育児・お世話

ホワイトソースの離乳食レシピ

離乳食のホワイトソースの作り方・ソース活用の簡単レシピ

離乳食のホワイトソースの作り方と、リゾットやグラタンなどホワイトソースを使った中期・後期・完了期のレシピを紹介。アレルギーがあるなら、材料を豆乳に変更したり、バターなしにアレンジしてよく、玉ねぎを使わなければレンジ調理も可能。まとめて作って冷凍しておきましょう!

離乳食はホワイトソースが大活躍!作り方&レシピをご紹介

離乳食でホワイトソースは、昆布だしやかつおだし、野菜スープなどと同様、まとめて作って冷凍保存しておくのがオススメです。製氷皿などに入れてキューブ状に凍らせておけば、炒めたり煮込んだ肉・魚・野菜に混ぜるだけで洋風な離乳食の一品が完成します。

牛乳や豆乳で作る離乳食ホワイトソースは、茹でた野菜や魚のうえにのせて味付け・風味づけに使ったり、グラタンやパスタのクリームソースとして使ってメイン料理にしたりと、離乳食期全般を通して大活躍します。

ホワイトソースを作るための材料は、カルシウムやたんぱく質が豊富に含まれたものが多いので、赤ちゃんの栄養面にも配慮できるでしょう。

ホワイトソースは中期(7ヶ月)からOK!小麦・乳アレルギーなら材料を変更しよう

ホワイトソースは中期(7ヶ月・8ヶ月)から与えられますが、アレルギーには気を付けましょう。
ホワイトソースの原料は、牛乳・バター・小麦粉など、どれも赤ちゃんがアレルギーを引き起こしやすい食品です。

キューブ状やお湯で溶く市販の赤ちゃん用ホワイトソースも販売されていますが、原料 にアレルギーがないか、個別にチェックしてから与えるようにしましょう。

小麦アレルギーや乳アレルギーがあっても、材料を変更すればホワイトソースは作れます。 アレルギーの赤ちゃんでもクリーム系の離乳食は楽しめますし、そうでない赤ちゃんもホワイトソースを手作りして、好きな材料を使ったお好みの味のアレンジを追及してみましょう。

ホワイトソースの材料は牛乳・バター・小麦粉が基本

ホワイトソースの材料は、牛乳、バター、小麦粉の3つが基本です。みじん切りした玉ねぎを炒めて入れると、更に旨味が出て美味しくなります。

また、材料を変えても作ることはできます。
牛乳を豆乳や粉ミルクに替えたり、バターなしで作ったり、小麦粉を米粉や片栗粉に替えても構いません。

バターは「無塩」じゃないとダメ?

離乳食に使うバターは、基本的に無塩の方が望ましいです。
特に離乳食中期(7カ月・8カ月)は、まだまだ赤ちゃんの消化器官は未熟です。塩は味付けにも極力使わない方がよい食品ですし、バターも風味付け程度の使用が望ましいとされています。

そのため、離乳食中期にホワイトソースを作る場合は、バターを使わないか、無塩バターを少量のみ用いるようにしてください。

生後9カ月を過ぎた離乳食後期以降は、有塩バターも使用可能ですので、月齢にあわせた材料でホワイトソースは作ってあげましょう。

バターの代わりに「マーガリン」はOK?

マーガリンの使用が絶対NGという訳ではありませんが、健康面を考慮するとできるだけバターの使用が望ましいでしょう。

バターの原料が牛乳なのに対し、マーガリンは主に植物性の油脂を原料とした加工食品です。マーガリンはバターに似せて作られていますが、原料や製造工程はまったく異なっています。

マーガリンには「トランス脂肪酸」が含まれており、摂り過ぎると心臓病のリスクを高め、健康に悪影響を及ぼす可能性が指摘されています。そのため、アメリカなどの欧米では食品中に含まれるトランス脂肪酸の量を規制したり、量の表示が義務付けられています。

日本は欧米とは食生活が違い、摂取量も問題となるレベルではないということで、政府はトランス脂肪酸の規制は行っていません。しかし、摂取を控えた方が望ましいのは確かでしょう。

マーガリンは、バターに比べると風味も落ちるので、美味しさの点でもバターがおすすめです。

ホワイトソースを小分け冷凍しておけば時短&味付けの選択肢が広がる

ホワイトソースは冷凍保存できますので、まとめて作って製氷皿に入れるなどしておきましょう。時短になるのはもちろん、ホワイトソースがあることで離乳食の味付けの選択肢も増えるはずです。

ホワイトソースは製氷皿でキューブ状に冷凍するのがおすすめ

離乳食に使うホワイトソースは少量ですので、蓋つきの製氷皿など小分けできる容器に入れるのがおすすめです。他の食材などの匂いを吸収しやすいので、なるべく空気に触れないように冷凍して下さい。

もしフリーザーバックで冷凍する場合は、平らに入れて空気を抜き、箸などで一回分ずつ筋目をつけておくと、使う時に割って取り出しやすくなります。

冷凍したホワイトソースは、他の食材よりも長く冷凍できますが、味や品質が落ちるので1~2週間を目安に使い切りましょう。

ホワイトソースは解凍する際に分離することもあるが、温めて混ぜれば元通り

ホワイトソースを解凍する時は、使いたい分だけ製氷皿やフリーザーバックから割り、電子レンジで加熱する又は使う数時間前に冷蔵庫に移して自然解凍しましょう。

冷凍したものを解凍すると分離してしまいますが、温めて混ぜれば元に戻るので問題ありません。
また、黄色っぽく変色することがありますが、バターの成分なので混ぜればさほど気にならなくなります。

離乳食用ホワイトソースの作り方

離乳食に使えるホワイトソースの作り方をご紹介。あくまで基本レシピですので、牛乳を粉ミルクや豆乳に替えたりなど、自由にアレンジしてOKです!

基本のホワイトソースのレシピ!材料は牛乳・バター・小麦粉・玉ねぎでシンプル

牛乳、バター、小麦粉、玉ねぎを使った基本的なホワイトソースの作り方です。冷めると少し固くなりますが、冷凍する場合は固めに作っておくと、そのままでも、のばしても使えるので便利です。

材料

【完成量目安130g】

  • 無塩バター 10g
  • 小麦粉 15g
  • 牛乳 150cc
  • 玉ねぎ 40g
  1. 玉ねぎをみじん切りにします。

  2. 熱したフライパンに、バターを溶かします。

  3. 玉ねぎを弱火でじっくりと6〜7分炒めます。

  4. 小麦粉を加え、牛乳を少しずつ足しながら、混ぜ合わせていきます。

  5. とろみがつき、全体が良く馴染めば完成です。

電子レンジでホワイトソースを作る方法

ホワイトソース作りというと鍋でコトコト煮るイメージありますが、離乳食に使う分は少量なので電子レンジを使用すると時短になります。

材料

玉ねぎを炒めないのなら、電子レンジを使ってホワイトソースをつくることも可能です。

【材料】※完成量130g
無塩バター 10g
小麦粉 15g
牛乳 150cc

牛乳や小麦粉アレルギーの赤ちゃんの場合は、以下の材料と分量で作ることができます。

【材料】※完成量130g
米粉 15g
豆乳 150cc

作り方

  1. 断熱皿やボウルにバターを入れ、ラップをしたら、電子レンジ500Wで30秒程度加熱します。
  2. 小麦粉を入れ、牛乳を少しずつ加えながら混ぜ合わせていきます。
  3. 電子レンジ500Wで1分加熱します。
  4. 1度取り出し、よく混ぜてから、さらに30秒加熱します。
  5. とろみがつけば完成です。

※とろみが弱い場合は、10秒づつ追加で加熱し、様子をみて下さい。なかなかとろみがつかないときは少しずつ小麦粉を追加しましょう。

ホワイトソースを使った離乳食レシピ

ホワイトソースを使った離乳食レシピをご紹介します。
ホワイトソースはとろみがあるため、飲み込むのがあまり上手でない赤ちゃんにもおすすめです。調理も簡単で、冷凍保存もできますから、ぜひ離乳食に取り入れみて下さい。

中期(7カ月・8カ月)のレシピ

ホワイトソースはお粥や野菜との相性もバッチリです!野菜嫌いの赤ちゃんでもホワイトソースをかければパクパク食べてくれることも多いでしょう。

ツナとトマトのクリームリゾット

たんぱく質豊富で旨味のあるツナと、リコピンたっぷりのトマトを使ったリゾットです。
お粥を使っているので、栄養満点な献立のメインメニューになります。ツナは無塩の水煮缶を使い、トマトは皮と種を取り除いてから使いましょう。

材料

  • 7〜10倍粥 50g
  • ツナ 10g
  • トマト 30g
  • ホワイトソース 30g
  • 野菜スープ 100cc
  1. トマトに十字の切り込みを入れ、熱湯をかけ、皮が少し剥けてきたら冷水につけ、皮を剥きます。

  2. 種を取り、粗みじん切りにします。

  3. 鍋に材料を全て入れます。

  4. かき混ぜながら、中火で4〜5分煮込んだら完成です。

後期(9カ月~11ヶ月)のレシピ

ホワイトソースといえば、シチューやグラタンなどが定番です。離乳食でも洋風の家庭料理を取り入れてみましょう。

鮭とかぼちゃのクリームシチュー

良質なたんぱく質やDHAが摂れる鮭と、Bカロテンたっぷりで甘味のあるかぼちゃを使った、クリームシチューです。魚と野菜で栄養バランスも良く、ホワイトソースの口当たりがクリーミーで、とっても美味しい一品です。

鮭はお刺身の鮭を使うと、骨や皮を取り除く手間が省けます。鮭の部分は白身魚に替えたり、かぼちゃの部分はお好きな野菜を使っても作ることができます。

材料

  • 鮭 20g
  • かぼちゃ 30g
  • 小松菜の葉先 5g
  • 玉ねぎ 15g
  • 小麦粉 5g
  • 牛乳 50cc
  • 野菜スープ 100cc
  • 無塩バター 3g
  1. 【冷凍済みのクリームソースがある場合は、手順3からはじめてOK!】
    フライパンにバターを敷き、みじん切りした玉ねぎを弱火でじっくり5分程度炒め、小麦粉を加えます。

  2. 牛乳を少しずつ足しながら混ぜ、とろみがついて全体が馴染んだらクリームソースができ上がります。

  3. 鍋に、茹でてほぐした鮭・茹でて潰したかぼちゃ・茹でて刻んだ小松菜の葉先・クリームソース・野菜スープを入れます。

  4. 混ぜ合わせながら、中火で5分程度煮込めば完成です。

完了期(1歳~1歳半)のレシピ

冷凍してあるクリームソースを使えば、時間がかかりがちなグラタンもすぐに作ることができます。パサつきがちなそぼろ肉も、豆腐とクリームソースを使うことで食べやすくなります。

レシピでは鶏そぼろ肉を使っていますが、豚や牛のそぼろ肉に替えて調理しても美味しくできます。

そぼろと豆腐のクリームグラタン

材料

  • 絹豆腐 100g
  • 鶏ひき肉 20g
  • クリームソース 30g
  • 出汁 小さじ1
  • 粉チーズ ひとつまみ
  1. 豆腐をキッチンペーパーで包み、口の方を下にして断熱皿や断熱ボウルに置き、電子レンジ500Wで3分加熱します。あら熱が取れたら、キッチンペーパーごと優しく絞り、水切りします。

  2. 少量の油を敷いたフライパン中火で、鶏ひき肉を炒めます。

  3. 水を切った豆腐と出汁を加えます。

  4. 豆腐をほぐしながら、水分を飛ばすように炒めていきます。

  5. 炒めた具材をお皿に入れ、レンジ等で解凍済みのクリームソースをかけ、粉チーズをふってオーブンで3分焼いたら完成。

ホワイトソースと相性の良い食材は?

ホワイトソースは、魚や肉、野菜など、幅広い食材と合います。積極的に活用し、離乳食のレパートリーを広げましょう。

野菜|アクの強い野菜もまろやかに食べやすくしてくれる

ホワイトソースは、野菜全般によく合います。
特に、ほうれん草や小松菜などの葉もの野菜に絡めると、とろみがついて赤ちゃんは飲み込みやすくなります。

また、野菜のビタミンやミネラルを、ホワイトソースのたんぱく質と一緒に摂ることができるので、栄養バランスも良くなります。

魚(白身魚・鮭)|「鮭のクリームソースがけ」もおすすめ

特に鮭や白身魚との相性が良いです。
魚もそのままだとボソボソとしていて、赤ちゃんが飲み込みにくい食材なので、身をほぐしたあとにホワイトソースをかけてあげましょう。

鮭は旨味が多いので、ホワイトソースのクリーミーな口当たりとマッチし、とても美味しくなります。加熱した鮭にホワイトソースをかけ、ブロッコリーなどの野菜を添えるだけで中期・後期の1食になります。

鶏肉(鶏ささみ・鶏ひき肉)|離乳食シチューなどの煮込み料理に挑戦

ホワイトソースはバターなどの風味やコクがあるため、合わせるお肉は淡泊で脂肪分が少ない種類がおすすめです。鶏ひき肉やささみ肉などが良いでしょう。

パサパサとした鶏肉も、ホワイトソースと一緒に食べることで、まろやかな口当たりになり、食べやすくなります。ホワイトソースと一緒に煮込んだり、ソースとして上からかけても使えます。

マカロニ・パスタ|3回食になった後期の簡単お昼ご飯に!

主食になるマカロニやパスタと、ホワイトソースを合わせた料理は数多くあります。グラタンやクリームパスタなど作れますし、取り分けにも便利です。

あらかじめ冷凍しておいたクリームソースを使えば、茹でたマカロニやパスタに、好きな具材とクリームソースをかけて、すぐにメイン料理が完成します。3回食の昼食などにクリームソースをお役立てください。