育児・お世話

1歳の誕生日ケーキは簡単手作り

1歳の誕生日ケーキは市販NG?手作りの簡単レシピを紹介!

1歳の誕生日ケーキは市販の手作りどっちが良い?生クリームを食べさせる場合の注意点やアレルギーのある子のケーキ選びを解説。できるなら食べ慣れた材料で作る、手作りケーキがおすすめです。食パン、蒸しパン、ホットケーキに、水きりヨーグルト、お好みの果物やお菓子があれば、簡単に完成します!

1歳の誕生日ケーキをどうする?市販か手作りか迷ったときは?

1歳の誕生日にケーキは食べれる?誕生日のメニューといえば、ケーキは欠かすことができないものですが、1歳の誕生日を迎える頃は、多くの赤ちゃんはまだ離乳食の途中です。生クリームなどでデコレーションされたケーキは食べたことがない子が大半でしょう。

1歳の誕生日ケーキは、市販のものを与えても良いのか。それとも手作りが良いのか。注意点も含めて紹介します。

1歳で市販の誕生日ケーキを食べるときに気を付けたいこと

ちょうど1歳になる赤ちゃんに市販のケーキを食べさせるのは絶対NGという訳ではありません。しかし、アレルギーや消化の負担などの面から気を付けた方がよいこともあります。

食べたことのない食材はアレルギー発症のリスクがあるので注意

市販のケーキの材料としては、多くの場合、卵・小麦粉・牛乳が使われており、この3つは0歳児の3大アレルゲンです。しかし、これまで離乳食を進めてきて赤ちゃんにそれらのアレルギーがないのならケーキを食べさせることは可能です。

ただし、チョコレートなど、初めて食べさせるものがケーキに含まれている場合は、その物質にアレルギー反応を起こす恐れがあります。また、ホイップクリームは動物性のものは「乳」原料ですが、植物性のものはコーン油、大豆油など植物性油脂が原料で、添加物も多めです。

植物性油脂のホイップクリームは「生クリーム」とは記載できませんので、商品選びの参考にしてください。

脂肪や砂糖が多いので量は少な目、生クリームは削ぎ落した方が良い

市販のケーキには、生クリームやスポンジに多量の砂糖が使われています。生クリームは脂肪分も多いので、消化不良などを起こす可能性もあり、摂取する量は控えめが原則です。

ホールケーキは小さく切り分けたうえで、クリームはバターナイフなどで剥がして、薄く塗っているだけの状態にした方が良いでしょう。

市販ケーキを購入するならファーストバースデイ&アレルギー対応ケーキがおすすめ

1歳の誕生日ケーキを購入する場合、お店に直接相談するのがおすすめです。甘さを控えめにしてもらったり、食べられない果物を抜いてもらったりできます。

ネット通販でもファーストバースデイ用の乳幼児向けケーキは販売されています。脂肪や砂糖少なめの生クリームを使っていることもあれば、ヨーグルトクリームで代用しているもの、原材料の産地を県単位で記しているものなど、種類は豊富で安全性へのこだわりが伺えます。

アレルギーのある子向けに、卵を使わなかったり、豆乳クリームを使用した誕生日ケーキもありますので、市販のケーキを注文したい方は1度探してみましょう。

ファーストバースデイ用の手作りケーキは簡単に作れる!

普段、お菓子作りをしない方でも、赤ちゃん向けケーキは簡単に作れます。むしろ、普通のケーキを作るよりも簡単ですし、お金もかかりませんから、できるだけ手作りすることをおすすめします。

スポンジを焼く必要はなく、食べ慣れた蒸しパンやホットケーキで安心

ケーキを手作りするといっても、オーブンでスポンジと焼く必要はありません。赤ちゃん用のケーキの土台は、食パンの白い部分や蒸しパン、ホットケーキを使用します。

普段から食べさせているものを組み合わせるだけなので、アレルギー反応を起こしたり、体調を崩す心配もありません。

乳幼児向け「手作りケーキセット」もあるので上手に活用しよう

乳幼児向けケーキが簡単に作れるセットも、ピジョンなどの大手育児メーカーから発売されています。ドラッグストアのベビーフードのコーナーや赤ちゃん用品店などで取り扱いがあるはずです。

蒸しパン型のスポンジをレンジで簡単に作れて、ホイップクリームミックスに牛乳を混ぜればデコレーション用のクリームも完成します。時間がない方でも、とことん簡単にケーキが作れるはずです。

1歳の誕生日ケーキを手作りする方法

1歳の誕生日ケーキは、手作りすることをおすすめします。
材料や作り方のアイデア、そして実際に作ったママたちのレシピをご紹介するので、「お菓子作りに自信がない」という方は参考にしてください!

ケーキ材料~スポンジの代替品とヨーグルト、赤ちゃんの好きな果物やお菓子を用意

ケーキの土台となるスポンジ、デコレーションをするクリームの代わりになる材料はもちろん、赤ちゃんの大好きな果物やお菓子を用意するのを忘れずに!

スポンジ=食パン・蒸しパン・ホットケーキがおすすめ!

赤ちゃん用ケーキのスポンジは、食パン、蒸しパン、ホットケーキが定番です。

食パンは、サンドイッチ用が薄さとしてちょうど良いでしょう。100均などで販売されている丸い型やコップなどで切り抜いて重ねます。卵アレルギーがあるような子も、卵不使用の食パンなら問題ありません。

ホットケーキなら丸く焼いて重ねるだけですし、蒸しパンの場合は丸く焼いたものに、包丁で切り込み入れて、クリームを塗りましょう。アレルギーや好みに応じて、卵なしにしたり、米粉をつかったりもできます。

クリーム=水切りヨーグルトが使いやすい!

赤ちゃん用ケーキのクリームは、水切りヨーグルトが便利です。水切りヨーグルトとは、「ヨーグルトの水を切ったもの」を指します。

キッチンペーパーなどを敷いたザルの上にヨーグルトを置いて、数時間経つと、ヨーグルトの水分が抜けて、クリームチーズのような食感になります。また、酸味も和らぐため、少量の砂糖を加えるだけで、おいしくなります。

他にも、赤ちゃん向けヨーグルトのベビーダノン・プチダノンを使ったレシピも人気です。ヨーグルトと果物や野菜のピュレがついているので、味の変化を楽しめます。

赤ちゃんが好きな果物やお菓子はたくさん用意してOK!

デコレーションには、いちごやバナナなど赤ちゃんの好きな果物を小さくカットして使いましょう。ケーキ=いちごと決めつけず、赤ちゃんがぶどうやメロンが好きなら、メロンケーキ・ぶどうケーキにしても意外に可愛いです。赤ちゃんが普段食べているクッキーやビスケット、たまごポーロなども自由に飾り付けてOKです!「1」の数字がついたろうそくは、100円ショップなどで販売されています。

赤ちゃん向け誕生日ケーキ基本の作り方

1歳の誕生日ケーキにピッタリな水切りヨーグルト使用の手作りケーキの作り方を紹介します。スポンジの代わりはホットケーキ、蒸しパン、食パンなど自由に好きなものを選択してください。

 

1. 水切りヨーグルトを作る

ヨーグルトに砂糖を混ぜ、キッチンペーパーを敷いたザルの上にあけて、冷蔵庫で一晩おく。時間がないときは、キッチンペーパーを敷いたザルの上に水切りヨーグルトを乗せ、そのうえに再度キッチンペーパーを置き、水の入ったビニール袋を重しにして水切りしましょう。

2. スポンジ代わりになるものを作る ※好きなものでOK

  1. ホットケーキを丸く焼く。
  2. 蒸しパンを作り、2~3段に切り分ける。
  3. サンドイッチ用の食パンを丸型などで2~3枚切り抜く。

3. ケーキの土台を作る

食パンやホットケーキ、蒸しパン生地に水きりヨーグルトを塗り、薄くカットしたいちごなどのフルーツを置く。繰り返して、好みの高さの土台を作る。

4. 赤ちゃんの好きな果物やお菓子で飾り付け

水きりヨーグルトで周囲を塗り、フルーツ、たまごボーロやビスケットなどのお菓子、ロウソクで自由に飾り付けます。記念に写真も撮っておきましょう。

1歳の誕生日ケーキを手作りした体験談

水切りヨーグルトdeショートケーキ風

ちびた(23歳)


材料:
食パン1枚半、苺1個、りんご10g、プレーンヨーグルト30g、たまごボーロ適量

作り方:

  1. ヨーグルトは一晩水切り切りする
  2. りんごはレンジでチンして柔らかくする。
  3. パンを丸く切り抜く(100均などで方が販売されています)
  4. パンに水切りしたヨーグルトを塗り、りんごやいちごを挟み、パンを重ねる。
  5. たまごボーロ、苺を、飾り付けして完成。

赤ちゃんが大好きなものだけを詰めて作りました。りんごが食感のアクセントになり、美味しかったようです。

水きりヨーグルトの誕生日ケーキ

しおり(30代後半)


材料:
ホットケーキミックス、卵、水又は粉ミルク、プレーンヨーグルト、いちごやぶどう

作り方:

  1. プレーンヨーグルトを一晩冷蔵庫でカーゼの上にのせ水切りし、クリーム状にします。
  2. ホットケーキミックスに水で溶いた粉ミルク又は水を入れ、、卵と一緒に混ぜます。
  3. フライパン(油のいらないテフロンがおすすめ)でホットケーキをお好みの大きさで2枚焼きます。
  4. ホットケーキに水切りヨーグルトを塗り、間にお好みのフルーツを入れ、まわりも水切りヨーグルトで塗り重ねます。
  5. お子様がお好きな果物とローソクを飾って完成!

ぶどうが大好きな我が子のための誕生日ケーキです。ホットケーキなら大人も食べやすいので、大きめ2枚を焼いて、ホール風にしてみました。

ベビーダノンの1歳ケーキ

南香織(30代前半)


材料:
サンドイッチ用食パン2枚、いちご10個、ベビーダノンいちご味適量、たまごボーロ

作り方:

  1. サンドイッチ用食パンを2枚丸くカットし、ベビーダノンを塗って、重ねます。
  2. 食パンのまわりにベビーダノンを塗り、カットしたいちごで飾り付けます。
  3. たまごボーロで飾り付け、中央にカットしたいちごを乗せて100円均一で買った「1」というロウソクを差し込んで出来上がり!

まだ一歳になったばかりの子なので、生クリームは使わず代わりにベビーダノンのいちご味で作っていきます。いちごが大好きな我が子も喜んでペロリと食べてくれました!

ホットケーキで1歳誕生日ケーキ

ねこ(40代)


材料:
ホットケーキミックス 100g、牛乳 80~100cc(様子を見ながら)、プレーンヨーグルト適量、砂糖 適量、フルーツ

  1. プレーンヨーグルトと砂糖を混ぜて、ザルとキッチンペーパーなどを使い水切りする。冷蔵庫で一晩寝かせると確実です。
  2. ホットケーキを焼き、コップなど丸いもので型をぬく。
  3. 形の整ったホットケーキを、ヨーグルトを挟みながら重ねる。まわりを残ったヨーグルトでぬる。
  4. 最後にボーロやフルーツで飾りつけをして、出来上がり。

まだ離乳食の途中なので、最近食べられるようになったホットケーキをスポンジにしました。

ベビーダノンの誕生日ケーキ

もん(29歳)


材料:
サンドイッチ用食パン3枚、ベビーダノン、いちご、ボーロ

  1. 食パンを丸くきり、中にカットしたイチゴを挟みベビーダノンを塗ります。
  2. 食パンのうえと、まわりにベビーダノンを塗ります。
  3. イチゴとボーロで飾り付けて完成です。

生クリームは一歳前だと不安だったので、普段食べているベビーダノンで代用しました。まわりにはスティック型のお菓氏など、赤ちゃんの好きなお菓子ならなんでもよいと思います!

1歳の誕生日ケーキはぜひ手作りで!

1歳の誕生日ケーキは、簡単に作れます。市販のケーキを絶対に食べさせてはいけないという訳ではありませんが、誕生日に食べ慣れていないものを食べて、体調を崩すのは避けたいところ。赤ちゃんが食べ慣れている食材を使ったケーキなら、そうした心配とは無縁でいられます。
例えば誕生日ケーキの定番といえば、いちごのケーキですが、赤ちゃんの中にはいちごにアレルギーがあったり、いちごはあまり好きではないという子もいるでしょう。そんな赤ちゃんには、いちごなしのたまごボーロケーキやバナナケーキを作ってあげましょう。

赤ちゃんが好きな果物やお菓子を使って、オリジナルの誕生日ケーキ作りにぜひチャレンジしてみてください!