ガラガラ知育効果&ハンドメイド
ガラガラで頭が良くなる?知育効果&かわいい手作りガラガラ
ガラガラが実は赤ちゃんの脳の発達を促進してくれる効果も持つおもちゃだったなんて!ガラガラの種類から赤ちゃんの目や耳にやさしい刺激となるおすすめガラガラ、ママにも簡単に作れるハンドメイドガラガラの作り方まで赤ちゃんのためのガラガラの全てをご紹介します!
赤ちゃんもニコニコ!楽しいガラガラの効果と手作りガラガラ
赤ちゃんは音のするものが大好き!気づけば身の回りの音のするものを手にとって遊んでいるなんてこともよくあります。音と自分の手の動きが連動しているのが楽しいのでしょうね。
そんな赤ちゃんにぴったりなのが、ガラガラのおもちゃです。出産祝いで頂いたり、パパママが赤ちゃんに用意したりと、ガラガラはもしかするとほとんどの赤ちゃんが持っているおもちゃなのかもしれません。こんなにメジャーなガラガラ、実は単に音がなるおもちゃだというだけではなく、赤ちゃんの成長にとって優れた効果がいろいろあるのです。
今回はみんなが持っていてそして奥が深いガラガラについて解説します!かわいいガラガラの簡単な作り方付きです!
赤ちゃんにガラガラを与えよう!~ガラガラの全て~
赤ちゃんの大好きなガラガラ。「どんなガラガラがあるの?」「ガラガラを使うことの効果って?」といった疑問を丸ごと解説します。いろんなガラガラを紹介しますので、お気に入りのガラガラを見つけてみてくださいね。
ガラガラは新生児から使える赤ちゃんをあやすおもちゃ
ガラガラとは、振ると音が出る赤ちゃん向けのおもちゃです。海外ではラトルともいいます。最近はラトルということば自体も結構浸透してきていますね。
日本で使う「ラトル」ということばは、音のでるガラガラを含め、赤ちゃんが握ったりつかんだりして遊ぶおもちゃという意味合いで使うことが多いようです。ガラガラという言い方は日本の昔ながらのものですね。
中身には、鈴やベル、細かいビーズや丸い玉、ウッドチップなどが入っています。特に天然素材のものは優しい音がします。中が透けて見えるガラガラは、中身がカラフルで目にも楽しいおもちゃになっています。
いつから使えるの?使える時期はなんと新生児から。生まれてすぐの赤ちゃんをあやすおもちゃとしてしっかり活躍してくれますよ。
- 赤ちゃんのおもちゃを清潔に保つお手入れ方法や消毒の頻度、お手入れがしやすいおもちゃを紹介。何でも口に入れてしまう赤ちゃん…ダメ!とおもちゃを取り上げてしまう前に清潔に保ち安心して遊ばせてあげましょう!
ガラガラにはどんな種類がある?
ガラガラには低月齢の赤ちゃんでも自分で持てて、ぶつかっても痛くない布製タイプもあれば、歯固めとして使えるものなど多数の種類があります。月齢や赤ちゃんの興味に合わせて選んであげてください。
ガラガラといえばこれ!定番の形
ガラガラ・チャイム『WISH BORN チャイム イエロー 黄色ヒツジ・カンガルー柄』
昔ながらのベルのような優しい音のするガラガラは、時を越えて世界中で愛されています。この形のガラガラは、初めのうちは赤ちゃんには重いので、ママが持ってあやしてあげて遊んでみましょう。赤ちゃんに優しく語りかけながら、ガラガラの音を聞かせてあげてください。大好きなママの声とお気に入りのガラガラの音で、きっと赤ちゃんもごきげんになること間違いなしです。
歯固めにもつかえる
より長期間楽しく遊べるように、赤ちゃんの成長をみこして作られたおもちゃがたくさんあります。その一つが、歯固めの役割も果たすガラガラです。
くまさんカミカミ/コンビ
低月齢の時には振ってしゃかしゃか音のするガラガラとして使い、歯が生えてくる頃には遊びの中で自然とカミカミに移行していくことができます。こういった商品は赤ちゃんが噛むことを前提にして作っているので、塗装が過度にされていなかったり、洗いやすかったりするおもちゃが多いのもママとしては嬉しいですね。赤ちゃんがガラガラを歯固めとして使うようになってきたら、生後半年くらいまでは消毒をしてあげてくださいね。
布製で柔らか気持ちいい
キリンガラガラ/プリスティン
布製のおもちゃの素敵なところは、やはりそのあたたかみ。柔らかいコットンのニット地やオーガニックコットンのものは肌触りがとても良いので、赤ちゃんが触るのにちょうど良い素材ですね。肌に優しいので、敏感な赤ちゃんの顔にこすれても大丈夫。布製のガラガラの多くは中身が綿でできていますので、全体の重さが重くなりすぎません。重さの面でも赤ちゃんにぴったりのガラガラですね。
ジムにたくさん楽しいガラガラが!
出典:www.takaratomy.co.jp
くまのプーさん てあそびいっぱい ボックスにへんしんジム/タカラトミー
赤ちゃんの好きそうなおもちゃがたくさんついたプレイジムは、お昼間の赤ちゃんの遊び場やオムツ替えの場所としても大活躍ですよね。「カシャカシャ」「リンリン」「パリパリ」などいろんなガラガラのついたジムなら、ガラガラ単体よりも遊び方の幅が広がります。カラフルな色合いのガラガラは視力が発達途中の赤ちゃんにも見やすいのでオススメです。成長とともに遊び方をどんどん変えられるおもちゃですので、これだけで長期間楽しむことができます。
新生児からつかえるガラガラ
オーガニック にゃんこ リストガラガラ
価格 : 12,420円(税込)
新生児はまだ握る力がほとんどないので、ガラガラをつかんで振ってみるということはもう少し先になります。でも、新生児の赤ちゃんが遊べるガラガラもあるんですよ。それが、手首につけるタイプのガラガラです。
一般的に、自分の腕の動きと音が連動しているということがわかり始めるのは、何かモノを自分の力でつかんで持てるようになってからなのですが、このリストガラガラなら、もっと早く赤ちゃんがそのことに気づくことができるでしょう。
手を一生懸命振って、りんりんと音を鳴らしている姿がとても可愛いガラガラです。
赤ちゃんにガラガラを!ガラガラをおすすめする理由
追視のトレーニング
生まれてすぐの赤ちゃんは明暗がわかる程度でほとんど視力はありませんが、ここから急速に視力は発達していきます。生後2週間程度で20〜30cmくらいの範囲のピントが合いだします。そして生後1〜2ヶ月経つころには、動くものを目で追いかける追視ができるように。これは目覚ましい発達ですよね。
赤ちゃんは初めのうちは黒と白しか見分けられませんが、次第に赤や青、黄色といった鮮やかな色を見分けられるようになってきます。そのためカラフルで見やすいガラガラは追視のトレーニングにはとても効果的なおもちゃです。初めのうちこそ物を追いかけて見つめることはできませんが、視力が出てくるにつれて赤ちゃんも見える物に興味が出てくるのか、「これなんだろう?」とでも言いたげにしっかり追視してくるようになりますよ。
- 赤ちゃんの視力の発達や成長を紹介。新生児の赤ちゃんの見え方やいつから見えていつまで成長するのか、月齢ごとに赤ちゃんの行動に併せて見ていきましょう。
手足の動きが脳の発達を加速!
脳は刺激を受けることが大好き。刺激を受けることによって、どんどん脳は発達し、知能を高めていくことができます。赤ちゃんにとってその刺激とは、手足を動かすことです。赤ちゃんの手のひらや足の裏をさすってあげると頭が良くなると言われるのは、手足が受けた刺激が脳の発達を促すからなのです。
3ヶ月を過ぎるとだんだんと赤ちゃんも周りのモノに手を伸ばし始めるようになります。そんな時にガラガラはぴったりのおもちゃですね。できるだけ小さな月齢からガラガラで遊ぶようにしていると、そのガラガラは赤ちゃんのお気に入りになっていることでしょう。そうすれば、自然とおててを出してつかめるようになること間違いなしですね。
ガラガラで筋力アップ!
新生児の頃から同じガラガラを使っているとわかることなのですが、最初は握ることすらできなかったガラガラが、握らせてあげるといつの間にか持てるようになってきます。力が強くなったんだなあと早速我が子の成長を感じる瞬間です。
このように、ガラガラは握ったり持ったりを繰り返して遊びますので、赤ちゃんの手や腕の力の向上に貢献することができます。最初は重そうにたどたどしく持っていたガラガラを力強く持てるようになった時には、親としてもなんだかちょっと誇らしい気持ちになりますね。
頭が良くなる?!音が与える効果
赤ちゃんの脳に良い刺激になるものとして、手足の動きを挙げましたが、その他五感を働かせるということもとても良い刺激になります。赤ちゃんがお散歩で疲れて寝てしまうのは、外の世界のいろんな景色や音がたくさんの刺激となって、少し疲れてしまうからでもあるのですよ。
五感をたくさん働かせて学んでいる赤ちゃんですが、聴覚というのは胎児のときからある程度しっかりしているので、赤ちゃんが小さいうちは視覚よりも確かな感覚です。ですので、いろんな音の刺激と脳の発達は密接に関わっているといいます。
ガラガラは楽しい音の鳴るおもちゃです。ママがあやしながら聴かせてあげることで、脳がより活性化する刺激になることでしょう。
コミュニケーションのツールになる
赤ちゃんはまだしゃべれませんから、言葉でのコミュニケーションはできません。しかし、表情は、生後1ヶ月もすれば徐々に出てきますよね。笑ったり、ちょっと怒ってみたり、泣いたり…色んな表情を見せてくれるようになります。
ガラガラで赤ちゃんをあやすことは、すなわち赤ちゃんとコミュニケーションを取ることなのです。言葉は話せなくとも、何かを介してコミュニケーションをとることで、赤ちゃんも次第に他人というものを意識することができます。ガラガラはそのツールとして最も身近なものでしょう。
寝かしつけにもつかえる!
お気に入りの音楽や心地よい音を聞くとリラックスして眠たくなるなんてことは私たち大人でもよくあります。それは赤ちゃんもおなじ。ガラガラの優しい音が大好きな赤ちゃんならぜひ寝かしつけに使ってみてください。
またガラガラの中には、ホワイトノイズという音が出るものもあるようです。ホワイトノイズとは、アナログテレビの砂嵐のサーという音に似た音で、寝かしつけに効果抜群の音のことをいいます。
砂浜の砂をサーっと流すような音でしょうか。おもちゃでは細かいビーズの入ったガラガラがこのホワイトノイズのような音を出してくれます。泣いてばかりの赤ちゃんのママは試してみる価値ありかもしれません。
- 赤ちゃん泣き止ませに効果的な音や動画やアプリやおもちゃを紹介します。何故赤ちゃんは泣くのか理由も解説し夜泣きギャン泣き黄昏泣きなど、赤ちゃんの泣き止ませのコツも解説します。
ママのハンドメイド!簡単ステキなガラガラ作り!
売っているものも良いけれど、小さなころからのお気に入りのおもちゃが実はママの手作りのおもちゃだったなんて、赤ちゃんが大きくなった時にそれを知ったらきっと喜ぶと思いませんか?おもちゃを丁寧に手作りすることでママ自身の思い入れも強くなるでしょう。
ふわふわリストガラガラ(低月齢向け)
靴下に鈴の入ったマスコットをつけるだけの簡単ソーイング。これなら裁縫の苦手なママも肩の力を抜いて挑戦できますよ。
材料
・コットンなどの肌に優しい生地
・縫い糸
・綿
・鈴
・面テープ1セット
・裁縫セット(縫い針、ハサミ必須)
・刺繍糸(マスコットの顔をつけるのに必要ならば)
作り方
1.(マスコット)生地にすきな動物の顔を描いて、余裕をもたせて裁つ。
2.二枚のオモテ面同士を合わせて、裏面が常に見えるように重ねる。
3.周りを縫っていく。
4.3センチくらい綿を詰めるので開けておいて、縫しろ5mm程度のこしてカットする。
5.オモテ面に返して、3本取り刺繍糸で顔を刺繍し、綿と鈴を詰め、開けておいた箇所を閉じる。
6.(バンド)赤ちゃんの腕回りを考慮して、少しだけおおきめに布を二枚裁つ。
7.返し口を少し残して縫い、オモテに返して綿を薄く詰める。
8.返し口を閉じ、面テープをとりつける
9.マスコットをバンドに縫い付けて完成!
リンリンあんよのガラガラ
材料
・鈴
・コットンやフェルトなどすきな布
・綿
・裁縫道具(縫い針、ハサミ必須)
・刺繍糸(マスコットの顔をつけるのに必要ならば)
作り方
1.マスコットを作る要領で、すきな形に型を取り、布を裁つ。
2.2枚の裏同士を縫い合わせる。(少し残して返し口に)それを左右2つぶん作る。
3.裏返して、綿と鈴を詰める(動物の顔にするなら綿を詰める前に顔を刺繍)
4.返し口を縫って閉じ、靴下に縫い付ければ完成。
※いずれも赤ちゃんの口に入ることを念頭において安全なガラガラを作るようにしましょう!
ガラガラは脳の発達を促す赤ちゃんに最適なおもちゃ。どれにするかはママの好みで選んで!
振ると音のなるガラガラのおもちゃは、赤ちゃんの成長や脳の発達を促してくれるおもちゃです。ガラガラには、オーソドックスなものから手首に巻いて使えるものまで、いろんなタイプのものがありました。うちの子にはどんなものが良いのか、これだけあるときっと迷ってしまうママも多いはずです。
ここは、ママの好みで選んでみましょう!おもちゃは赤ちゃんが自分で遊んでみることももちろんですが、ママやパパとの大事なコミュニケーションツールです。
この子と一緒にこれで遊んでみたい!これを持っている姿はきっととびきり可愛い!そう言った理由で選んでもらっても構いません。ぜひ、ステキなガラガラで赤ちゃんとの楽しい時間を過ごしてくださいね。