赤ちゃんマットを手作りしよう
赤ちゃんマットを手作りしてお昼寝や遊びのスペースを確保!
赤ちゃんマットを手作りしてみませんか?赤ちゃんをそのまま寝かせるお昼寝マットや積み木やブロックをまるごと収納できるプレイマットの作り方を紹介。手づくりマットはお部屋にピッタリ合ったサイズにでき、好きな布や柄を選べばインテリアとしても素敵です。キルティング生地だと使い心地もGOOD!
赤ちゃんのマットを手作りしてお部屋にお昼寝や遊びのスペースを確保!
赤ちゃんマットを手作りすれば、育児が楽しくなり、ママも快適に過ごせます。
赤ちゃんマットには、それぞれの用途に合わせていくつか種類がありますが、簡単にご紹介すると以下のような3タイプに分けられるでしょう。
- お昼寝マット…ベッドや布団以外のお昼寝の時に使う。
- おむつ替えマット…おむつ交換時に床を汚さず、赤ちゃんもお尻や背中を冷やさない。
- プレイマット…おもちゃで遊ぶときに床の汚れが気にならない。後片付けの時にはそのマットでおもちゃをくるんで収納もできる!
マットを敷くことで、お部屋の中に赤ちゃんの居場所を確保でき、赤ちゃんにとって居心地のいい環境を作り出すことにも役立ちます。
赤ちゃんのマットの素材はなにがおすすめ?
肌がデリケートな赤ちゃん用マットを手作りするのなら、素材にもこだわりたいです。それぞれの用途に応じたおすすめの素材をご紹介していきます。
お昼寝マットとして使いたければコットンやガーゼなど肌に優しい素材
お昼寝マットとして積極的に使う場合には、直接肌に長時間あたるのでコットンやガーゼなどの優しい素材を使うのがおすすめです。また、中に綿を入れて、ある程度の厚みを持たせて作りましょう。
ただし、赤ちゃんは少し目を離した隙にうつぶせ寝をする心配もあるため、あまりふかふかした布団で寝かせるのは危険です。綿を入れる時には入れ過ぎず、赤ちゃんの顔や体が沈まない程度にしましょう。
綿は古くなった大人用の布団の綿を使ってもOKです。使う時にはよく洗い、汚れたダニを除去して使用するようにしましょう。
プレイマットとして活躍させたいなら洗濯のしやすさがマスト
赤ちゃんを遊ばせるためのプレイマットを手作りするなら、キルティング生地やキルト芯を使って作るのがおすすめです。キルティング生地やキルト芯を使ったマットなら、硬い床に敷いても下半身が痛くなりにくいですし、積み木やブロックを落としてもその衝撃を和らげてくれます。
見た目にこだわるなら、色々なはぎれを組み合わせて作るパッチワークも素敵です!
プレイマットは赤ちゃんよだれや汗を吸収したり、汚れがつくこともあるので、こまめに洗濯ができるものを作ることをオススメします。洗濯もできて、なおかつ洗いやすい素材で作ることがポイントです。
赤ちゃんマットのサイズはどのぐらいがいい?
赤ちゃんマットを手作りするとなると、悩むのがサイズです。お昼寝マットやおむつ替えマットは、赤ちゃん一人分の大きさで十分そうですが、プレイマットはどう考えるのがいいのでしょうか。
プレイマットなら大きめがおすすめ!ただし家の間取りを考慮して!
赤ちゃん用プレイマットとして使うなら、サイズは大きい方がママも一緒に寝転べて楽です。
ただし、正方形または長方形型のマットは家の間取りによっては敷くスペースが限られますので、ご自宅のスペースに合わせるのが1番です。
そこまで大きなマットでなくてもネンネ期はメリー付きジムで遊んだり、おすわり期は手におもちゃを持って遊ぶ程度ですので、大きなスペースは必要ありません。ずりばい、ハイハイをするようになると、部屋中をはい回り、プレイマットだけに留まっていることの方が稀になります。プレイマットは積み木やブロックをするスペースに変えてしまった方が良いでしょう。
お昼寝マットやおむつ替えマットは赤ちゃんの体に合わせたサイズで十分
お昼寝マットでしたら、赤ちゃんもまだ小さいので、それ程大きいスペースは必要ありません。
おむつ替えマットも赤ちゃん一人が収まるくらいのサイズで十分ですので、それぞれの赤ちゃんに合うサイズで作っていきましょう。
そのままおもちゃ収納もOK!赤ちゃんのプレイマットの作り方
おもちゃも収納できる、赤ちゃんのプレイマットの作り方をご紹介していきます。
収納袋にもなるので、材料として長めの紐を用意するのをお忘れなく!紐を可愛いものに変えるだけでも、オシャレなアレンジができます。
手作りプレイマットに必要な材料&道具
- 布(95cmの正方形)を1枚
- 紐(320cm)を2本
- ミシン
- はさみ
- 待ち針
- アイロンとアイロン台
- 紐
- 紐通し
お片付けも楽々!おもちゃ収納できる巾着型プレイマットの作り方【製作時間50分】
周りを縫って紐を通すだけの簡単な作り方で、プレイマットが完成します!
おもちゃで遊ぶときは広げて、遊び終わったらそのまま巾着にして収納できるので、後片付けも楽々です。
キルティング生地を使って作ると、ふわふわとした感触でマットの上で遊ぶのも気持ちがいいので、居心地よく使えます。
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布に印をつけて切ったら、ほつれないように周りにジグザグミシンをかけていきます。
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角から10cmのところにすべて印をつけます。
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印をつけたところから内側に折り曲げ、端に沿って3mm幅で角を縫いつけます。
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全ての角を同じように縫ったら、次に紐を通す部分を作ります。全ての辺を3cm内側に折り曲げ、アイロンで跡を付けます。
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アイロンをかけ終わったら、折り曲げた辺の部分を5mm幅で縫っていきます。
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縫い終わったら、紐を通していきます。長めの紐通しを使うと楽に通すことができます。
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結び目が対角線上にくるように2本の紐を通して完成です!
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ブロックなどで遊ぶときは、この上に広げてあげましょう。
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おもちゃごとを収納する時は、紐を引っ張らない部分の布を内側に折ります。両端の紐をぎゅっと引っ張り、巾着のように結んで収納できます。
赤ちゃん用お昼寝マットの作り方
お昼寝用マットの作り方をご紹介します。中に接着心を挟んで縫うだけで出来上がるので、意外に簡単です。
お昼寝用マットに使う材料として、直接体に触れる面はガーゼ生地にして、後ろ側は綿100%の生地を使用しました。キルト芯の他にも、キルティング生地を使っても厚みが出るのでおすすめです。
材料・道具
- 布(69×122)を2枚
- キルト芯(布の大きさに合わせた分量)
- ミシン
- はさみ
- 待ち針
- 目打ち(角をきれいに出すため)
長く使える!お昼寝マットの作り方【製作時間1時間40分】
基本的なお昼寝マットの作り方をご紹介していきます。赤ちゃんや部屋の広さによって使いやすいように、好みの大きさでアレンジしてください。
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表の生地と裏の生地に切る位置の印をつけて、同じ大きさになるようにそれぞれ切り取ります。
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キルト芯も同様に切り離します(キルト芯が足りなくなったら、その都度切って足りない部分に貼り付けていけばOKです)
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布の裏側にキルト芯を貼っていきます。まずは、キルト芯の接着剤の付いた面(ザラザラした面)を布側にして置き、その上にあて布を置きます(細かい取り扱いについては、使用するキルト芯の説明をご参照ください)。
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あて布の上から、10秒程度押しあてるようにして全体にキルト芯を貼り付けていきます。
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キルト芯を貼り終わったら、2枚の布を中表に(内側に表側が来るように)重ねて待ち針で留めます。その時に返し口(40cm~50cm程度)を作っておくのを忘れないようにしてください。
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返し口以外の周りを1cm幅で縫っていきます。
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返し口を空けて一周縫い終わったら、縫い目をアイロンで割ります。
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返し口から中を引っ張り、表に返します。
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返したら4つ角を目打ちできれいに出します。
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布全体にアイロンをかけて整えます。
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空いたままの返し口を2~3mm幅でミシンで縫います。
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返し口を閉じたらお昼寝マットの完成です(大きさの比較のため、80サイズのベビー服を置いています)!
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