赤ちゃん家庭の生活費の増加

赤ちゃんの誕生で生活費は増える?出産後の家計変化15例

赤ちゃんが産まれると生活費は増える?大人二人だったころに比べて、月いくらほど生活費が増加したのか、15家庭の体験談をご紹介。おむつ代やミルク代など赤ちゃんの誕生によって避けられない出費、光熱費や食費など増えやすい支出項目を知っておきましょう。節約は大切ですが、ストレスにも注意!

赤ちゃんの誕生で生活費は増える?出産後の家計変化15例

生活費が3万円以上増加した体験談

家計簿をつけながら嘆く女性

増えすぎたので、あわてて節約

かなこけし(30代後半)


赤ちゃんが産まれて生活費は食費、光熱費、交際費、被服費が倍近くに増えました。
食費は初めての育児に追われて総菜や外食が増えたせいで3万円ほど増え、光熱費はポットでずっとお湯を用意していたため電気代が5000円アップに、交際費は出産祝いをいただいた方へのお礼や食事代、被服費は赤ちゃんの可愛い服と体形が変わったり、赤ちゃんをだっこしたり授乳しやすいよう自分の洋服の購入代の増加でした。

毎日バタバタしていたため、無駄遣いをしている感覚もなくなり、出産前の貯蓄が目減りしてきてしまい、慌てて見直すことにしました。

1番先に行ったのが年中保温していたポットをやめて、使うときのみ電子ケトルで沸かすことにしました。これだけで電気代が元に戻りました。

食事は簡単に時短節約できるよう、作り置きや冷凍食品を活用しました。1週間メニューをざっと決めて買い物回数を減らすようにもしていました。

交際費は一時的なものなので削減はしませんでしたが、被服費は使い勝手を良く考えて、本当に使えるものを厳選しました。

こだわり過ぎてたかも…

加藤ももこ(35歳)


子供が産まれる前は、私達夫婦は地方の主要都市から車で30分程のところの田舎に住んでいました。子供に何かあったらすぐに大きな病院に連れて行ける様に、生後1ヶ月の時期にその主要都市の中心に引っ越しをして、100万程引っ越し料金がかかりました。

完全母乳で育てたかったため、私の摂取する食べ物をオーガニックな物にこだわったので、普段の食材の倍の値段の物を買っていたと思います。これまでの食費が月に3万だったのが6万になりました。

ウォーターサーバーも設置して、月4千円の出費も増えました。子供には肌に優しい服を着せてあげたくて、国産と有名ブランドにこだわり衣服代が月3万。

私も主人も育休を取っていた為、貯金を切り崩しながらの生活で、苦しかったです。子供が0歳の間は、化粧品をプチプラにしたり、私と主人は洋服などは一切買いませんでした。お出掛けはほぼ近所で済ませていて、遠出はしない。外食は絶対にしませんでした。
それでも、これまでの生活費から月5万円ほど増加してました。

生活費は変わらなかった体験談

家計簿うつけながら満足気な女性

赤ちゃんがいると必然的にお金を使わなくなる

しぃ(35歳)


子供ができてからおむつなどの日用品費などで1万円ほど増えていますが、娯楽費が少なくなったので、トータルでの生活費の支出は変わりません。

離乳食の量はそれほどでもないので、食費などは増えておらず、むしろ外食に行かなくなったので、以前より少ないぐらいだと思います。お互いの両親からの野菜などの仕送りなどがとても重宝しています。

赤ちゃんが産まれてからは、夫婦二人とも休日は家で子供と過ごすことが多くなりました。必然的に遊びには行かなくなりました。特別に我慢しているつもりもないので、ラッキーです。

この先保育園等で負担が大きくなってくるだろうと思っているので、今は余裕があっても先のためにお金をなるべく使わないように心がけています。

一番お金がかかったのはおむつ代でした

あおい(30代後半)


生活費は、トータルでは変わっていません。

赤ちゃんが産まれてから一番増えた支出は、おむつ代でした。月にして8,000円ほどです。また、毎日ベビーバスにお湯を張るので、水道やガス代が1,000円ほど増えました。

ですが、赤ちゃんが産まれたのが秋の終わりごろだったので、感染症対策として外出を控えていたこともあり、おむつや水道光熱費以外の支出は逆に減っていました。

ショッピングモールなどに行くと、ついつい予定外のものを買ってしまうことがあります。家にいることが多くなったため、自然に節約ができました。

気候が良くなってからも、おむつや日用品はなるべくネットショップで買うようにしていました。ネットで本当に必要なものだけを買うようにすると、支出が抑えられます。

生活費が増えても、ストレスを溜めないように!

赤ちゃんは可愛いですが、お世話は大変な仕事です。生活費が増えると「節約しなきゃ!」という気持ちになり、それ自体は大切な考えですが、育児中は無理は禁物です。

「節約=我慢」でありません。できるだけストレスにならない方法を選択し、家庭の経済事情がよほど悪い訳ではないのなら、「赤ちゃんのうちは仕方がない」という割り切りも大切です。

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