出産祝いあげたくない

出産祝いあげたくない体験談15そんな時どうしたらいい?

おめでたいことなのに出産祝いをあげたくないという思いがある人に、出産祝いをあげたくないと思ったことがある人の体験談をご紹介しています。誰にでも素直におめでとうが言えない時があります。あげたくないと思ったとき、あげなくても大丈夫なのかどうか、出産祝いのあり方を考えてみましょう。

出産祝いあげたくない体験談15そんな時どうしたらいい?

出産祝いをあげたくないと思ったら、あげなくても大丈夫?

たいしたことがないようでも出産祝いをあげる・あげないは、これから先の人間関係を左右するとても大きな問題です。出産祝いをあげた・あげなかったによって、今まで築いてきた関係がいい方向にも悪い方向にも変わるのですから、慎重に考えて決断する必要があります。もしも、出産祝いをあげたくないと思った人がいたら、どうしたらいいのでしょうか。

出産祝いをあげたくないけれど、結局あげた人の考え方

青紫のリボンで結ばれたプレゼントボックス

出産祝いをあげたくないけれど、さんざん考えた結果、出産祝いをあげましたと答えた人は、15人中8人でした。あげたくないのにあげた理由は、「人間関係を壊したくないから」。兄弟や親戚、友達、どれもこれから先もその関係を続けていかなければならないか、続くであろうと思われる関係です。

出産祝いをあげないことで関係をぎくしゃくさせてしまっては、自分にとってマイナスになるので、ここはあげたくないという自分の思いは封印しておこうという、なるべく事を荒立てたくない日本人特有の考え方が働いています。

出産祝いをあげたくないので、結局あげなかった人の考え方

出産祝いをあげたくないからやっぱりあげない選択をした人は、15人中7人でした。出産祝いをあげない選択をした理由は、その人とはもう連絡をとらないから、うわべだけの付き合いでいいから、もう付き合いたくないから、かかわりたくないから、この先関係を深めることがない、関係が切れてもかまわない、今が「割り切っていられる関係」だからです。

出産祝いをあげなくても、自分のこの先の人生に、大きなマイナスにはならないだろうという思いがそれを決断させています。確かに、その人との関係がプツリと切れても普通に生きてゆけるのであれば、わざわざ好きでもない相手にお金と時間を費やす必要はないでしょう。

出産祝いをあげたくないと思うのはなぜ?

出産祝いのプレゼントボックスと涙をこらえる女性のイラスト

出産祝いをあげようと思っていたのに、やっぱり出産祝いはあげたくないと気持ちが変わってしまう理由は、「出産祝いをもらっていない」「出産祝いをあげたのにお返しがなかった」からが多いでしょう。自分はもらっていないのに、どうしてあなたにあげなくちゃならないのという不満が気持ちを変えてしまいます。損得で出産祝いをあげたくないと決めているつもりはなくても、人は心の奥で無償の提供を快く感じないものなのです。

出産祝いをあげる相手を快く思っていない場合も、あげたくない心境になるでしょう。出産祝いはお金を出して買うものですから、その価値に見合うだけの人なのかどうか、出産祝いを贈ったことでその人との関係が持ち直せるかどうか、しっかり考えて決めないと後悔することになりかねません。

たかが出産祝いですが、されど出産祝いです。出産祝いをあげたくないと思ってしまう人、せっかくあげたのに、こんな出産祝いはいらないと言われかねないような今が微妙な関係なら、出産祝いをあげるかどうか、いっぱい悩んでから結論を出した方がいいでしょう。

こんな出産祝いいらない体験談15どうしたと聞かれたら?
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出産祝いをあげたくない体験談

ここからは、出産祝いをあげたくないけれどあげた、あげたくないのであげなかった体験談を見ていきます。赤ちゃんが産まれるのはステキな事のはずなのに、素直におめでとうが言えないのは悲しいことです。でも、それが人間なのかも知れません。もしも出産祝いをあげたくないと思ったら、体験談を参考に、どうすればいいのかを考えてみてください。

出産祝いをあげたくないと思ったけれどあげた体験談

私の好きな物を贈ってと言われた

ちくちく(40代前半)


出産祝いをあげたくないと思った相手は高校の同級生です。友人は結婚をして、割と早い内に妊娠したのですが、結婚祝いをした時にすでに新生児用のグッズの通販のカタログを用意していました。

結婚祝いをしたばかりなのに、すでに次の物を用意していた友達にビックリしました。私にしたら結婚祝いで出費が大きかったのに、また即お祝いを要求されているみたいで嫌でした。

妊娠した友人は当たり前のように、このグッズはこの人に、これはあの人に、とお祝いの計画を立てていたので益々、嫌になりました。当たり前のように、貴女の時にお祝いしたんだから今度は私の好きな物を送ってとも言われました。

友人が望んだ各個人から出産祝いを贈ることは出来ないと断って、友人皆でまとめて現金でお祝いしました。決断は良かったと思います。

いらないと言われた

ゆう(38才)


出産祝いをあげたくないと思ったのは義姉です。はっきりものを言う人で、今までも結婚祝いでプレゼントをあげたり、義姉の家に行くときにはお土産を持って行ったりしていました。

義姉が気に入ったプレゼントやお土産には何も言われないのですが、気に入らないと何が気に入らないかなど文句を言われていました。なので、義姉が出産したときにもプレゼントをあげるか悩みました。

しかし、産院にお見舞いに行ったときに、赤ちゃんのものは自分で選んで揃えたいから出産祝いはいらないと言われました。主人と相談したのですが、出産祝いとしてお金を包みました。

出産祝いがものではなくお金だったということで、義姉は喜んでいました。やはり、お祝いはものよりお金のほうがいいのかなと思いました。

出産祝いの封筒と一万円札のイラスト

あげて良かったと自分に言い聞かせている

けいこ(28歳)


出産祝いをあげたくないと思った人は同級生の友人です。小学、中学と学校が一緒でした。卒業してからはあまり会わなくなりました。

なぜ出産祝いをあげたくないかというと、私は先に出産しているのですが、出産祝いをもらっていないからです。本当はあげるつもりはなかったのですが、同級生のグループがあり、その中でお金を出し合って出産祝いをあげようということになり、とても断れる雰囲気ではなかったです。

私はもらっていないのにお金を出すなんて、モヤモヤして納得いきませんでした。結局、納得してないまま出産祝いをあげました。あげた後も少し後悔はしていますが、無事に赤ちゃんが産まれた事は同じ母親として喜ばしいことだったので、良かったのではないかと自分に言い聞かせています。

図々しいと感じた

かえる(30代前半)


私が出産祝いをあげたくないと思ったのは、主人の兄です。主人の兄は収入が少なく、いつもお金に困っているイメージでした。電気代が払えなくて電気が止まってしまうかもしれないからお金を貸してくれなんて話はしょっちゅうだったのです。

それでも子供が生まれるのはとてもおめでたいことだと頭では分かっていたものの、お金を借りに来るぐらいなのに、これからどうやって生活していくつもりなのだろうかとも感じていました。

そしてある日、主人の兄から主人に「もうすぐ生まれそうなんだけど、出産祝いっていくらくれる予定?」と言ってきたのです。出産祝いを貰う前提で、さも当たり前かのような口調で話をしてきたので開いた口が塞がりませんでした。

ですので、本当は出産祝いをあげたくないと思っていたのですが、一応主人の兄弟だし、子供が生まれることはやっぱりおめでたいことだからと思って渡すこととなりました。

けれど、せっかく渡しても「え?一万円だけ?…ありがとう」と不満げに言われたので、やっぱり渡さなかったほうが良かったのかなと後悔しております。

不公平

y.mam(27歳)


私が出産祝いをあげたくないと思ったのは旦那のお姉さん、つまり義理のお姉さんです。理由としては、お姉さんとは普段からあまり考えや性格が合わず、それほど関わりをもっていなかったからです。

ですが、結婚祝い、出産祝いはお祝いごとなので素直におめでたいですし、気持ち程度ですが何か用意をしようと思っていたのです。

けれど3ヶ月早く私が長女を出産した際、病院に出産祝いとして持ってきてくれたのはコンビニのチョコレートケーキと上の子のヨレヨレのおさがりの服…。お姉さんは専業主婦のため、あまり経済的に余裕がないかもしれませんがかなり衝撃を受けました。

お祝いですから、安物でも新品のプレゼントを、とは思わなかったのかな、と考えていると、私はどうしたらいいか分からなくなりました。結局は2000円程度のプチギフトを渡しましたが、お礼もなく何だか気持ちが晴れない出来事でした。

あげずに嫌味や悪口を言われるよりいい

ちさと(25歳)


友人が男の子を出産したのですが、その友人は普段からブランド物がとても好きで、妊娠中も子供が産まれたら、どこどこのブランドの服を着せたいといつも言っていました。

安物の子供服なんて論外で、ダサいし絶対に着せたくないとか、ベビーカーや抱っこ紐も海外セレブが使っている物を参考にしているようで、雑誌を見てはこのブランドのがいいと周りに言ってばかり。

正直、そんなにブランド物がいいと言われると、出産祝いもブランド物じゃなきゃだめなんだろうか、そんなに高いものあげたくないなぁと、出産祝いをあげたくないと思うようになりました。

全く出産祝いをあげないわけにもいけなかったので、北欧製の離乳食用のお皿などをあげました。雑誌に掲載されるような北欧ブランドの物だったので、喜んでくれました。あげずに嫌味や悪口を言われるより良かったと思っています。

女性は環境で態度が変わる

すず(27歳)


友人が出産した時に出産祝いをあげたくないと思い、あげるかどうか迷いました。独身の頃はよく会い、仲良くしていたのですが、私が先に結婚&出産したのを境に態度が変わりました。

後で聞くと、嫉妬して素直にお祝いができなかったと謝られましたが、当時の私は裏切られた感でいっぱいで悲しかったです。女性は環境によって態度が豹変することを目の当たりにしてショックでした。友人とは本当に仲のいい関係だと思っていただけに、余計に思ってしまったのかもしれません。

結局、友人が出産した後に会い出産祝いを渡しました。色々とモヤモヤする気持ちはありましたが、損得で考えるのではなく、単純にお祝いしたかったので出産祝いをあげたことに後悔はしていません。友人も喜んでくれたのでよかったと思っています。

友達にプレゼントを渡す女性のイラスト

形だけでもあげて良かった

ふかもん(40代)


私が、出産祝いをあげたくないと思った相手は旦那の弟の嫁です。旦那の弟の嫁はバツ1で、子供は4人います。その4人目の時にそう思いました。

旦那の弟の嫁は前の旦那の事がまだ好きなのか、常日頃から前の旦那との間に生まれた長男だけを溺愛していて、再婚した旦那との間に生まれた長女、次女の事はほったらかしでした。三女を妊娠した時に信じられない言葉を聞きました。

なんと、「妊娠しちゃったけどマジでいらない。長男だけいればいい。」と言ったのです。こんな酷い事を言う人に出産祝いなんてあげたくなかったのですが、一応親戚だし、一生付き合っていかなければいけない相手なので、出産祝いをあげました。

7年後、その二人は離婚しました。やっぱり出産祝いなんてあげなければ良かったと思いましたが、子供に罪はないし、子供が使えるものにしたので、まあ、形だけでもあげて良かったと思います。現金をあげなくて良かったです。

出産祝いをあげたくないから、あげなかった体験談

私ももらっていない

きなこ(30代前半)


3歳年上の職場の先輩です。その人は年上でしたが、仕事が休みの日にはランチをするなど仲良くしていました。

当時はお互い独身で、私は結婚願望が強く、付き合っていた彼との子供も早く欲しかったのですが、その人は彼氏はほしかったものの願望はなく、子供に興味もない、むしろ私の気持ちが理解できないと話していました。

私が先に結婚し妊娠し仕事を辞めると、数ヶ月後に出来ちゃった結婚をしていました。その人はいわゆるマタニティハイになっていて、あの頃とのギャップがありすぎて嫌になってしまい、出産祝いはあげたくないと思いました。

結局出産祝いはあげませんでした。私も貰ってなかったということもありますが、そのまま自然と連絡も取らなくなっていったので、良かったと思っています。

お返しがなかった

みゆ(30代後半)


子供の健診がきっかけで仲良くなった友達に、出産祝いをあげたくないと思ってしまいました。その友達が2人目を妊娠し、産まれたらお祝いに行くねと盛り上がっていました。

そしていよいよ出産。出産祝いは2人目という事もあり、お祝いの品に加えていくらあっても助かる消耗品なども買い込み、ケーキを持って病院に行ったのですが、一緒に食べようと思っていたケーキも食べず仕舞いで終了。その後も密に連絡を取っていましたが、出産の内祝いすら返ってきませんでした。

今まで友達に出産祝いを贈ると必ずお返しがあったし、もちろん私もお返しをするので、ちょっと常識がないなと思ってしまいました。

そして、その友達が更に3人目を妊娠。その時も報告がありましたが、出産祝いはあげませんでした。今では年賀状のやり取り程度の仲ですが、価値観の違う人とは無理に付き合わなくてもいいなと思っています。

もうお金払いたくない

よしなべ(30代前半)


従妹の結婚式を昨年の5月にハワイで挙げると言うので参列することにしました。しかし、「お金がないから交通費は自腹で」と言われました。お祝い事だし…と思い、交通費を払い、ご祝儀も5万円包んで参列。

帰国後、9月にも結婚式を挙げるというのです。私はハワイに行っているし…と思っていたら、しっかりと招待状が送られてきました。流石に身内なのに断る事ができず、9月の国内の結婚式に着物で参列しました。

ハワイの交通費+ご祝儀+国内結婚式のお食事代+着物の着付け代+ヘアメイク代+着物のクリーニング代でかなりの出費でした。

その後、すぐに妊娠、車の買い替え、新居を建てているという話を私の家族から聞きました。結婚してすぐそれだけのお金をかけられるなら、ハワイの交通費は自腹じゃなくてもよかったのでは?という気持ちが芽生えてきました。

今年の6月に出産した様でしたが、妊娠したことも出産したことも本人から知らされず、そのことは私の家族から聞いて知りました。

結婚式の大金を払わされた事もあり、本人から知らされないのに出産祝いをあげたくないと思うのは当然だと思います。結果、今でも出産祝いは渡していません。後悔はしていませんが、どう思われているかな?と考える事はあります。

自分のことばかり

ロン(30代後半)


私が出産したのは30代中頃だったので、早めに結婚し出産した友人は子育ても少し落ち着いていました。友人の出産はすごくうれしかったので、オムツケーキをプレゼントしたり、おもちゃをあげたり、お洋服をあげたり、出産祝いをそれなりにプレゼントしてきました。

家事もあり、子育てもあるのであまり頻繁に会うことはなくなったのですが、出産するとメールがきたので、赤ちゃんと友人に会いにいったりしていました。

やっと私も結婚し、出産したので、メールを送りましたが、一切返事もなく、おめでとうの一言もありませんでした。もちろん出産祝いも頂けず、見返りを求めてあげていた訳ではなかったのですが、私の出産を喜んでお祝いしてくれるものだと思ったので、ショックでした。

その後彼女もまた子供を出産しましたが、お祝いの言葉だけでかけてお祝いはあげませんでした。彼女も気にしてなさそうなので、出産祝いをあげたくないという思いで決断したのは、よかったかなぁと思います。

スマホを見ながら落ち込んでいる女性

お祝いしてくれない

うみ(35歳)


出産祝いをあげたくないと思ったのは、主人の親友です。彼らが結婚した時に、まだ結婚していなかった私も呼ばれて、結婚式にも参加して、お祝いも別にプレゼントしました。

それから1年後、私たちも結婚することになって、その主人の親友夫婦にも報告しに行ったのですが、何もお祝いはしてくれなく、あっさりとおめでとうの一言だけでした。なんだか、あっさり過ぎて残念に感じたのを今でも覚えています。

それから、彼らに子供ができたことを知りましたが、おめでとうは伝えて、あえて出産祝いというものはあげませんでした。もちろん、私たちに子供ができたときも、もらってはいません。出産祝いをあげたくないと思っても仕方ないと思いました。

主人の親友だけど、正直私はあまり関わりたくないので、お祝いをあげなかったことに対して、まったく後悔していません。

仲良くないから

りんこ(30歳)


私は、今まであまり出産祝いをあげることはありませんでした。最近は友人の出産ラッシュで、親族はお祝い金を渡していたので迷うことはありませんでしたが、友人に現金はどうなのかと迷っていました。

物だったら価格がわかることなく、金欠なこともありちょっと安価な物でもいいかなとお店を見てまわったり、ネットで探したりし、かわいいお祝いを購入しました。

友人に会いに行くと連絡をとっていたら、お祝いは持ってこられてもお返しするつもりはないからと言われました。友人は気を使わないでというつもりで言ったみたいだったのですが、言い方が嫌で、出産祝いはあげたくないと思いました。私も頭にきたので気持ちが落ち着くまで会わないことにしました。

しばらくして会いに行きましたが、言われた通りお祝いとして買った出産祝いは渡さずに手土産のお菓子を持っていきました。他の友人達も同じことを言われたみたいで、私だけではなかったのだと思いホッとしました。

今回は本人から直接言われて、それに従えばいい形だったので逆によかったです。一概にみんながそうとは限らないので、臨機応変に対応していこうと思います。

あげなくて正解

うめさん(40代)


出産祝いをあげたくないと思った会社の後輩は、昇給したのを確認したらすぐに妊娠し、上司に報告する前に全体朝礼の時に発表し、「○月から産休に入ります。法律で決まっているので。引き継ぎ始めています。」と勝手に宣言していました。

繁忙期は働きたくないから、ボーナスをもらった後、有給消化するだろうとにらんでいましたが、やはりその通りの行動に出ました。要領がよく、自分がやりたくないできないことは上司に頼んで、上司から他の従業員にやってもらうよう言わせていました。

面倒な仕事を変わってもらうと、気持ちが晴れて休みをとり、変わってもらった人はもともと仕事量が多い上にさらに負担を強いられています。お礼も言いません。自分がやったと手柄にしていることもありました。

人それぞれですから、好きなようにやればいいと思いますが、そんな様子をずっと見てきたので、そういう働き方をするのであれば、この子に何かしてあげる必要などないと思いました。

それまで職場の人たちにはお祝いを個人的にあげていましたが、その後輩にはあげませんでした。その後好かれる必要もなく、仕事上付き合うだけでよかったので、あげなくて正解だと思いました。