ベビーカーの盗難対策をしよう

ベビーカーの盗難対策!狙われやすいベビーカーの特徴とは?

ベビーカーも盗難の被害に遭う可能性があります。ベビーカーの盗難対策&盗難防止グッズ、盗難されやすいベビーカーの特徴を解説。特に高級ベビーカーや新品ベビーカーは要警戒ですので、離れる際にはワイヤーやチェーンを忘れずに!盗難保険に加入しておけば、万が一被害に遭った時にも助かります。

ベビーカーの盗難対策!狙われやすいベビーカーの特徴とは?

ベビーカーが盗難される理由

「ベビーカーが盗難されるなんて想像もしなかった」という方も多いでしょうが、ベビーカーも盗難被害に遭うことがあります。

自転車には鍵をかけるのが常識ですが、ベビーカーに鍵をかける人ははっきり言って少数派。そのため、そんな持ち主の防犯意識の希薄さに付け込んで、窃盗をはたらく人もいるのです。

ベビーカーから目を離すことが多かった方は、これからはベビーカーも盗られる可能性があるということを頭に入れて、防犯対策をとりましょう。

ネットやリサイクルショップなどでの転売目的

「ベビーカーを盗難しても、赤ちゃんがいないと使えないじゃない」と思うかもしれませんが、盗難の動機の多くは自分で使うためではなく、転売を目的としています。

漫画喫茶店でパソコンを操作する男性

最近では、リサイクルショップ以外にも、ネット上に出品したりなど、売買する方法や手段は多様化しています。ネット上で簡単に中古品を販売できるため、転売目的で盗難しようという考えが生まれるのでしょう。

ベビーカーの盗難は気づかれにくい!故に犯行に及びやすい

ベビーカーを押す男性

ベビーカーはママ・パパ世代の人なら押していても違和感がありませんので、ショッピングモールやテーマパークなど不特定多数の人が出入りする場所では、盗難と気づかれにくいです。

ベビーカーの日よけを下げてシートに膝掛けなどをかけておけば、赤ちゃんが乗っているように見せかけることもできます。

世間の人はベビーカーが盗難されるとは思っていないので、ベビーカーを押している人を見て、まさか盗難かとは思わないでしょう。

出来心の窃盗?自分で使うために盗む人も存在する

同じ親として非常に残念な話ですが、自分で使いたくて他人のベビーカーを盗む人も中には存在します。

ベビーカーは、1万円程度のものから10万円を超えるものまで値段の幅が広く、高級ベビーカーはやはり格好いいです。自分では買えない高級ベビーカーを見ると、思わず欲しくなって出来心が起こるものなのでしょうか。

盗難されやすいベビーカーの特徴

ベビーカーには、値段もスタイルも様々なものがありますが、狙われやすいベビーカーは「人気があるもの」「新しいもの」です。

盗難されやすいベビーカーには以下の特徴が見られますので、使用中のベビーカーが当てはまる場合には、特に注意してください。

芸能人などに愛用者が多い外国ブランドの高級ベビーカー

海外セレブや日本の芸能人が使用しているような外国ブランドの高級ベビーカーは、ネットオークションや中古品サイトで高く売れますので狙われやすいです。多くのベビーカーが並んでいても、高級ベビーカーはすぐに目に付きます。

買ったばかりのきれいな新品ベビーカー

新品ベビーカー

購入したての新しいベビーカーも、盗難の被害に遭いやすいです。同じモデルでも、長く使用したものより新しいものの方が高く転売できる可能性が高いからです。

買ったばかりのきれいなベビーカーを盗まれると、経済的な面はもちろん、精神的にもショックがとても大きくなってしまいます。

育児雑誌などでおすすめされている流行のベビーカー

ベビーカーにも流行があります。育児雑誌にもたびたび登場するような流行のベビーカーは、盗む方からすると買い手がつきやすいので、売る際に楽な製品です。

流行のベビーカーは取り違えされる恐れもあるので目印をつけて!

ベビーカーは、盗難だけでなく、取り違いにより持ち去られるケースもあります。
流行のベビーカーなどは、多くの人が愛用している可能性が高いため、近くに似たベビーカーがあるとうっかり取り違えが起こることもあり得ます。

ベビーカーにストラップやシール、おもちゃなどの目印をつけるなどして、取り違えが起こりにくくしておきましょう。乳児健診やテーマパークなどベビーカーがたくさん集まる場所に行くときは、特に目立つ目印をつけましょう。

ベビーカーの盗難対策!便利なグッズと効果的な抑止策

大事なベビーカーを盗難されないように、ベビーカーには盗難予防策をしっかりとしておきましょう。ベビーカーを盗難から守る方法をご紹介します。対策は一つではなく、2重3重にしておくとより安心です。

カギやワイヤーをつける

ベビーカーをカギやワイヤーなどでロックしておくとすぐに持ち去ることができないので、盗難される可能性が低くなります。ベビーカーに利用できる防犯グッズについてご紹介します。

ベビーカー専用ワイヤーロック

ベビーカー専用ワイヤーロック

ベビーカーの小さなタイヤにも装着できるような細いワイヤータイプのベビーカー専用ロックがあります。ナンバーロックタイプのものだと、カギを無くして開けられなくなってしまう心配もありません。

長めのワイヤーのものを選べば、2台のベビーカーをつなげてロックしたり、柱やフェンスにつなげたりして固定することもできます。

ノンブランド品なら1,000円程度、ブランド品は3,000円程度で手に入ります。子供がベビーカーを卒業しても、三輪車や子供自転車のカギとして活用できます。

フック機能付きロック

カギとしてだけでなく、フック機能もついたベビーカーロックもあります。
普段はフックとして使用することで、邪魔にならず、無くしてしまう心配もありません。2,000~3,000円で購入できます。

普段は、ベビーカーの押し手部分に装着し、荷物をかけてカギをかけると、荷物やお買い物したものを固定することができます。

ベビーカー用チェーン

子供が喜びそうな可愛いデザインのベビーカー用チェーンも販売されています。
ベビーカーを卒業しても、子供用自転車などにも活用できます。お子さんが将来自分の自転車に使えるように、子供が気に入るようなものを選んであげると良いでしょう。

自転車用のチェーンやカギ

自転車用のワイヤーカギ

ベビーカーの盗難対策は、ベビーカー専用のロックを購入しなくても、自転車用チェーンやカギでも代用可能です。

見た目の可愛さなどはないですが、カギとしては十分に機能を発揮してくれます。500円~1,000円でしっかりしたものを購入できますし、自宅にあるものを活用しても良いでしょう。

100円均一でも盗難防止グッズは調達可能

ベビーカーの盗難対策にそれほどお金をかけたくないという方は、100円均一ショップで販売されている自転車用のチェーンやカギを使用するとよいでしょう。

100円均一のものなら、無くしてもショックは少ないです。あまりベビーカーを利用しないという方も、いざという時のために一つ持っておくと安心です。

ベビーカーに名前(苗字のみでも可)を書く

ベビーカーに名前を書いておくと、盗難の被害に遭いづらくなりますし、間違えて持って行かれる心配も無くなります。フルネームで書くと子供の名前がわかるので心配という方は、名字だけ書いておくのもよいでしょう。

簡単に剥がせるシールでは、盗む時にサッと剥がされてしまう可能性がありますし、転売するときの障害にもならないので抑止効果が低いこともあり得ます。シールを貼る場合は、剥がされにくいものにしましょう。

キーホルダーやおもちゃなど大きな目印をつける

カラーボールのキーホルダー

ベビーカーにキーホルダーを付けたり、赤ちゃんのおもちゃを取り付けたりなど、大きな目印を付けておくと盗難予防になります。

盗む方の心理として、目立つものがついたベビーカーは持って行きづらいものです。すぐに取れるような目印だと盗難する時に目立たないように外されてしまうので、目印をつける場合にはすぐに取れないようにしっかりと取り付けておきましょう。

また、目印をつけておくと、ベビーカーが沢山置かれた場所でも自分のベビーカーがすぐに見つかるので便利です。取り違えも防げるはずです。

ベビーカー預かりサービスを利用する

利用する施設にベビーカー預かりサービスがある場合には、そちらを利用すると盗難の心配が無いので安心です。施設によっては、預けるのに料金がかかることもありますが、1日数百円程度ですので積極的に利用を検討してください。

混んでいる場所にベビーカーを持って行くと、移動が大変だったり、邪魔になったりします。ベビーカーを預けて、抱っこで行動する方が早い場合もあります。