赤ちゃんとスキンシップをとろう!
赤ちゃんには、スキンシップが大切!
スキンシップには、赤ちゃんに安心感を与え、発達を促す効果があります。また、ママやパパも赤ちゃんとふれあうことでリラックスでき、育児や仕事の疲れを軽減できるはずです。
しかし、スキンシップといわれても、抱っこ以外にはどんな方法があるのか、新米ママやパパは思い浮かばないことも珍しくありません。
今回は、赤ちゃんが大喜びするスキンシップのやり方や遊びを、先輩ママたちの体験談も参考にしながらまとめました。「うちの子はどんなスキンシップ方法が好きなのかな?」と、ぜひ色々な方法を実践してみてください!
全部やったことある?赤ちゃんとやるスキンシップ遊び20選
おすすめのスキンシップ遊びを20種類紹介します。赤ちゃんによって好きなスキンシップの方法が違いますので、まだやったことのない遊びがあったら、月齢にあわせて試してみましょう!
ねんねの頃からOK!いつでもできるスキンシップ
首がすわっていない生後1~3カ月頃でもできるスキンシップ遊びをご紹介します。ゆっくり優しい動作を基本に、楽しそうに声掛けしてあげましょう。ご機嫌が悪いとき、就寝前など、いつでも簡単にとりいれられます!
- くすぐる
- お耳やおでこへ息を吹きかける
- ほっぺにチュー
- ほっぺとほっぺをくっつける(果音をつけても!)
- お腹に息をブブーと吹きかける
- 手などを「パクッ」と食べるふり
- おでこやほっぺをツンツン指で優しくつつく
- あごの下を手全体でなでなで
- 指トコトコ(赤ちゃんのお腹の上で人差し指と中指で交互に動かす)
- 頭から足の指まで全身をさする
お座りができるようになったらOKのスキンシップ遊び
お座りがしっかりできる生後6ヶ月以降が目安のスキンシップ遊びです。
「飛行機ぶーん」は、仰向けに寝転がったママやパパのすねの上に赤ちゃんを腹ばいで寝かせます。「脚滑り台」は、ソファや椅子に座ったママやパパの脚を伸ばし、赤ちゃんを支えながら、滑らせます。
「膝の上でジャンプ」は、向かい合うように赤ちゃんを膝に座らせて、脇の下に手を入れて、体を浮かせてあげましょう。
- 飛行機ぶーん
- 脚すべり台
- 膝の上でジャンプ
1歳を目安に!ダイナミックなスキンシップ遊び
安全のために、赤ちゃんの体がしっかりしてから、布団の上などで行いましょう。1歳を過ぎてからが目安です。
- 肩車
- たかいたかい
ベビーマッサージを取り入れよう
赤ちゃんにもママにもリラックス効果の高いベビーマッサージはおすすめです。便秘解消効果が期待できるマッサージもあるので、お風呂上りや寝る前などにぜひ取りいれてみましょう。
- お腹を「の」の字マッサージ
- 足の指をやさしくこねるマッサージ
- あんよ体操(足を持って、曲げたり、伸ばしたりする)
音楽にあわせて手遊び
音楽をかけたり、歌いながら、赤ちゃんの手を持って動かしてあげましょう。
難しいことは考えずに、音楽に合わせて赤ちゃんの手をゆらゆらさせるだけでも喜んでくれます。
- あたま、かた、ひざ、ポン
- いっぽんばしこちょこちょ
赤ちゃんが喜んだスキンシップの方法は?体験談15
赤ちゃんはスキンシップが大好きですが、特に喜ぶ遊びというものはその子により違います。
先輩ママに、赤ちゃんが大のお気に入りなスキンシップ遊びを教えてもらいました。
スキンシップたくさんしてます!
おもち(20代前半)
生後11ヶ月の娘を育児中です。仰向けになっている時にあたま、かた、ひざ、ポンの歌を歌いながら手やぬいぐるみで体をポンポンしてあげると喜びます。私の膝でおやまをつくり、その上に娘をのせて脇下を手で支えます。きしゃぽっぽしゅっしゅー♪と汽車ごっこをして膝を上下させると楽しそう。
体力を使う系となると、娘を肩車してスクワットしたり、四つん這いになり娘をのせて部屋をおさんぽしますが、とても疲れます(笑)もちろん怪我をしないよう気をつかっています。あとは歩いて、よちよちと私に向かってきた時に抱きしめてあげたり、お耳やおでこにフーっと息を吹くと面白そうにしてくれます。ほっぺにちゅーも喜びます。
ぐずった時にはありとあらゆる手段をつかいますが、喜んだ顔をみれたときには私もほっこり幸せな気持ちになれます。
スキンシップですぐに機嫌が良くなる
えいちゃん(30代前半)
9ヶ月の息子を子育てしています。最近はお昼寝の時間も減り、日中は起きていることも多くなりました。でもまだ一人では遊べず、すぐにグズグズ言います。そんな時、息子とは好き好きーと顔をスリスリしたり、パクッと食べるふりをするとキャッキャッ笑って機嫌が良くなります。
それにも飽きた時は足に乗せて飛行機をしたり、息子を前抱きしてお尻だけフリフリするのも大好きです。他には風船をポンポンしたり、バスタオルに乗せてゆらゆらとブランコをしてあげたりします。
スキンシップ遊びは親も気持ちがよく、楽しくなってくるのでおすすめです!
我が子とのスキンシップ
菊池まや(28歳)
6ヶ月の息子がいます。4ヶ月頃からお腹や首元にチューといいながらキスすると、ゲラゲラと声を出して笑うようになりました。日中機嫌のいい時に、してあげると特に喜びます。
他には手遊びをします。ヒゲ爺さんの歌を歌いながら息子の手をとって動かします。まだ自分では手遊びは出来ないですが、歌いながら手をとって動かしてあげると笑顔を見せてくれます。息子が笑ってくれると、こちらもとても嬉しくなります。
最近ずり這いをするようになって行動範囲が広がりなかなか目が離せず、気持ちに余裕がなくなってしまうこともありますが、息子と目を合わせてスキンシップをすることで、私自身の気持ちも穏やかになれる気がします。
たかいたか~い
ののの(41歳)
10ヶ月女の子が居ます。大きくなるにつれて表情が豊かになりました。
スキンシップ遊びはご飯前や昼寝から起きてグズグズしているとき、あとは夕食の準備前によくしています
ハイハイやつかまり立ちができるようになったものの、後追いがあるので、迎えに行っては「たかいたか~い」と抱っこしたり、一緒にハイハイしたりします。夕食の準備前にとことん遊ぶとその後少し1人で遊んでくれることもあります。
スキンシップはまだしゃべれない赤ちゃんにとっても大事なコミュニケーションだと思います。毎日していることで成長や体調の変化も見つけることができます。何より「やっぱりかわいいなぁ」と親バカにもなれますね。
「つんつん」「なでなで」で安心させる
前野憲洋(32歳)
10ヵ月になる娘がいます。うちの娘は、頬っぺたやおでこを指でつんつんとつついたり、顎の下を優しく撫でてあげたりするととても喜びニッコリと微笑んでくれます。
ご飯の後やお風呂の最中によく行いますが、電車内など人が多い場所で子供が不安がっているときにもやると、安心するようで、そのまま私の指を握りしめ寝てしまうこともあります。
笑った時に口の中が見えるので、ご飯の後に食べ物が口の中に残っていないか、小さなおもちゃを口に含んではいないか等を確認する時にも行うようにしています。
1年間続けたスキンシップ遊び
つるちゃん(30才)
我が子は、1歳になったばかりですが、新生児の時から続けていたスキンシップがあります。その一つが、ほっぺとほっぺを合わせることです。
はじめは、単に新生児特有の匂いが好きで頬を合わせていたのですが、生後3ヶ月くらいから私が頬を合わせるとニコッと笑ってくれるようになりました。その笑顔が堪らなくて、暇さえあればスキンシップを取っていました。生後4ヶ月頃には、私が「ほっぺ」と言いながら近づくと、行動パターンを理解して喜ぶようになりました。
当初は私が一方的に行っていたスキンシップでしたが、今では子どもの方から「ぺっぺー」と言いながら要求したり、ほっぺとほっぺを合わせてくれるようになりました。
可愛くて仕方がない!
ささみななみ(32歳)
現在5か月の赤ちゃんがいます。我が子は、体を頭から足まで全部をさーっとなでるととても喜びます。他にも寝る前に寝室で間接照明を付け、オルゴールの曲を流しながら「今日はいっぱいお昼寝できたね」「パパといっぱい遊べて良かったね」などおしゃべりをするのですが、そのときに頭をなでたり、体中をなでたりしています。
寝る前のこのスキンシップの時間を、とても幸せに感じるようになりました。可愛くて可愛くて仕方がないです。3ヶ月頃からこのスキンシップを始めましたが、その前は赤ちゃんの扱いにも慣れず、不安のほうが大きかったです。でも今は信頼関係があるなとわかるようになりました。
喜んでいるのがわかります
みき(28歳)
うちにはまだ1ヶ月の赤ちゃんがいます。まだ笑ったりはしませんが、抱っこをしたり、膝に座らせてあげたりすると喜んでいるように思います。他にも、手を握ったり、音楽に合わせて手を動かしてあげていたり、お腹を優しく撫でてあげたりして遊んでいます。
スキンシップをしてよかったことは娘が何を求めているかわかるようになってきたことです。私の声が聞こえないと不安で泣いてしまったり、私が声をかけたり抱っこしたら泣き止んでくれるので、可愛いです。
便秘解消効果もある「の」の字マッサージ
まりお(30代後半)
8ヶ月の時、娘は便秘がちな子だったため、お風呂上がりによくお腹に「の」の字マッサージをしていました。ベビーオイルを手にぬってのマッサージです。娘ははだかんぼなのでそこまで長時間はできないのですが、お風呂上がりに裸でしばらくいるのも楽しいみたいで喜んでいました。
はじめは便秘改善として行っていたのですが。しだいにスキンシップのための時間になっていきました。便秘もこのマッサージのおかげで解消されましたし、なんだかマッサージすることによって、私もリラックスできて、娘も気持ちよさそうです。
特に便秘がちな赤ちゃんをお持ちのママさんには、一石二鳥の方法なのでおすすめです。
4ヶ月からベビーマッサージ
あか(34歳)
長男が4ヶ月のときから、ベビーマッサージ教室に通いスキンシップをとっていました。音楽に合わせて、長男の体や顔を優しくマッサージしたり、歌を歌いながら一緒にリズムをとったりしました。
うちの子の1番のお気に入りは、お腹に口をつけて、ぶーと勢いよく息を吹きかけることです。お風呂上がりや夜寝る前にそのスキンシップをすると、ケタケタと喜び、笑顔になってくれました。
スキンシップをとると、赤ちゃんの体調や機嫌がよくわかるようになり、まだおしゃべりができなくてもコミュニケーションが取れるようになりました。育児に行き詰まったときも、お気に入りにスキンシップで子供の笑顔が見られると、また頑張ろうと思えました。
音楽が好きな赤ちゃん
ありりん(27歳)
うちの子は月齢1カ月を過ぎた頃、周りが少しずつ見えてきたのか、くるくる回るメリーが大好きでした。音楽も鳴るのでじーっと見ながらキャラクターの人形を目で追っています。
そんな時には、オルゴールの音に合わせて一緒に歌ったり、赤ちゃんの手をメロディに合わせて一緒に動かしてあげました。特に好きな曲があるようで、その曲が流れるときに手を動かしてあげると、あーうーと声を出して喜んでいます。踊っているつもりなのかもしれませんね。
足マッサージがお気に入り
桜井悠子(30代後半)
下の子が現在1歳半ですが、子どもたちが生後3か月ごろからやっているベビーマッサージがお気に入りです。特に足の指をつまんで脚全体を持ち上げたり、足の指1本1本をくるくるとこねる感じでマッサージをするのが好きです。お風呂上りや、おむつを取り替えるタイミングなどで行うと笑ってくれます。
生後半年もすると寝返りをしたり、動き回って、なかなか大人しくおむつを替えさせてくれないこともあると思いますが、そんな落ち着きがないときもコチョコチョっとくすぐったり、寝かせて足マッサージをすると喜びます。
4歳になる上の子も、今でもたまに「マッサージやって~」と足を出してきます。特別なオイルやクリームを塗らなくても、ただお母さんの手から愛情が伝わるハンドマッサージは最良のスキンシップだと思います。
お話しながら体をさわる
まさりぃ。(20代後半)
生後11ヶ月なのですが、当たり前ですがまだまだ甘えん坊で、少しでも目を離すと泣いてしまいます。一緒にいられるときは、出来るだけ笑顔で、身体をさわってあげながらいろいろなお話をするようにしています。どんなことでもいいのでお話しながら(独り言のようになってしまいますが)笑顔で触れ合っていると、自然と赤ちゃんも笑顔になります。
毎日ばたばたと忙しいと、なかなかじっくりスキンシップをとることがむずかしくなってきますが、赤ちゃんとのスキンシップは私にとっても幸せな時間です。
飛行機ぶーんが大好き
りんご(30代後半)
わが子が一番喜ぶスキンシップは私が仰向けになって膝を立て、その上に子供を乗せる、いわゆる飛行機の遊びです。かなりダイナミックな遊びになりますが、布団を敷いた時にこれをしてあげるとすごく喜んでくれるので、飛行機は欠かせないスキンシップ方法です。
他にも、寝る前は必ず手をつながないと眠れない子なので、お昼寝時や夜の就寝時には仲良く手をつないで寝ています。テレビやDVDを見る時は、私の足の上にちょこんと乗ってきてくれます。
スキンシップを取ることで赤ちゃんが安心しますし、それを見ているこちらもすごくうれしくなります。スキンシップは親子の関わりには欠かせないと思います。
手遊びが好きみたい
関本さなえ(30歳)
現在7ヶ月になる女の子を育てています。ハイハイやつかまり立ちをし始めてとても活発に動くようになってきたところです。
本人も動くことが楽しいようで、今では「高い高い」をしたり、手遊びをしてあげることが多くなりました。特に歌いながらの手遊びがお気に入りのようで、経験したことのない動きにとても興奮してよく笑ってくれます。
スキンシップ遊びをすると、すぐに泣きやんで、ご機嫌になることも多いです。あまり構ってあげられなかった日の終わりにはたくさんスキンシップをとるようにしています。お風呂上がりのマッサージなども気持ちを落ち着かせるのにとてもいいスキンシップ方法です。
赤ちゃんはスキンシップが大好き
赤ちゃんはパパやママとのスキンシップが大好きですから、できるだけ触れ合う機会を作るようにしてください。肌と肌が触れ合う遊びで、赤ちゃんと一緒にパパママもスキンシップを楽しみましょう。