ベビーオイルの使い方【赤ちゃん編】肌だけでなく鼻や耳のケアにも使える!?
赤ちゃんの繊細なお肌を守ってあげるために、ベビーオイルは役立ちます。「なんとなく必要っぽいから買ってみた」「お風呂あがりのケアに買ったけど、それ以外の使い道がわからない」。そんなママに向けて、実はたくさんある赤ちゃんへのベビーオイルの使い方をご紹介します。
1.意外と乾燥している赤ちゃんのお肌は日々の保湿ケアが大切!
赤ちゃんのお肌は、水分を速く吸収できますが、失うのも速いという特性を持っています。毎日の保湿ケアが、赤ちゃんのお肌を守る上で大切になります。
ベビーオイルでの赤ちゃんの肌の保湿方法
- お風呂からあがり、赤ちゃんの体をタオルでよくふいてあげる
- ベビーオイル適量を手に取り、両手のひらになじませる
- 赤ちゃんの体に優しくなじませるように塗っていく
ベビーオイルは、赤ちゃんの体が清潔な時に塗ってあげましょう。手のひらになじませることで、ベビーオイルが温まり、赤ちゃんの素肌に馴染みやすくなります。
2.頭皮にできやすい新生児の脂漏性湿疹のケア
ベビーオイルは、新生児の時に出来やすい脂漏性湿疹のケアにもオススメです。赤ちゃんは皮脂分泌が盛んなので、頭皮などに皮脂がこびりついてしまう脂漏性湿疹ができやすい体質です。皮脂の固まりが大きくなると、とれにくくなりますので、早めにベビーオイルでケアしてあげましょう。
ベビーオイルでの脂漏性湿疹のケア方法
- コットンにベビーオイルを染みこませる
- コットンを脂漏性湿疹ができている部分にあてる
- 暫くふやかしてから、ゆっくりと剥がす
脂漏性湿疹のかさぶたは、無理矢理剥がそうとすると、頭皮から出血したりする場合もありますので止めてください。全てとれるまで1~2週間かかる場合もありますが、時間をかけて、ゆっくりとケアしていきましょう。
3.赤ちゃんの耳周辺のお手入れ・汚れ落とし
ベビーオイルは、赤ちゃんの耳掃除などデリケートな部位のケアにも最適です。ただし、赤ちゃんの耳は大人とは構造が違いますので、深く突っ込まないようにし、入り口付近のみキレイにしてあげれば十分です。
ベビーオイルでの耳掃除方法
- 細めの綿棒にベビーオイルを染みこませる
- 耳の穴の入口あたりや耳の周りの汚れを優しく拭き取る
4.気づいたら鼻くそがビッシリ!?詰まりやすい赤ちゃんの鼻のケア
赤ちゃんは、鼻をかめない上、鼻の穴が小さいので詰まりやすいです。鼻水だけでなく、気づいたら穴の中が鼻くそでふさがっていることもあります。ベビーオイルでふやかして、優しく取り除いてあげましょう。
ベビーオイルでの鼻のケア方法
- 細めの綿棒にベビーオイルを染みこませる
- 鼻の入口あたりの鼻水や鼻くそを優しく拭き取る
5.赤ちゃんの辛い便秘にベビーオイルで綿棒浣腸
赤ちゃんの便秘解消法である綿棒浣腸の際にも、ベビーオイルは活用できます。綿棒は、普通サイズのものを使用し、先端部分を少しほぐして柔らかくしておきます。
ベビーオイルを使用した綿棒浣腸の方法
- 綿棒の先にベビーオイルを染みこませる
- 綿棒の先端約2cmを赤ちゃんの肛門に侵入させる
- 中でクルクルと綿棒の先を動かす
6.オムツかぶれ予防に!お尻もベビーオイルで保湿
赤ちゃんのオムツかぶれは見ている方も可哀想ですし、オムツかぶれができてしまうと赤ちゃんの機嫌が悪くなってしまうので、ママも大変です。オムツかぶれ予防にベビーオイルが使えます。ベビーオイルは汚れを拭き取るだけでなく、保湿効果もあるので、赤ちゃんのお肌を守ってくれます。
ベビーオイルでのオムツかぶれ予防法
- コットンなどにベビーオイルを染みこませる
- 汚れ部分にコットンをあて、汚れを浮かしてからきれいに拭き取る
7.親子のリラックスタイム「ベビーマッサージ」にオイルは欠かせない!
赤ちゃんを裸やおむつ一枚にして、ママやパパの手でさすってあげるベビーマッサージ。副交感神経を優位にして寝つきを良くしたり、スキンシップをとることで情緒を安定させるなどの効果が期待できます。
ベビーマッサージをするなら、ベビーオイルは必需品といっても良いものです。ママやパパの手にオイルをなじませてから赤ちゃんのお肌を優しくさすってあげましょう。
ベビーオイルの使い方【ママ編】育児で忙しいなら「ちょい足し」で時短ケア!
ベビーオイルは、赤ちゃんだけでなくママの毎日のお肌や髪のケアにも活用できます。育児中は、ママ自身のケアがおろそかになりがちですが、ベビーオイルは手軽にできるスキンケアとして役立ちます。
8.肌の弱い方にオススメ!クレンジング剤として活用
肌が弱い方は、界面活性剤の含まれたクレンジングオイルで肌トラブルを起こしてしまうことがあります。ベビーオイルならお肌への刺激が少ないので安心して使用出来ます。
ただし、一般のクレンジングと比較すると洗浄力が弱いので、マスカラなどは事前にクレンジング機能付きのコットンなどで拭きとっておきましょう。
9.乾燥が気になる季節に!洗顔料に1滴プラスしてしっとした洗い心地に
季節やお肌の状態によって、普段使っている洗顔料でいつも通り顔を洗っただけなのに、肌のツッパリが気になることってありませんか?そんな時には、手に洗顔料を乗せたら、ベビーオイルを1滴垂らして手の中で一緒に混ぜながら泡立てましょう。泡立ちもアップしますし、ベビーオイルの保湿効果により洗い上がりのお肌が引き攣る感じが和らぎます。
10.化粧水にプラスして洗顔後のお肌を乾燥から守る!
ベビーオイルは、肌の表面に膜を作り、肌を乾燥から守ってくれます。洗顔後、化粧水をつけた後にベビーオイルを顔全体になじませてください。ベビーオイルが、お肌の表面に膜を作り、お肌を乾燥から守ってくれます。
11.お風呂に垂らしせば入浴剤がわりになる
ベビーオイルは、入浴剤としても使えます。
浴槽に約10ml(ペットボトルキャップ1杯程度)のベビーオイルを垂らしてあげましょう。体をベビーオイルの膜で守り、水分が蒸発するのを防いでくれます。
12.髪の毛の乾燥対策にベビーオイルを!
年齢と共に髪の毛から水分がなくなってくるのを感じるようになりますが、ベビーオイルは髪の毛の乾燥対策にも有効です。
髪の毛を洗った後に軽くタオルドライして、ベビーオイルを毛先になじませてからドライヤーで乾かしてあげましょう。
13.鼻の毛穴など角栓が気になる部分のケア
鼻のブツブツした角栓が気になるときには、指先にベビーオイルを馴染ませてくるくると円を描くようにマッサージしましょう。力を入れずに優しく行い、小鼻も丁寧に行ったら、水かぬるま湯で洗い流してください。
毛穴パックなどはお肌を傷め、頻繁にやりすぎると毛穴を目立たせる原因になってしまいますが、低刺激のベビーオイルでのマッサージなら、気になったときに手軽に行えます。
14.ガサガサしたかかとに塗ってうるおいをキープ
乾燥する季節は、かかとがガサガサとひび割れしてタイツが擦れてすぐにダメになってしまう女性もいるでしょう。育児中は見えない部分のケアまで気がまわらないことも多いので、ついつい放置してしまいがちですが、もし出血したら痛みのあまり歩くのも大変になり、赤ちゃんのお世話もままなりません。
手にベビーオイルをとって赤ちゃんの保湿ケアをしたら、その手に再度ベビーオイルを追加して今度は自分のかかとに塗りましょう。赤ちゃんの保湿と一緒に行うことで、忘れないですし、オイルを無駄にせずに活用できます。寝る前は、ベビーオイルを塗ったうえにラップをまくとより保湿効果が高まります。
15.メイク下地代わりに使うとツヤツヤ肌
ベビーオイルは、ファンデーションの肌馴染みを良くしてくれるので、化粧下地としての活用方もあります。
また、リキッドファンデーションを使用している方は、少量のベビーオイルを混ぜてからお肌に塗ると、ツヤツヤの仕上がりになります。
16.ハンドクリーム代わりにベビーオイルで手荒れ予防
子育て中のママはオムツ替えなどで手を洗う回数が増え、手荒れに悩まされがちです。ベビーオイルは、ハンドクリームの代わりにもなります。
ベビーオイルの油分には水をはじく作用があるので、ママの手を水から守ってくれます。水仕事の後は、手にベビーオイルを少量垂らしてよく馴染ませてあげましょう。
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