赤ちゃんの初正月のお祝いはどうすればいいの?
初正月のお祝い、どうやって過ごすかワクワクしたり悩んだりしているママはいませんか?赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお正月である初正月、家族が1人増えることで普段とは全く違うお正月です。
日本の数ある行事がある人生儀礼(注1)には初正月はありませんが、節句と考えるとお七夜の次の赤ちゃんの行事となる人も多いでしょう。先輩ママさんから伺った初正月の過ごし方をご紹介します。
赤ちゃんの初正月をお祝いするポイント
生まれたばかりで子育てに慣れていないと、実家への移動はもちろん、授乳にオムツにと大変です。でも、自分の実家なら両親の手助けも期待できますし、夫の実家でも同様に何も言わなくても可愛い孫の面倒を見てくれます。
親戚が集まりやすい正月なら、赤ちゃんのお披露目にも持って来いなので、ちょっと大変かもしれませんが、みんなで生まれたばかりの赤ちゃんの初正月をお祝いしてあげましょう。
赤ちゃんの初正月のお祝いはママの実家で過ごす人が多い
初正月のお祝いをどこで過ごすか悩んでいませんか?自分の実家か夫の実家となると、夫の実家を優先してしまいがちです。今回体験談を寄せてくれたママたちの場合、里帰り出産をしてそのままという人もおり、自分の実家で初正月を迎えたという人が多くいました。
夫の実家で過ごした人や夫の実家で同居している場合は、そのままお正月を迎えたという人もいます。両実家が近い場合は、両家共の顔を出すことができますし、逆に両実家が遠い場合には赤ちゃんが小さいので帰省せず、夫と3人でゆっくりお正月を過ごすという人もおいました。
初正月だからどちらの実家で過ごさなければいけないという決まりは無く、子育てに慣れていない場合は出かけるだけで子供も自分にも負担になりますので、無理にならないように初正月を迎えましょう。
初正月のお祝いで羽子板や破魔矢は風習に従って用意する
無病息災を願う羽子板に、魔除けや厄払いのお守りとなる破魔矢は、初正月を祝う縁起物でもあります。(注2)女の子が生まれた時は羽子板、男の子の場合は破魔矢とされていますが、どちらも子供の為を思って用意するのであれば、両方を用意しても良いのではないでしょうか。
必ず用意しなければいけないという物ではありあせんが、「せっかくだから用意しておけば良かった」と後悔したママもいますので、初正月気分を味わうためにも検討してみるのも良いでしょう。地域性などもありますから、実家の風習に従うのが一番とも言えます。
破魔矢や羽子板のお返しは不要です
初正月にお祝いで頂いた破魔矢や羽子板のお返しは不要とされています。相手の気持ちをありがたくいただき、元気に成長した子供の姿を見せてあげて下さい。
初正月のお祝いは赤ちゃん用のおせちを用意しなくてもいい
離乳食が始まっていない赤ちゃんの場合は、せっかく赤ちゃん用のお節料理を用意しても食べさせてあげられません。「食べられなくても用意したお節を前に写真を撮って残してあげるだけでも良かった」というママが多いので、大人用のお節を取り分けて上げて、形だけでも用意してあげるのもおすすめです。
離乳食が始まっている赤ちゃんの場合でも、無理に大人と同じお節を食べさせるのは無理があります。金団や煮豆、薄めの雑炊などなら、離乳食を食べてる赤ちゃんでも十分食べられるので別で用意してあげると、一緒にお節料理を食べることができます。
赤ちゃんには普段食べている離乳食を、家族みんなで囲んでお節を食べるだけでも十分楽しめるので、赤ちゃんに無理にお節料理を食べさせるのはやめましょう。
初正月のお祝いだからと赤ちゃんに着物を着せなくても大丈夫
お正月といえば着物ですが、今回体験談を聞いたママたちの中では、着物を着せた人はあまりいませんでした。着物を着せて写真館で撮影したという人もいますが、小さい子の場合は着物を着せるだけでも一苦労ですし、赤ちゃんの負担にもなってしまいます。
可愛いベビードレスを着せてあげたり、新品のシャツや下着を着せて新年を迎える家庭もあり、特に初正月は着物にこだわる必要はありません。
12月生まれの赤ちゃんの初正月のお祝いは堅苦しく考えなくてもOK
人生儀礼に記される五節句には初正月は含まれていませんが、季節の節目となる正月は特別という考え方もあります。
生後21日以内の初節句は来年に行う(注3)とされておりますが、都合はありますし厳密にする必要はありません。生まれたばかりの赤ちゃんを無理に連れて、どうしても実家で初正月をお祝いをする必要はなく、ご自身と赤ちゃん、家族の都合を考え初節句を楽しく過ごしましょう。
赤ちゃんの初正月のお祝いをしたママさん体験談
生後2ヶ月から1歳を超える赤ちゃんまで、みんなの初正月のお祝い体験談を聞いてみました。お節が食べられなくても、着物を着なかったとしても、家族みんなが笑顔で過ごすことができたお正月。初正月をこれから迎えるママさんは参考にしてみて下さい。
ママの実家で赤ちゃんの初正月を過ごしました
初正月のお祝いを気心知れた自分の実家で過ごした体験談です。赤ちゃんがまだ小さい時期で、自分の実家で過ごしたというママが多いです。
蕁麻疹でパニック
みい(30代前半)
12月生まれの息子が、1歳を少し過ぎたお正月に私の実家に帰りました。親戚は息子に会ったことがなかったので、お正月で集まった親戚一同でおせちを囲んで、誕生祝いもしてもらいました。
初正月だからといって破魔弓・羽子板は用意しませんでしたが、祖母が鎧兜を用意してくれていました。普通にお正月だと思って、親子とも普段着で行ったので、少しビックリしました。
食事はレトルトの離乳食とフォローアップミルクを用意して行ったのですが、親戚のおばちゃんが、おせち料理の一部を小さくして与えていたようです。その時は何ともなかったのですが、自宅に帰ってから急に全身に蕁麻疹が現れて、高熱も出ました。小児科に連れて行き、先生は「疲労もあったのかもね」とおっしゃいって、蕁麻疹も数日で治ったのですが、おばちゃんの食べさせたおせちが原因では?と少しだけ疑っています。
生後半月で迎えた初正月
みか(44歳)
12月生まれの息子は生後半月で初正月を迎えました。その頃、里帰り出産で実家に戻っていたので、初正月は実家の両親や兄弟たちと一緒に迎えることになりました。
実家では初孫ということで、とにかく皆が可愛がってくれて、破魔弓も実家の両親が張り切って人形町にある雛人形や五月人形を扱うお店で用意していてくれて、かなり賑やかなお正月となりました。
息子にとっては初めてのお正月だったわけですが、まだ生まれて半月ということだったので残念ながら特に息子用のお節は用意しませんでした。とはいえ、それでは可哀想という母が気を利かせて、大人用のお節料理を息子用に小さいお膳に盛りつけてくれて、見た目は大人と変わらない素晴らしいお正月を迎えられたと思います。
娘の初正月
伊香(20代前半)
娘の初正月は11ヶ月の時で、私の両親と過ごしました。女の子なのですが羽子板は私の親からいただきました。人形屋さんに直接出向いて買ってきてくれて、病気にかからないように健やかに育つという願いが込められてると初めて知りました。
娘用のお節料理も考えたんですが、あまり食べたくないようだったので子供用の食べやすいご飯を作って食べさせていました。着物は着せなかったんですが、新しく買っていた服を着せてあげました。
初正月とか気にしてなかったんですが、昔からある行事をちゃんとやってあげて、思い出や写真を残してあげると、「日本人で良かったな~」なんて思ってくれたり、子供を持つようになった時に、同じように自分の子供にもしてあげるんじゃないかと思うので、できるだけ色々な行事をしてあげたいと思ってます。
我が子の初正月の思い出
みさといぐ(40歳前半)
私の娘は生後5ヶ月の頃に初正月を迎えました。娘の初正月には両家の親、親戚が集まり、お祝いしてもらいました。初正月にあたり、羽子板を主人方の親から買ってもらい、わざわざデパートまで出向き、見立ててもらったみたいで感謝しています。
さすがに5ヶ月では、まだ食べものを食べられなかったので、子供用のおせちなどは用意していませんでしたが、大人用のおせちを食べさせる真似をし、正月気分を味わってもらいました。
着物を着せようか考えたんですが時間が無かったので、代わりに白いベビードレスを着せて写真を撮りました。沢山の人に囲まれて娘は興奮していましたが、終始笑顔でグズることなく過ごしていました。今でもたまにその時の動画を見て、懐かしく感じています。
初正月について
しんゆうまま(30代前半)
初正月を迎えた時、息子はまだ2カ月でした。出産してからもしばらく入院していたので、実家に帰ってきてすぐに正月だったので、そのまま自分の実家に夫が来て家族と私の両親と過ごしました。
初正月とはいえ、まだ慣れない育児にバタバタしていて、破魔矢や子供用のお節とか考える余裕がありませんでした。本当に大変で自分たちのおせちも用意できない感じの初正月となってしまいましたが、新たな家族と、私たち夫婦、私の両親みんなで、のんびりゆっくり会話をしたり、手料理をつまんだり出来たので、それはそれで貴重な時間が取れてよかったなと思います。二人目の時は、余裕があれば初正月らしい何かを少しは取り入れたいなと思ってます。
初お正月のお年玉について
いつきママ(31歳)
初正月は息子が11ヶ月の時。私の実家へ家族3人で行き、兄夫婦も混ざり賑やかなお正月を迎える事となりました。兄夫婦にも同い年の男の子がいて、二人で仲良く遊んでいました。
「正月といえばおせち料理」ということで、子供の面倒は男連中に任せて、母と私、兄の嫁の3人で頑張って作りました。子供達にも食べられる煮付けや、柔らかめのお餅も用意し可愛くワンプレートに盛り付けました。
母が用意してくれた着物は、どうやら兄が小さい頃着ていた羽織を直したもので、着せてみると可愛くも凛々しく見えて一気に写真撮影会となりました。
年齢的に悩んだお年玉は、私から兄の息子へ3千円渡し、兄夫婦からも同じ金額のお年玉を頂きました。そして私の両親からはなんと1万円。叔母や親戚からも1万円や5千円といった0歳児にしてはすごい金額を頂いてしまい、「今後どうするの?気持ちでいいんだよ?」と言うと、「今はオムツとかでお金がかかるからそれに使って欲しい」との事で、ありがたく頂きました。
貰ったお年玉でおもちゃを買ってあげようと思っていたのですが、金額的に急遽息子の貯金へ回すことに。後日、私のお財布からちゃんとおもちゃを買ってあげました。今年は娘も誕生し、もっと賑やかな正月になると思うと今から楽しみです。
あっという間のお正月
藤井亜美(20代後半)
里帰り出産を経て、産後3ヶ月程度里帰りを予定していた私。息子が2ヶ月の時にそのまま私の実家で私たち夫婦と息子、両親と兄妹の計7人で初正月を過ごしました。
破魔矢・羽子板は用意しませんでしたが、父が豪華なおせちを用意してたのが嬉しかったです。生後2ヶ月の息子は、おせちを眺めるだけでしたが、写真に撮ってみると一気に正月感で出てきました。
初お年玉を貰ったのですが、当たり前に息子は何も分からず、お金はそのまま息子用貯金に。着物は着せなかったけど、家族全員で初詣に行きました。
授乳やオムツ替えと、慣れない育児の中のお正月。母のサポートはありましたが、私にとってはあっという間に過ぎたお正月でした。けれど、私以外の大人たちは初孫と一緒に過ごせた楽しいお正月だったと思います。
夫の実家で赤ちゃんの初正月を過ごしました
初正月のお祝いを夫の実家で過ごした体験談です。儀実家にしてみると内孫になりますので、みな幸せな気持ちでお正月を迎えたことでしょう。
初正月、お餅を背負いました!
とも(40代前半)
10か月になる娘は、初正月を夫の実家で過ごしました。私達が住んでいる場所は、破魔矢羽子板などの風習はほとんどありませんが、餅背負いの風習があり、子供にとっての祖父母が擁して下さっていました。
餅背負いとは、わらじを履かせた赤ん坊に一升餅を背負わせて、子どもの成長と健康を祈るというものです。用意されていたわらじはうちの子には小さすぎたし、まだハイハイもやっとの月齢だったので、お餅を背負うのも激しく嫌がって泣いたのですが、みんな笑いながら見ていて大変ほほえましい光景でした。
着物は着ませんでしたが、私の実家の母が送ってくれていたお食い初めのセットを出してきて、そこに娘が食べられるお芋のペーストとか、赤ちゃんせんべいを入れて、娘にもお正月気分を味わってもらいました。
本人に記憶はありませんでしょうが初めてのお正月で、今は亡きひいおばあちゃんと写真が撮れたのがとてもいい思い出です。
生後6ヶ月の時に初正月を迎えました
りんこ(30代後半)
娘が生後6ヶ月の時に初正月を迎えました。主人の実家で過ごしたのですが、主人の家系は男の子しかおらず、初孫が女の子だったということで義両親共に大変可愛がってくれ、娘も笑顔で、みんなとても楽しく過ごせました。
主人の父が毎年欠かさず行っている神社で破魔矢を用意してくれました。義母は「女の子の場合は羽子板」と言ってましたが、女の子が生まれたのが初めてだったこともあり、つい破魔矢を買ってきちゃったらしく本人は照れ笑いしてました。でも、私はその気持が本当に嬉しかったです。
子供用のおせち料理は特に用意しませんでしたが、大人用のおせち料理の中から食べられそうなものをチョイスして、子供に少し分けて与えていました。着物を着たりはせず、普段通りの洋服で過ごしましたが、義両親のおかげで娘もちゃんとお正月気分を味わうことが出来たと思います。初正月をして家族の絆のようなものがより深まったように感じました。
初正月は、旦那さんの実家に行きました。
ぷぷぷくりん(30歳)
私の息子は、5ヶ月の時に初正月を迎えました。旦那さんと私のお互いの実家がそれぞれ離れていたので、どうしようかと悩んでいましたが、初孫なので旦那さんの実家に行きました。
おじいちゃん、おばあちゃん、それから、ひいおばあちゃんと一緒に過ごしました。破魔矢や羽子板は用意しなかったのですが、「せっかくだから買っておくべきだったかな」と、後で後悔しました。
まだ食べることをできないと伝えていたんですが、子供用のお節料理を、おばあちゃんが用意してくれて、とても正月らしい豪華な写真を撮ってあげることができました。
おじいちゃん、おばあちゃんの家には、旦那さんの時に買っていた立派なカブトがあって、それについている着物?(金色のチョッキみたいなものです)を着せて、鉢巻もついていたので結んであげて写真を撮りました。
スタジオアリスへ行って記念の写真を撮影してもらったりもしたので、初正月に撮った写真と合わせて大きくして飾っており、とても良い記念になったと思います。
5ヶ月の息子の初正月
ema(20代前半)
5ヶ月の息子の初正月は主人の実家で、義理の母と弟と祖母と一緒に過ごしました。破魔矢や羽子板などは特に用意しませんでしたし、離乳食をまだ開始していなかったこともあって子供用のおせち料理も用意せず、自分達用のおせち料理はしっかり用意しました。
お正月当日に着物などを着せることはしませんでしたが、その代わり年明けに落ち着いてから自宅でベビーアートを撮影しました。当日ではないものの袴を着せて撮ったので、初正月の記念にはなったと思っています。
我が家の場合は5ヶ月になったばかりだったこともあって、まだ自分で動くことが出来ない状態でしたが、一歳近い状態でお祝い出来たら着物を着せて出掛けるのも良いなと思いました。あまり初正月っぽいことをせずに終わってしまったので、何かやっておけば良かったと今更になって思います。
同居している主人の両親と過ごした初正月
ハッピーママ(35才)
12月生まれの長男は、11ヶ月で初正月を迎えることに。主人の両親と同居していたので、家族のおせち料理は義理の母に全てお任せし、私は長男用のおせち料理を用意しました。と言っても、まだ離乳食後期なので、金団を薄味に煮たり、豆を潰したりお餅抜きのお雑煮を作るといった簡単な物。
長男にはシャツとパンツと下着は全て新しい物を用意し、初正月当日に袖を通しました。これは義理母から教わった初正月を迎える儀式だそうです。また義理の父が用意してくれた羽子板を掴んでとても楽しそうでした。
夫の両親と私達家族の五人で迎えた初正月は、ずっと長男の話で盛り上がりました。立った・座った・泣いた・笑ったなど、一つ一つの行動が私達には楽しい話題で、おせち料理を囲みながら和やかに過ごせました。
赤ちゃんの初正月は両家で過ごしました
初正月のお祝いを両方の実家で過ごせるのは理想的ですね。ただ、移動があるので疲れてしまったママもいるようです。
息子の初正月
まり(30代後半)
9月生まれの息子の初正月は3ヶ月位の時でした。義両親が、実家の近くの人形屋さんで購入した破魔矢を用意してくれました。私はお正月に破魔矢を飾るという知識がなかったので、突然持ってきたときは驚きました。息子は嬉しかったのか笑顔で喜んでいたことを覚えています。
まだ3ヶ月だったので、おせちを用意したりはなかったのですが、お互いの実家に行き初正月を迎えました。破魔矢以外は普段のお正月と変わりませんが、息子は初めてのお年玉を頂き、いとこや両親達に囲まれ普段とは違う賑やかな雰囲気に、息子もすごく楽しそうで良い刺激になったかと思っています。お正月は皆が集まる機会なので赤ちゃんをお披露目するには良いタイミングだと思いました。
娘の初正月
あーママ(30代後半)
娘が初正月を迎えたのは6ヶ月の時でした。両家とも祖父母は日帰り出来る距離にいますので、1月の1日と2日でそれぞれの家に娘を連れて新年の挨拶に行きました。特に義実家は初めて娘を連れての訪問でした。
破魔矢は近隣の神社に初詣に行き、いただいてきましたが、羽子板は今後の置くスペースも考えて、あえて用意しませんでした。
子供用のおせち料理は、まだ離乳食が始まったばかりでミルクの方が多い時期でしたので、特にそれらしいものを用意することはしませんでした。
お宮参りで着た着物が手元にあったので着せようか考えましたが、二軒訪問するだけで手一杯でした、赤ちゃんが疲れちゃうかと思って無理にはきせませんでした。
お年玉としておもちゃなど祖父母や親族からもらいましたが、破魔矢以外にはお正月だからといって特に用意してませんが、正直まだその時は育児に手一杯でプラスアルファのことなどする余裕がなかったのが正直のところです。娘を連れて遠出をしたり、親族に会わせたりするだけでヘトヘトになりました。
赤ちゃんの初正月は実家が遠方のため家族水入らずで過ごしました
初正月のお祝いを家族水入らずで過ごした体験談です。赤ちゃんと初めて迎える家族のお正月に、ママも頑張りました。
おせち料理を用意しました
まな(20代後半)
10月生まれの娘は、生後二ヶ月の時に初正月を迎えました。どちらの両親も遠方に住んでいるので、私たち家族だけでお正月は過ごしました。女の子なので着物などを用意してあげようか悩みましたが、また二か月ということもあり断念。
結婚してからは毎年おせち料理を作っていたので、娘の分も形だけ作ってあげることにしました。月齢が浅いということもあり、羽子板など遊び道具などは用意しませんでしたが、鯛を買ったり赤飯を炊いたりし、おめでたい雰囲気は味わえました。
二人っきりから三人になって初めて正月を終え、子供はまだ幼いので何も分からないと思いますが、おせちを作ったり初詣をしたりと、お正月にするべきことをきっちり継続して見せておくことが大切だと思いました。
赤ちゃんの初正月のお祝いは楽しければそれでよし!
赤ちゃんが初めて迎えるお正月は、みんなで楽しくお祝いできればそれで十分です。風習は大切ですが、しばられ過ぎると堅苦しくなってしまいますので、適当にゆるく考えながら進めていきましょう。
参考文献
- 注1:神社結婚式振興会「人生儀礼とは」
- 注2:一般社団法人日本人形協会「正月と羽子板・破魔弓」
- 注3:近江神宮「人の一生の神事・人生儀礼」