赤ちゃんの性別が希望と違った体験談
「元気に生まれてくれればどちらでも良い」というのは間違いのない本音。
しかし、「どちらかというと男の子がいいな」「女の子だと嬉しいかも」と希望を持ってしまうのも仕方のない感情です。
自分の希望と赤ちゃんの性別が違っていたときのママやパパの感想、そしてその後どのように気持ちが変わっていったのかの体験談をご紹介します。
男の子を希望したけれど女の子だった体験談
「赤ちゃんは男の子だと嬉しいな」と思っていたけれど、妊婦健診のエコー検査で女の子だと判明した体験談です。
男の子希望で女の子を妊娠したママの気持ち
ママにとって、男の子は小さい彼氏のようで、甘えん坊の可愛い存在。
一人目が男の子だった場合、一般的には「次は女の子が良いのでは?」と思われがちですが、長男可愛さのあまり「二人目も男の子が欲しい」という願望を持っているケースも実は珍しくありません。
今は女の子も悪くない
ぱるるん(20代前半)
旦那が野球が好きなので一緒に野球をやって欲しいな、ママに甘えて欲しいなと思い、男の子が希望でした。女の子と知った時は正直、残念でしたが「産まれてくるまで分からない」と望みは捨てていませんでした。
でも、1人目が女の子だと楽だよ、女の子だとママと同じ格好が出来るよと先輩ママさんからの助言もあって、いつの間にか女の子も悪くないなと思えるようになりました。
無事に産まれてきたのは娘で、もうすぐ1歳になりますが、今は女の子で良かったなという気持ちでいっぱいです。旦那もメロメロで仕事から真っ直ぐ家に帰ってきて娘と遊んでくれ、とても大助かりです。1人目なのにすごく育てやすいのは、やっぱり女の子だからかなって思ってます。
生まれてきたら、性別なんて関係なかった
広田亜紀(40歳)
男の子を希望していましたが、実際は女の子でした。理由は上の子が男の子だったからです。初めての子で本当に可愛かったので「男の子だからこんなに可愛いんだ」と思い込んでいた部分もあったと思います。それもあって男2人兄弟で遊んだりする姿は相当可愛いだろうと想像していたんです。
しかし、妊娠6か月の時に聞いてもないのに先生から「女の子だね」と言われた時にはちょっとショックを受けちゃいました。エコーの性別判断は100%じゃないかもしれないって出産まで微かな望みを持ってました。
でも、そんな気持ちは生まれた瞬間になくなってしまいました。顔も上の子そっくりだったし、小さくて小さくて。退院してからは家の中がピンクな物でいっぱいになっていくのを見ると、自分まで若返ったような気分になったりもして「女の子で良かったなあ」って思いました。
長女はもう6歳。口達者でイラッとすることも多いですが、女の子で良かったです。男連中には分からないような可愛い買い物も2人で出来るし、料理を教えてあげると大喜びしてくれます。でも、女の子の方が成長が早いって聞くので、私から離れていくのも早いのかなって思うと、ちょっと寂しいですね。
上の子が女の子だったので気づいたら…
春奈(24歳)
希望していた性別は男の子でした。なぜ男の子を希望していたかというと、1人目が女の子だったからです。
一人目の時は夫婦で「どっちでも良い」という感じだったのに、二人目のときは「次は男の子がいいね」と口に出しちゃったんですよね。言葉にすることで、夫婦で男の子を希望する気持ちが強くなったんだと思います。
実際に「女の子ですね」と性別を聞いた時は少しはがっかりしました。でも、「また1人家族が増えるなら」と自分に言い聞かせました。お腹の中で頑張ってる赤ちゃんの気持ちを考えたら自分の希望などどうでもよくなり、女の子にしてあげることは何だろうと考えるのが楽しくなってきました。
今生まれてきた子供は10カ月です。赤ちゃんの顔をみたり、笑いかけてくれると、欲張りな考えだったなと反省します。より一層我が家が華やかになって女の子でもよかったなと思います。
こればかりは選べないですよね
ちさ(30代前半)
主人ともに男の子を希望していましたが、実際は女の子でした。主人は2人兄弟の長男です。弟の方が先に結婚しており、子供が2人います。2人とも女の子です。弟夫婦は3人目は考えていないそうで、あとは私たち夫婦が男の子を産まないと、主人の姓が途絶えてしまうので、男の子を希望していました。
とはいっても、希望通りに絶対いくわけではないことはわかっていましたが、実際女の子と知ったときは、正直複雑な気持ちになってしまいました。気持ちを切り替えるために、女の子を産んで良かったと思っている人の話を聞いたり、ネットで体験談などを調べたりしました。娘と友人みたいに買い物に出かけたり、色んな話をして楽しんでいる話を聞いて、女の子でも良かったかなと思うようになりました。
今はまだ、娘は産まれたばかりですが、女の子でよかったと思っています。将来結婚をして家を出て行ってしまうことを思うと寂しいですが、女の子は男の子よりも実家に顔を出してくれると思うので、そこに期待したいと思います。
男の子を希望していたパパの気持ち
生まれ育った環境や趣味・趣向も当然ありますが、一般的にはママは女の子、パパは男の子というように、親は自分と同性の子供を欲しがるケースが多いという民間企業のアンケート調査があります。
また、現在では少なくなりましたが、「家業を継いでもらいたい」「苗字を絶やさないでほしい」などの気持ちから、男の子を望むケースもあります。
今では娘のために仕事をしています
しんどん(29歳)
男の子を希望していましたが、生まれてきた子は2人とも女の子でした。
我が家は古い家柄であり、先祖代々続く商店を家業として営んでいます。200年近く受け継いできた仕事で、その地域ではそれなりに名前も知られています。当然、妻の妊娠が発覚すると周囲から跡取りの期待が高まります。
私自身今の仕事に誇りを持っており、子供にも受け継いでいってほしいと願っていました。しかし、できた子供は2人とも女の子。子供に罪はないのですが、家業の方はどうするべきか悩んでしまいました。
ですが、しだいに妻に似て笑顔がかわいい二人の娘に夢中になってしまいました。
現在、娘たちはそれぞれ4歳と2歳になりました。家のことを残念に思う気持ちはありますが、なるようになると考え、今は二人の娘のために仕事をしようと心に誓っています。
男同士の世界への憧れが原因
佐々木務(30代前半)
男親として、希望していた性別は男の子です。私はマラソンをしており、毎年開かれるマラソン大会に参加しています。
男の子だったら一緒にランニング、ジョギングができます。息子が成長していくにつれて、自分を超える…みたいな展開に憧れていたんですね。あと地域で開かれる駅伝大会で、親子でタスキリレーをできたらいいなぁなんて夢見てたんです。
でも、生まれてみると、女の子は可愛いです。優しい子に育ってほしいなと思います。
気が早いのですが、嫁に出す際には、旦那になる人に一度はマラソンを完走してほしいと思っています。きつくても頑張ってくれる人にもらってほしいと父親として願っています。
女の子を希望したけれど男の子だった体験談
「女の子が欲しいな」と希望していたけれど、赤ちゃんが男の子だった体験談です。
『一姫二太郎』という言葉があるように、女の子の赤ちゃんは男の子に比べて体が丈夫で、言葉の理解も早いので、育てやすいと言われています。
はじめての出産の場合は、子育てへの不安もあり、「できるなら女の子だと助かるかも…」と考えている方も多いのではないでしょうか。
女の子希望で男の子を妊娠したママの気持ち
自分と同じ性別の女の子は、ママにとって理解しやすい存在です。
しかし、「男の子の赤ちゃん」「小さな男の子」というのは、多くの女性にとっては未知の存在。
もちろん無事生まれてくれるなら良いのだけれど、「どうやって育てたらいいのかな」と育児への不安が少し強くなってしまうようです。
不妊治療の末の赤ちゃんの性別
千田千代(32歳)
希望していたのは女の子でした。自分自身が男兄弟の中で育ち、ずっと姉妹に憧れていたからです。
25歳で結婚してすぐに子どもがほしかったのですが、なかなか授かる事が出来ず悲嘆にくれていました。不妊治療を6年続けてやっと授かることが出来た子が男の子だと知ったときは複雑な心境で言葉が出ませんでした。6年もかかったから次に期待するという訳にもいかない、でもやっぱり女の子がよかったという思いは捨てきれませんでした。
ですが、母から「男の子は甘えん坊でとても可愛いわよ」と言われ実際に産まれてくると愛おしくて堪らない存在でした。今子どもは1歳になったところですが、もうこの子以外に考えられないくらい可愛いです。
可愛らしい女の子の服を見るとこんな服着せたいなぁと寂しく思ってしまう事もありますが、今はこの子が産まれてきてくれて感謝の気持ちで一杯です。
結果どっちでも幸せ
かなっぺん(20代後半)
待望の赤ちゃんを授かり、妊娠前から女の子がいいねと主人と話していましたが、健診で男の子というのが分かり、ショックだったのを覚えています。
というのも、主人側の甥っ子がとにかくやんちゃで、主人が苦手としていたからです。甥っ子のようになったらどうしよう主人は相当ショックを受けていました。しかし、健診に毎回付き添ってもらい、成長して行く息子のエコー画像を見る度に、主人は可愛くて仕方なくなってしまったそうです。
私も一生懸命手足をジタバタさせてる姿を見ると愛おしくて仕方がありませんでした。もうすぐ1歳を迎えますが、元気に成長し、主人も私も親バカと言われるほど、可愛がっています。男の子でも女の子でも産まれてきてくれれば、それだけで幸せです。
女の子を希望していた夫だが…
まりもん(20代後半)
主人が「女の子がいい」とずっと言っていたので、男の子だったらあまり可愛がって貰えないのではという心配がありました。5ヶ月目に男の子だと性別が判明したときは、妊娠中のマイナス思考もあり、主人の反応が気になりました。
しかし、主人はお腹の中で一生懸命育ってくれているわが子に愛情が湧いていたので、「男の子だったね」と笑っただけで、特にガッカリする様子は見せませんでした。切り替えも早く、性別が分かってからは男の子用の洋服などを揃えることがとても楽しかったです。
生後5ヶ月ですが、性別は関係なくわが子はとても可愛くて、何で女の子がいいなんて言っていたのだろうと今では思います。女の子のようにお揃いの洋服はなかなか着れませんが、小さい彼氏が出来たみたいで私もとても嬉しいです。
年子で男の子二人を授かりました
たまこ(20代後半)
うちは年子の男の子二人います。希望は実は一人目の時も二人目の時も女の子でした。旦那が特に女の子が生まれたら「大きくなったらパパと結婚する!」と言われてみたいなどと、女の子を物凄く希望していたので、そんな旦那の姿を見ていると私も女の子が欲しくなりました。
ですが、結果は男の子でした。正直、旦那はがっかりしたと思いますが「元気に生まれてくればそれで良い!」と言ってくれました。実際生まれた子供を見ると「もう可愛くて可愛くてどちらでもいい!」と言ってくれます。
ママ友の話によると「男の子は単純で可愛いよ。女は生まれた時から女だからね」とのこと。確かに単純で可愛いうちの男の子二人を見ると、我が家はこれでよかったかなとも思います。
今では溺愛です
ひよこん(30代後半)
私はもともと小さい男の子の扱いがかなり苦手で、「子どもは絶対女の子」と結婚する前から思っていました。そして結婚し、妊娠出産。一人目は希望通り女の子でとても嬉しかったです。二人目を妊娠した時も女の子がいいと思い、姉妹に憧れを寄せていました。
もちろん男の子の可能性もあるのは理解していました。「男だったらどうやって育てたらいいのかな…」と悩んでしまいそうだったので、妊娠中は性別を聞かないことに決めました。
しかし、エコー担当の先生がまさかの不意打ちで「男の子ですよー」と教えてくれたのです。「まだ心の準備が…」と戸惑いましたね。でも、こればかりはどうしようもないと思い、臨月には「元気だったらそれでよし」とポジティブに考えることにしました。
幸い無事に元気な男の子が産まれました。その息子も今では大きくなり、生まれる前はあんなに不安だった男の子なのにもかかわらず、今ではめちゃくちゃかわいいです。我が子ならやっぱり男女関係なくかわいいです!
念願の3人目で「女の子!」と思いきや…
あっきー(30代前半)
子供は3人います。1人目は「男の子」(単純にうれしかった!)。2人目も「男の子」(まあ、良いよね!)。そして、いよいよ3人目を妊娠。先生からは事前に「男の子」だと言われていたのですが、出産当日「○○さん(私の苗字)女の子でーす!」との看護師さんの声が聞こえました。
「うそ~!?やったー」みたいなテンションになり、覚えていないのですが多分言葉も口から出ていたかと思います。長男次男ともハイタッチをし喜びを分かち合っていると、先ほどの看護師さんから「○○さん。その○○さんじゃないです!」との返答が。
なんと実は同じ名字の別の妊婦さんから産まれたお子さんが「女の子」だったのです(苦笑)親族からは「何はしゃいでるの?」と半分呆れ顔で、注意されちゃいました。
「一人くらい女の子」という願望が咄嗟に口からちゃったんですね。でも、3人の男の子のママで今は良かったと思ってます。
おソロコーデの夢は消えたけど
一姫二太郎子(42歳)
上の子が5歳になって授かった二人目の子供だったので、長女も妹か弟ができることをとても楽しみにしていました。私自身は女姉妹で育ったので、二人目も女の子が産まれてくると思い込んでいたところもあり、6歳違いの姉妹になったらおソロコーデをさせようと妊娠中にすでに妄想していました。
しかし、妊娠6か月のエコー検査では、「男の子」だとの診断が!思わず産婦人科の先生に何度も確認してしまいました。
今まで、次の子のためにとっておいた可愛いワンピースやおくるみは行き場を失い、長女とおソロコーデをする夢も消えてしまい、内心ショックを受けて数日落ち込みました。
それでもエコーを見てお腹の中で元気に動いている赤ちゃんを見ると、男の子でも元気に生まれてきてくれればと楽しみと気持ちを切り替えられました。
現在長男は8歳になりましたが、元気過ぎるくらい元気な男の子です。長女と年が離れているので、いつまでも可愛いいままです。
女の子だと思い込んでいました
斎藤ななみ(30代前半)
妊娠を知った時は、勝手に女の子が産まれるものだと決めつけていました。なぜなら、私の家系はとにかく女の子ばかりが産まれるのです。旦那さんの家系も第一子は女の子で、旦那さんの兄弟の子供も女の子ばかりでした。
だから、妊娠5ヶ月に受けたエコー検査で先生に「男の子ですね!」と宣言されるまで、まさか自分が男の子を妊娠するなんて思ってもいませんでした。
女の子用の可愛い赤ちゃんグッズをいっぱい買う気満々だったので、一気にテンションが下がりました。
でも、今思うと女の子用品は魅力的過ぎて、きっと散財してしまっていたと思います。昔にくらべ、男の子の服も充実してきつつあるので、息子と親子でペアルックなども楽しめているので、不満はありません!
女の子を希望していたパパの気持ち
佐藤一樹(30代)
一人目が男の子だったので、次は女の子が良いなと思ってました。可愛いし、優しそうでいいな~という憧れです。
あと、自分には兄がいるのですが、子供の頃からあまり仲が良くなく、いつも喧嘩ばかり。「兄弟」というものに良いイメージがなかったのも影響していたと思います。
妻から男だと聞かされた時は、ちょっとドキッとしました。でも、すぐに自分の息子(長男)の顔が思い浮かび、「兄弟も色々だからな」と気持ちを切り替えられました。
我が家の長男と次男は2歳差なので、一緒に遊べます。時には喧嘩もしますが、長男が次男の面倒をみようと頑張ったり、次男は次男で長男の真似をして、どちらも可愛いです。このまま仲良く育ってほしいです。
男の子の子育てはこんなところが面白い!
男の子の育児の楽しいところ、面白いところを簡単にご紹介します。
- 単純だがそこが可愛い
- 男らしく振舞おうとする姿が微笑ましい
- ママは新鮮な体験ができる(虫や車などに詳しくなれる!)
- パパは自分の体験や経験を伝えていける
- お友達関係で悩むことが少ない
- 大きくなると頼もしい存在
女の子の子育てはこんなところが楽しい!
女の子の育児の楽しいところをご紹介します。
- 可愛い洋服を着せて楽しめる
- おしゃべりが上手
- お世話好きで、積極的にお手伝いしてくれる
- パパが溺愛しやすい
性別にこだわらず、新しい家族との時間を想像しよう
男の子は、単純で可愛い。いつまでもママ大好きで甘えん坊。
女の子は育てやすい。大きくなっても遊びに来てくれる。
子供の性別の話をすると、こうした多く聞かれますが、あくまで傾向の一つに過ぎません。当たり前ですが、生まれてくる赤ちゃんの気質は十人十色で、どう育つかなんて誰にもわかりません。
「生まれてくれば男でも女でも可愛くてたまらない!」というママやパパが大多数です。性別にショックを受けたことに過度に罪悪感を抱いたり、「ちゃんと愛せるのかな…」と心配する必要もありません!
「男の子でも家事は徹底的に仕込もう!」「女の子もアクティブに!毎年キャンプに行く!」など、新しい家族との時間を想像してみましょう。今までの想像とは違った楽しみが見つかるはずです。