寝ているとき、息をしているか?
赤ちゃんがお昼寝している時や夜寝ている時に、静かすぎて「息をしているのかな?」と心配になる方は実は多いです。心配の根底には、やはり乳幼児突然死症候群(SIDS)への恐怖心があることが想像できます。
ただし、時々不安になって呼吸を確認するのはよくあることですが、「心配で夜も眠れない」というのは問題ですから、お金を使って負担を軽減することも大切です。
ベビーセンサーを活用し、赤ちゃんの呼吸を確かめられるようにする
ベビーセンサーとは、赤ちゃんの呼吸や体の動きを感知し、異常があるとアラームが鳴り知らせてくれるものです。赤ちゃんの寝ている横に置いて使用します。産院などでも、活用されています。
ベビーセンサーは、ベビー用品店やインターネット通販で購入もできますが、短期間の利用ならレンタルがお得な場合もあります。
泣きすぎではないか?
赤ちゃんは泣くのが仕事といわれるほどですが、夜も頻繁に泣いて起きる、寝る前に激しくぐずるなどの様子が見られると「泣き過ぎでは?」と心配になります。
また、授乳も済み、オムツも替えたのに、赤ちゃんが泣きやまないときは「具合が悪いのでは?」と思うこともあるでしょう。
赤ちゃんの泣き方をチェックしよう
まずは泣き方をチェックしてみましょう。赤ちゃんは、その時々により泣き方が異なります。
泣き方が普段と違う、苦しそうに泣くなどのときは、まずは体温を測り、体調不良を疑った方が良いでしょう。
抱くと泣き止む・おっぱいをあげると泣き止むなど、理由がハッキリしている場合は、泣いてもあまり心配しないでください。
風邪をひかないか?病気にかからないか?
赤ちゃんを愛する親御さんにとって、赤ちゃんの体調は1番の心配事です。
中には、赤ちゃんが少し鼻水を垂らしたり、咳をしたりするだけで、心配しすぎてアタフタしてしまう方もいるでしょう。
風邪をひいても長引かせないことが大事
どんなに気を付けていても、赤ちゃんは風邪をひいてしまうことがあります。1ヶ月健診が過ぎると少しずつ外に出るようになりますし、周囲の人からウイルスをもらってしまうこともあります。
ですが、感染症にかかることで、赤ちゃんの体は少しずつ丈夫になります。成長のためには必要なことだと考えましょう。
風邪をひいた時は、長引かせないことが大切です。調子が悪いなと思ったら、お家でゆっくり過ごすなど安静に過ごしましょう。
救急病院や休日診療所を調べてメモしておく
「急に赤ちゃんの体調が悪化したらどうしよう…」と想像し、心配してしまう方は、救急病院や休日診療所の場所や連絡先を調べて、メモしておきましょう。
なにもないのが1番ですが、「もし異変があったら、ここに電話すればいい」という心の安定剤になります。かかりつけの小児科が休診や時間外のときにも、役立つはずです。
怪我をしないか?
赤ちゃんが寝返りやハイハイをするようになると、怪我をさせてしまわないか心配という方もいます。
赤ちゃんが歩き始めるようになると、何度も転んで擦り傷を作るものです。ですが、家の中の怪我は、ある程度予防することができます。
安全グッズを活用し、自宅内の事故対策を万全にする
赤ちゃんが動き始めるようになると、安全グッズを活用して、家の中で怪我をするのを未然に防いであげましょう。
扉の開閉部分にストッパーを付けて指を挟まないようにする、テーブルなど家具の角などを柔らかい素材のもので覆うなど、怪我対策をしてください。
ベッドガードを利用し、落下事故を防ぐ
ベビーベッドを卒業した赤ちゃんを大人用のベッドに寝かせる場合には、ベッドガードを設置して赤ちゃんの落下を予防しましょう。
ベッドの一部だけをガードするのでは、空いているスペースから落ちてしまう可能性があるため、全面をガードできるものがより安心です。
赤ちゃんを心配しすぎるママが陥りやすい症状
はじめての子供の場合、心配性になってしまうのは、どんなママにもよくあること。多くの場合、成長とともに気持ちに余裕が持てるようになります。
しかし、もともと心配性だったり、育児について気軽に相談できる人がいないなどの環境では、赤ちゃんを心配しすぎる余りに、ママの体調に異変が起こってしまうことがあります。日常生活に支障をきたしているようなときには、専門医を受診することも検討してください。
眠れない
赤ちゃんが寝ている時も息が止まるか心配で眠れない、赤ちゃんの心配事がありすぎて眠れないということが続くと、ママの体調に悪影響を及ぼします。
産後は、ママ自身の体調を回復させるためにも、できるだけ睡眠をとることが大切です。何日も眠れない場合、ホルモンバランスや自律神経が乱れている可能性もあります。
母乳の出が悪くなる
赤ちゃんのことを心配しすぎストレスが蓄積したり、ゆっくりと睡眠や休養を取れなかったりすると、母乳の出が悪くなってしまう場合があります。
母乳の出は、体調が戻ると回復しますので、赤ちゃんにおっぱいを吸わせるのは止めず、おっぱいマッサージをしたり、母乳外来に通院したりして回復に努めましょう。
育児ノイローゼ
赤ちゃんのことを心配しすぎストレスが溜まったり、不眠が続いたりすると、育児ノイローゼになってしまう恐れもあります。
育児のノイローゼは、早めに心療内科などで専門医に診てもらうことで、症状の悪化防止と早期回復が可能です。どこの病院を受診すればよいか判らない場合は、まず、かかりつけの小児科や産婦人科で相談してみると良いでしょう。
赤ちゃんの心配事は周囲に相談しよう!
赤ちゃんを育てていると、心配なことが沢山あります。ただ、あまり赤ちゃんのことばかり心配しすぎてばかりいると、ママも疲れてしまいます。
「心配しすぎかしら?」と感じているママは、早めに周囲に相談してみると良いでしょう。育児経験者や専門家に相談することで、気持ちが軽くなるはずです。
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