ベビーシッター料金はどれくらい?相場と利用方法をご紹介
ベビーシッターというサービスをご存じですか?近年共働きやシングルマザーの増加により、月齢の低い赤ちゃんの時期から第三者に預ける場面が非常に増えてきました。待機児童の問題も深刻で、日本の都市部ではまだ保育園に入れず順番待ちの子供がたくさんいます。
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そんなとき、ベビーシッターのサービスが便利です。日本ではあまり馴染みがない方も多いベビーシッターという預かり保育サービスの内容を紹介したいと思います。
ベビーシッターとは?利用料金と相場は?どんな人が利用しているの?
ベビーシッターを利用してみたいけれど良く分からないというママも多いのではないしょうか。出産するまでは、あまり馴染みのないサービスですね。ではいったいこのベビーシッターとはどんなサービスなのでしょうか。
ベビーシッターとは、ママやパパなど家族以外の人が代わりに赤ちゃんのお世話をしてくれる、日本では乳母などといった存在だと考えましょう。ベビーシッターなどのサービスの始まりは、イギリスのヴィクトリア王朝時代の住み込みで乳幼児を世話する女性メイドとされています。
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現在の日本では、女性の社会進出や就労のニーズにこたえて子供の世話だけではなく、習い事やお稽古などの送迎サービスや幼児教育と併せ持ったサービスなど多様化されています。
では、実際の利用料金や利用方法などを見ていきましょう。
ベビーシッター利用料金の相場は1時間2,000円
ベビーシッターの利用料金の相場はどのくらいなのでしょうか。料金体系も気になるところですね。
基本的にベビーシッターの料金体系は、お世話にかかる2時間~3時間で1パックに設定されていることが多いようです。派遣会社によっても異なりますが、一般的には1時間で1,000円~4,000円、依頼時間に応じて金額が増えていきます。
派遣会社からの派遣と、個人登録して利用する場合があり、個人登録の場合の相場は、1時間800円~1,500円程度なので、ベビーシッターの料金全体から見ると平均1時間2,000円と考えましょう。
時間にして、それ以上延長になると延長料金が発生するといったシステムの会社が多いです。
以上が基本料金で、それに加えてベビーシッターさんの交通費やその他オプション料金が別途かかることがあります。派遣会社のシステムによっては、会員登録システムのところもありその場合は入会金や年会費などが発生します。
都市部や地方によっても利用料金にバラつきがあるので、実際に利用する場合はベビーシッターの会社に直接問い合わせてみましょう。
ベビーシッター利用は家庭状況や生活スタイルにより選択する
ベビーシッターの利用方法は、家庭状況や生活スタイルにより変化します。ベビーシッターを単発で利用したい人や同じ曜日の同じ時間に継続して利用したい人など、ニーズ毎の契約スタイルを選択しましょう。それぞれメリットとデメリットを確認します。
緊急時などに便利な単発利用の場合
家庭の事情、ママの都合など緊急の場合にのみ利用したい人は単発で利用しましょう。たとえば、普段は保育園に預けているけれど、仕事の残業で保育時間以降も子供を見て欲しいとか、まだ就園していないけれどどうしても誰かに見ていて欲しいなどといった緊急時に対応してもらえるのがメリットです。
単発利用として契約すると、料金が基本定期利用よりも少し割高に設定されていて、この場合は入会金や年会費は取られない場合が多いです。
ただし、単発利用の場合はその日のベビーシッターさんがどんな人が来るのかが不明な場合が多く、毎回子供との相性や関係性に不安を抱く点がデメリットとして挙げられます。
ベビーシッターを利用したい時に対応できる会社を確保する必要があるため複数の派遣会社を調べる必要があるのもデメリットになります。
定期継続利用
月に4日、1週間に1日、この曜日に必ずといったように利用日数や利用時間が決まっている場合は定期継続利用契約となります。派遣会社の多くは、入会金や年会費などが発生しますが継続利用ということで割高の単発利用よりもかなり格安で利用できることがメリットです。
子供との相性、ママとの相性なども関係してくるので次第に気に入ったベビーシッターさんへの依頼が固定していきます。お互いの信頼関係の構築によって良い関係が続く場合と、距離が近くなりすぎてトラブルになる可能性があるのがデメリットです。
また、子供に安心してベビーシッターさんと過ごすことが出来るので「信頼感」をもって預けることが出来るのも大きなメリットになりますね。
利用する時はどんなとき?
ベビーシッターの利用はこんなときにおすすめです。
- ママに急な用事が出来て、子供の面倒をみることが出来なくなったとき
- 子供が発熱や病気になって保育園に預けられないとき
- 保育園の保育時間外に、ママが面倒をみることが出来なくなった時
などといった、子供を連れていけない用事やママが子供の世話が出来なくなった状況の場合にベビーシッターのサービス利用はとても便利で効率的です。子供の安全と安心を第一に考えたときには、このようなサービスの利用は有効ですね。
安心して赤ちゃんを預けられるベビーシッター会社
ママが安心して赤ちゃんを預けることが出来る場所が、いくつか確保出来ていることはママにとって心強い味方ですね!育児が初めてのママだけではなく、2人、3人と子供がいるママにとっては、子供の数だけ用事が増えるので、ちょっと見ていてくれる人がいるだけで仕事がはかどりますよね。
おすすめのベビーシッター派遣会社をいくつか挙げますので、ぜひ参考にしてください。
総合保育サービスのハズ
小学館集英社プロダクションの総合保育サービス「HAS」内にある会員制ベビーシッターサービスです。会員にならなくてもビジター利用が安価で可能です。
コンビウィズ株式会社
Combi(コンビウィズ株式会社)で実施している個人向けベビーシッターサービスです。会員登録から予約の流れでサービス利用が可能です。その他、外出先での預かりや発熱などの病児保育にも対応可能です。早朝、深夜時間帯の利用が可能ですから便利ですね。
株式会社ファミリーサポート
株式会社ファミリーサポートが運営する「BANBINO CLUB」ベビーシッターサービスです。特別にケアが必要な子や英語での保育サービスなど幅広いサービスを提供しています。
さんまーくえいてす
出典:www.eites.jp
ベビーシッターサービスに留まらず、家事代行や就学児童の習いごとの送迎などさまざまなプランを用意しています。2人目以降の利用料金割引や双子の預かりも受け付けています。
信頼できるベビーシッターを見つけよう
以上、おすすめのベビーシッター派遣会社を4社挙げましたが、お住まいの近隣でまだたくさん会社があるはずなので、じっくりと調べて信頼出来る派遣会社を見つけましょう。子供の命を預けるので、ママの思いと一致して保育にあたってもらえるベビーシッターと出会うことが重要です。
昨今の福祉サービス利用による乳幼児や老人などの痛ましい事件など、例外ではありません。決して起きてはいけない事件に子供を巻き込まないよう最大の注意をもって、しっかりと判断する必要があります。
しかし、ベビーシッターの利用という選択肢が増えることは、働くママにとって心の余裕につながるのではないでしょうか。
仕事と育児の両立と充実したライフスタイルのためにも、サービスを上手に利用出来ると良いですね。