おしっこキャップ(おしっこブロック)を手作りして男の子のオムツ替えを楽に!
おしっこのタイミングを自分で調節できない赤ちゃんは、おむつ替えや入浴時におしっこをしてしまうことがあります。男の子の赤ちゃんを持つママは、オムツ替えの時に赤ちゃんにおしっこを飛ばされて慌てた経験がありませんか?しかし、そんなお悩みはおしっこキャップ(おしっこブロック)というグッズで解決できます!
おしっこキャップとは、おしっこ飛ばしをガードする育児グッズ!
おしっこキャップとは、おむつ替えのときに男の子のお股にかぶせて、おしっこ飛ばしをガードする育児グッズで、見た目は小さな三角帽子・カラーコーンにも似ています。
別名「おしっこブロック」とも呼ばれており、その名の通り床や布団が濡れたり、おむつ替えをしたときに「おしっこが顔にかかった!」なんて事態を防いでくれます!
おしっこキャップは簡単に手作りできる!
三角帽子・カラーコーンのような三角錐の形をしたおしっこキャップは一見手作りするのは難しそうですが、実は簡単に作ることができます!
主な材料は布を3枚と持ち手となる紐のみですので、自宅にある端切れなどでも製作可能。ミシンがあればベストですが、大きさは16cm×8cmの布を切って作るので手縫いでも1時間あれば作れるでしょう。
おしっこキャップの作り方
基本的なおしっこキャップの作り方を紹介していきます。リボンはなくても作れますが、洗って干す時にリボン部分を挟んで干せば型崩れ防止になりますので、リボンは付けることをおすすめします!
材料・道具
- 裏布(ガーゼ生地20cm×10cmを1枚)
- 表布(綿の生地20cm×10cmを1枚)
- 中にはさむ布(タオル生地20cm×10cmを1枚)
- リボン(6cmを1本)
- はさみ
- 定規
- ミシン
- 必要に応じてチャコペン(縫う場所の印をつける時)
中に挟む布はなくても作れますが、おしっこの吸収を高めるため、今回はタオル生地を挟みました。他にガーゼやキルト芯を挟んでも水分をよく吸収してくれます。
おしっこキャップの型紙の作り方は丸を描くだけ!身近にあるものを利用してOK
おしっこキャップの型紙は円形なので、紙とコンパスとハサミを準備してください。コンパスを使わなくても、16cm×8cm程度の丸いクッキー缶などがあれば、それを使ってもOKです! 16cm×8cmはひとつの目安なので、大きさはお好みで自由に変えて大丈夫です。
簡単!おしっこキャップの型紙
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紙にコンパスなどを使って円を描きます。今回は直径18cmの円を描きます。
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円を切り取ります。
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その円を更に半分に切って、型紙の完成です(縫い代も含まれた型紙になります)。
作り方1.リボン付き基本のおしっこキャップ【製作時間20分】
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型紙に沿ってそれぞれの布を半円形に切り抜きます。上から表布・中に挟むタオル生地・裏布です。リボンは6cmの長さを1本用意します。
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表布を半分に折って折り目を付け、その折り目より少しずれたところに半分に折って表側にリボンを仮止めします。仮止めは2~3mm幅で縫ってください。
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リボンを仮止めした表布を裏返しにして、その上にタオル生地を重ねます。重ねたら、中表(表と表を重ね合わせる)になるように半分に折ります。
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待ち針で布を留めて、直線部分を幅1cm(赤い印の部分)で縫っていきます。
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裏布も中表(表と表を重ねた状態)に折って、待ち針で留めて直線部分を1cm幅で縫っていきます。その時に、4~5cmの返し口を空けて縫ってください。
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表布+タオル生地、裏布はミシンで縫うとこのようになります。
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リボンを付けた表布を表に返します。
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リボンのついた表の布の上に裏布を重ねます。
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表布に裏布を重ねると、ピッタリとおさまります。
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重ねたまま、内側(タオル生地側)から幅1cmでぐるっと1周ミシンで縫っていきます。ミシンがない方は手縫いでも大丈夫です。
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1周ぐるっと縫い終わるとこのようになります。
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返し口から布を返していきます。破けないようにゆっくりと少しずづ返すのがコツです!
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布を返すとこのような形になり、縫い目も目立ちません。
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返し口が開いているので、幅2mm程度で返し口をミシンで閉じます。
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裏布を中に押し入れます。
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形を整えておしっこキャップの完成です!
作り方2.キルティング生地で中布いらずのおしっこキャップ【製作時間25分】
キルティング生地(キルト)を使い、返し口をコの字縫いで閉じる方法のおしっこキャップの作り方です。キルトは中にワタが入っているため吸収性が高く、中に挟む布が必要がありません。縫い目を目立たせたくない方はぜひチャレンジしてみてください!
作り方1の材料に針と糸を準備してください。糸は布と同じような糸を使うと、より縫い目が目立たずきれいに出来上がります。
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今回はこのようなキルティング生地を表布として使っていきます。これ1枚で厚みもあるので、中に挟むタオルなどがいらず、おしっこをよく吸収してくれます。
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表布(キルティング生地)、裏布、リボンを作り方1と同じように、型紙に合わせて半円形に切っていきます。
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表生地の中央よりやや横にリボンを縫い付けます。
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表生地と裏布を作り方1と同様に中表にして幅1cmで直線部分を縫います。裏布には返し口を空けておくのをお忘れなく!
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縫い終わったらリボンのついた表布をひっくり返します。
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表布に裏布を重ねて、内側から幅1cmで1周縫っていきます。
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縫い終わったら、返し口から中の布を返していきます。
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今回は返し口を「コの字縫い」で手縫いで閉じていきます。まずは、写真のように空いている返し口の上の部分に糸を通します(わかりやすいように黒い糸で縫っていますが、実際には布の生地と同じような糸を使ってください)。
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糸を通したすぐ下に針を入れて、横3~4mmの幅で糸を通します。
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針を抜くとこのような形になります。
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次からは手順9と手順10の繰り返しになります。針を抜いた上に針を刺して、横3~4mm幅で縫っていきます。
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縫い進めると縫い目が目立たなくなります。
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最後まで縫えたら玉留めをします。
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玉留めの横2~3mmに針を通して糸をぎゅっとゆっくり引き抜くと玉留めが布に隠れて目立たなくなります。
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玉留めが隠れたら余分な糸を切って、コの字縫いの完成です!
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返し口をコの字縫いで閉じると、縫い目が目立たなくなります。作り方1と同じように裏布を押し入れて形を整えれば完成です!
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