ベビーカーが盗難されやすい場所や状況
ベビーカーの盗難は、ベビーカーがたくさん集まる場所で発生しやすいです。たくさんのベビーカーがあるなか、盗難対策をしているベビーカーを盗むことはまずありえず、無防備な状態で置かれているベビーカーが狙われます。
ショッピングモールで赤ちゃんを見ている間に盗難される
ショッピングモールは、ベビーカーで出かける人が多い場所です。特に、休日には多くの赤ちゃん連れのお客さんが集まり、赤ちゃんの遊び場やおもちゃ売り場の周りに、ベビーカーがたくさん置かれています。
不特定多数の人間がいる状況ながら、持ち主も遊んでいる赤ちゃんに気を取られてベビーカーから目を離してしまうことが多いため、盗まれやすい状況です。
保健所などでの集団健診中に持ち去られる
保健所での赤ちゃんの集団健診では、ベビーカーを外に並べておいておくことがあります。多くの人が集まり、保健所の職員も、健診への対応で忙しくベビーカーにまで目が届きませんので、盗む方としては好都合です。
ただし、集団健診の場合、同じ型のベビーカーは取り違えの可能性もあります。もし最後に同じ型のベビーカーが残ったらその可能性は高く、取り違えに気づいた人が施設側に連絡を入れてくれる可能性もあります。
子育てサロン・育児施設を利用中に盗難される
多くのママと赤ちゃんが集まる子育て支援施設の入り口には、たくさんのベビーカーが並べられています。その殆どが盗難対策をしていないので、通りすがりにさっと持って行かれてしまいます。
子供が集まる場所だから安全と思ってしまいますが、盗む側にとってはいつ行ってもベビーカーがあり、とても盗みやすい状況になっています。
公園でベビーカーの存在を忘れている間に盗難される
公園は、不特定多数の人が通りますので、通行人のふりをしてベビーカーを盗難されてもおかしくありません。
公園とくに広い公園では、ママが子供について遊んで、ベビーカーから遠く離れてしまいがちです。また、ママ同士のおしゃべりに夢中になってしまい、ベビーカーの存在をすっかり忘れていたなんていう場合もあります。
テーマパークなどのレジャー施設でアトラクションに乗っている間に盗難
ディズニーランドなどテーマパークや動物園・水族館などのレジャー施設も、ベビーカーでの来園者が多いので盗難に注意が必要です。
テーマパークでアトラクションに乗っている間は、ベビーカーは地上に置いておかなくてはいけませんが、スタッフが並び替える可能性もあるため、チェーンをつけてフェンスに固定するのが禁止されている施設もあります。
盗難対策として、できるだけ施設内のレンタルベビーカー使用することも検討しましょう。
ベビーカーに荷物を置きっ放しにしないで!
万が一ベビーカーを盗難された場合に備えて、ベビーカーに荷物を置きっ放しにしないようにしましょう。荷物置きに、赤ちゃんの着替え・オムツ・靴・抱っこひもなどを置いたまま盗難されてしまった場合、帰るのに困ってしまいます。
また、テーマパーク限定販売のグッズを盗難されるケースもあるので、購入したものもできるだけ持ち歩くことをオススメします。
自宅玄関に数分放置した際に盗難されるケースも!
自宅の玄関先にベビーカーを置いたままにしておくと、持って行かれる可能性があります。またすぐに出かけるからと玄関先に置いておくと、「数分後に出かけようとしたらなかった」ということもありえます。
玄関先に無造作に置かれたベビーカーは、意外と目につきやすいです。自宅だからと安心しないようにしましょう。ベビーカーは、短い時間でも玄関の中に入れておくようにしましょう。
レジャー施設ではベビーカーのレンタルを積極的に考えよう
多くの人が集まるレジャー施設では、目を離した隙にベビーカーが盗難されるのではと心配になります。せっかく楽しく遊んでいる時に、大切なベビーカーが盗難されてしまっては興ざめです。
レジャー施設に行く時には、自分のベビーカーは持って行かずに、施設のレンタルベビーカーを利用するのも良いでしょう。ベビーカーの貸し出し台数には限りがありますので、早めに行くことをおすすめします。
ベビーカーレンタル料金の相場は500円~1000円
安いところでは、500円程度から貸し出ししてくれます。ディズニーランドでも1,000円で貸し出ししています。お出かけ前に、利用する施設のベビーカーレンタル有無と料金をチェックしておきましょう。
6カ月未満の赤ちゃんの場合、レンタルベビーカーの型も確認しておこう
貸し出ししているベビーカーの型によっては、自分の子供が利用できない場合があります。
貸し出ししているベビーカーのタイプがB型のみの場合、生後6ヶ月以上経過しないと使用できない可能性もあります。
ベビーカー盗難保険に加入しておけば被害・損失は少ない!
ベビーカーを購入する際には、盗難保険に加入しておくのがオススメです。万が一ベビーカーが盗難被害に遭った時に、使用期間と購入金額に応じてポイントを還元してくれるなどの補償がつきます。金銭的被害が少なく済みますし、精神的ショックも和らぐでしょう。
ベビーカーを購入する時には、メーカーや販売店に盗難保険に加入できるか確認してみましょう。盗難保険だけでなく、修理補償などもついていると更に安心です。
ベビーカーを盗難されたときは警察に届け出よう
ベビーカーを盗難された時には、きちんと警察に被害届を出しましょう。もし、ベビーカーが盗難保険に加入していた場合、受給の申請をするのに被害届を出す必要があります。
また、例え盗まれたベビーカーが帰ってくる可能性は低くても、きちんと対応しておくことが大切です。もしベビーカーが取り違えられていた場合は、被害届を出しておくと取り違えた相手が警察に相談して戻ってくる可能性も考えられます。
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