生後4ヶ月の赤ちゃんが喜ぶ遊び

生後4ヶ月の遊び方は?赤ちゃん大喜びの遊びと注意点

生後4ヶ月の遊びはコミュニケーションとスキンシップが中心です。首がすわり腹ばいや縦抱っこもできるので遊びの幅も広がり、おでかけも楽になる時期になります。赤ちゃんが大喜びするママパパができる簡単な遊び方です。

生後4ヶ月の遊び方は?赤ちゃん大喜びの遊びと注意点

生後4ヶ月の赤ちゃんができること

生後3ヶ月ぐらいから見られた赤ちゃんの首すわりがほぼ完成するのが生後4ヶ月の時期です。首がすわるとママの抱っこの仕方も変わり、抱きやすくなります。
この時期の赤ちゃんは表情が豊かになり笑顔も見られます。盛んに手足を動かし、腹ばいにすると首を高く上げる赤ちゃんもいますよ。

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首すわりが完成し縦だっこができる

縦だっこができるように

首すわりが完成するのがこの時期で、それに伴って赤ちゃんの筋肉がしっかりしてきているのが分かります。今までは補助がなければできなかった縦抱きも、補助なしでできるようになります。スリングでも縦抱きができるようになるので、おでかけするのもとても楽になりますね。

縦抱きができるようになる

縦抱きができるようになると育児も家事も楽になります。縦抱きをするとお母さんの顔も良く見え安心するため、赤ちゃんがぐずぐずした際には、抱っこしてしまえば泣き止むということもあります。

まだそれほど重い体重ではないので抱っこしながら家事をすることや、おでかけする時に自転車に乗ることもできます。おんぶをすればさらに家事もしやすくなりますよね。

抱っこするときは赤ちゃんの落下を防ぐためしっかり確認するのを忘れないでくださいね。

脳機能が発達して天使の笑顔が見られる

脳の機能はどんどんアップしますので、さらに表情が出るようになります。「いないいなばあ」を赤ちゃんの目の前でやってあげると、面白いのか声を上げて笑う赤ちゃんもいます。
こちらが笑いかけると笑い返してくれるので、何回も笑いかけてしまうこともあります。今までよりも反応がたくさん出てくるので、育児も楽しくなります。

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表情がより豊かになります

表情がより豊かに

いないないばあいなど赤ちゃんの目の前でママやパパが何かをするだけで赤ちゃんは笑います。ただ絵本を目の前で開いてあげただけで、笑う赤ちゃんもいます。
中身が面白いわけではなく、目の前で物が動くのが楽しいのでしょう。今までは泣き顔ばかりの印象でしたが、声を出して笑ってくれると育てている側もうれしい気分になりますよね。時間を見つけて赤ちゃんに話しかけるなど、コミュニケーションを取りましょう。

首がすわり体力も向上する

運動機能はさらにアップして手足が動くだけではなく、首が座ったことで腹ばいしているときに首を持ち上げる動作をする赤ちゃんもいます。中には胸まで持ち上げることができる赤ちゃんも。
成長の跡が見られる瞬間です。この時期になると体力もついてくるので、しっかりと体を動かさない赤ちゃんが寝てくれないということもあります。

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手足を動かします

以前より手足は動かしていましたが、それ以上に手足が動くようになり、腹ばいした際には手で体を支えるような動作をすることもあります。
また、今まで以上にガラガラや他のおもちゃを握って遊ぶことができるようになります。おもちゃを渡す動作を繰り返すことで、指の筋肉を鍛えることもできますし、こうした動作を練習することは、這う動作や歩く動作のために必要なことですので、積極的に行っていきましょう。

手足を動かします

首や胸を持ち上げます

生後4ヶ月の赤ちゃんは、腹ばいにすることで首や胸を持ち上げます。そうすることで今まで見ていた景色が変わるので楽しいようです。
腹ばいをするだけではなく、目の前におもちゃを置いてあげると、一所懸命取ろうとします。腹ばいも長時間だと疲れて機嫌が悪くなりますが、喜んでいる間は腹ばいにして遊ぶのも良いでしょう。腹ばいは体力面の発達に好影響なので、積極的にさせてみましょう。

生後4ヶ月ごろの遊びの意味

生後4ヶ月たつと首も座り、うつ伏せでも遊べるようになります。また、脳も発達していますので、表情が豊かになり、これから言葉を話すために準備期間にもなります。このような時期に遊びをすることで、どのような変化が赤ちゃんに起こるのでしょうか。

遊びによって何が変わる?

生後4ヶ月の遊びはその体の成長によって、うつ伏せで遊ぶことができたり、言葉を話すための準備として遊びを使ったりすることができます。遊びを取り入れることで運動機能が発達したり、脳が発達したりします。日常に積極的に遊びを取り入れることで赤ちゃんの成長を促しましょう。

言葉を話す準備をしましょう

言葉を話す準備を

まずは体の部位の名前から教えてあげましょう。手を触りながら「て」、足を触りながら「あし」、顔をさすりながら「かお」などと言葉を言いながら、その該当の場所を触ってあげると言葉を覚えやすいですよ。
言葉の音だけでなく、口の形が重要ですから、ママの口が見えるようにやってみましょう。ただ、これはあくまでも準備段階ですぐに言葉が出るわけではありません。「言葉が出ない」と悩む必要はありません。

しっかりと教えなければという態度で臨むのではなく、あくまでも遊びの一環として行うぐらいの気持ちの方が良いでしょう。

腹ばいでの遊びができます

赤ちゃんを腹ばいにして、赤ちゃんの両腕をつかんであげると、赤ちゃんの筋力の発達を促すことができます。
ただし、無理は禁物です。赤ちゃんの筋力を発達させるためだと言って、無理に赤ちゃんを持ち上げるのはやめましょう。また、疲れていると機嫌が悪くなり、楽しく遊べなくなります。赤ちゃんの様子には十分注意しましょう。

もう少しすると、赤ちゃんが寝返りをするようになります。こちらはまだ練習する必要はありませんが、寝返りの兆候があるかどうか見るのは面白いですよ。

生後4ヶ月の赤ちゃんが楽しい遊び方

生後4ヶ月がたち、成長にともないさまざまな遊びができるようになります。今までは仰向け寝ているだけだったので、赤ちゃんの目の前で行う遊びが多かったですが、生後4ヶ月になれば腹ばいにして遊ぶこともできます。ここでは生後4ヶ月の赤ちゃんとの遊び方をいくつか紹介します。

赤ちゃんとのコミュニケーションや運動が中心

ここでは赤ちゃんとの遊び方をいくつか紹介します。ママが話しかけること、赤ちゃんが運動すること、ママと赤ちゃんがスキンシップをとることがほとんどの遊びに含まれています。
そうすることで赤ちゃんの成長を促すことにもなりますし、ママも育児を楽しめるようになります。

赤ちゃんと会話をしましょう

生後4ヶ月の時期は赤ちゃんにとっては言葉を覚える準備期間です。ママが積極的に話しかけてあげれば、自然と言葉も覚えられますよ。

本を読み聞かせてあげるのも言葉の発達を促してくれます。意味が分からないから読まないのではなく、赤ちゃんはその言葉の音や絵を楽しんでいます。意味がない擬音や絵の色も楽しんでくれます。
時間があれば、会話をしたり、読み聞かせをしてあげましょう。笑顔で笑い返してくれるかもしれませんよ。

赤ちゃんと会話をしましょう

赤ちゃんと歌を歌いましょう

赤ちゃんと歌う歌にはほとんど手足の動作が付いてきますよね。例えば「ぐーちょきぱーの歌」。仰向けの状態で良いので、赤ちゃんの目の前で手を動かしながら「ぐーちょきぱー」と歌ってみましょう。
手がどんどん変化するので赤ちゃんも興味津々です。あまりにも手が赤ちゃんに近すぎると、手をつかまれて歌がストップします。

赤ちゃんの体をさわって遊びましょう

こちょこちょしたり、お腹に口をつけて音を出したりするなどの遊びは以前から行っていると思います。せっかく首が座ってきたので、赤ちゃんを縦に抱っこしてあげて、がたごとがたごとと電車ごっこをしてあげたり、たかいたかいをしたりしてあげましょう。
赤ちゃんも初めての刺激に興奮しますよ。好きな赤ちゃんは何回もやって欲しそうにママパパを見つめることもあります。

腹ばいで遊びましょう

腹ばいで遊びましょう

赤ちゃんを腹ばいにした状態で目の前に人形やおもちゃを置いてあげます。それを取る遊びなのですが、この時期はまだ取れません。
あまりやり過ぎると疲れてしまうので、ある程度の時間が経ったら、人形やおもちゃを赤ちゃんに近づけてあげましょう。赤ちゃんは今まで手の届かなかった人形やおもちゃをにぎることで大喜びです。

腹ばいになると景色が変わるので、とても面白いようです。ただ、ずっとその体勢でいると、疲れてしまうので、赤ちゃんの様子を見ながら遊ぶようにしましょう。

ママパパが注意すること

生後4ヶ月の赤ちゃんは成長と共にできることが増えます。それは大変うれしいことなのですが、成長することで、今までにはなかった危険があったり、今まで無かった生活のリズムを整えてあげる必要性が出てきます。

生活のリズムをつけましょう

遊びをすることで赤ちゃんの成長を促すことも重要ですが、生活リズムをしっかりと整えることも重要です。生活リズムが整わないと、赤ちゃんだけでなくママの生活までうまくいかなくなります。

ただ生活のリズムを整えることは思った以上に難しいこともあります。大人と赤ちゃんの生活リズムは違いますよね。赤ちゃんが寝ようとしたときに、パパが帰ってきて起きてしまうということも。生活リズムを整えるには家族全員の協力が必要です。パパにも協力してもらいましょう。

生活のリズムをつけましょう

生後4ヶ月ごろには夜泣きをする赤ちゃんも出てきます。夜泣きの原因ははっきりとは分かっていないのですが、生活のリズムを整えることで夜泣きが少なくなることもあるようです。
昼夜逆転にならないように日中の睡眠のリズムを整え、夜は早い時間から寝る準備をしておきましょう。電気は暗くしないと、寝る準備ならないということも注意してください。
夜はママも一緒に寝てしまうぐらいの気持ちで寝かしつけをした方が良いでしょう。

散歩も生活リズムを整えるのに役立ちます。日中に日光をたくさん浴びることで体内時計が整い、昼夜の区別がつくようになります。
また、散歩はママの気分転換にもなりますよね。ただし、夏の場合は時間を選んで散歩しないと熱中症の危険があるので、注意しましょう。

手の届く位置に小さいものを置かない

腹ばいができるようになると、手の届く範囲も広がってきます。また、いつの間にか寝返りができるようになって、今まで手が届かなかったところのものをつかんでしまうこともあります。
赤ちゃんの誤飲で特に多いのはたばこです。たばこを吸っていない人は良いですが、吸っている人は間違っても赤ちゃんが触ることができるところにたばこを置かないようにしましょう。
他にもボタン電池の誤飲が多いです。ボタン電池を使っているものは極力避けた方が良いかもしれません。

口の中に入れたら危険なものを、赤ちゃんの周りには置かないようしましょう。基本的にはどんな物も棚の上など、立たないと手が届かない所に置くか、鍵を掛けた棚の中の入れるのをお勧めします。

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音や動きのあるおもちゃがおすすめ

遊びと言えはおもちゃですよね。遊び場やおもちゃ売り場に行くといろいろなおもちゃがありますので、実際に使って見て自分の赤ちゃんにあったおもちゃを探してみましょう。

音が出るもの

今までも使っていたガラガラ。今までより長い時間にぎることができ、振ることもできるようになります。
他にも布のボールで中に鈴など音がでるものが入っているおもちゃも面白がって遊びます。手でつかむこともできますし、そのボールをなげても布製ですので、けがする心配はありません。布であれば手洗いでもでき、衛生的ですよね。

おもちゃで遊ぶ

動きがあるもの

メリーのように自動で動くものだけでなく、手で押すと動くものも面白いですよね。仰向けに寝ていても、タイヤの部分を触って遊んでいることもあります。
メリーのようなものは吊るすものを手作りにして、さまざまなものを付けて回した方が赤ちゃんの刺激にもなって良いかもしれませんね。

鏡がついているおもちゃ

この時期になると多いのは鏡に興味を持つ赤ちゃん。赤ちゃん用のおもちゃには鏡がついているおもちゃがたくさんあります。
ガラスではないので割れる心配はありません。何回も自分の顔を覗き込んで楽しんでいます。もしかして自分の顔という認識があるのでしょうか。
ママの顔も鏡に映してあげると、もっと不思議な顔をするかもしれませんよ。

周りの環境に注意して赤ちゃんと一緒に遊ぼう

生後4ヶ月になり、体の成長と共にできることが増えてきます。それと同時にママが注意すべきことも増えてきますよね。
「育児は楽になるどころか大変になってきた」と思う方もいるかと思いますが、赤ちゃんはママやパパと遊んでもらうのが大好きです。
遊んであげることでママやパパも育児を楽しむことができるかもしれません。時間を決めて、赤ちゃんと遊んであげましょう。