育児・お世話

子供がうるさい!問題解決

子供がうるさい!大人が知るべき子供の騒音の理由と対処法

子供がうるさいと注意されたことはありますか?親としては「子供がうるさいのは、仕方ないでしょう」と心のどこかで思っていても、放っておくわけにはいきませんよね!また、周りの大人も文句を言う前に知っておくべきことがあります!奇声や足音、子供がうるさい理由や外出先での対処法などをご紹介。

子供がうるさいのはなぜ?理由・対処法

子育てをしていて、「ちょっと、子供がうるさいんだけど!」「うるさいから、静かにさせてくれます?」と周囲から言われてしまった経験がある人もいるでしょう。親にとっては「子供がうるさいのは仕方のないこと、うるさくて当たり前」と思っていても、子供がいない人には理解できないこともありますし、生理的に子供が騒ぐ声を受け付けない人もいますよね。

思わず「あんたらだってうるさい子供のひとりだったでしょうが!生まれたときから分別あったとでもいうのかい!えぇ?!」とも言いたくもなりますが、こういう場合はそんな対応は正解とはいえません。

今回は、子供がうるさい理由と対処法を見ていきたいと思います。
むやみやたらにイライラを募らせるだけでなく、大人としてどう理解し、親としてどう対処をしていくべきかの答えは、うるさいと思う側、うるさくしてしまっている側の双方が探っていくべきことです。つい騒いでしまう子供達、奇声をあげるときの原因や、外出先で騒いだ場合のシーン別の対処法から、解決の糸口を探しましょう。早速、ご紹介しますね!

耳障りな声+目障りな動き!大人が子供の言動が煩わしいと思うとき

さて、多かれ少なかれ、子供がうるさいと注意されたお父さん・お母さんはいるようです。直接「うるさい!」と怒鳴られることはなくても、怪訝そうな顔で見られたり、やんわりと注意されたという人は結構います。
筆者自身、0歳と4歳児のママをしていて、注意されたことは何度もあります。またママ友やインターネットでリサーチをしても、注意された人はたくさんいるようですね。
そこで、「私はこんなときに子供がうるさいと注意された」という実体験をまとめてみました。

こんなシーンで、「お宅の子供がうるさい!」と注意されてしまいました!

0歳~3歳くらいの子供は、自分の感情や意志を伝えるために泣きますし、4歳以上の子供は自我がハッキリと芽生えているので、思い通りにならなかったときなどに泣いてしまう傾向にあります。
また成長と共に動きも大きくなっていきますから、活発な子はどうしても騒ぎたくなってしまうのかもしれません。

子供がうるさいのは仕方ない!けど親が開き直るはNG

「子供ってうるさいくらいが、元気な証拠でしょう?」「子供にうるさいと怒鳴られても・・・」と納得しきれないこともありますよね。
確かに、子供ですから一度や二度言ったからと言うことを聞くわけもなく、泣いている子を泣かないようにコントロールするのも無理な話です。また、「ここでは静かにする」というマナーを習得するまでには時間や失敗の繰り返しがあるでしょう。

ですが、「子供がうるさいのは、仕方のないことでしょう!」「無理言わないでよ」と開き直ってしまうことは、あまり良いことではありません
子供はうるさいとは言え、「ここでは静かにしましょうね」という周りへの配慮を教えるのも、大切なしつけの一環であり、小さな子供にも必要なこと。親としてはうるさい子供を放っておいてはいけないのです。

子供が公共の場でうるさくして待ったときは放置せず、そのときは言うことを聞かないにしても諦めずに対処を試みることがとても大切です。親がうるさい子供について、何かしらの対処をしている姿を見せれば、周囲の人もグッと堪えてくれるかもしれません。

子供はどうしてうるさいの?

子供がうるさい!という人は、まず、この惑星はあなた一人のためのものではなく70憶もの人間と共有している環境であること、子供のしつけ云々の前に我慢しなければならないこともあると知るべきです。

ですが、確かに夏のセミと子供はうるさい!ぎゃんぎゃんガオガオと怪獣さながらの騒音とともに練り歩く子供を前に、「あぁ未来を担う子供たち、今日も元気だなぁ♪」とどんなときでも思えるか、といえばそうでもありません。イラッとして大人気なくクレーム問いう形で自己主張したくなる気持ちはわかります。
どうしてこんなに子供はうるさいのでしょう?

TPOを知らない

小さな子供ほど、社会のルールやマナーを知りません。例えば、1歳程度のオムツも外れず言葉もままならない年齢の子供の体調が悪くて病院へ行ったとします。病院にはその子の他にも体調の悪い人はいて、配慮を持って静かにするべきですが、1歳の子供が空気を読んで他人に気を回して具合が悪いのも我慢しおとなしくしているわけはありませんね。

人に迷惑をかけ、親や先生に教えられ、友達と一緒に学び、少しずつ少しずつ「社会のルール」を覚えていくのです。年齢に見合った躾をスムーズに教えられれば苦はありませんが、それまでの過程、親も子供も四苦八苦してしまうことも多いのです。

声のトーンを意識できない

子供がうるさい理由のひとつに声のトーンを意識しないこともあります。素直で感受性も豊かで、感情は声のトーンに比例し、楽しいと感情のままついうるさくしてしまう子はたくさんいますね。

「ここでは静かにしようね」の注意も間に合わないことだってあるでしょう。「こういうときは静かにしなきゃいけない」が自分でわかるのはいつでしょうか?個性や理解力にばらつきはありますが小学校低学年ころになってやっと落ち着いてくるケースも多いです。

感情が高ぶりやすい

子供がうるさいのは「声のトーンを意識できない」からだと触れましたが、つい大きな声を出してしまうのには感情が高ぶりやすいと言う理由があります。

悲しい、うれしい、楽しい、怒った!など喜怒哀楽、感情のコントロールは大人ですら難しいもの!子供ならなおのこと感情に左右されてしまいやすく、うれしい!楽しい!悲しい…プギーッ(怒)を全力で隠すことなく表現します。
しかし、これも個人差や性格にもよりますが、大きくなるにつれ、感情は小さなときほど表立って出てこなくなります。少し寂しいですね。

奇声をあげる

突如とした「奇声」は、低年齢の子供独特のうるささと言えます。
耳障りな声が他人を不快にさせてしまうことを知らない年齢のうちは、奇声に悩まされてしまうこともあるでしょう。静かにしてほしくてもいうことを一向に聞かず「キャーーーーッ!」とキンキン声で叫ぶ子供…ただでさえ心労してしまいますが、中には、対処の仕方が解らない!と悩む人もいます。
これについては別途後述いたします。

赤ちゃんが奇声をあげる理由と対処法について説明します。外出先での奇声の対処法やマンションの騒音対策、赤ちゃんの奇声やしつけが悪いからでは?という誤解について解説します。

活発さゆえの動作音もうるさい

子供は動作も力いっぱい!ドンドンドンドン!バタンッ!!とそれに伴って足音やドアを閉める音が…。アパートの場合はこれを理由に1階を選択する人もいますが、マンションの場合は必ずしも1階を選べるわけでもなく、左右隣、階下の人とトラブルになってしまうことも。これも対策は後ほど。

どうしてここで騒ぐの!うるさい子供のシーン別の対処法

「どうして、このシチュエーションで騒ぐわけ?!」「子供が自宅以外で騒いだら、どうすればいいの?」と悩むお父さん・お母さんも少なくありません。
新幹線の車内・レストランといった公共の場、自宅マンションなどシーン別の対処法をご紹介致します。

新幹線の車内

狭い車内、たくさんの乗客、長時間同じ体勢というストレスによって、我慢が限界に達して奇声を発したり、暴れてしまう子供も少なくありません。
他の乗客の人達の中には睡眠をとったり、仕事をしている人もいますから、迷惑をかけないように子供に言い聞かせるだけでなく、親も工夫することが理想です。

しかし、子供のお昼寝のタイミングを見計らっても、いつもと違う環境に寝れなくてなおさら不機嫌になってしまうこともあるでしょう。もしも、新幹線の車内で奇声を発してしまったときには、デッキに連れ出して子供の気分転換を図ってみて。「ほら、お外見てみよう!」「少し新幹線の中をお散歩させてみようか」と子供の気分を紛らわせてあげましょう

また乗車時はチケット発行の段階で子供がいることを伝えると、席予約の段階で配慮してもらえることも。乗車率の低い車両があればそちらに案内してもらいましょう。

レストラン

ゆっくりご飯を食べたいという大人の願いも、子供が一緒だとなかなかうまくはいきません
食事のしつけもある程度進んでいるなら、長い時間でも座っていられるでしょう。ですが、ほとんどの子供が自分のお腹が満たされたと同時に目の前の食事や座っていることに飽きてしまうため、食事のしつけは本当に大変!

ある程度食事のマナーが身に付くようになるまでは、外食を避けるかファミリーレストランなどの家族連れがたくさん訪れる場所を外食先に選択するのは基本ですが、ファミリーレストランならといってうるさくして良いわけではありません。

子供が店内でうるさくしてしまうときには、一度外に連れ出して気分転換を図ってあげましょう。お父さんやお母さんに抱っこされながら、少し違った環境に行くことで、子供も精神的な落ち着きを取り戻して騒がなくなるはずです。
少し大きくなった子供なら、レストランでは走り回ったりしない、大きな声でさわがないことをお約束してから向かいます。ときどき、お約束を復習しながら、上手くできたら褒める、約束を忘れてしまったらしっかりと叱りましょう(声のトーンに気をつけて)。

赤ちゃんは、いつから外食をすることができるのでしょうか。また、外食するときに気をつけなくてはいけないことや赤ちゃんと外食するときにあると便利なグッズ等について説明します。

自宅マンション

自宅マンションでの子供の出す騒音に手を焼いている人も少なくありません。ドンドンと大きな音が出るようにわざとジャンプしたり、夜泣きの最中に奇声をあげる子もいます。
子供の動作音と言うのは、一軒家に住んでいたとしても、いつか家が壊れるんじゃないかしら?とすら思うレベル。

これも「静かにしましょうね」と言った先からの「ドンドン!バタンッ!!」の繰り返しで、いたちごっこですが、言い聞かせるだけでなく、歩き方、ドアの締め方を見せて教えてやり直して、根気よく直していってあげましょう。
また、小さな子供がいる場合は、防音対策が必要不可欠です!子供用のコルクマットを床に敷き詰めたり、防音性のあるカーテンを付けるなど、出来る限りの努力をしましょう。

事前に階下や左右隣の住人や近隣住民に絶対的に迷惑をかけているのであれば、マナーとしてご挨拶も必要です!「騒がしくてご迷惑をおかけしていると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします」としっかりご挨拶をしましょう。お土産はあってもなくてもOKです。
ですが、これは許しを請うためのものではなく、あくまでも人としてのマナーですので、挨拶をすべての人が快く受け取ってくれるとは限らないと心して向かいましょう。

キンキン声に頭が痛い!子供が奇声を発するワケと対処法

子供って、大人では真似できないような奇声をありえないタイミングで発したりするものです。しかも、電話口の向こうの相手の声が聞こえないくらいのボリュームで「キーキー!」と叫んだり、静かにしてほしいときに限って子供の声は大きくなります。

半年~2、3歳の子供に多い!子供の奇声の理由

奇声は2~3歳位までの小さな子供によく見られる特徴。大人で奇声を発する人は、あまりいませんよね。そもそも子供が奇声を発する理由は何なのでしょうか?知らないでヤキモキするよりは参考までに知っておきましょう。

奇声を発するのが楽しい!

赤ちゃんや1歳くらいの小さなうちは、大きな声で叫んでみたら、周りの大人がビックリして面白かった!と感じているのかも。特に言葉を操れない小さなうちは周りの反応をよく観察しているものです。小さなころは奇声を発して楽しんでいるようですが、親としては少し困ってしまいますね。

テンションMAXだと声のボリュームもアップ

大人は感情の波を抑える傾向にあって、また、それが当たり前ですが、子供はどうしようもなく楽しいと、ついつい感情も大爆発テンションに比例して、声の大きさもボリュームアップしていく傾向にあります。

機嫌が悪いと奇声を発する

お腹が空いた、風邪気味、眠いなど、子供は不機嫌になると奇声を発することがあります。眠そうなのに、なかなか寝付けない子供が大きな声を発するのは、眠さのあまり機嫌が悪くなっているのかもしれません。機嫌が悪くなるとそのイライラが、大声を出すという発散方法になってしまうのです。

寝ぐずりがひどい!と悩むママの想いは深刻です。でもそれには赤ちゃんなりの理由があるのです!一緒に赤ちゃんの気持ちがわかれば泣いている赤ちゃんを見る目が変わります。寝ぐずりの原因と対処法を学びましょう!

不満が爆発すると大声になる

「どうしてママは僕のことを怒るの!」「もう座っていたくない!」などと、言葉を自由に操れない月齢の子供が自分の想い通りにならないと不満が爆発して、奇声を発してしまうことは少なくありません。
言葉で伝えたいけれど、どのように伝えたら良いのか分からない子供は、大きな声を出して感情を伝えるしかないのです。

かまってアピール!

ママ友との会話に熱中しているとき、下の子のお世話でお兄ちゃんに全然かまっていなかったとき、家事をしているときなど、子供はお父さんやお母さんが自分に注目していないことを悟ると、奇声をあげて甘えることがあります。これは、子供の「もっとかまって!」というアピールになりますから、しっかりと受け止めてあげましょう。

奇声を発する子供への対処法

子供が奇声を発する理由が分かったところで、次は奇声を発する子供への対処の方法です。言い聞かせるにも難しい年齢の子供の奇声ですが、「仕方のないこと」とそのまま放っておくのではなく、きちんと対応してあげましょう。

赤ちゃん~1歳

意図がしっかり伝わるかどうかも怪しい年齢ですが、ジェスチャーを織り交ぜて繰り返し教えてあげましょう。うるさくしてはいけない場所に来たら「ここは、シ~~~よ…」と口の前に人差し指を当てるポーズをとったり、イスに座って欲しいときは「座りますよ」とイスをポンポンと叩いたりしてみましょう。ジェスチャーは一貫させ、遊びと混同しないように表情に気をつけましょう。そして、親が諦めないでわかるまで繰り返すことが大切です。

2歳

思い通りにならなかったり、自分に注目してもらえないと奇声を発しやすくなる年齢です。体力もついてきているためエネルギーが余っているという面もありますので、まずは身体を動かして思いっ切り遊ぶ時間を設けましょう。

また、レストランなどで長時間座っていなければいけないときは特に我慢が限界に到達しやすいものです。そうならないために、絵本やおもちゃを持参して気を紛らわせる工夫も必要ですね。

3歳~

段々と親の言うことに対して理解力も備わってくる年齢ではありますが、もちろん子供なので空気は読めませんし、それに対して小学生ほどコントロールできるわけもなく、親のサポートは必須です。

思わず奇声をあげてしまったときは、目と目を合わせていけないよと説明してあげれば、まだまだ失敗はあってもそれまでよりはスムーズに理解していくことでしょう。ふざけているのでなければきつく叱る必要はありません。「どうしたの?ご本を読むところでは静かにしましょうね(@図書館)」とジェスチャーを交え、引き続き根気よく躾ていきましょう。

育児疲れた、赤ちゃんの泣き声から逃げたい!と思ったときママは結構なお疲れモードです。子育ては本当に大変!育児に疲れたママの心のSOSキャッチし、育児疲れの原因と疲れをため込まない対処法を探ります!

子供がうるさくてイライラ。この気持ちどうすればいい?

子供がうるさくて他人から文句や嫌味を言われてしまうと特に、思い通りに行かない子育てと人間関係についイライラしてしまいます。

子供がうるさくてイライラ!対処法

子供に対して「うるさい!」「いい加減にしてよ」と大声で怒鳴ってしまったり、自己嫌悪に陥ってしまうケースも少なくありません。うるさい子供についイライラしたときの対処法について、お教えいたします。

気持ちを落ち着かせるために逃げるが勝ち

子供がうるさくしたり、言うことを聞かないことで他人から文句や嫌味を言われると、つい子供にも当たってしまいたくなります
でもだからといって感情の爆発に任せて大きな声で怒ってもいいことにはなりません。

怒鳴るとは、一種の暴力です。子供に恐怖感を与え思考を奪います。怒鳴られた子供は現状の理解ができず、「わかっていない」と感じた親はまたイライラして怒鳴って…の悪循環にハマることに。怒鳴ってもプラスになることは何一つありません。爆発してしまいそうだと感じたら、子供を怒鳴らないようすぐにその場から一旦逃げましょう
子供に被害が行く前に、子供のそばを離れ、別の部屋に行ったり、別の人に子供の面倒を見てもらうなどして、冷静さを取り戻してください。外出して気分をリフレッシュさせてみるのも良いでしょう。

怒りの感情にのまれないコントロール術を知る

とはいうものの、子供に対してイライラしてしまうことなんて、正直言って日常茶飯事かも知れませんね。実は、日常的な怒りは、コントロールして上手く逃がすことができます。イライラを感じたときに必ずおこなうことを取り決め、それを実施していくだけ。そして暗示をかけるように、半ば強制的に気持ちが鎮まるように集中しましょう。慣れてくると自分を激昂させない有効な手段となります。

方法は何でもOK。自分に合った気分転換のルーティンを作りましょう。
例えば、ハーブティーを飲んで気持ちを落ち着かせる、トイレにこもって5分間読書する、外の空気を吸う…「イライラしたとき、これをしたら気持ちがおさまる」というコントロールを身につけておくと、無駄にエネルギーがすり減らないのでメンタルの保全にも役立ちます。

アンガーマネジメントで怒りの感情をコントロールして怒ってばかりの子育てを変えよう!イライラが蓄積しやすい毎日の子育てに怒りの沸点が下がりっぱなし…そんな日常を変える鍵は怒りのコントロール術にあります!

周りの大人として

子供はうるさいなんて言われなくても知っています。大人の言いつけを守る静かで文句を言わないいい子は逆に問題だとも思うでしょう。
周りの大人にとっては子供がうるさいのが問題なのではなく、どちらかというとうるさい子供をうるさいままにさせておく親の姿にはほとほと怒りを覚えるものです。

地球には70憶の人がいて、もちろんあなただけの世界ではありませんが、逆にいうとあなたの世界でもあります。ですからもちろん、「迷惑だ!静かにしてほしい!」と言う権利がないわけではありません。ですが、自分は正しいなら、いつでもどこでも正義の剣を振りかざしてよいのでしょうか?

「正しいから何を言っても許される」という理屈は、「小さな子供だから何をしても許される」という見解と同じです。つまり、ガタガタ文句を言う大人は、我慢のできないうるさい子供と同レベル。大人である分、質が悪いということもできます。子供がうるさいと思う側も、モラル的には「事実うるさいから無条件に文句を言ってもいい」というものではありません。
例えあなたが生まれてこのかた誰にも迷惑をかけずに生きてきたとしても、その他大勢の人は社会の中で許し許され生きているものだからです。

子供もしつけ途中なら、思わず電車の座席に立ったり、騒いでしまうこともあります。赤ちゃんや低年齢なら大声で泣いてしまって自分でもどうにも泣き止めない状態でしょう。これらに対して文句を言うのは筋違い。子供がうるさくしているのに子供を気にもせず注意もせずスマホばっかり…という態度なら、親に対してものをいうべきですけどね。

子供がうるさいのも元気な証拠。最低限のマナーは守って

今回は【子供がうるさい】というテーマで、さまざまな切り口からご紹介しました。
他人から子供の騒がしさを注意されたり、文句を言われると「子供なんだから仕方ないでしょう!」と言い返したくなる気持ちは十分に分かります。
親は親で、必死にあやしても癇癪が収まらずその間発せられる奇声に、限界を感じてしまうこともありますよね。ですが、周りの大人にとっても子供の出す騒音は本当にストレスで、ときには子供の出す騒音に平穏な生活を奪われてしまうこともあるのです。

お互いに意見をぶつけるのではそこに問題解決はありませんし、大人のいざこざがさらなるストレスを呼び事態をややこしくしてしまうことも…。親も迷惑を被っている近隣住民も、いがみ合うのではなく少しでも事前知識を頭の中に入れておきましょう。

子供がうるさいは元気な証拠と思って、最低限のマナーを守りながら、子供の健やかな成長のために穏やかに過ごしていきましょう。