赤ちゃんにパジャマはいつから着せる?パジャマに変えるタイミング
赤ちゃんにパジャマはいつから着せ始めるのか、1日の多くの時間を寝て過ごしたり、ベットや赤ちゃんマットなどの室内の限られた場所で過ごす赤ちゃんはお着替えのタイミングに悩みます。
もちろん、パジャマはいつから着せなくてはならないという決まりはありませんから、お世話する方の自由にしていいのですが、パジャマに着替えるよう習慣化すると赤ちゃんにとって良い効果も期待できます
まだ歩くこともできない赤ちゃんにパジャマは必要?
赤ちゃんは寝ている時間も多く1日のほとんどを家の中で過ごしているため基本的にはパジャマは必要ありません。
しかし、歩けなくても活動的になってきたり、ベビー服売り場で赤ちゃん用のパジャマを見かけたりすると着せたほうが良いのかな?とも思いますよね。
新生児期の室内で過ごす時間が多いときはパジャマ不要
生まれたての新生児期の赤ちゃんは昼夜の区別もはっきりしていません。「寝て起きて授乳」を短いサイクルで繰り返しながらほとんどの時間を寝て過ごすので、おうちにいるうちはパジャマを意識する必要性はありません。
新生児期のお洋服は寝苦しいものも少なく外出もほとんどしない時期なので、吐き戻しなどで汚れてしまったときや汗をかいたとき、お風呂の後のお着替えだけで十分です。
赤ちゃんにパジャマを着せ始めるタイミング
パジャマを着せ始める時期に特に決まりはありませんが、タイミングに合わせてパジャマを着せてあげるようにすると赤ちゃん自身も昼夜の区別をつけやすくなります。そのタイミングとはどのようなものなのでしょうか?
首が据わり始めたら
首が据わると着替えがとても楽になり選べる服も増えていきます。今までロンパースのようなつなぎだけだった服装も上下別々のお洋服が着せられるようになりお洒落の幅も広がります。着替えやすくなりママも余裕ができて可愛いお洋服でお洒落もさせてあげたいので、昼夜の服装を変え夜はリラックスできるようにパジャマを着せ始める人が多いです。
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おでかけが増えたら
お出かけが増えてくると外出の服装にも気を使うようになり、外出から帰ったままの服装で眠らせるのはちょっと…とお着替えも増えてくると思います。そのタイミングで昼夜の服装を分けパジャマを着させ始めるのも良いかもしれません。
まとまって眠るようになったら
生後3ヶ月頃になると赤ちゃんも昼夜の区別がついてきて夜まとまって眠ってくれるようになってきます。
少しでもまとめて寝るリズムがついてきたら、昼間は活動し夜は眠るという習慣をつけてあげるためにもパジャマを着せ始め、生活にメリハリをつけてあげましょう。
生後3~4ヶ月くらいの時期からパジャマを着せ始めたという方が多いようです。しかし、赤ちゃんの成長には個人差もありますし、まだ月齢も低くお世話が大変でパジャマに着替えるなんて大変!と思ってしまうママも多いと思います。
ですがそもそも焦る必要もなく、赤ちゃんの生活リズムができてきたと感じ始めたら、パパやママが赤ちゃんのお世話に少し余裕を持てるようになってきたら、いつからという決まりはないのでそれぞれの家庭の中のタイミングでパジャマを始めてみましょう。
なぜパジャマがいいの?パジャマを着せるメリット
まだ小さく歩くこともできない赤ちゃんにとって、夜眠るときはパジャマを着るという習慣はどのようなメリットがあるのでしょうか?
生活リズムが身につく
赤ちゃんによって個人差はありますが生後3ヶ月頃になると睡眠時間の間隔が長くなり夜は少し長めに眠るようになります。夜にパジャマに着替えるようになるとさらに昼夜の区別が付けやすくなり生活のリズムが整ってくるといわれています。
朝起きたら普段着に着替える、夜眠るときはパジャマに着替える習慣をしっかりとつけてあげると赤ちゃんにとっても1日の流れが分かりやすくなります。昼夜の区別がつき「夜は眠る時間」としっかりリズムが整えばぐっすり眠れるようにもなり夜泣きが減ってくるかもしれません!
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菌や汚れに敏感な赤ちゃんの衛生面
お出かけが増えてくると長時間外で過ごしていた服装では大人であっても汚れや菌が気になってしまいますよね。そのままの服装で寝ればお布団にも菌が移ってしまいます。
赤ちゃんは大人以上に肌が弱く汚れや菌に敏感に反応してしまいます。夜眠るときに洗いたての清潔なパジャマを着せてあげれば心地よく眠れ、赤ちゃんもお布団などの寝具も衛生的に保つことができます。
■赤ちゃんのパジャマは毎日洗うべき?
赤ちゃんは暑がりで汗っかきで特に寝ている間は冬でもたくさん寝汗をかきます。洗濯せずに同じパジャマを毎日着ていると菌が繁殖してしまい肌がとても弱い赤ちゃんは肌荒れを起こしかねません。
赤ちゃんは皮膚や免疫力がとても弱くちょっとした汚れや菌にも負けてしまいます。
清潔に保ってあげるためにも少なくても2日に一回、出来れば毎日パジャマを洗ってあげるようにしましょう。
赤ちゃんが夜はパジャマで眠り、朝は服を着替えて活動するという習慣は昼夜の区別をつけ、寝る時間と起きる時間の認識をするためにもとても良い習慣で、弱く敏感な赤ちゃんの肌のためにも優しい習慣になります。パジャマを着ると大人でもリラックスして眠れる効果があるので赤ちゃんの安眠のためにも必要なのかもしれません。
生活リズムだけじゃない!赤ちゃんの安眠のためのパジャマ選びと着せ方
赤ちゃんのパジャマにはどのようなものがあるのでしょうか?春夏秋冬、パジャマの使い分けや着せ方はどうしたらいいの?夜眠るときの服によって眠りの質が変わるともいわれています。
赤ちゃんの眠りや体を優しく守るためにも赤ちゃんのパジャマ選びや着せ方のポイントを押さえておきましょう!
基本は肌着+パジャマ!寝汗はしっかり吸収
季節に問わず基本的にはパジャマの下に寝汗をしっかりと吸収してくれる肌着を着せてからパジャマを着せてあげます。赤ちゃんは暑がりなので大人よりも1枚少なめの服装といわれますが、汗はきちんと吸い取った方が良いので肌着は着せてあげた方がいいようです。
暑い時期は通気性の良い素材や短めのパンツ丈のパジャマにするなど手足からしっかり熱を放出できるパジャマを選んであげましょう。
赤ちゃんに優しい素材と機能はパジャマ選びのポイント!
赤ちゃんにパジャマを選ぶときに重要なポイントとはどんなものでしょうか?肌が弱く体温調整がうまくできない赤ちゃんが着て眠る服なので、お肌に優しくしっかりと冷えからも守ってくれるものが理想です。
どんなポイントに気を付けながらパジャマを選んであげればよいのでしょうか?
デリケートな肌に優しい肌触りと吸収性
赤ちゃんの肌はとても敏感でデリケートなので素材選びはとても大切です。季節を問わずに寝汗をたくさんかくので肌触りがよく吸収性や保湿性共に高い素材として、夏は綿や天竺、冬はフリースなどがお勧めです。
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お腹を冷やさない作りのパジャマ
冷えを防ぐためにデザインされたパジャマが多く出ています。セパレートのパジャマは中に肌着を着せていてもトップスがめくれ上がりお腹が冷えないか気になってしまいますよね。
パンツに腹巻がついているデザインや上下がボタンで留められるデザインのパジャマはお腹の冷えを防げるのでとても安心です。
体温が高く新陳代謝の高い赤ちゃんは寝ているときにたくさん汗をかいたり、寝ているときに動いてパジャマがはだけてしまったりします。
可愛いパジャマはたくさんありますが、可愛いだけのデザインではなく赤ちゃんに優しいパジャマを選んであげるようにしましょう!
季節によっての使い分け、季節ごとのパジャマの着せ方
季節によって気温も違い暑かったり寒かったり、その季節に合ったパジャマを選びながらも着せ方を工夫しながら体温調節をしてあげることも大切です。
室内の気温によって変わる春・秋パジャマ
夏や冬と違い春や秋は気温差が激しいので何を着せればよいのか迷ってしまいます。
- 気温10℃前後の寒い日は、冬素材の肌着と冬物のパジャマ
- 気温15℃前後の日は、春素材の肌着と長袖の春物のパジャマ
- 気温20℃前後の暖かい日は、春素材の肌着と七分~半袖の春物のパジャマ
春物のパジャマは厚すぎず薄すぎないものを準備してあげましょう。春と秋は毎日の気温の変化に十分気を付けパジャマを選んであげて下さいね!
通気性を考える夏パジャマ
赤ちゃんは起きているときも寝ているときの方が汗をかきやすくなります。寝ているときは温度や体温の調節が難しいので吸収性の良い薄手のパジャマを選んであげましょう。
どんなに暑い夜でも朝方は気温が少し低くなり夜中にかいた汗で体が冷えてしまいます。暑い夏であってもお腹周りを冷やさないデザインのパジャマがお勧めです。
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赤ちゃんの夏の服装は、紫外線防止や熱中症予防のため、いつも以上に気を配りたいもの。大人よりもとっても暑がりで汗っかきな赤ちゃんが、夏を快適に過ごせるよう、夏の服装の着せ方のコツをご紹介。
温かさを考える冬パジャマ
寒い冬は風邪をひかないように温かく保湿性の高い素材で少し厚手のパジャマがお勧めです。しかし、赤ちゃんは暑がりで冬でも寝汗をかくので吸収性の高い肌着を中に着せてあげましょう。
赤ちゃんは夜に動いて布団を蹴ってしまったりしますが夜はみんな一緒に眠ってしまうので布団から出てしまってもすぐに気付いてあげられません。動きの活発な赤ちゃんはスリーパーを着せておいてあげると安心です。
■スリーパーを活用して赤ちゃんの寝冷えを防ごう!
赤ちゃん用のスリーパーは真冬の寒い時期の防寒用だと思っていませんか?実はスリーパーは夏でも使えるのです。赤ちゃんは寝相が悪いのでお布団を蹴ってしまったり、動いて布団から出てしまったり何もかけずに寝てしまっているときがあります。
夏は暑いから布団なしでも大丈夫とも思うかもしれませんが、エアコンで部屋を涼しくしていたり朝方に急に冷え込んでしまったり、大人にとって快適なエアコンも赤ちゃんにとっては寒かったりもします。
スリーパーは赤ちゃんの寝冷えを防止するアイテムとしてたくさんの種類があり、春夏~オールシーズン対応の通気性がよく汗をよく吸収してくれるガーゼやタオル素材、秋冬用の防寒を目的としたフリースやダウン素材のものがあります。
寝ていても良く動いて布団がはだけてしまう赤ちゃん、冷えが心配なときには季節に合わせて活用してみてもいいかもしれません!しかし、スリーパーの下の着せすぎには注意が必要です。
赤ちゃんを寝かせる部屋の環境づくりも大切で部屋の温度は18~24℃が快適とされています。
赤ちゃんは大人よりも体温が高く新陳代謝が2倍以上もよくとても暑がりです。室内の温度に合わせてパジャマを選ぶようにしましょう。
夏は暑いからと部屋を涼しくしすぎてしまうと体調を崩してしまいますし、冬は寒いからと部屋を暖め、冷えないようにとたくさん衣類を着せ布団をしっかりかけてしまうと、うつ熱などといった赤ちゃんを危険な状態にさらしてしまう恐れがあります。
タイプ別でみてみよう!ベビーパジャマの種類
赤ちゃんのパジャマといってもタイプはいろいろあり、どのタイプのパジャマにしようか何を基準に選べばいいのか悩んでしまいます。
パジャマを着せ始める月齢によっても変わってくるとは思いますが、それぞれのパジャマの良いところを見ていきましょう。
- カバーオールとロンパースの違いは?ベビー服の特徴と選び方
カバーオールとロンパースの違いは何?商品名が違うけど形は似ていますよね。プレオール、ドレスオール、コンビドレス、2WAYオールなどベビー服の種類や季節ごとの選び方、おすすめのベビー服を紹介します。
ツナギタイプのカバーオールパジャマ
カバーオールは上下が1枚で全身を包むつなぎタイプで赤ちゃんの体にフィットするようにデザインされています。月齢の低い赤ちゃんはロンパースや2wayオールなどのつなぎのようなお洋服が主流で見た目も赤ちゃんらしく可愛らしいですよね!
カバーオールは足をバタバタ動かすようになった頃からが良いとされているのでサイズ展開も70~90cmがほとんどで、「今しか着せられない!」と長い期間愛用している方も多いようです。
前開きタイプと被りのタイプがありますが寝返り前の赤ちゃんは前空きの方が着替えさせやすいですね。
カバーオールのパジャマは赤ちゃんがどんなに寝相が悪くても抱っこが必要なときもつなぎなのではだける心配はありませんが股部分から足までのスナップボタンを留めるのが大変という声も少なくありません。
上下が分かれているセパレートパジャマ
セパレートは上下別々の洋服でお座りが出来るようになった頃からが良いとされています。上下別々だとパジャマを汚してしまったときも、全身裸にしなくても汚れたほうだけ変えられるので赤ちゃんへの負担も軽くなります。
また、動きが活発になる頃はカバーオールの股部分から足のスナップボタンが留めづらくなってくるのでスッと穿かせられるズボンが楽という面も。
しかし、セパレートだと寝ているときにはだけてお腹を冷やしてしまったり、お腹を締め付けて寝苦しいのではないかと心配になりますよね。
ですがベビーパジャマの多くは腹巻付きタイプや、股上が広くお腹を締め付けずにすっぽりと覆えるもの、はだけないように上下をボタンでしっかりと留められるタイプなど赤ちゃんのおなかが冷えないようにちゃんと考えられています。
ウエストゴムをゆったりと設定しているなど機能性で選んであげればお腹周りの心配もなくなりますね!
お出かけ用に着なくなったベビー服を代用してもOK
もちろん新しくパジャマを新調しなくてももともと持っている2wayオールやカバーオールをパジャマとして使用しても大丈夫です!そんなときもお肌に優しい着心地の良いものを選んであげて下さい!
パジャマのタイプもいろいろありますがこれを着せなきゃいけないという決まりはありません。ベビーパジャマは機能性が高いものがとても多いのでパジャマを着せるときや急な夜中のおむつ替えなどのときにパパやママがお世話しやすいタイプのパジャマを選んでみてはいかがでしょうか?
夜眠るときは体に負担がなくリラックスできるパジャマで体を休ませたいですよね。それは大人であっても赤ちゃんであっても同じです。
動きやすく着心地の良いパジャマを選んで赤ちゃんがぐっすり眠れる環境を整えてあげましょう。
お休みタイムも楽しいものに!可愛いパジャマで生活リズム整えよう
パジャマを着せ始める時期に特に決まりはありませんが、赤ちゃんの生活リズムを整えてあげるためにも早めにパジャマの習慣をつけてあげると良いかもしれません。
睡眠は赤ちゃんの成長に重要な役割をもっています。夜はリラックスしてゆっくり眠れるように素材や機能性を重視しながらも、赤ちゃんの好きな色やプリントのものを選んであげれば夢の中でも楽しい経験がいっぱいできるかもしれませんね!