育児中に「在宅ワーク」に挑戦してみたいママへ
- 妊娠をきっかけに仕事を退職した
- 育休中も収入を得たい
- 子供が小さいうちは自宅で仕事がしたい
そのような方は、「在宅ワーク」という選択肢もあります。
在宅ワークとは、文字通り「在宅(家)で仕事をすること」です。誰かから依頼を受けて仕事をすることもあれば、自分の得意分野を活かして教室等を開くこともあります。
在宅ワークというと、主婦がパート代わりにする仕事というイメージがあるかもしれませんが、プロフェッショナルなスキルを活かして、本業にしているケースもあります。
在宅ワークの始め方がわからないときはクラウドソーシングが気軽
在宅ワークを始めたくても、どのように仕事を探せば良いかわからないという方もいるでしょう。
インターネットで調べると「在宅ワーク」を紹介しているというサイトや業者は沢山出てきます。ただ、「報酬はちゃんと貰えるかな?」と不安になります。
信頼できる仕事を探したいなら、「クラウドソーシング」サービスを利用すると良いでしょう。
クラウドソーシングとは、インターネットサイト上で企業や個人から仕事を募集し、サイトに登録している企業や個人に仕事を仲介するサービスです。
育児中の在宅ワーカーの1日
小さい子供を育てながら、在宅ワークをしているママはどのような1日を過ごしているのでしょうか?未就園児を保育園に預けずに在宅ワークをしているママの1日の過ごし方の一例をご紹介します。
<在宅ワーカーママの1日>
- 6時30分 起床~朝食の準備
- 7時~ 家族と朝食
- 7時30分 パパが出社
~洗濯・食事の後片付け・幼稚園のお弁当作り~
- 8時30分 上の子の幼稚園送り
- 9時~10時 家の掃除など家事
- 10時~ 下の子を連れての公園遊びやお買い物
- 12時 昼食
- 13時~ 下の子のお昼寝中に在宅ワーク
- 15時 上の子の幼稚園のお迎え
~子ども達と公園遊びや習い事の送迎から
- 17時~ 夕食の支度
- 18時 夕食
- 19時 入浴
- 20時 子ども達の寝かしつけ
- 21時~ 在宅ワーク(仕事の合間にパパが帰宅し夕食の支度)
- 23時 就寝
育児と両立しやすい在宅ワーク
在宅ワークには、専門的な知識やスキルを必要とするものから、誰でも手軽にできるものまで、色々な仕事があります。数ある仕事のなかから、自分にあった仕事を見つけてください。育児と両立しやすい在宅ワークをご紹介します。
短時間・少量から始められる「データ入力作業」
クラウドソーシングのサイトで多く見られる仕事が、「データ入力」です。自宅にパソコンがあり、エクセルを使いこなすことができれば、お仕事を受注することが可能です。
データ入力は、単純作業ですので特に高いスキルは不要ですし、慣れてくると作業スピードがあがり、より多くの報酬を得ることができます。データ入力業務は、短時間・少量からでも仕事を紹介してもらいやすいという特長もあります。
隙間時間にできる「アンケート回答」
育児の隙間時間で気軽にできるのが、「アンケート回答」の仕事です。アンケート回答なら、自宅にパソコンがなくても、スマホやタブレットでも作業が可能です。
アンケート回答の仕事は、作業単価は決して高くありませんので、がっつり稼ぎたい方よりは、少しお小遣い稼ぎがしたいという方にオススメです。
子育てや家事など得意分野の「ライティング」
育児中の方にオススメの在宅ワークの一つにライティングがあります。
「文章を書くなんて無理!」と思う方もいるでしょうが、クラウドソーシングのサイトでは、初心者ライターの募集もあります。テーマも、子育て・家事・ファッションなど、ママの身近なものも多いので、取り組みやすいです。
良い発注者と出会うことができると、初心者ライターにも親切に指導して貰えるので、ライティング技術があがり、より高い報酬を得ることができます。また、中には初心者のライターからプロのライターへと成長する方もいます。
語学力に自信がある・維持したい人向け「翻訳」
語学の専門知識が高い方は、翻訳の仕事を在宅で行うことができます。
語学の知識は、使わないとどんどん衰えて行きます。今後、語学知識を活かして再就職したいとう方が、知識レベルを維持するために在宅で翻訳の仕事を場合もあります。
発注件数が多くスキルアップになる「Webサイト作成・Webデザイン」
クラウドソーシングのサイトで発注件数の多い仕事に、Webサイト作成やWebデザイン業務があります。
企業や様々な団体のホームページを作成したり、デザインしたりするお仕事です。
その難易度やスキルのレベルにより、報酬は異なります。Web関連の資格を取得することで、報酬アップや仕事依頼増の可能性もあります。
特別なスキルが必要ないケースも多い「Webサイト上の情報更新」
Webサイト上の情報更新業務と聞くと難しそうですが、企業や個人が運営しているブログの更新など特別なスキルを必要としないものもあります。
最初は短い内容から初め、徐々に難易度を上げていくこともできます。
手芸や裁縫が好きな人におすすめの「手作り品の販売」
最近は、手作り品をインターネットのサイトで簡単に販売することができます。バッグやアクセサリー・子供用品などを中心に手作り品の需要は高いです。特に、入園・入学シーズンになると、手提げカバンなど、通園・通学グッズの需要が高まります。
手芸などが趣味という方は、趣味を仕事に活かすことができます。自分で好きなものを作って販売もできますし、お客さんからオーダーを受けて作成することもできます。
在宅ワークのメリット8つ
慣れるまでは大変な点もありますが、子育て中の方にとって在宅ワークは魅力的な働き方と言えます。在宅ワークのメリットを8つご紹介します。
1.自宅で仕事ができる
在宅ワークの一番のメリットは、自宅で仕事ができるということでしょう。通勤時間がゼロですので、その時間を子育てや家事に回すことができます。また、服装を考えたり、お化粧をしたりする必要がないのも、忙しいママにとってはありがたいことです。
2.好きな時間に仕事ができる
在宅ワークの魅力は好きな時間に仕事ができることです。
子育てをしていると、いつ自由な時間が持てるか予想がつきません。お昼寝中に1時間・夜子供が寝てから2時間などと、時間を分けて好きな時間に仕事ができます。
また、今日は赤ちゃんがよく寝てくれて仕事が捗ったから、明日は仕事をお休みして赤ちゃんとお出かけしようかなという調整も、在宅ワークなら可能です。
3.仕事量を自分で調整できる
仕事量を自分で調整できるのが、在宅ワークの良さです。
今月は外出する用事が多いから仕事を少なくする、または、夏休みに家族で旅行に行きたいから資金を貯めるために沢山働こうということも在宅ワークなら可能です。
4.自宅にいながらスキルアップできる
在宅ワークを続けることで、家に居ながらスキルアップをすることができます。
初めは、お小遣い程度しか稼ぐことができなかった方でも、続けて行くことで高い報酬を得ることができる可能性があります。
クラウドソーシングのサイトによっては、自宅でスキルアップ講座を受講することもできますので、余裕があればチャレンジしてみましょう。
5.子供を保育園に預ける必要がない
フルタイムで働くのであれば保育園に預ける必要がありますが、パート勤務なら保育園代が割高に感じたり、そもそも保育園の入園が厳しい状況の方もいます。
しかし、在宅ワークなら子供を保育園に預けなくても、仕事は可能です。たくさん働こうと思うと、在宅ワークでも保育園などに預けた方が良いのですが、まずは隙間時間にはじめられるハードルの低さは魅力的です。
6.子供の体調不良に対応できる
在宅ワークなら、子供の体調が悪くなった時にも、仕事の調節がしやすいです。外に働きに出て一番気を遣うのが、子供の体調が悪くて仕事をお休みしなければならない時です。在宅で仕事をしていれば、すぐに病院に連れて行ってあげることが可能です。
7.引っ越しや転勤後も仕事を継続できる
在宅ワークの利点は、引っ越しや転勤で住むところが変わっても、お仕事を継続できるところです。
転勤族の方は、2~3年で引っ越しを繰り返すこともあるので、引っ越しの度に新しい仕事を見つけるのは大変です。在宅ワークなら、国内どこでも(中には海外でも)変わらずにできる仕事が多くあります。
8.人間関係に煩わされることがない
在宅ワークは、人間関係に煩わされることがないので、余計なことで悩む必要がありません。
外で仕事をすると様々な人と接することになります。職場に苦手な人がいたり、人間関係がうまくいかなかったり、接客業ではお客さんにクレーマーがいたりなど、色々な予期せぬトラブルに見舞われる可能性があります。在宅ワークは、自分一人でする仕事なので、余計な人間関係のトラブルとは無関係です。
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