離乳食のバナナ段階別レシピ

離乳食にはバナナを賢く利用!初期~完了期の段階別レシピ

離乳食でバナナは初期・中期・後期・完了期とずっと活躍する食材です。毎日のメニューに悩んでいるママに、栄養豊富で手軽に使えるバナナのレシピをご紹介。加熱すれば甘味が増し、おかゆや野菜に混ぜてもOK。蒸しパンや食パンとの相性も抜群でおやつや朝食にも!離乳食のバリエーションが広がる!

離乳食にはバナナを賢く利用!初期~完了期の段階別レシピ

離乳食のバナナを初期~完了期まで活躍させよう!

栄養豊富で甘くて美味しいバナナ。手をくわえなくても柔らかくて食べやすいので、ママにも赤ちゃんにもとても人気があります。

おかゆや野菜との相性も良く、調理方法も幅広いので、離乳食ではたくさん活躍させられる食材です。1年中いつでも手軽に買うことができますし、冷凍保存も可能です。外出する時に持ち運びできるのも魅力的ですね。

パンとも相性が良く、離乳食初期から粉ミルクと合わせてミルクがゆにすることも可能です!

離乳食で大活躍するバナナのレシピやアレルギーのリスク、栄養素、美味しいバナナの選び方など詳しくご紹介していきます。

離乳食にバナナはいつから使える?

離乳食を食べる赤ちゃん

バナナは離乳食初期の5~6ヶ月から使える食材です。10倍粥に慣れて、野菜類も順調に食べ進めることができたらバナナを取り入れてみましょう。

基本的にバナナは、新鮮なものであれば生で食べさせることが出来ま。ただ、消化機能がまだ未熟な赤ちゃんは消化に時間がかかってしまうので、最初は加熱したバナナを食べさせてあげた方が胃腸に負担がかからず安心です。

はじめて与える際は、小さじ1程度を目安にして、問題ないようなら徐々に増やしていきましょう。離乳食初期では、一回食あたり約15g(バナナ1/6程度)が目安になります。

バナナもアレルギーとは無縁ではない

自然な甘みがあり、食べやすいバナナですが、まれにアレルギー症状が出る赤ちゃんもいます。

日本では、食物アレルギーのリスクが高い食材を27品を指定し、うち7品目に原材料欄への表示を義務付け、20品目に表示を推奨しています。バナナはこの27品目のうち、「特定原材料に準ずるもの」として、表示が推奨されている食品です。

成分表示が義務付けられている「特定原材料」

卵、乳および乳製品、小麦、落花生、えび、そば、かに

成分表示が推奨されている「特定原材料に準ずるもの」

バナナ、キウイフルーツ、もも、りんご、オレンジ、くるみ、大豆、カシューナッツ、、やまいも、さば、ごま、さけ、いか、鶏肉、ゼラチン、豚肉、、牛肉、あわび、まつたけ、いくら、

推奨品目を見ると、バナナ以外にも、りんごやオレンジ、ももなど赤ちゃんの離乳食として取り入れやすい果物も含まれています。果物もアレルギーの可能性とは無縁ではないことを理解して、離乳食作りに取り組んでください。

離乳食でアレルギーが疑われる症状と要注意な食材リスト
離乳食でアレルギーが疑われる症状と要注意な食材リスト

離乳食でバナナを与えるときの注意点

初めてバナナを食べた後は、アレルギー症状が出ないかを最低1時間は様子を見てあげましょう。他の食材でもそうですが、初めてあげる食材がある時は病院がやっている日の午前中に食べさせてあげると安心です。

赤ちゃんにアレルギー症状が出たらすぐに病院に連れて行ってあげて下さい。バナナアレルギーの症状としては、口の周りに赤く湿疹が出たり、下痢や嘔吐があります。赤ちゃんの様子をよく観察してあげましょう。

バナナの栄養素

バナナの栄養素

バナナはとても栄養価の高い食材です。糖質が多く含まれていてエネルギー源になるので、離乳食初期のメインの食材として使えます。

他には寝付きが良くなるトリプトファン、便秘に良い食物繊維、イライラ解消のビタミンB1など、数多くの栄養素を含んでいます。

バナナの賢い利用法~「離乳食には興味なし」の赤ちゃんに!

離乳食初期は、おかゆやすりつぶした野菜などを食べさせると思いますが、赤ちゃんの中には口や消化機能は整えっているにも関わらず、離乳食に興味を示さないこともあります。

そんなときは、まずはバナナを赤ちゃんに見せて、ママやパパが目の前でむいて、食べてみましょう。赤ちゃんが興味を示したら、赤ちゃんの目の前でバナナを使った離乳食を調理してあげます。

ママやパパがさっきまでおいしそうに食べていたものですし、黄色の皮がむける様子を興味深く思っているはずです。しかも、いざ食べてみると自然な甘みがあるため、赤ちゃんにとってはとても受け入れやすい味です。

「離乳食を食べてくれない」と悩んでいる方は、ぜひ実践してみてください。           

離乳食を食べないときの対処法・ママたちの心配事Q&A
離乳食を食べないときの対処法・ママたちの心配事Q&A

バナナの選び方

バナナの選び方

美味しいバナナを選ぶポイントは、以下の通りです。

  • 色が濃い黄色
  • 程よく黒い斑点(シュガースポット)が出ているもの
  • 茎が短くて太いもの
  • 軸が薄くグリーンがかっていることが

程よく黒い斑点が出ている状態が完熟状態で一番甘味があり美味しい時ですが、賞味期限も近い状態です。あまりにも黒い斑点が多いものや、黒ずんだくぼみや傷があるものは果肉も黒くなってしまっています。

タイミングを見て赤ちゃんに美味しいバナナを食べさせてあげましょう。

離乳食初期のバナナレシピ!

生後5ヶ月、6ヶ月で、離乳食を始めたばかりの離乳食初期。まだ、唇を閉じて飲み込む練習の時期なので、滑らかでのどごしが良いレシピにしましょう。主食である10倍粥をクリアし、レパートリーを増やすそうという時にバナナミルクパン粥は簡単で美味しいのでママにも赤ちゃんもオススメです。

バナナも一緒に加熱するので安心ですし、加熱することでバナナの甘味も増し、赤ちゃんも喜んで食べてくれます。

食パンは赤ちゃんが小麦アレルギーの場合は反応がでやすい食材です。まずは、食パン単体で試すことを忘れないでください。

バナナのミルクパン粥

バナナのミルクパン粥

材料:8枚切りの食パン1枚、バナナ1/2本、粉ミルク200ml
きな粉(大豆アレルギーがないか試した方に限りお好みで)

1.食パンの耳を切る

食パンの耳を切る

2.耳を切った食パンを細かく刻む(手で細かくちぎっても良い)

耳を切った食パンを細かく刻む

3.すり鉢などでバナナをすりつぶす(フォークなどでつぶしても良い)

すり鉢などでバナナをすりつぶす

4.鍋に刻んだ食パン、すりつぶしたバナナ、粉ミルクを入れる

鍋に刻んだ食パン、すりつぶしたバナナ、粉ミルクを入れる

5.食パンとバナナがとろとろになるまで煮込む

食パンとバナナがとろとろになるまで煮込む

6.【アレンジ】お好みできな粉をまぶしてもおいしいです!

お好みできな粉

離乳食中期のバナナレシピ!

離乳食中期(生後7ヶ月・8カ月)になりバナナに慣れて来たら、少しずつバナナの形を残して、歯ぐきや舌で食べ物をつぶす練習をさせてあげましょう。柔らかいバナナは、食べ物を歯ぐきで潰す練習にもってこいの食材です。

ご紹介するバナナと人参のおやきは、手づかみの練習にもなりオススメのレシピです。きちんと噛み切れるのか、飲み込めたか、良く観察しながら食べさせてあげて下さい。

今回は人参を入れましたが、他の色々な野菜を混ぜてアレンジ可能です。苦手な野菜でも甘いバナナのおやきに混ぜれば、赤ちゃんもパクパク喜んでくれそうです!

バナナと人参のおやき

バナナと人参のおやき

材料:バナナ1/2本、人参ひとかけら(3g程度)、片栗粉小さじ1
※一回で食べきれるくらいの小さなおやき3つ分の量です

1.人参はみじん切り、バナナはざっくりと刻む

人参はみじん切り

2.断熱容器に入れ、電子レンジ500ワットで1分加熱

電子レンジ500ワットで1分加熱

3.レンジで加熱したバナナと人参に片栗粉を加える

片栗粉を加える

4.3つの材料をよく混ぜる

よく混ぜる

5.形を整え、フライパンで油をしかずに焼く。弱火でじっくりと軽く焦げ目がつく程度。

弱火でじっくりと軽く焦げ目

離乳食後期のバナナレシピ

生後9ヶ月を過ぎ、離乳食後期になると、赤ちゃんもひとりで手づかみをして食べてくれるようになります。生後10ヶ月、11ヶ月と進むにつれて、硬さのあるものを歯茎で上手に噛めるようになります。

しかし、まだ食べ物をスムーズに飲み込めないこともあります。ひとりで食べてくれるからと言ってその場を離れずに、すぐ側で見守ってあげましょう。3回食になっていますので、ママやパパも一緒に食事をしたり、「美味しいね」と赤ちゃんとコミュニケーションをとると食べることが好きになってくれます。

3回食にプラスおやつ与えても良い時期です。バナナの蒸しパンは、ふんわりとしてほんのり甘く、食べ応えもありおやつにもピッタリです。持ち運びもしやすいので、外出する時にも便利でおすすめです。

バナナの蒸しパン

バナナの蒸しパン

材料:バナナ1/2本、無糖のホットケーキミックス50g、牛乳または水50cc
※ホットケーキミックスは、砂糖が入っていない無糖のものを選んであげましょう。

1.バナナをざっくりとみじん切りする

バナナをみじん切り

2.ホットケーキミックス、牛乳、バナナをボウルに入れる

ホットケーキミックス、牛乳、バナナをボウルに入れる

3.3つの材料を良く混ぜ合わせる

材料を良く混ぜ合わせる

4.材料をカップに入れ、蒸し器で蒸す

蒸し器で蒸す

離乳食完了期のバナナレシピ

離乳食完了期近くになると、大人のメニューに近い食事が食べられるようになってきます。大人の食事のとりわけも可能になり、ママも助かるでしょう。しかし、まだ大人と同じ味付けでは濃いので、お砂糖や塩分の量に気をつけて、味を薄めるなどの調整をして下さい。

離乳食完了期にオススメする「まるごとバナナヨーグルトロール」は、作るのも簡単で栄養満点です。手でつかめるので赤ちゃんの手も汚れず食べやすく、家族みんなのおやつや朝食として活躍します!

まるごとバナナヨーグルトロール

まるごとバナナヨーグルトロール

材料:食パン1枚、バナナ1本、プレーンヨーグルト

1.ラップを敷き、耳を切った食パンにプレーンヨーグルトを塗る(食パンがしっとりするのでヨーグルトの水切りは不要)

食パンにプレーンヨーグルトを塗る

2.プレーンヨーグルトを塗った食パンにバナナをまるごと1本置く

食パンにバナナをまるごと1本置く

3.バナナを置いた食パンをラップごとくるっとくるみ、材料がなじむまで少々時間を置く。

ラップごとくるっとくるみ

離乳食のバナナの保存方法~輪切りにすれば冷凍OK!

バナナの品質を保つ保存方法、冷凍する際の注意点をお伝えします。

そのまま保存するときは冷蔵庫NG

買ってきた皮がついた状態のバナナは、常温で保存します。冷蔵庫はNGです。バナナは亜熱帯で育つ果物で、低温を嫌い、13度以下で保存すると色や味が悪くなります。寒いところに保管され味が落ちたバナナを「バナナが風邪をひいた」とも表現します。

ただし、室温が高すぎると熟し、傷むのも早くなります。直射日光を避け、風通しのよい15度~20度前後の場所が理想的です。

バナナを冷凍保存する方法

バナナは冷凍保存可能な食材です。赤ちゃんにはなるべく生の新鮮なバナナをあげたいところですが、ママやパパがあまりバナナを好きではない場合は、使い切るのがやや大変です。そこでバナナの冷凍保存でオススメの方法をご紹介します。

輪切りにカットし、フリーザーバッグ袋が基本

バナナを輪切りにカットし、フリーザーバッグ袋に入れる

バナナの皮を剥いて2㎝程度の輪切りにカットします。それからなるべくバナナが重ならないように並べ、ジップロックのような冷凍可能な袋で冷凍しましょう。フタを閉める際になるべく空気を抜くようにすると、変色を防ぐことが出来ます。どうしても変色してしまう場合は、レモン汁を数滴たすと黒くなりにくくなります。

すりつぶしたバナナは凍るまでに変色して黒くなってしまいますので、あまり冷凍するのはおすすめできません。

解凍する場合は、電子レンジOK

冷凍したバナナを使う時は、袋から必要量のバナナを取り出し、電子レンジで少し温めて解凍します。電子レンジに解凍モードがあればそれを使用しましょう。

自然な甘みのバナナ!離乳食のレパートリーを増やしてみて!

離乳食ではバナナが大活躍し、登場回数も多い食材です。自然な甘味で安心して甘さを取り入れることが出来る万能食材ですので、この機会に是非バナナのレパートリーを増やしてみて下さい。

離乳食期ではたくさんの悩みを抱えるママが多いのですが、悩んで疲れ果てていては赤ちゃんも離乳食を食べにくくなってしまいます。

食べる・食べないにあまりこだわり過ぎず、まずは「食事は美味しい。楽しいもの」ということを赤ちゃんに教えてあげられるよう、笑顔で離乳食期を過ごしていきましょう!

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