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育児日記の書き方

育児日記の書き方5つ!三日坊主にならないポイントは?

育児日記の書き方に悩むママは多いです。育児日記は書き方や書く目的をしっかり意識することで三日坊主になりません。スタンプを使ってかわいくデコったりシンプルに大学ノートで手作りしたり、無理なく書き続けられる育児日記の書き方ポイントを覚えましょう。

育児日記って何のために書くの?三日坊主にならない書き方は?

赤ちゃんが生まれたら育児日記をつけようと考えているママはたくさんいます。しかし、具体的に何を書けばいいかと悩んでいるママは少なくありません。何となく、赤ちゃんが生まれたらみんなが書くというイメージがあるものの、育児日記って、なんのために書くの?どうやって書くの?という疑問を持っているママのために、育児日記を書く目的や三日坊主にならない書き方のポイントを紹介します。

育児日記は赤ちゃんの体調管理のために書く

生まれたばかりの赤ちゃんは一日中寝ていて、ほとんど動くことはありません。そのため、体調の変化が分かりにくい赤ちゃんが多いです。そこで、「何時に母乳・ミルクをどのくらい飲んだ」という記録をしっかりつけておくと、「今日はミルクの飲みが悪いな」と気づく事ができます。

赤ちゃんのおしっこやうんちの様子も、記録することで、おしっこやうんちの回数が減っていることや、便秘気味・下痢気味などに気付くことができます。

赤ちゃんの体調が悪くなって小児科を受診する際、小児科の先生から、「ミルクの飲みはどうですか?」や、「最後にうんちが出たのはいつごろですか?」といった質問を受ける場合がありますので、小児科を受診する際も役に立ちます。

育児日記は赤ちゃんの成長記録・思い出を残すために書く

赤ちゃんはあっという間に大きくなります。成長を感じるポイントは、体重や身長の増加だけではなく、成長するにつれ、母乳やミルクを飲む量が増えたり、睡眠サイクルが変わっていくことなどからも成長を感じることが出来ます。

お家の中で赤ちゃんのお世話をしていると、「あれ?今日は何曜日だっけ?」と日付や曜日の感覚がなくなってしまったり、「もう一ヶ月経ったの?!」と時間の流れが速く感じます。

そんな場合でも、育児日記をつけていると日付や曜日感覚がなくなることが少なくなり、「来週は連休だから、パパと赤ちゃんとお出かけしよう」とお出かけの計画を立てることが出来ます。

新生児期はあっという間に過ぎてしまうため、育児日記をつけていることで、「たったこれしかミルクを飲んでなかったんだっけ!」「こんなに睡眠時間が短かったのか…」と振り返ることが出来ます。他にも、赤ちゃんに兄弟が出来た時に見返すことで、育児の参考にもなります。

育児日記は、将来、赤ちゃんが大きくなった時に見せるために書く

赤ちゃんのお世話をしていると、忙しさのあまり将来のことが考えられなかったり、この子が大きくなる様子がなかなか想像できません。しかし、確実に赤ちゃんは成長していきます。赤ちゃんの成長の様子をひとつひとつ育児日記に残しておくと、赤ちゃんが大きくなった時に「ほら、こんなにおっぱいを飲んでいたんだよ」「初めてたっちしたのは、このおもちゃが欲しかったときだね」なんて、赤ちゃん時代を懐かしみ、家族で子供の成長を喜ぶことができるでしょう。

三日坊主にならない育児日記の書き方ポイント5つ

「今まで日記なんて書いたことがないのに、育児日記を続けられるのかな…」と心配になってしまうママ。三日坊主にならないために大切なことは、育児日記を書く習慣を身に付けることです。育児日記を書く習慣を身に付けるためには、どのような書き方に気を付ければよいのか、順番に見てみましょう。

育児日記の書き方ポイント1.いつでも書けるようにしておく

新生児のお世話の間隔は、長くても3時間位です。短いと、おしっこでおむつを変えた数分後に、今度はうんちのおむつを替えるといったこともたくさんあります。

「あれ?今日はうんちをしたはずなのに書くのを忘れてしまった…」となってしまわないよう、ベビーベッドの近くに小さい台などを置いて、その上に育児日記を広げて置いておきましょう。

おっぱいをあげながら片手で書いたり、赤ちゃんをベビーベッドに寝かせた時にササっと書けるようにしておくと、書き忘れが少なくなります。そのような書き方をすることで、育児日記を書くことを習慣として身に付けられるようになります。

育児日記の書き方ポイント2.思ったこと、気づいたことは何でも書く

育児日記は、最低限おっぱいやミルク、おしっこやうんちのことを記録しておくとよいのですが、その他の事でも思ったこと、気づいたことは何でも書いておきましょう。

「今日はあまり寝なかった」、「今日はグズるタイミングが多かった」など、何気ないことが赤ちゃんの体調に関わってくる場合が多くあります。

赤ちゃんが体調を崩してしまったときは、育児日記を見返すことで「あ!この時から風邪の予兆が出ていたのかもしれない」と気づくことが出来ます。風邪をひいたときの症状が赤ちゃんによっても異なりますので、体調管理の参考にもなります。

ふと思いついた時にササっと書くようにしていると、自然と育児日記を書くことが習慣となり、生活の一部になっていきます。

そう、育児日記の書き方にルールはありません。気づいたことは何でも書いていいのです。肩ひじを張ることなく書くことが習慣になれば、育児日記が三日坊主になる心配はありません。

育児日記の書き方ポイント3.省略できるものは省略する

完全ミルク育児の新生児の場合、基本的には授乳は1日に8回ほどと言われていますが、おっぱいの場合は、それよりももっと回数が増える場合が多くあります。おしっこやうんちの回数は、個人差もありますが1日10~20回です。

「おっぱい」「ミルク」「おしっこ」は、文字数も多くなく、書くこと自体、苦ではありません。しかし、毎日何回も何回も書いていると、かなりの手間になります。

そこで、省略できる単語は省略する書き方をすることで、書くことの負担が減ります。書くことの負担が減ると、三日坊主になってしまう可能性も減ります。

育児日記の書き方ポイント4.読み返す時のことを想像して書く

育児日記を書いているママの中でも、おっぱいやおしっこの記録以外にも、赤ちゃんの1日の様子を日記のように残しているママも多くいます。日記のようにひとことを残す場合は、あとから読み返してもその様子がよく分かる書き方を心がけましょう。

「今日は昨日よりもごはんを食べた」と書いてあった前の日にも、「昨日より食べた」と書いてあった場合は、後から見返した時に「具体的にはどのぐらい食べたのかな…」とわからなくなってしまいます。一生懸命お世話をしている今はしっかり記憶があっても、いずれは忘れてしまいます。将来赤ちゃんが大きくなったときに、読んでも内容が伝わらない可能性もあります。

ひとことを残すときは、将来読み返す時のことを少し想像し、「おかゆは半分残したけど、おかずはおかわりした」など、わかりやすい表現で残しておくとよいでしょう。赤ちゃんが将来大きくなった時に見せるんだ!という気持ちを持っていると、挫折しちゃいそうな時にも踏ん張ることが出来ます。

育児日記の書き方ポイント5.外出時などはLINEなどにメモをしておく

赤ちゃんを連れて外出している時や、赤ちゃんを預けている時など、育児日記が書けない場面が多々あります。そんな時は、LINEやメールなどを活用してメモを残す書き方はどうでしょうか。メモさえ残しておければ、自宅に帰った時に育児日記に書き写すことができます。育児日記が書けないタイミングがあるなら、書き方を変えて見るのも一つの方法です。

三日坊主になってしまう最大のポイントは、育児日記に書けなかった時にどうするかです。少しでも記録に穴が開いてしまうと、やる気が出なくなってしまったり、育児日記を書く習慣がなくなってしまいます。

記録に穴が開いてしまわないように、外出中など育児日記が書けないタイミングの場合は、手軽に使えるスマートフォンでしっかり記録を残しておきましょう。

育児日記は手作りできる!手作り育児日記の魅力とは?

育児日記はいろいろな種類があります。人気のものだと、ベルメゾンや赤すぐ、婦人之友社の育児日記や、産院などで無料でもらえる森永の育児日記があります。

育児日記を書く目的は、赤ちゃんのお世話の記録をノートに残すことなので、必ずしも市販されている育児日記を選ばなくていけないという事はありません。

妊娠中に赤ちゃんグッズを作るように、大学ノートなどの普通のノートを使って育児日記を作ることができます。育児日記を手作りすれば、自分好みにカスタマイズでき、世界に一つだけの育児日記になります。

手作りの育児日記なら三日坊主にならない?

市販されている育児日記の場合は、一般的に書きやすい設計になっていますので、必ずしもすべての人に合うとは限りません。例えば、完全ミルク育児のママの場合、育児日記に「おっぱい」という項目は必要ありません。おっぱいやミルクだけでなく、離乳食が始まった場合も、きちんと書ける枠がなく、すべて「備考」に残さなくてはならないなど、とても不便です。

ママが書きたい内容や赤ちゃんの成長に合わせて内容を変えることが出来る育児日記を手作りすることで、育児日記を書くことに対するストレスが少なくなります。育児日記を手作りするのは面倒だなと思う人もいるかもしれませんが、育児日記を書くことにストレスがなくなれば、三日坊主になる心配も少なくなります。

育児日記はスタンプを使ってかわいくデコろう!

育児日記を手作りする場合、かわいいシールなどを使って、たくさんデコりたいところですが、シールを貼りすぎてしまうと、段差ができて文字が書きにくくなってしまいます。

そこで、おすすめなのがスタンプです。インターネット検索で、「育児日記 スタンプ」と検索すると、いろんな種類のスタンプが販売されていることが分かります。

日付やちょっとしたメモを目立たせる枠スタンプ、ミルク・母乳を飲んだらおっぱいのスタンプ、おむつを交換した時はおむつスタンプを育児日記に押すと、手書きだけでは表現できないカラフルでかわいい育児日記が書けます。

スタンプを押す楽しさを感じること、スタンプでデコることで日々かわいい育児日記が出来上がっていく様子を見ていることで、どんどん育児日記を書きたくなっていくでしょう。三日坊主にならないためには、「楽しんで書く」ということがとても大切です。

育児日記はいつごろ用意すればいい?

育児日記を書くノートをどのようなものにするかによって、育児日記を用意すべきタイミングが変わります。

出産した産院で育児日記を無料で貰える場合もありますが、出産当日ではなく、出産から数日後にもらうこともありますので、出産当日から書き始めたい人は、出産前には用意しておき、出産時に病院に持っていく入院セットと一緒に入れておきましょう。

もし、産院で貰える育児日記を使ってみたいという人は、育児日記を貰えるまでに日にちが開いてしまう場合がありますので、メモ帳やノートなどを用意しておくとよいでしょう。育児日記を手作りしたいママは、入院前には出来上がっているように、前もって準備をしておく必要があります。

育児日記の書き方はササッとを心がける

育児日記は、おっぱい・ミルクを飲ませている合間にササっと書くことを心がけて、その他の時間は赤ちゃんと一緒にお昼寝をして、しっかり体を休めましょう。何年も育児日記を続けているママも、初めは「面倒だな…」と感じています。しかし、その時に頑張って書き続けることで、習慣として身に付きます。

赤ちゃんのお世話をしているママは、少しでも睡眠時間を確保するために、赤ちゃんが寝たらすぐに寝た方がよいのですが、育児日記を後回しにして寝てしまうと後でわからなくなってしまいます。睡眠時間を削ってまで育児日記を書いていると、体を壊してしまう恐れもあります。ササッと書くことが習慣づくと、短い時間で済ませられるようになるでしょう。

育児日記は最初の書き方習慣が肝心!赤ちゃんの成長の記録を残そう

育児日記は、赤ちゃんの日々の様子を記録に残す目的があります。毎日毎日書くことに不安があった人も、最初の書き方だけしっかり頑張ってみることで、気づいたら習慣になることが多いです。何事も初めが肝心です。赤ちゃんのためや、将来自分が見返して懐かしむことができるよう、楽しみながら育児日記を書いていきましょう。