1歳のお誕生日はスペシャルな1日!簡単豪華な誕生日メニューをご紹介
大切な我が子の1歳のお誕生日。産まれてから1歳の誕生日を迎えるまで、毎日本当に目まぐるしい日々を送ってきたからこそ、感慨深い節目となりますよね。
首も座っていない赤ちゃんが、よちよち歩きをし始めるのですから、たくさんの成長が見られたとても濃い1年だったと思います。
さて、大切な我が子の1歳のお誕生日をどのようにお祝いしますか?スペシャルな1日を演出するためには、やっぱり「お祝いごはん」が必要不可欠!ということで今回は、忙しいお父さん・お母さんでも簡単に作られるような【1歳誕生日メニュー】をご紹介します。
誕生日メニューを作るときのポイントや、限られた食材の中で作ることができるとっておきのレシピをまとめてみました。ぜひ、参考にしてくださいね。
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子供の1歳のお誕生日☆現役ママ達の理想と現実
大切な我が子の1歳のお誕生日は、お父さん・お母さんにとって特別な1日でしょう。
1ヶ月も前からどのように準備を進めていこうか、夫婦で相談し合ったり、色々な本やインターネットで情報集めをしているという人も多いはずです。
「子供の1歳のお誕生日には、○○をしてあげたい!」「手作りの○○を作ってあげたい」などと、パパとママの頭の中では理想の誕生日パーティーの様子が思い描かれているのではないでしょうか?
ですが、残念なことにそこに立ちはだかるは理想と現実の壁…。理想と現実の差で一番多かったのが【お誕生日メニュー】にまつわるものでした。いったい、どのような理想と現実のギャップがあったのでしょうか?
我が子の1歳のお誕生日!理想はこんな感じ
- 手作りの離乳食プレートを作ってあげたい
- キャラクターご飯で子供を喜ばせたい
- 食べられる食材が限られているけれど、華やかなお祝いメニューを作りたい
- 手作りにこだわりたい
- 子供がモリモリ食べてくれる、お誕生日メニューを作りたい
理想は、自分が作った華やかで可愛らしいお誕生日メニューを、子供がモリモリ食べてくれること!ですが、残念なことに現実は違う場合が多いようです。
我が子の1歳のお誕生日!現実はこんな感じ
- とりあえず、ぐちゃぐちゃになった(笑)
- うまく作れなくて、何のキャラクターか分からない(笑)
- せっかく作ったのに食べない!(怒)
- いつもと変わらない、普通のご飯になってしまった…(涙)
- イメージしていた離乳食ケーキが出来なかった(涙)
うーん、やる気と気合だけではなかなか理想のお誕生日メニューは難しいのか…。
自分で作ってみたいお誕生日メニューがあるのにうまく作れなかったり、頑張って作った料理がお子さまの口に合わないと、正直落ち込んでしまいますよね。
理想的なお誕生日メニューに近づけるためには、綿密な準備が必要だと覚えておきましょう。
1歳のお誕生日に見た目にも楽しいキラキラごはんで失敗しない3ヶ条
記念すべき1歳のお誕生日ですから、普段のメニューと差を付けて、お祝いモード全開にしたいものですが、でもこれがなかなか難しい!
そこで詳しいレシピをご紹介する前に、1歳誕生日メニューを作るときのポイントをまとめてみました。
Point1.大前提!子供が食べやすいこと
我が子の1歳の誕生日メニューを作るとなると、自然と気合が入ってしまいますよね?
ですが、1歳になったからといって急に今までうまく使えなかったスプーンやフォークが完璧に使えるようになるわけではありません。
まだこの時期は、お行儀よくすることは難しいですし、むしろ手づかみでバクバク食べてくれた方が順調な成長過程だと言えるかもしれません。
1歳の誕生日メニューは、思いっきり自分で食べられるようなメニューにしてあげましょう。
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赤ちゃんへの離乳食の食べさせ方、実はコツがあるって知っていましたか?まずは離乳食を始める際の順番を知って、赤ちゃんのペースに合わせて楽しいごはんタイムを心がけてくださいね。
Point2.初めての食材を無理に食べさせない
「記念すべき1歳の誕生日だし、生クリームデビューしてみよう!」「記念して、新しい食べ物を食べさせてあげよう」というお父さん・お母さんの気持ちも分かります。ですが、赤ちゃんにとってはただの迷惑な話になってしまうかもしれません…?
まだ1歳は離乳期なので、新たにチャレンジする食材は引き続き油断せず赤ちゃんに無理がないか、アレルギーは出ないか確かめながら食べさせていく必要があります。
離乳食の本来の進め方として初めて食べる食材は最初少量から試していき、そこから少しずつ与える量を増やしていくのですが、お祝いの日はついつい初めての食材を与えすぎてしまう可能性もゼロではありません。
1歳の誕生日メニューは、子供にも思いっきり食べて欲しいですから、初めての食材ではなく食べ慣れた食材でお祝いメニューを作ってあげると安心ですね。
Point3.目で楽しませるなら彩り華やかに
1歳のお誕生日をお祝いするスペシャルな1日は、いつもと違うスペシャルな雰囲気の食事メニューを揃えましょう。お祝いムードを出すためには、華やかで鮮やかな彩りを意識することが大切です。食べて美味しいのはもちろん、見た目でも楽しめるような工夫をすることが大切です。
色の濃い野菜や果物、卵がオススメ!
白いご飯や茶色のお肉などが必ず入ってくると思いますので、野菜や果物は色の濃いものを選んでいきましょう。
・赤:トマト・イチゴ
・緑:ほうれん草・ブロッコリー・きゅうり・小松菜・アスパラ・グリンピース
・黄色:かぼちゃ・卵の黄身・チーズ
・オレンジ:みかん・ニンジン
鮮やかな色が出る野菜や果物などを組み合わせれば、見た目が格段に華やかになって、お祝いムードが出てくるはずです。
Point4.食欲アップ!好きなキャラクターメニュー
普段から食が細い子もいるでしょう。せっかく作ったのに、子供に食べてもらえないと悲しい気持ちになってしまうのも理解できます。
0歳と4歳の現役ママである私も、何度もこの気持ちを味わったことか…。せっかくのお誕生日会なのに、主役である子供が美味しそうに食べてくれないと、悲しくなってしまいます。
食べるものの見た目にとても敏感な子供の食欲アップは、大好きなキャラクターをモチーフにした「お誕生日離乳食プレート」を作ることである程度コントロールできますよ。手間はかかりますが、子供の喜ぶ顔を思い浮かべて作ってみませんか?
1歳誕生日メニューのコツ☆ワンプレート編
1歳のお誕生日メニューは普段の離乳食をどうアレンジすれば子供本人も食べやすく、見た目も良くなるでしょうか?ワンプレートにまとめるときの工夫をご紹介します。
手先が不器用でもOK!ワンプレートを彩るヒント
見た目華やかなお誕生日メニューは手間ひまかけないと出来上がらないなんてことはありません。「1歳のお誕生日を盛大にお祝いしてあげたい!でも、あんまり時間もない」というお父さん・お母さんは、手間と時間を節約する代わりにちょっとの工夫をプラス。きっと子供が喜ぶお誕生日プレートが出来上がりますよ!
いつものメニューもかわいい食器で変身します!
「うちの子、アレンジしたものをあまり食べたがらないの」と悩む人はお父さん・お母さんは少なくありません。白いご飯にシラスや鶏そぼろなどを混ぜるのが嫌いで、野菜や卵もそれぞれ茹でただけのシンプルしたものが好き、という1歳児も意外と多いのです。
ですが、白いご飯&茹で野菜&茹で卵などのシンプルな料理は、お誕生日のメニューとしてはちょっとさびしいですよね。
そこで、オススメするのが【小鉢】です。いつものプレートの上に直接盛り付けるのではなく、小鉢に1つ1つ盛り付けていけば、見た目も華やかになりぐちゃぐちゃになることもありません。
ピンク色の桜の器、ハート形の小鉢など、割れにくく可愛らしい食器を選んであげれば、変わり映えのしないメニューでも特別感がアップしていきます。
軟飯でも崩れない!しましまライスケーキ
1歳になると大人と同じ硬さのご飯を食べている子もいれば、まだ軟飯を食べている子もいますよね。
簡単で軟飯でもぐちゃぐちゃにならない【ライスケーキ】を作ってみませんか?
ぐちゃぐちゃになりやすい軟飯も、カップに入れれば見た目もキレイですし、お子さんもスプーンですくいやすいのでオススメです!
透明カップに入れてオシャレ!ライスケーキの作り方
1.透明のカップ(プリンやゼリーなどの空容器でも可)・1食分の軟飯・かぼちゃペースト・鶏そぼろ(軽く味をつけたもの)・ミニトマト・固ゆでした卵の黄身・ほうれん草を準備する。
2.透明のカップに、具材と軟飯を交互に入れていく。
3.軟飯→かぼちゃペースト→軟飯→鶏そぼろ→軟飯の順番。
4.一番上は半分に切ったミニトマト、固ゆでしたゆでたまごをこしたもの、ほうれん草を刻んだものなどをのせて、彩り豊かに仕上げる。
5.離乳食プレートの上に、そのままのせれば完成!
子供が大好きなキャラクタープレートに挑戦してみよう!
普段の離乳食ではなく、もっと気合を入れたい!というときには、子供が絶対に喜んでくれるキャラクタープレートを作りませんか?もちろん簡単に!
今回は、日本人なら誰もが知っている有名キャラクターと、絵本の中にでてくるおちゃめなキャラクターのプレートを作ります。
【軟飯アレンジ】1歳児に大人気アンパンマンを作ってみよう!
オムライスをアレンジしたアンパンマンプレートを作ります。
アンパンマンプレートの作り方
1.軟飯にケチャップ、レンジでチンしたすりおろしニンジン、火を通した鶏そぼろを混ぜる。
2.プレートの上に丸く盛り付ける。
3.2の上に、薄焼き卵をかぶせる。
4.子供用ウィンナーを薄切りにして、アンパンマンのほっぺと鼻の部分として、3の上にのせる。
5.海苔で目と口を作ってのせて、アンパンマンの完成。
6.型抜きしたニンジン・チーズ、トマトやブロッコリーを、オムライスアンパンを囲むように、飾り付ければ完成!
【おにぎりアレンジ】食べやすいおにぎりをつなげてはらぺこ青虫にしよう!
手づかみ食べが上手なお子さんにオススメのプレートです。
はらぺこ青虫プレートの作り方
1.お茶碗1膳分の軟飯を、2つに分けておく。
2.1つは青のり、もう1つには鮭フレークをいれて混ぜる。
3.一口大の小判型おむすびにしておく。これが、いもむしの胴体部分になる。
4.丸く切り抜いたチーズ、チーズよりも小さいサイズで、同じく丸く切り抜いた海苔を乗せて目を作る。
5.顔になるトマトの上にセットして、トマトには海苔で触角と足も付ける。
6.赤と緑のおむすびをプレート上に交互につなげながら並べて、最後に先頭に頭部分を置いたら完成。
7.周りは型を抜いた、お花ニンジンやお星さまニンジン、ブロッコリー、アスパラ、ハート形の卵焼きなどを使って、華やかなプレートに仕上げれば完成!
1歳誕生日メニューのコツ☆手作りケーキ編
誕生日と言ったら、やっぱりバースデーケーキですよね?1歳のお誕生日には、可愛らしいケーキを準備して、喜ぶ我が子の顔が見たいものです。
しかしながら、まだ食べられる食材が限られている離乳期では、大人が口にするような市販のケーキはまだちょっと与えたくないですよね。
1歳の誕生日を迎えた子にもちょうど良い、手作りの誕生日ケーキのポイントや作り方をまとめてみました。簡単なので、ぜひ作ってみて下さいね。
1歳で生クリームは早い!何で代用する?
ケーキに必要不可欠な「生クリーム」ですが、1歳で食べている子は少ないはずです。
脂肪分が多い生クリームはお腹を壊してしまう可能性があるので、もう少し成長してから試したいですよね~。
そこで、生クリームの代用品として、ヨーグルトや豆腐などで作ったクリームを使ってあげましょう。作り方を簡単にご説明しますね。
手作りヨーグルトクリームの作り方
ヨーグルトに少量の砂糖と片栗粉を混ぜて、電子レンジで加熱します。
少しとろみが付いたら、冷蔵庫で冷やして完成です。イチゴジャムを加えると、いちごクリームになるなどアレンジ可能です。
手作り豆腐クリームの作り方
豆腐と少量の砂糖、イチゴやバナナなどの果物をフードプロセッサーにかけるだけで完成です。豆腐は、絹ごし豆腐がオススメ!
手作りかぼちゃクリームの作り方
かぼちゃをレンジで蒸して、皮を取っておきます。少量の砂糖と豆乳、かぼちゃをフードプロセッサーにかけて、滑らかになるように豆乳の量を調節したら完成です。
1歳のお誕生日におすすめケーキアイディア
さて、手作りクリームの作り方を覚えたところで、次はいよいよケーキ作りです!簡単に出来るのに、頑張って作った感じがバンバン伝わる、手作りケーキをご紹介します。小麦粉アレルギー、牛乳アレルギーの子でも食べることが出来るケーキです!
米粉のミルクレープ
クレープ生地…米粉100g・豆乳200cc・卵1個・砂糖
豆腐クリーム…材料A(豆腐100g※水切り・クリームチーズ大さじ1・砂糖・イチゴやバナナなどの果物)
1.米粉100g・豆乳200cc・卵1個・砂糖少々を混ぜる。
2.フライパンで生地を焼く。なるべく薄く焼いていくのがポイント。
3.材料Aを混ぜて豆腐クリームを作る
4.生地→豆腐クリーム→生地→かぼちゃクリームというように、お好みのクリームと生地を交互にのせていく。
5.完成品は冷蔵庫で1時間寝かせてから、食べる。
見た目を華やかにしてくれる演出を!
最近では、見た目を華やかにしてくれるグッズもたくさん売られています。
どこでも売っているいろいろな形の抜型・ソースやケチャップで文字が書けるお絵かきペン・可愛いシリコンカップ・国旗や動物などのピック・クオリティの高い立体ご飯型など、100円均一ショップで手に入るものもとても多くそれらを使うのももちろんOKですが、かわいい柄のマスキングテープとつまようじで手作りフラグを作ることもできますよ♪
- おむつアートで準備するもの、綺麗な思い出に残る撮影方法
おむつアートに挑戦するときに必要な準備や可愛い写真をとるコツを紹介します。ワンポイントになる小道具の使い方や個性的な写真にするためのアイディアなど初めてにおむつアートの参考にしてくださいね。
愛情たっぷりのご飯で、1歳の誕生日をお祝いしよう
今回は1歳の誕生日メニューをご紹介しました。愛情たっぷりのお父さん・お母さんの手作りメニューで、きっと子供達も大満足してくれるはずです。
けれども我が子の1歳の誕生日は、お父さん・お母さんにとっても、神様がその子の親にならせてくれた記念すべき日であることをお忘れなく。家族みんなが、ニコニコ笑顔になれる日になるといいですね!