離乳食のきゅうりレシピ

離乳食のきゅうり皮や生はいつから?栄養は期待できないの?

離乳食できゅうりは、レンジで加熱し初期のペースト状にもしやすく、中期以降は種や皮を気にせず使える食材です。生はいつから食べられるのか、使い方のポイントや段階別のレシピを紹介。「世界一栄養のない野菜」と言われるきゅうりですが、赤ちゃんに食べさせる意味は十分あります!

離乳食のきゅうり皮や生はいつから?栄養は期待できないの?

離乳食にきゅうりはいつから?加熱してのスタートが鉄則!

離乳食できゅうりは栄養がないから無理に食べさせる必要もない?
きゅうりはサラダなど生で食べることの多い野菜ですが、離乳食で使う場合には消化への負担、食べやすさ(飲み込むための力)を考慮して、基本的には加熱したものを使います。

きゅうりの実の部分は水分が多いので、少し熱を加えるとすぐに柔らかくなりますが、皮や種をどうするのか、また生はいつから与えてもよいのか、離乳食での使い方や気を付けるべき点について解説します。

加熱したきゅうりは初期(5~6ヶ月)からペーストとして使ってOK

きゅうりは水分が多く、加熱するとペースト状に仕上げやすくなるので、離乳食初期(月齢5ヶ月以降)から使うことができます。ペーストにするとキレイな黄緑色に仕上がりますので、赤ちゃんも興味を持ってくれそうです。

きゅうりといえば独特の青臭さが特徴ですが、加熱すると青臭さは軽減できます。まずは、きゅうりペースト、きゅうりペーストをのせたお粥などを与えて、赤ちゃんにそのままのきゅうりの味に触れてもらいましょう。

味覚の鋭い赤ちゃんは苦味や青臭さで食べにくい場合もあるので、そのような時はだし汁やミルクでのばしてあげて、再チャレンジすることをオススメします。

苦味・青臭さを抑えるワンポイント

きゅうりの頭の部分は苦味があるので、この部分をペーストにするのはNG!離乳食で使う際には上の部分を切り落として使いましょう。

きゅうりの種は目立つものだけ取り除けばOK

きゅうりの種は柔らかいので、すりおろしすと気にならない程度になりやすいのですが、時つぶしきれないものが残ってしまうことがあります。消化の負担となるので、初期は大きくて目立つ種は取り除いてあげましょう。

皮は中期(7ヶ月)以降、加熱したものなら加えてOK

きゅうりの皮は、加熱ものであれば実の部分と一緒にすりおろして中期以降(生後7ヶ月)から食べられます。もぐもぐすることが上手になってきたことを確認してから、少しずつ加えていきましょう。

離乳食初期・中期・後期の大きさ目安・皮の使用

離乳食初期(5~6カ月)
加熱して、すり鉢などですりつぶします。 離乳食初期の大きさ目安・皮の使用
離乳食中期(7~8ヶ月)
加熱して2㎜程度に薄く刻みます。
すりおろしたものに皮を加えてもOK
離乳食中期の大きさ目安・皮の使用
離乳食後期(9~11ヶ月)
加熱したものは5㎜角に少量の皮もOK。
生であれば皮をむきます。
離乳食後期の大きさ目安・皮の使用
離乳食後期(1歳~1歳半)
加熱したものは8㎜角ぐらいまで大丈夫です。加熱したものなら皮はそのまま、生であれば少量の皮のみ使いましょう。 離乳食完了期の大きさ目安・皮の使用

生はいつから?後期(月齢9ヶ月)以降の進め方

生野菜は消化の負担となりやすいので離乳食期に急いで与え始める必要はありません。
ただし、きゅうりは皮と実の部分で固さが違うことや、水分が多く食べやすいという特徴があるので、咀嚼力の練習用にスティック野菜として離乳食に使うこともできます。

加熱時間を少しずつ短くし、歯ごたえが増すようにする

きゅうりを生で使い始める目安としては、噛みちぎる力が備わってくる早くても月齢9ヶ月を過ぎた頃が目安の時期です。3回食となる離乳食後期は一般的に9カ月~11ヶ月まであるので、加熱時間を少しずつ短くし、段階を踏んだ方が良いでしょう。

スライスや千切りなど飲み込みやすいものからチャレンジする

生で初めて与える際は、赤ちゃんが噛めずに嫌がってしまうことのないように皮をむくか、スライスしたものや千切りなど細かく刻んだものからスタートしましょう。

離乳食用きゅうりの下ごしらえ・保存方法

離乳食にきゅうりを使う際の下処理と、品質を保持し栄養価を損ないにくい冷蔵・冷凍保存のコツをご紹介します。下ごしらえを一度に済ませて、冷凍保存(フリージング)がやはり簡単です!

離乳食に使うきゅうりの下ごしらえはレンジが便利!

初期~中期に使うきゅうりの下ごしらえは、電子レンジで簡単に行えます。
もちろん鍋で茹でてもOKですが、きゅうりの旬にあたる夏は、鍋で湯を沸かすことすら暑くて嫌になることもあるので、電子レンジの使い方を覚えておきましょう。

ピーラーできゅうりの皮をむきます。

まな板の上にある皮をむいたきゅうり

  1. ラップに包んだきゅうり

    ラップに包んで電子レンジ600Wで1分半~2分加熱し、取り出したら粗熱が取れるまで蒸らしておけば柔らかくなります。初期・中期・後期の大きさに合わせてすりおろしたり、カットしましょう。

下ごしらえ済みのきゅうりはフリーザーバックや製氷皿で冷凍保存

フリーザーパックに入れた5㎜角に刻んだきゅうり

きゅうりは水分が多いので、生のまま冷凍すると解凍時に食感が損なわれるだけでなく、栄養価が落ちてしまいます。加熱処理して酵素の作用を死活させた状態で保存することをお勧めします。

離乳食に使う場合は下ごしらえした後、一番使いやすい5㎜角程度に刻んでフリーザーバックか製氷器に小分けして冷凍保存すると使いやすくなります。保存期間の目安は2週間程度です。

生のまま冷蔵で保存する場合は、野菜室に「立てた状態」での保存が理想

買ってきたきゅうりは、表面の水分をしっかりふき取って、ラップやビニール袋に入れて乾燥を防ぎます。冷蔵庫の野菜室でできれば生育時の状態に近くなるように立てて保存すれば5日程度保存が可能です。

きゅうりは急激な温度変化と多湿の環境下で傷みやすくなります。寒すぎる環境に置くと、低温障害を起こしやすいので野菜室ではない場所、冷蔵室などには置かないようにしてください。寒い冬場は風通しの良い冷暗所での保存がおすすめです。

離乳食のきゅうりレシピ

きゅうりを使った離乳食のレシピを初期~完了期に分けてご紹介します。
きゅうりは加熱すると黄緑色が鮮やかで、食欲をそそります。赤ちゃんが気に入ってくれた場合はご紹介したレシピ以外にも、彩り添えとして積極的に活用しましょう。

初期(5~6か月)のレシピ|きゅうりの青臭さはだしでカバー

きゅうりは下ごしらえしてすりおろしす、もしくは裏ごししてペーストに仕上げます。
お粥、うどんなど主食と組み合わせるときは、だし汁で伸ばした方が青臭さを軽減してくれるので食べやすくなります。

黄緑色が鮮やか!きゅうりのペースト

きゅうりのペースト完成品

材料

  • 下ごしらえ済みのきゅうり5g
  1. すり鉢の中きゅうり

    きゅうりをすりつぶしてペーストにします。

だし汁で食べやすいきゅうりのお粥

きゅうりのお粥完成品

材料

  • 下ごしらえ済みのきゅうり 5g
  • だし汁 小さじ1
  • 10倍粥 小さじ1
  1. すり鉢に入れただし汁ときゅうりペースト

    きゅうりはすりつぶしてだし汁でのばし、お粥にのせます。

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中期(7カ月~8ヶ月)のレシピ|皮ごとすりおろして食材と混ぜよう

きゅうりの皮は薄いので、すりおろして使う場合は加えても大丈夫です。
中期はできるだけ調味料に頼らず、だし汁を活かして青臭さを抑えた調理を心がけましょう。

さっぱりそうめんのきゅうり和え

スルスルと食べられる副菜ですが、鶏ささみやツナ、納豆などをまぜてボリュームをアップすれば、一品で栄養バランスのとれる一品にも仕上がります。

そうめんのきゅうり和え完成品

材料

  • きゅうり 10g
  • そうめん(乾麺) 10g
  • だし汁 大さじ1
  1. まな板の上にある刻んだそうめん

    そうめんを柔らかく茹でて細かく刻みます。

  2. すりおろしているきゅうり

    きゅうりは皮ごとすりおろして耐熱容器に入れ、1とだし汁と和えたらふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで30秒加熱します。

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しらすのきゅうりおろし煮

しらすのきゅうりおろし煮完成品

材料

  • しらす 小さじ1
  • 下ごしらえ済みのきゅうり 10g
  • だし汁 大さじ1
  1. ザルの上にある塩抜されたしらす

    しらすは熱湯をかけて塩抜きします。

  2. まな板の上にある刻んだきゅうり

    きゅうりは2㎜角に刻みます。

  3. 耐熱容器ですりつぶしているしらすときゅうり

    耐熱容器に、1、2、だし汁を入れてふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで30秒加熱し、すりつぶします。

離乳食でしらすは初期から大活躍!塩抜きの方法&段階レシピ
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後期(9か月~11か月)のレシピ|歯ごたえ・食感を楽しめるように!

後期は歯茎で噛む力が徐々に備わってくる時期です。加熱したきゅうりの柔らかさと手づかみできる形状を活かした調理をしましょう。

きゅうりと好きな野菜で!カラフル豆腐サラダ

かぼちゃの代わりに柔らかく茹でたにんじんなどを入れてもよく、ツナなどを混ぜてもおいしいです。大人も食べられるので、取り分け離乳食としてもオススメです。

カラフル豆腐サラダ完成品

材料

  • 下ごしらえ済みのきゅうり 10g
  • 湯むきしたトマト 10g
  • かぼちゃ 10g
  • 絹ごし豆腐 20g
  • しょうゆ 少々
  1. まな板の上にある刻んだかぼちゃ、きゅうり、トマト

    かぼちゃはラップに包んで電子レンジ600Wで30秒加熱し、下ごしらえ済みきゅうりとトマトと共に5㎜角に刻みます

  2. 耐熱容器に入れた絹ごし豆腐

    耐熱容器に絹ごし豆腐を入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで30秒加熱し、5角に刻み、1と混ぜ合わせてしょうゆをかけます。

手づかみ食べの練習にも!きゅうりとにんじんの野菜スティック

手づかみ食べにもオススメな野菜スティックです。加熱時間を少しずつ短くするなどして固さは調整しましょう。スティック野菜は慣れてきたら、きゅうりは生のものに切り替えてもOKです。

きゅうりとにんじんのスティック完成品

材料

  • きゅうり 20g
  • にんじん 20g
  • 塩 少々
  1. まな板の上にある皮をむいたきゅうり

    きゅうりは皮をピーラーで少しむき、ラップに包んで電子レンジ600wで30秒加熱して、縦に切り塩を軽く振ります。

  2. まな板の上にある縦に切ったきゅうりとにんじん

    にんじんは皮をむいてラップに包み、電子レンジ600Wで30秒加熱して縦に切り、1と一緒にお皿に盛りつけます。

完了期(1歳~)のきゅうりレシピ|本格的に生きゅうりに挑戦

完了期になると生のきゅうりや皮も使うことができますので、咀嚼力をUPする練習をさせてあげましょう。ロールサンドやかっぱ巻き(のり巻き)のような料理も食べられるようになります。

きゅうりとツナのヨーグルトサンド

きゅうりとツナのヨーグルトサンド完成品

材料

  • きゅうり 30g
  • ツナ水煮缶 大さじ1
  • 塩 少々
  • プレーンヨーグルト 大さじ1
  • サンドイッチ用食パン 2枚
  1. まな板の上にある千切りのきゅうり

    きゅうりは輪切りにしてから千切りにし、塩でもんでしばらく放置して水気を絞ります。

  2. ボウルの中にいれたきゅうり、ツナ、ヨーグルト

    ボウルに1、ツナ、プレーンヨーグルトを混ぜ合せます。

  3. まな板の上にあるソースを塗った食パン

    ラップの上に食パンを置き、巻き終わりの2㎝程度を除いて全体に2を1/2両ずつ塗ります。

  4. まな板上にある巻いた食パン

    3を丸めてラップでキャンディ型包み、包みを外して6等分に切り分けます。

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