二人目育児がつらいとき

二人目育児を楽しく乗り切るためのポイント7選

二人目育児がつらいと悩んでいませんか?年の近い子供二人のお世話にストレスを抱えるのは無理のないことですし、上の子の赤ちゃん返りにイライラすることもあるでしょう。寝かしつけやお風呂の負担を軽減する方法、外出時の便利グッズを紹介。もちろん、旦那さんにも協力を求めましょう!

二人目育児を楽しく乗り切るためのポイント7選

二人目育児のストレスとは?

育児は子供一人でも大変ですが、二人目が生まれたとなれば、毎日が修羅場のような日々です。ストレスとなることは数多くあり、一人目の2倍どころか、3倍、4倍たいへんに感じる方もいるでしょう。

世の中の二人目育児をしている人が特に大変だと感じていることを挙げてみました。

寝かしつけに苦労する

子供は同じ時間に眠くなるわけではありません。二人いれば、当然寝かしつけがスムーズに行える確率も低くなります。一人が寝たと思ったら一人が泣いて、その声で寝た子が起きてしまう。そうした繰り返しにイライラすることもあるでしょう。

子供が一人であれば、寝るまで抱っこをしてあげたり、添い寝をして時には一緒に寝落ちしてしまうこともできましたが、二人目育児となれば寝かしつけの際にそんな余裕はありません。

また、親が「今日こそ早く寝かしつけるぞ!」と気合を入れて臨んだ時に限って、子供達がハイテンションになり目が冴えて全く寝ないのも「二人目育児あるある」です。子供は親が焦っていることを敏感に察知し、普段と違う様子に興奮してしまうのでしょう。

お風呂で温まる余裕がない

赤ちゃんの頭を洗う

お風呂に入るときは、「パパと子供たちが一緒に入り、ママが赤ちゃんを着替えさせる、その後下の子も出てくるといった流れ」が理想的です(パパとママは逆でもOK)。しかし、子供たちを寝かせる時間を考慮すると、大人1人でお風呂に入れないといけないご家庭もいるでしょう。

乳幼児二人を大人一人でお風呂に入れる場合、たとえ寒い季節であっても、大人がゆっくり温まることはほぼ不可能です。子供は数センチの湯舟でも溺れることがあるので、一瞬たりとも目を離すわけにはいかず、神経が休まりません。

また、洋服を脱がせることから始まり、体と髪を洗う、パジャマを着せる、髪の毛を乾かすなど、行程が多いのもストレスになる原因です。

一人を待たせておくことができれば少しは楽になりますが、外で待たせると泣き出したり、湯舟で待たせるとのぼせてしまったり、なかなか思い通りにならないのが二人目育児のお風呂事情です。

上の子の赤ちゃん返り

赤ちゃん返りで泣く幼児

上の子の「赤ちゃん返り」は二人目育児の最大のストレスと言っても過言ではないでしょう。それまではパパやママを独占していたのに、下の子が生まれて親の意識が小さい赤ちゃんにばかり向いているような気がして、自分も赤ちゃんみたいに甘えるようになります。

赤ちゃん返りにも度合いがありますが、ちょっとしたことで不機嫌になって泣き始めたり、駄々をこねて困らせたり、下の子に意地悪をしてしまう場合もあります。

特に上の子が幼稚園に通い出す時期など、環境の変化も重なると、赤ちゃん返りになることが多いです。自分で出来ていたことを急にやらなくなったり、逆に出来ないことを「自分でやる!」と言い張ったりします。

二人を連れての外出はひと苦労

幼児二人を連れて外出

乳幼児二人を連れて買い物に出かけた場合、一人で買い物に行く時間の倍はかかります。しかも、赤ちゃんがいるので荷物も多くなります。

上の子がお店の中で走り回ったり、駄々をこねているうちに、下の子が泣き止まなくなるなどの事態に見舞われると、短時間の外出で精神的に参ってしまいます。

お母さんの疲労

産後のお母さんはホルモンバランスが崩れており、自律神経も乱れがちです。さらに睡眠不足や疲労で、ストレスを感じやすい状態にあります。精神的に不安定な状態のまま二人目育児が始まり、様々な困難に襲われるとなれば、ストレスがマックスに達します。

子供が一人だけの場合は幼稚園などに行っている間に一人の時間が確保できます。また親などに預ける場合も頼みやすいので、自分だけの時間を設けてストレスを解消することもできました。しかし、二人目育児となれば、なかなか難しくなります。

「育児ノイローゼ」「産後うつ」につながる可能性があるので、できるだけストレスを溜めないよう対処しましょう。

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二人目育児の悩みを解消する7つのポイント

「二人目育児はストレスが溜まっても仕方がない」と諦める必要はありません。ストレスの原因を作らないように、できるだけ対処し、少しでも精神的な余裕を確保しましょう。

1.寝かしつけは二人で行う

幼い兄弟が並んで眠る

寝かしつけは一人で二人同時に行うと大変なので、夫婦それぞれが一人ずつ担当します。お母さんが片方を寝かしつけている間に、「お父さんも寝かしつけ成功!」なら1番ラッキーです。たとえ、どちらから上手くいかなくても、二人同時に寝かしつけを行わないだけ楽になります。

旦那さんがいない場合はとりあえず下の子から

二人同時に寝かしつけをするのではなく、順番に行うのがポイントです。二人目育児のコツは、下の子にお母さんを取られてしまったと感じている上の子の気持ちを考慮してあげることです。生活リズムは下の子に合わせるのではなく、できる限り上の子に合わせた方が、親の方もストレスになりません。

上の子に「〇〇ちゃん寝かしつけするの手伝って」とお願いしたり、下の子を真ん中にして川の字になり小さな声で上の子とお喋りしたり、寝かしつけ~その後はお母さんを独り占めできる時間にしましょう。

2.お風呂の効率化を図ろう!妥協もOK

着替えの準備はしっかり

パジャマに着替える幼児

お風呂に入る前には、あらかじめパジャマの準備をしておきましょう。ただ置いておくだけではなく。着る順番に置いておけばスムーズに着替えができます。赤ちゃんの服は、肌着とロンパースの袖も重ねておきましょう。

一人でお風呂に入れる際の手順

手順としては

  • 脱衣所で下の子を待たせる
  • まずは上の子とお母さんが入って上の子を洗う
  • 上の子を湯船に浸からせる
  • 下の子を浴室に入れて洗う

がおすすめです。寒い季節の場合は脱衣所を暖かくしておくと安心です。

お母さんはその後ササっと済ませるか、もしくは子供達が寝てから、お父さんにまかせてゆっくりと入っても良いでしょう。

お風呂で役立つ便利グッズ

ベビーチェアに座ろうとする赤ちゃん

下の子を脱衣所で待たせる時に役立つのが「バウンザー」「ローチェアー」です。お気に入りのおもちゃに触れるようにしておけば時間が稼げます。

浴室内で座らせておく時に役立つのがお風呂で使える「ベビーチェア」です。入浴している間中ずっと抱っこしているわけにもいかないので、お母さんが手を使いたい時には座らせておきましょう。

お母さんの便利グッズとして重宝するのが「バスローブ」です。裸のまま子供の着替えをすると身体が冷えてしまうので、サッと羽織って入浴後の子供のケアをすることができます。

お風呂は1日おきでもOK

お風呂は二人目育児でも特に大変な部分です。特に保育園に子供二人を預けているような共働き家庭は、帰宅から就寝までの間にあまり余裕がありません。「ご飯食べさせないと!お風呂入れないと!」と思うと、ストレスになりますので、妥協も必要です。

  • お風呂は1日おきにする。
  • 平日は湯船ではなく、シャワーで済ませる。

などの方法を検討してみてください。

赤ちゃんの体重次第では、ベビーバスは生後6カ月ぐらいまで使えます。疲れている日は、上の子はシャワーのみにし、下の子はベビーバスを活用するという選択肢もあります。

また、毎日しっかり汚れを落とそうとするのではなく、湯船につかったら汚れはある程度落ちているものと考えましょう。お尻やわき、首筋など、汚れや汗のひどくなりやすい場所を中心に洗えば大丈夫です。

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3.まわりの人に頼る

一人で育児を抱え込む女性

育児は一人で行うものではありません。むしろ大勢で協力してした方が子供にとっても良い影響を与えてくれます。

旦那さんに頼るのはもちろんのこと、両親や兄弟姉妹など、自分がストレスに感じることなく頼れる人には遠慮なく頼りましょう。同じ年頃の子どもを持つ、気の合うママ友も頼りになる存在です。子供同士がうまく遊べるなら、少しの時間でも手が離れてお互いに助かるでしょう。

産後ヘルパーを利用する方法もあり

家事や育児の手伝いをしてくれる「産後ヘルパー」というサービスがあります。家事全般から子供のお世話まで、自宅に来てサポートしてくれますが、ほとんどが子育て経験のある女性なので、悩みを相談したりと、精神的にも頼れます。れます。

産後ヘルパーは民間企業に依頼することもできますが、自治体によっては育児支援の一環で産後ヘルパーの派遣を低価格で行っています。

産後ヘルパーのサービス内容~民間と自治体どっちがお得?
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4.育児の便利グッズを活用する

二人乗りバギー

年子などの場合は、外出時には二人乗り用のバギー(ベビーカー)を利用するのも対策となります。

また、上の子が立ってしっかり歩ける年齢なら、バギーにバギーボード(ベビーカーステップ)と呼ばれる板をつけると、上の子はそこに乗れるので、楽しんでおでかけできるという声も聞かれます。

また、最近は日本でもハーネスを利用している人を見かけるようになりました。中には抵抗があるという人もいますが、可愛らしいぬいぐるみが付いた商品もあります。上の子が迷子になったり、急に飛び出したりしないために使用を検討してみましょう。

5.夫婦で協力する

夫婦で育児協力

日本はまだまだ「子育ては奥さんにお任せ」という男性も少なくありません。また女性の方も「毎日仕事で忙しいのに子供の世話を頼んだら悪い」と言う人がいます。しかし、一人で頑張り過ぎて身体を壊したら元も子もありません。

積極的に手伝ってくれる旦那さんには遠慮なく頼りましょう。あまり参加したいタイプの旦那さんには、二人目育児の大変さや日々感じていることを上手く伝えてみてください。

感情的になって文句を言うのではなく、頼りにしていることを素直に伝えましょう。

6.休めるときは休息優先

二人の子育てに追われる毎日でも、二人同時に寝てくれたり、旦那さんが二人を連れて出かけてくれたりするタイミングが訪れる時があります。そんな貴重な時間にはゆっくり身体を休めてください。

睡眠が1番大切ですが、どうしても読みたい本や観たいDVDがあればゆっくり堪能して気分的にリラックスするのも良いでしょう。

7.家事を頑張り過ぎない

ベッドを片付ける母親

二人目育児の大変さに心が折れてしまう人の多くは、性格的に何でも完璧にこなそうと頑張るタイプです。

しかし、産後の女性はホルモンバランスが乱れていて、心身共に敏感な時期です。通常なら育児をしながら徐々に落ち着きますが、ストレスを抱えていたらその状態がずっと続いてしまいます。

お母さんがいつもイライラしていたり、忙し過ぎて子どもと遊ぶ時間がなかったら子供は楽しくありません。「手抜きは子供のため!」と思えば少しは気が楽になるのではないでしょうか?

一番の難関?上の子への接し方のポイント

二人目育児の最大のストレスは、上の子の「赤ちゃん返り」です。しかし、怒っても解決にはつながりません。

上の子と二人きりで過ごす時間を作る

一人で過ごす上の子

まだ小さくて手がかかる下の子をついつい気にかけてしまうのは仕方ありません。しかし上の子だってまだまだ子供なので、同じように気にかけて欲しい気持ちがあるのです。そんな時は、少しでも上の子と二人だけの時間を作るのがおすすめです。

たまには下の子を誰かに預けて、上の子と手を繋いでお出掛けしたり、膝の上に乗せて絵本を読んであげたりと二人きりで過ごす時間を作りましょう。子供を預けるチャンスがあるなら、迷わず下の子を預けて、上の子の心を満たしてあげてください。

「お兄ちゃんでしょ」「お姉ちゃんなんだから」は禁句

上の子がわがままを言った時に「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」と言うのはおすすめできません。「頑張れ!」という気持ちを込めて「お姉ちゃんなのになんだから出来るでしょ」という場合もありますが、これも逆効果です。

上の子は普段我慢していることを上手く表現できなくて、親を困らせる行動に出ます。しかし親に褒められたり、認められたりすることで自尊心を取り戻すことができます。

言い過ぎたときは「さっきはひどいこと言ってゴメンね」と謝り、褒める時は「さすが〇〇ちゃん!」「〇〇君だって甘えたいよね」と下の子には掛けないような言葉をチョイスして、上の子の自己評価を上げてあげましょう。

なるべく上の子を優先する

上の子が赤ちゃん返りする心理は、親に構って欲しいからです。下の子が産まれて違う環境になったことへの戸惑いや、自分も赤ちゃんのようになればもっと構ってもらえると思っての行動と言えます。

わがままを言ったり駄々をこねたりした時にイラッとしたら、上の子の切ない心理を思い出してください。時には二人きりの時間を設けたり、下の子はまだ食べることができないようなおやつを「内緒だよ」と与えたり、スキンシップを多めにするとお互いが穏やかな気持ちになります。

二人目育児は手を抜きながら大らかな気持ちで

育児は子供一人でも大変ですが、二人目育児となれば、疲労やストレスもかなりのもの。しかし、怒涛の日々が過ぎて、二人とも大きくなれば、大きな喜びがやってきます。無理せず、心に余裕を持てるような育児を目指し、二人目育児の大変な日々を乗り切りましょう。

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