職場の利用者さんに「子供は?預けてるの?かわいそうに」と言われた経験があります。

私も過去には「かわいそうかもしれない」と思うことがありました。やはり別れ際に泣かれたりすると辛い気持ちになります。下の子は現在3歳ですが、今でもそれは変わりません。でも、基本的にはメリットの方が多いと思っています。

本当にたくさんのことを吸収してくれて、お友達と関わり成長している場面を見る事が多いです。また、子育ては1人ではできません。子供の成長を身内以外の先生方が見守り、抱きしめてくれ、叱ってくれるということにとても感謝しています。

保育園に通うと、できることが増えます!!

深谷和美(30代後半)


長男は0歳4か月から 次男は0歳8か月から保育園に通っています。
長男出産時は、学生結婚だったので学校に戻るため、次男は育休をとり、近くの保育園の預けられる時期の一番早い時期からお願いしました。

でも、未満児のうちから預けるのはかわいそうだと祖父母から言われました。
「仕事を辞める決断はできないのか」「仕事ばっかりして非行に走ったらどうするのか」などいろいろ言われました。

しかし、子どもはこれから集団で生活をする人生が始まります。保育園に入れなくても、小学校、中学校、高校や大学と進学をしていきます。集団生活をみんなより少し早く始めているだけです。帰ってきてから一緒にいっぱいお話をすればいいだけです。

また、保育園ではオムツ外し、箸の使い方、挨拶の仕方など大切なことを教えてくれます。親だと変に甘やかしたり、厳しくしたりしますが、専門職が教えてくれる安心感があります。

1歳児を保育園に預けた体験談

保育園で遊ぶ1歳児

育児休暇が終了し、職場復帰するママが多くなるため、1歳児での保育園入園は一般的です。
産休に入った頃から、保育園に預ける生活を想定し、準備を行っているため、ママたちの気持ちは比較的落ち着いている傾向にあります。
しかし、「まだまだ小さいのに!」と子どもの祖父母に非難された方は少なくありません。

職場復帰に向けた準備で育休からのお仕事再開をスムーズに
職場復帰に向けた準備で育休からのお仕事再開をスムーズに

「かわいそう」に根拠はない

みま(30代前半)


育児休暇明けで、すぐフルタイムの仕事の復帰するために、1歳過ぎの息子を保育園に預けました。予想はしていましたが、義母に保育園に預ける話をしたら、「まだ小さいのにかわいそう」と言われました。

職場の同僚も同じ園に預けている人が多く、乳児の保育に慣れた信頼できる園だったので、私自身はそれほど心配はありませんでした。
息子も楽しそうな様子で、友達もたくさん出来ました。園に入ってすぐに箸の使い方を覚え、言葉もしっかりしてきました。毎日日替わりで、音楽教室・体育教室・水泳・剣道・英会話と、教育にも力を入れている園だったので、その点も満足しています。

義母もですが、保育園をよく知らないで「なんとなく」のイメージだけで語る人は多い気がします。

私にとっても子どもにとってもベストな選択

しゅん(30代後半)


保育園に預けた時の子どもの年齢は1歳でした。
「保育園に預けるなんてかわいそう」と言ったのは、実の父です。シングルマザーなので、育児休業を1年取得した後は、仕事復帰の準備に入ることは最初から話していたのですが「まだ1歳になったばかりの子を自分で育てずに、他人に預けるなんてかわいそうだ。育児休業がもう少し長くとれる職場に転職してはどうだ?」と言われました。

私自身は、子どもを保育園に預けることはかわいそうだとは思っていません。自分でみる余裕があったり、それが許される状況であれば自分でみたほうが良いとは思いますが、私自身は仕事をしているほうがかえって子どもに接する時に愛情を深く注ぐことができるように思います。

子どもを保育園に預けるようになって、毎日いろいろなことを吸収してきて、成長が手に取るようにわかりますし私自身の収入も安定してきたので良かったと思います。

子供が背中を見ていてくれると信じて

田中元子(30代半ば)


長男は1歳10ヶ月のときから保育園に通っています。我が家は田舎ですので、まだまだ専業主婦の方が多く、子供が小学生の高学年のころまでお母さんが子供を見るというのが当たり前のようでした。
同じような年頃の子供を持つ近所の奥様たちには、「こんなに小さいのに保育園に入れて!」「子供が寂しい思いをする」「かわいそう」と何度も言われました。

私は職場で、かなり年上の先輩にそのことを相談していましたが、彼女に「お母さんの背中をちゃんと子供は見てくれているから、大丈夫よ」と声をかけてもらいました。今もその言葉を信じて、前向きに保育園に預けています。

保育所で、子供同士で楽しそうに遊んでいる姿を見て、お願いしてよかったなぁと思っています。

2歳児を保育園に預けた体験談

2歳児の手を引いて歩く母親

満3歳児が年少、満4歳児が年中、満5歳児が年長と呼ばれるように、一般的には満3歳児未満を未満児と呼びます。
簡単にいうと、年少さん以下の0歳・1歳・2歳児クラスの子供たちが「未満児」にあたります。

兄に「保育園に行かせるには早いよ」と言われた

長谷川吉羅(42歳)


うちの子は2歳の時に、保育園に入園させました。共働きで、私と妻、両方の両親が近くにいないということもあり、しばらくは保育園に預ける方向性で考えていました。
しかし、兄家族が自宅に遊びに来た時、子供を保育園に預け始めたと話をした時、「さすがにまだかわいそうだろう!」と言われました。兄の子供は2人いて、幼稚園に通っているのでそう思ったのかなと感じています。

でも、子供を保育園に預けることは、可哀想だとは思いません。共働きが多い時代背景もあり、より良い生活水準にするためなので、将来の子供のためにもなると思います。

結局、妻が途中から育児休暇に入り、保育園は止めました。共働きの期間、夫婦で仕事をできる環境をサポートしてくれた保育園には感謝しています。

3歳以上を保育園に預けた体験談

現在は幼稚園も3年保育の園が多く、4月1日の時点で3歳になっている子の多くが入園します。
3歳以上にならば保育園や幼稚園に通っている子が大半なはずですが、保育園の場合、預かり時間が長いなどの理由やイメージが「かわいそう」という発言に繋がっています。

しかし、3歳になれば発達段階として、社会性も求められますし、お友達とも仲良く遊べる年齢です。

よその家庭を「かわいそう」というママ友

ももさん(29歳)


家の子が3歳の時に保育園に預けました。私の知り合いは結構大きくなってから保育園に預ける家ばかりでした。でも家は経済的に余裕があまりないので、共働きで保育園に預けることを決めました。

保育園の迎えが遅い時に、あまり好きではないママ友に「小さいのに一番最後にお迎えなんてかわいそう」と言われました。その時はぐっとこらえて家の子供の元に行きました。自分でも悪いなと思っていることをママさん達に言われるのはすごく苦痛でした。人それぞれ事情があるので、そういう発想をしているママさんが私はかわいそうだなと思います。

子供は親に従うしかありませんが、その分、帰った時にいつも愛情をそそいでいます。保育園のお陰で働けて、経済的にも安定しています。

自営業の理解されにくい悩み

akki(39歳)


自営業をしている我が家は、私も時には仕事を手伝う時があり、子供が3歳になる年から、近くの保育所へ通わせることにしました。でも、近所の人に「自宅にいるんだから、子供を預ける必要なんてある?昔はみんな、子供をおんぶしながら手伝っていたのよ。まだあんなに小さいのに、子供がかわいそうじゃない」と言われました。

確かに、子供を保育所に預けなくても、なんとか手伝うこともできます。しかし、仕事中は子供に構ってあげられず、子供は退屈してしまいます。私はそっちの方がかわいそうな気がして、「保育所で同じ歳のお友達と過ごすほうが楽しいのでは?」と思ったんです。

近所の人には、かわいそうと言われましたが、当の子供は、楽しく保育所へ通ってくれたので、結果的には良かったです。

保育園で遊ぶ子供

夫に言われましたが、納得できない

田中達美(50代前半)


子供が4歳の頃、託児所付の仕事に就きました。子供も人見知りもせず、とても楽しそうで、社会性も身についていたと思います。正直、家計も助かりました。

しかしある日、仕事を終えて迎えに行ったら、子供の鼻の辺りが腫れ上がっていました。どうやらシーソーで遊んでいた時に手が滑り、鼻を金属製の持ち手にぶつけてしまったらしいのです。泣きはらした顔をしていましたが、特に病院などにも連れていかず、仕事中だった私にも連絡はありませんでした。

念のため、病院に連れて行き、レントゲンもとりましたが、骨に異常がなく不幸中の幸いでした。私は保育士さん達に対して少し腹立たしい気持ちでしたが、夫が子供の顔を見た後、私に猛抗議したのです。「保育園に行かせるのはかわいそうだから仕事なんかやめてしまえ」と言われました。

夫の言いたいことは分かります。子供の怪我は私も腑に落ちません。でも、私に対して一方的に「仕事をやめろ」は違うと思います。結局仕事はやめず、少し険悪な雰囲気が続きました。

保育園は良いところ!

るうママ(29歳)


保育園に預けた年齢は上の子が3歳の時、下の子は2歳の時です。

保育園に入れることを私の祖父母。子供達からしたら曾祖父母に話しをしたら、「まだ小さいのに可哀想だ」と言われました。けれど保育園に入れないと仕事が出来ません。「そう言うけど、あなた達が見てくれるの?」と正直、思いました。

私は保育園に預けるのを可哀想だとは思わず、逆に良い面もたくさんあると思っています。友達も出来るし、集団行動も学べます。下の子は、オムツが取れるのも早かったです。
保育園は幼稚園に比べて勉強をあまりしないとも言われますが、うちの園は、年長さんになれば、平仮名、足し算なども教えてくれて、小学校入学前に読み書きもある程度できるようになっていましたよ。

選択は色々!専業主婦になったママ・現在は小学生のママの意見

子供の手を引く母の手

保育園をやめて専業主婦になったママ、現在小学生を育児中の働くママの意見をご紹介します。
保育園をかわいそうとは思わないけれど、仕事と育児に関して心境の変化が起こるケースもあります。また、小学生以上でも働くママの悩みは尽きません。

気持ちがどんどん変化しました。

はち(32歳)


育児休暇を取得していたので、子供が1歳になる月から慣らし保育が始まりました。保育園に預ける準備をしている時は、これからの生活リズムに不安はあるものの、子どもと離れることに不安はありませんでした。

ですが、保育園の準備のために義理の実家でミシンを借りてる時に、義母から「これからが可愛い時なのにね」「ちょっとかわいそうね」などと言われるようになりました。義母自身は大きくなってから働けばいいという考えです。実際に保育園に預けはじめたら、その言葉が頭の中で繰り返し流れ、預けるのが辛くなりました。

まだ喋れないし、歩けない子どもです。毎日、預けるたびに母親も求めて泣きます。私も「話せるようになってからの方がいいのでは?」と当初と考えが変わりました。

でも、そうした不安を先生たちは聞いてくれましたし、息子が懐いた先生もいたので心強く、やはり保育園は働くお母さんの味方だな、良いところだなとも思いました。

現在は仕事を辞め、専業主婦で子供を見ています。これは「かわいそう」とかそういう話ではなく、私の心境の変化によるものです。

「小さいからかわいそう」は誤解かも?

もな(30代半ば)


現在は、小学校中学年の母です。0歳で一時保育に定期的に預け始め、1歳半からは正式に保育園に入園しました。「まだまだ甘えたい時期なのにね」「乳離れもまだなのにね」と色々な人によく言われていました。

確かにそういった面もあるのかもしれませんが、今となってはそれは大人が考える理屈で、子供にとっては特に記憶にも残っていないようで、ケロッとしたもんです。保育所育ちは、団結力が凄いです。男女関係なく、今でもとても仲良しです。むしろ、小さいうちは親の方が寂しいのではないでしょうか。

ただ、今も仕事は続けていますが、「授業参観に来て欲しかった」「たまには『おかえり』って言って欲しいなど、子供自身からの要望に応えられないことがあります。これはこれで辛く、小学生になっても働く母の悩みはなかなか尽きません。