ハーフバースデーケーキはかわいい離乳食ケーキでお祝い
1歳の半分6ヶ月のときに行うお祝い、ハーフバースデー!お祝いやパーティーといったらケーキですが、離乳食が始まったか否やの赤ちゃんはまだまだケーキを食べられません。
パパママやお兄ちゃんお姉ちゃん用にハーフバースデー記念の可愛いケーキを作るのも素敵な思い出に残りますが、せっかくなら主役のご本人が食べられるハーフバースデーケーキも準備したいですよね!
ちょうど離乳食も始めた頃の赤ちゃんが食べられる食材を駆使してかわいい赤ちゃん用のケーキの作ってみましょう!
6ヶ月の本人も食べられる離乳食ケーキを作ろう♥
せっかくのハーフバースデーのお祝いなでの主役の赤ちゃんも食べられるケーキを作ってみたいですね。クリームやスポンジを使わなくても、離乳食を始めた頃の赤ちゃんが食べられるもので、実はとっても可愛い離乳食ケーキが作れてしまいます!
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ハーフバースデーで6ヶ月のママと赤ちゃんの涙と苦労と笑いの一日一日に最高のご褒美を!ガーランドを使ってお部屋を飾り付けし離乳食ケーキの準備、パーティーらしさを際立たせる写真撮影を演出してお祝いしよう!
材料選び 生後6ヶ月で食べられる食材を探そう
まずは離乳食ケーキを作るにあたって、材料選びですね。ケーキの土台にできそうなもの、見た目がカラフルで可愛くなりそうなもの、もちろん赤ちゃんが好きなものも使ってあげたいですよね。
6か月頃の赤ちゃんが食べられる食材を考えながら、限られる食材を駆使して、どの食材が離乳食ケーキ作りに使えそうかを選んでいきましょう。
ケーキの土台にできそうな食材
- お米(おかゆ)
- じゃがいも
- さつまいも
- 食パン
- 豆腐
ワンポイント
離乳初期の赤ちゃんのご飯は水分が多く、成形がしにくいもの。土台となるジャガイモがゆやお米の粥は冷やすと形を作りやすいですよ!
彩りの良い食材
- ほうれん草
- にんじん
- トマト
- かぼちゃ
- ブロッコリー
赤ちゃんが喜ぶ食材
- リンゴ
- バナナ
- みかん
- いちご
- ヨーグルト
コレはまだダメ!
- はちみつ
- プリン
- 寒天
どうやってケーキの形にする?
赤ちゃんが食べられる食材から、使いたい食材をピックアップしたら、実際にどのようなケーキができるかを具体的に考えていきましょう。
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、食べているものと言えば基本的にトロトロ状のおかゆベース。この段階の離乳食をケーキ状の形にするには難しく、水分量が多いためにすぐに崩れてしまいます。何度と挑戦しても失敗…ということもあり得ますので、材料選びと合わせて成形の仕方も作戦を練っていきましょう。
案1 おかゆやお野菜を冷やして固める
出典:snapdish.co
離乳食を始めたばかりの時期の赤ちゃんが食べているのは、水分量が多く「ごっくん」と飲み込めるトロトロとした液状のものがほとんど。
成形しにくくケーキの土台には向かないおかゆ上やペースト状の食材は冷やし固めてみましょう。
★冷凍する
おかゆなどは冷やすと成形しやすくはなりますが、一番簡単なのは型に入れ冷凍する方法!赤ちゃんの一回の食事量がごく少ない離乳食初期、作った離乳食を小分けにして冷凍保存している人は、その工程を一工夫してハーフバースデーの離乳食ケーキに生かしてみては?
見た目を保つにはこれしかない?!冷凍ケーキ
1.シリコンのカップケーキ型などに10倍粥やトロトロにしたお野菜を層になるように入れます。
2.冷凍します。
3.固まったらシリコンカップから外し、お皿にのせ。可愛くデコレーションすれば出来上がり!
冷凍で土台はしっかりしているので、そこに彩りの良いお野菜のペーストをソース風にかけてあげるだけでも、可愛いケーキの出来上がり!
★食べるときは
冷凍ケーキはもちろんこのままでは食べられないので、記念の写真を撮ったら普段小分けにして冷凍している離乳食を赤ちゃんに食べさせてあげるとき同様、加熱してトロトロに戻してから赤ちゃんに食べさせてあげましょう。
冷凍ケーキまで行かなくてもおかゆを水分少なめに成形し、食べるときにお湯や温かいミルクで溶いてもOK。お湯で溶く方法は冷やしたケーキを赤ちゃんが食べるとき、温度調整ともなります。
案2 豆腐ミルフィーユ
ハーフバースデーのケーキの土台には、お豆腐も大活躍します。
セルクルで豆腐ケーキ
1.絹豆腐をよく水切りし、レンジにかけ、粗熱を取ったら手でほぐしていきます。
2.水切りヨーグルトを混ぜてペースト状にします。
3.セルクルに押し入れ成形し、型から外します。
4.柔らかく茹でた野菜をペースト状にして、豆腐ミルフィーユ、野菜と順に重ねていけば出来上がり。
こちらも最後にペースト状の野菜で可愛く飾り付け、赤ちゃんに食べさせたあげるときにはお湯やミルクで溶き、いつもの離乳食の状態にしてから食べさせてあげましょう。
案3 片栗粉
トロトロの食材を固めてくれる食材といえば…片栗粉!
中華あんなどに使われる片栗粉は、離乳初期のまとまりの悪いトロトロごはんをまとめるのにうってつけの食材です!
片栗粉の使い方(基本)
1.片栗粉を同量の水で溶かす
2.混ぜながら加え、弱火で沸かす
3.粗熱が取れたらいただきましょう!
片栗粉を使うときの注意点は、料理が冷え、食材の水分が出てくると全体的にサラサラになってくること。
ですが、本来片栗粉はとろみをつけたあとに冷やすととろみが強くなるもの。6ヵ月だとほとんどの食材を粉砕し加熱するので、片栗粉でとろみをつけた離乳食が冷えたときには若干固まりすぎかな?と思うことも。片栗粉の入れすぎには注意です!
片栗粉の量によって離乳食にあまりにもとろみがつきすぎると、赤ちゃんが食べにくくなってしまうので、お湯やミルクで溶くなどし、食べさせる前には普段の離乳食の硬さになるように調整しましょう。
案4 かわいいカップに入れる
出典:snapdish.co
離乳食で作ったケーキをお皿に盛りつけるのではなく、かわいいカップの中で作っていけば、それほど固めることに気を使わなくてもいいですね!
ケーキ屋さんのゼリーが入っていた透明のカップや、100円ショップなどでも手軽に手に入るプラスチックのカップに、ペーストしたおかゆやじゃがいもを入れていき、かぼちゃや人参ペーストで彩りを考えながら入れていくだけで、とってもかわいい、離乳食カップケーキの出来上がり。カップの上にフラグピックなどを立ててあげてもとってもかわいいですね!
案5 そもそもケーキの形にするのを諦める
出典:snapdish.co
そもそもハーフバースデーの時点では赤ちゃんの離乳食は「ごっくん」と飲み込めるトロトロ状態が基本な訳なので、きっぱりとケーキの形にするのを諦める!というのも1つのアイディアです。
形にしても再度食べるときに加熱をしてトロトロに戻すのでなく、あえてそのトロトロ状態を活かして、いつもと同じ離乳食でいつもと違う特別感たっぷりのかわいいプレートを作ってあげるのも手。
おかゆでクマのお顔をかたどり、その上にペーストしたお野菜などで顔を付けていけば、とってもかわいいクマさんプレートの出来上がり!もちろんそのまま食べられるので、再度加熱するというひと手間も省けるかも!
お皿を可愛くデコレーション
離乳食ケーキが出来上がったらお皿に盛り付け。
そのときにちょっとひと手間!赤ちゃん用の離乳食ケーキは小さいので、あえて大きめのお皿にセットし、余白部分を可愛くデコレーションしたらとっても可愛く華やかに仕上がりますよ!
コルネを作って彩り野菜で文字や絵を描く方法
出典:snapdish.co
実際に赤ちゃんも食べられるペースト野菜でコルネを作って文字やイラストを描いていきましょう。ピックやペーパー小物を立てるのも素敵です。
コルネの作り方
1.好み野菜をペースト状にします。
2.文字が書きやすい硬さまでミルクやお湯で少し伸ばします。
3.ワックスペーパーやクッキングペーパーを円錐状に丸めてコルネを作り、2を入れます。
4.コルネの先端を小さく切って文字を書いてみましょう!
クッキングシートで作ったコルネの先端を切るときは細すぎても太すぎても、絵柄がうまくかけません。先端を切るときは、少しずつ試し書きしながらカットしましょう。
やってみよう♥ハーフバースデーの離乳食ケーキレシピ
離乳食ケーキに使いたい材料も決まり、作り方も分かってきました。赤ちゃんが食べられる食材と言うところだけ気を付けておけば、アイディアは無限に広がりますね!では実際に作ってみましょう。
「豆腐と野菜の離乳食ケーキ」
★材料
絹豆腐・・・・・・・・・・・1/2
かぼちゃペースト・・・・・・大さじ4
人参ペースト・・・・・・・・大さじ4
ほうれん草ペースト・・・・・大さじ4
★作り方
- 絹豆腐をあらかじめ水抜きしておき、水気がなくなったらペースト状にします。
- 電子レンジで加熱し水分が出てきたら捨て、水分がなくなるまで繰り返します。
- クッキングシートを敷いたホールケーキの型にペースト状にした野菜を順に入れていきます。(順番はお好みで)
- 3の上にペースト状にした豆腐をのせ、生クリームのように見立てます。
- 残った野菜ペーストでデコレーションし、冷やします。
- 型からゆっくりと抜きお皿にのせます。お皿も可愛くデコレーションしたら出来上がり。
「豆腐と野菜の離乳食カップケーキ」
★材料
絹豆腐・・・・・・・・・・1/2
トマトペースト・・・・・・大さじ2
ブロッコリーペースト・・・大さじ2
★作り方
- 絹豆腐をあらかじめ水抜きしておき、水気がなくなったらペースト状にします。
カップごと飾るので硬さは食べやすさ重視でOK! - かわいいカップ型にペースト状にした豆腐を入れます。
- 型から抜かずカップごとお皿に移します。ペースト状にした野菜をケーキの上に生クリームやいちごの代わりにデコレーションしていきます。お皿も可愛くデコレーションしたら出来上がり。
カップごと出すので、冷凍して成型しなくてもOK!ですが、赤ちゃんが食べるときには、食べやすい温度にレンジで温めなおしましょう。ペースト状のものに滑らかさがなくなっていたらお湯やミルクを足してトロトロにしてから、赤ちゃんに食べさせてあげましょう。
「ヨーグルトとフルーツの離乳食パフェ」
もし赤ちゃんが既にヨーグルトを食べるなら、お粥の代わりにヨーグルトを使ったケーキもおすすめです。ただし、ヨーグルトは離乳食中期、生後7カ月以降からの方が良いといわれている食材なので、焦って食べさせることのないようにしてください。
★材料
ヨーグルト・・・・・・・大さじ3
バナナペースト・・・・・1/2
すりおろしりんご・・・大さじ1
★作り方・・・と言う作り方はなく、とても簡単!
- カップにヨーグルを入れ、その上にバナナペーストとすりおろしりんごを順に入れていくだけ!
- ピックを立てるなどし、カップを可愛くデコレーションすれば離乳食パフェの出来上がり!
※同様のやり方で、野菜ペーストでもパフェが作れますよ!
真似してみたい♥みんなのハーフバースデー離乳食ケーキ!
ハーフバースデーのお祝いにみなさん素敵で可愛い離乳食ケーキに挑戦しています!ちょっとのアイディアとそれぞれの個性と愛がたっぷり詰まったデコレーションで、世界にひとつだけの離乳食ケーキ!皆さんのアイディアを少しご紹介です。
出典:snapdish.co
10倍粥とお野菜のペーストを冷凍して作ったハーフバースデーのケーキプレートです。人参ペーストで6ヵ月の「6」の型を取っているところがとても可愛いですね♥
野菜ペーストを使ってお皿も可愛くデコレーションしてあり、見た目もとっても華やかです!固めた食材はお湯で溶いてトロトロにしたらすぐに食べられる離乳食ケーキです。
出典:snapdish.co
お粥や野菜ペーストをクッキーの型に流し込み冷凍して成形。3色の層のお星さまがとってもかわいい!食べるときは自然解凍後レンジで温めたりお湯やミルクで溶けばOK!
赤ちゃんがこのまま全部食べられる工夫がうれしいですね★
フレンチテイストなハーフバースデーの離乳食ケーキ。白とオレンジの配色がキレイです!
出典:snapdish.co
ケーキの形にしなくても十分可愛い!普段の離乳食にちょっとひと手間かけるだけで、愛情は十分ですね!シンプルな白い食器にちりばめた彩り野菜の配色センスが素敵。レストランのお料理みたいで、すごくおしゃれに見えますね。
お皿の上にデコレーションしてある野菜は、6ヶ月の赤ちゃんがうっかり口にしちゃっても心配のない硬さとサイズで、まさにsimple is the best!
出典:www.instagram.com
せっかくのハーフバースデーなので、記念になるケーキを用意したいですよね!実際に赤ちゃんはまだ食べられない記念ケーキは記念写真の撮影をしたら、パパやママ、ご兄弟がおいしく食べちゃいましょう!
赤ちゃんにお兄ちゃんお姉ちゃんがいるのなら、手作りケーキに挑戦するのもあり!市販のお菓子を使ったデコレーションをお兄ちゃん、お姉ちゃんたちと楽しんでみましょう。お祝いのケーキを一緒に作ってあげられて嬉しいかもしれませんね♥
とびきりのハーフバースデーのケーキでお祝いしよう!
せっかくのハーフバースデーですから、赤ちゃんでも食べられるケーキを準備したい!!
赤ちゃんが食べられる食材と言う部分だけ気を付けておけば、ちょっとのアイディアで、とても素敵な可愛い離乳食ケーキが出来上がりそうですね!出来上がりも大切ではありますが、是非作る過程も楽しんでみてください。
ハーフバースデー、6ヵ月は聞くと長いようですが実際に赤ちゃんが生まれてからの6ヵ月はあっという間。長いようで一瞬だった6ヶ月は、子育ての苦労や笑いが凝縮された濃密すぎる半年間だったことでしょう。
これから始まる子育ても長いようであっという間の日々・・・だからこそ、その時その時の一瞬を大事にしたいと記念日を機に想いを改めつつ…何はともあれ、ご家族にとって素敵なハーフバースデーになりますように♥