おくるみを手作りしてみよう!

おくるみを手作り!型紙いらずのフード付きおくるみの作り方

おくるみの手作りはミシン初心者でも意外に簡単!型紙いらずで、直線縫いだけのフード付きおくるみの作り方を解説し、ガーゼやキルトなど春夏・秋冬におすすめの生地を紹介。耳付き・パッチワーク・編み物風など、季節に合わせて世界に1枚だけのおくるみを作りましょう。

おくるみを手作り!型紙いらずのフード付きおくるみの作り方

快適ねんねのために!季節別おくるみに使う生地の選び方

おくるみに使う生地にも色々な種類がありますので、それぞれの季節に合った素材のものを選べば赤ちゃんはより快適に過ごすことができます。赤ちゃんが生まれる季節を参考に、生地を選んでください。

春夏生まれにおすすめの生地

春から夏にかけて、気候が暖かくなる時期におすすめの生地をご紹介します。汗をかいてもすぐに乾くなど、吸水性や吸湿性に優れた生地がおすすめです。

ガーゼ生地なら、安価で吸収性・通気性も抜群!

赤ちゃんに優しい生地と言えばガーゼ生地です。肌触りは滑らかで吸水性・通気性に優れています。大きい布でも生地が柔らかいので洗いやすく、洗ってもすぐに乾くのでママにも嬉しい生地です。

ガーゼ生地にはダブルガーゼやトリプルガーゼなどがあり、それぞれ厚みや肌触りが違ってきます。市販で手に入れやすいのはダブルガーゼで、春夏はこちらで十分です。

もしガーゼ生地で秋冬用のおくるみを作りたい場合は、トリプルガーゼなど3重以上のものを購入しましょう。空気の層によって保湿性が高まり、暖房で汗をかいた場合もしっかり吸い取ってくれます。

パイル生地は、真夏生まれの赤ちゃんにピッタリ!

パイル生地とはタオルのような生地のことをいいます。タオルの生地をよく見ると、糸がループ状なったものがいくつも並んでいるのがわかりますが、パイル生地も同じようにループ状になった糸を織って作られています。

触り心地もタオルのように柔らかく、汗などの水分をよく吸収してくれる素材なので、汗ばむ夏にはおすすめの生地です。

おくるみって夏はどう使う?快適な使い方&夏におすすめ5選
おくるみって夏はどう使う?快適な使い方&夏におすすめ5選

秋冬生まれにおすすめの生地

肌寒くなる秋から冬にかけては、暖かく保温性のある素材を使った生地を選んであげましょう。

キルト生地は、丈夫で寒い季節の外出の頼もしい相棒に!

キルト生地

布と間に中綿を挟んだ生地のことを言います。モコモコとした見た目とふわふわとした触り心地が特徴で、中に綿が入っているのでとても暖かいです。丈夫な生地でもあり、レッスンバッグなどにも使われる生地としてもお馴染みです。

両面ともキルト生地ですと少しごわつくので、赤ちゃんの肌に触る部分はガーゼにし、外側をキルト生地にするなど、片面だけキルト生地にするのもおすすめです。

寒い冬には温かいキルト生地のおくるみが一つあると、外出先では寒さを防げて快適に過ごすことができます。

フリース生地は、軽量で洗いやすく使い勝手抜群!

衣類にも使われている素材のフリース生地は、おくるみにも適しています。肌触りも良くとても暖かいのが特徴です。

またとても軽量なので持ち運びにも便利ですし、通気性にも優れており、洗濯しても乾きやすいという特徴もあります。

おくるみとして使わなくなっても、大人の膝掛けとして使うこともできます。

おくるみは手作りキットもあり!

おくるみを手作りしたいけど、材料を揃えたり布を切ったり大変そう…という方には、手作りキットがあります。布(すでに切った状態の物もあり)や糸など材料が全て揃っているので、一つ一つ揃える手間が大きく省けます。

しかも布に印が付いている物もあり、その印に沿って縫えば出来上がるので初心者の方には非常にありがたい存在です。

キットとは言っても手作りには変わりないので、初めての手芸を手作りキットからスタートさせてみるのもおすすめです。

ミシンを使えば簡単におくるみは出来上がる!

ミシンで縫物

ご紹介したおくるみは、ミシンがあればあっという間に作ることができます。手縫いでもできますが、縫う範囲が広いので少し時間がかかってしまいますので、やはりミシンで作ることをオススメします。

おくるみは赤ちゃんが生まれた直後から使いますし、寝る時には赤ちゃんの体を包んで安心させることもできるので、とても大切な役割を果たします。

季節にあった生地を選べば、赤ちゃんはより快適に過ごせますし、ママの手作りなら赤ちゃんはより一層安心して、スヤスヤ眠ってくれるかもしれません。

ぜひこの機会に、おくるみを手作りしてみましょう!