赤ちゃんの成長を月齢で見比べ

赤ちゃんの成長を月齢で見比べ!4~6ヶ月の変化と発育Q&A

赤ちゃんの成長を1ヶ月から12ヶ月まで全4回に分けて月齢別にご紹介する企画の第2回目は4ヶ月~生後半年の赤ちゃんの成長を解説!生後4~6ヶ月は赤ちゃんが自分の筋力で寝返りをしたり動くようになる時期…今その月齢の赤ちゃんを育てるパパママから発達の様子をリサーチしQ&Aとともに紹介

赤ちゃんの成長を月齢で見比べ!4~6ヶ月の変化と発育Q&A

赤ちゃんの成長|生後4ヶ月・5ヶ月・6ヶ月は首も据わり動き出す

生まれたばかりはフニャフニャで壊れてしまいそうだった赤ちゃんも生後4ヶ月を迎えると首据わりも完了しているのではないでしょうか?筋力の発達とともに自分の生まれた地球の環境にも慣れつつあります。うつぶせにしてあげると、体の比率から見ると大きな頭を持ち上げて、興味津々に周囲を見渡し、満足そうな笑顔を見せてくれるかも?!

赤ちゃんの成長|生後4ヶ月・5ヶ月・6ヶ月は首も据わり動き出す

また、寝返りにも挑戦する子も徐々に増えていきます。
…が、寝返りについては、すぐにゴロゴロと転がっていってしまうほど寝返りが好きな子、反対に寝返りの状態が大嫌いな子もいるなど、赤ちゃんによっての好き嫌いも関係してくることもあるのだとか?!

近くで我が子を見守るパパママにとっては、赤ちゃんの成長には個人差がつきものとは重々承知とはいえ【やきもき】が始まる時期…ともいえるかも知れませんね。
生後4ヶ月から半年までの赤ちゃんの成長の様子を詳しく見ていきましょう!

生後4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんの体の成長

生後4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんの体の成長

4ヶ月の終わりころになると首がしっかりと座って、色々なものを目で追えるようになります。
5ヶ月頃には、興味があるものには手を伸ばし、しっかりつかんで何でも口に運んで、確かめようとします。

6ヶ月になると寝返りで移動することが出来るようになる子が増えます。運動量が増えるので、体重の増え方は落ち着いて、首や背中、腕や胸にも筋肉がついてきます。早いと歯が生えてくる子もいます。

生後4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんの心の成長

生後4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月の赤ちゃんの心の成長

周りの物に興味が出てきます。お気に入りのおもちゃで遊んだり、口に入れてみたり、なんにでも興味津々で手を伸ばしてきます。首がしっかりすわると、「高い高い」を喜びます。
怒ったり、笑ったりと表情が豊かになり、人見知りを始めるようになる子もいます。

4ヶ月の発育の様子・見比べてみよう!

赤ちゃん

身長も産まれたときより7cm伸び、体重も3kgほど増えました。前までは何しても無表情だったのがくすぐったり、おもちゃを揺らしてあげたりすると声を出して笑うようになり、動くものを一生懸命追うことも出来るようになりました!
首もしっかり座り、抱っこも楽になり、自分で寝返りも出来るようになりました。まだ寝返り返りは出来ないけどたまに勢いで戻るときもあります!
ミルクの時間も間隔が空くようになり、夜寝る前に飲んだらそのまま朝まで起きなくなりました。起きてる時間も長くなり遊ぶ時間も出てきました。手の届くおもちゃは自分で揺らして遊んだり、機嫌が良いとキャッキャッしながら1人で遊んでます!。

赤ちゃん

ついに寝返りに成功!しかしまだおしりが重いようで起き上がろうとする途中で再び戻ってしまうことも多々あります。あやされるのが好きで、表情も豊かになり良く笑ったりするようになりました。逆にママやあやしてくれる人がいなくなると寂しくて泣いて呼んだりもします。
足の蹴りや指の掴む力が以前よりはっきりと強くなりました。同時に泣き声も強くなりました。高い高いをしてあげたり、手足を持って動かしてあげるととても嬉しそうに喜びます。
頭皮のかぶれやあせも、よだれのかぶれがだんだんとなくなって綺麗な肌になってきました。

赤ちゃん

4ヶ月の男の子です。表情がどんどん豊かになり、笑顔を沢山見せてくれるようになってきました。名前で呼びかけるとすぐにこちらを向いて、ニコ~っと笑ってくれます。
寝起きがとても良く、目が覚めてからもしばらくは布団の上で遊びます。大きな抱き枕を一生懸命抱えて喜んでいます。
寝返りがうてるようになったのですが、まだ元に戻ることができず、寝返りをうったはいいものの、次第に体制が辛くなるのか泣き出してしまうので、結局元に戻してあげなくてはいけません。
そこら中に落ちているものを口に入れて食べてしまうので、だんだん目が離せなくなってきました。目を離した隙に変な物を食べてしまわないかと毎日ヒヤヒヤしています。

5ヶ月の発育の様子・見比べてみよう!

赤ちゃん

生後5ヶ月の男の子です。今は身の回りにある物は手当たり次第口に入れて舐めまくるので、いつも顔や洋服がヨダレだらけになっています。スタイを付けても、ヨダレですぐにビショビショになってしまいます。
寝返りが得意で、あっちへコロコロこっちへコロコロと何処へでも移動してしまうので、小さなおもちゃやゴミが床に落ちていないか、間違って食べてしまわないよう、気が気ではなく目が離せません。もちろん毎日の掃除も欠かせません。
表情は日に日に豊かになり、名前で呼びかけるとすぐに反応してこちらを向き、にこにこ笑顔を見せてくれます。育児が大変でもいつもこの笑顔に癒され疲れも吹っ飛んでしまいます。

赤ちゃん

首がしっかりして、うつ伏せで過ごす時間が増えました。喃語を発する時間が増え、声を出して良く笑うようになりました。夜はしっかり眠るようになり、夜中に目覚めることが無くなりました。その代わり、日中は起きていることが多いです。昼寝は午前中と夕方に一回ずつとなり、生活リズムが整ってきました。
寝返りも出来るようになりました。よだれの量が増え、家族の食事の様子を見て口をもごもごするようになったので、離乳食を開始しました。離乳食は一日一回、十倍粥をひとさじ与えています。人の顔の区別が出来るようになってきたようで、ママやパパを見つけると笑いかけますが、他の人を見ても無表情なことが多いです。鏡で自分の顔を見ると笑います。

赤ちゃん

生まれて退院するとき、出産時より体重が減り2400gと小柄でしたが順調にすくすくと成長して、おっぱいもしっかり飲んでくれています。3ヶ月ぐらいまでは抱っこがあまり好きではなかったのですが最近は抱っこが大好きで抱っこで寝るのが定番になってきました!
4ヶ月頃に急に寝返りをし始め一回出来るようになるとドヤと言わんばかりに仰向けにしてはうつ伏せになるのを永遠に繰り返します!今では方向転換をマスターして自分の欲しいおもちゃのある方向に向きを変えています。
離乳食も開始して嫌がるかな?と思いましたが嫌がる事もなく、スプーンを口の前に持って行くと口を開けてくれます。握れるおもちゃが大好きでじっと見た後に口へ入れてニコニコしています

6ヶ月の発育の様子・見比べてみよう!

赤ちゃん

息子くんは3ヶ月で首が座るのと同時に寝返りをするようになりました。今では寝返りで何処へでも移動してしまうほどです。1人座りはまだできませんが、もう少し腰がしっかりしてきたらハイハイも間近かな??と成長っぷりが楽しみです。
離乳食スタート前からスプーンに慣れさせる為に5ヶ月のときからスプーンをおもちゃ代わりに持たせて遊ばせたり、スプーンを使ってミルクを飲ませたりしていた成果もあり、一週間ほど前から離乳食を開始していますが嫌がらずにおかゆを食べてくれるので、子供も私も離乳食の時間がとても楽しい時間です。色々な物を食べてくれるようになるのがとても楽しみです。

赤ちゃん

寝返りが上手になってきて、うつ伏せになると手足をバタバタさせるようになりました。一人座りもフラフラしながらですが、少しだけできるようになりました。おしゃべりはアーウーと声を出すようになっています。たまたま「ママ」と聞こえるような発音をしたときに大袈裟に喜んで見せたら「ま」に近い発音ばかり連呼するようになりました(笑)
家では朝から大きな声でおしゃべりしてますが、外に出ると人見知りなのか一言もしゃべらなくなります。知らない人から声をかけられると泣きませんが、表情が固まってしまいます。あやすと、手足をバタバタさせながら声を出して笑います。近くにあるおもちゃに手をのばしたり、絵本を見せると興味があるような感じでじっと見て触ろうとするようになりました。

赤ちゃん

とにかくお布団の上をコロコロと寝返り、寝返り返りを繰り返しています。ズリバイとまではいきませんが、ほんの少し進むようにもなったように見えます。おもちゃに関しても今まで以上に興味を示し、沢山のものを力強く握ろうとします。指の力がしっかりしてきたからかブロックなどもしっかり持てるようになりました。
笑うことも増え、おしゃべりも増え、声のボリュームが大きくなりました。いないいないばぁをすると、よく反応し笑います。
普段、ほぼ常に足を曲げているのと転がりたがるためテープタイプでのオムツ替えが少し大変になってきました。生後5ヶ月からうつ伏せ寝をするようになったのですが、直しても直してもまたうつぶせに…。しかもうつ伏せ寝の方が幸せそうに寝ています。
指しゃぶりは大きいからか手の甲、親指とかでなく何故か人差し指をしゃぶります。離乳食もしっかり食べてスクスクと成長しています。

生後4~6ヶ月の発育・ママの不安Q&A

生後6ヶ月頃からは離乳食もスタート!

生後6ヶ月頃からは離乳食もスタート!
離乳の前後はパパママにとって「?」がいっぱいな時期でもあります。

離乳の前段階でよだれが増えると「こんなによだれが出て大丈夫?!」と思いますし、そろそろミルクや母乳以外の味にも慣れさせたいのにうまくいかないなら、先が思いやられてしまいます。
また、離乳の初日は赤ちゃんの体内では、ミルクや母乳以外の食べ物が入ってきたとお祭り騒ぎ!対応しきれなくてうんちの状態が変わってしまうことや、一時的にアレルギーのような反応を示すことも。

運動の面では不完全なひとりすわりやねがえりなど、親としてはヤキモキしてしまうかもしれませんが、そこはけがをしない程度に温かく見守ってあげて!そのうちに、ひとりで動けるようになった分、ヒヤリ、ドキッとする瞬間も増えていくものですからね。

Q.赤ちゃんにも成長痛があるってホント?

お風呂上がりにストレッチをしてあげよう

成長痛は、主に中高生の成長期に成長に伴って足のふくらはぎや足首、足の甲、すね、かかとなどが痛むことですが、赤ちゃんにも成長痛があると言われています。成長痛を予防する方法としては、十分な睡眠をとることや血流を良くすることが痛みを和らげます。寝るときは、部屋を暗くして熟睡できる環境を作り、お風呂上りに足首を軽く回すなどのストレッチをしてあげると良いかもしれませんね。

Q.よだれでびしょびしょ。口の中に何か異常があるの?

この頃になると、消化機能が発達し、唾液の分泌が良くなります。それでも、分泌された唾液をうまく呑み込めないため、よだれとして出てきてしまいます。月齢が進むと、唾液をうまく呑み込めるようになるため、よだれの量は少なくなるので心配しなくても大丈夫でしょう。

Q.離乳食はいつから始めるのが良いの?

離乳食は、5~6ヶ月くらいになって首がしっかり座って、パパやママが食べているのをじっと見て興味を持ったり、よだれを出したりするようになったら開始のタイミングです。赤ちゃんの機嫌が良い日で余裕がある日にスタートしてみましょう。

離乳食の食べさせ方は?赤ちゃんの上手な離乳食チャレンジ
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赤ちゃんへの離乳食の食べさせ方、実はコツがあるって知っていましたか?まずは離乳食を始める際の順番を知って、赤ちゃんのペースに合わせて楽しいごはんタイムを心がけてくださいね。

Q.水やお茶を飲まないけど、どうしたら良いの?

母乳やミルクから十分な水分が取れていれば、無理に水やお茶を飲ませなくて大丈夫です。ただし、赤ちゃんは大人よりも汗っかきなので、お風呂上りやお散歩の後など、喉が渇いていそうなときは水や麦茶を用意してみましょう。

Q.おしりがかぶれてしまった。病院に連れて行く?

お尻かぶれないようにケアを

離乳食を開始すると、一時的にお腹の調子が狂う子もいます。もしお尻カブレをしてしまったら…まずは【清潔】【乾燥】がおしりの皮膚のケアの基本です。
おしっこやうんちをしたら、すぐにおむつを替えてあげるようにしましょう。おしりがかぶれてしまっている場合は、うんちをした場合は、ふき取った後、お湯のシャワーで流すかお風呂場で洗面器のお湯をためて少し洗ってあげましょう。

洗った後は、ごしごしこすらず、タオルを押し当てて水気を切り、ワセリンなどを塗ってあげてしっかり乾燥させてからおむつをつけるようにします。ただれ方がひどかったり、皮膚がむけてしまったりしている場合は、病院を受診するようにしましょう。

Q.どれくらい服を着せておけばいいの?

赤ちゃんは、大人よりも1枚少なめに着せるのが快適とされています。ただし、個人差があるのでこまめに様子をチェックしてあげましょう。

頬が赤くなっていたり、頭や背中が汗でじっとりしていたら、暑がっているので、濡れた服は脱がせて少し薄手のものに着替えさせてあげましょう。
逆に、腕や足、背中がひんやりしているときは、寒いのかもしれません。少し厚手の物に着替えさせてあげて様子をみてみましょう。

Q.髪の毛をむしっているけど、どうしたらいい?

この時期の髪の毛をむしる行為は、大人のようなストレスで髪の毛をむしってしまうということではなく、手を動かしてみているときにたまたま髪の毛があって引っ張ってしまっている状況でしょう。また、髪の毛をつかむのが好きな子も一定数いる模様。

そのうち、自然にやらなくなるので、あまり心配せず見守ってあげましょう。

Q.髪の毛が少ないけど大丈夫?

1歳まで個人差があります

髪の毛の生え方は、個人差が大きいものです。産まれたときからふさふさの子もいれば、なかなか生えそろわない子もいます。1歳頃になれば、ある程度は生えてくるのであまり心配しなくても大丈夫でしょう。

Q.まだ寝返りが出来ないけど大丈夫?いつごろから寝返りが出来るようになる?

早い子は、3ヶ月くらいから寝返りをするようになりますが、寝返りのタイミングは個人差が大きく、8ヶ月くらいまで寝返りをしない子もいます。

うつぶせの姿勢が好きでない子もいて、そういう場合は寝返りやはいはいが遅くなる(またはしない)傾向にあります。小児科医に相談してみて問題ないとしたのなら、焦らずのんびり見守ってあげましょう。

Q.一人座りはいつごろからするの?

生後6ヶ月くらいから支えがなくても少しの間だけお座りが出来る子が増えてきますが、一人座りが出来る時期も個人差が大きく、3ヶ月くらいからお座りすることに興味を持ち、座りたがる子もいれば、お座りに興味がない子は、10ヶ月くらいまでお座りしない子もいます。

お座りするための骨や筋力など体が成長してくれば自然に出来るようになります。

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Q.成長が早すぎるのも良くないの?

成長が遅くて悩んでいるという方は多いと思いますが、早くて悩んでいるという方は少ないのではないでしょうか。それでも、あまりにも他の子に比べて寝返り、ハイハイ、一人歩きの出来はじめが早くて落ち着きがないと思っている方もいるようです。
成長のスピードには、その子の好奇心の強さや上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいるかなど環境によっても大きく左右されます。成長が早い分にはそれほど心配しなくても大丈夫ですが、好奇心が強い子は何でも一人でチャレンジしてしまって大きなけがをしないように、危ないものをなるべく前もって取り除いてあげるようにしましょう。

けがをしないように気を付けてあげながら、子供なりの色々なチャレンジを見守ってあげたいですね。

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生後半年になると、パパママが一番好きな人と認識しています!

パパ、ママは好きな人だと認識する

うまれたての赤ちゃんは自分で寝返りすることもできず、これからの成長のためにミルクや母乳を飲み続け、3ヶ月の間にむくむくと大きくなっていきます。
生後半年あたりには、むっちむち加減もピークに達してきて「うちの子このままで大丈夫か…?」と肥満が心配にになってしまうこともよくあるようですが、心配無用!ここから赤ちゃんたちは活発さを増していきます。

エネルギーや筋力を少しづつ身に着け、好奇心のまま興味の対象に直撃していくうようになると、ボンレスハムのような腕や腿も少しずつお肉が落ちていきますよ。好奇心や運動の好き嫌いには赤ちゃん個々の違いはあるものの赤ちゃん特有のむっちむち体型はここ2~3ヶ月の間の期間限定の姿とも言えます。

日々育児をしていると心配や不安は尽きませんが、よほどのことでなければあまり心配しすぎることなく、これからの赤ちゃんの成長を見守ってあげましょう!