生後2ヶ月の赤ちゃんとの遊び方
生後2ヶ月の遊びは?脳を刺激する赤ちゃんとの遊び方
生後2ヶ月の赤ちゃんの遊び方です。生後2ヶ月は首すわりもまだなので寝ている状態で遊んであげましょう。視力もまだまだ弱いので原色のおもちゃで音が鳴るもの、動きのあるものが大好きです。ママパパとのスキンシップも大喜びなので積極的に赤ちゃんとコミュニケーションをとりましょう!
生後2ヶ月の赤ちゃんができること
生後2ヶ月をすぎた赤ちゃんは視力がアップし、感情表現も少しずつですができるようになります。また手で物を握ることもでき、成長の跡が見られます。
ただまだ首は座っておらず、起き上がって遊ぶこともできません。そこで、生後2ヶ月の赤ちゃんがどのような状態であるのか再確認してみましょう。
視力が上がり近くでママの顔も見ることができる
視力がアップします。視力がアップすることで目の前のものがよく見えるようになります。その結果、ママも赤ちゃんが自分のことを見ていると実感できるでしょう。
自分のことを見てくれるとママとしても嬉しいですよね。視力にすると0.05ほどなのではっきり見えるのは30センチくらい先までだということは覚えておきましょう。
動くものを見つめる追視が始まる
目の前のものが見えるようになるので、目の前で物を動かすと目が左右に動く追視が始まります。特にこの時期の赤ちゃんは3原色である赤青緑がよく見えるので、これらの色が付いたものを目の前で動かすと喜んで見ます。
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脳の機能がアップし笑顔がみられる
脳の機能がアップすることで、これまでよりも感情表現ができるようになります。赤ちゃんとコミュニケーションがとれるようになるので、ママも赤ちゃんを見ていて楽しくなります。特に赤ちゃんの笑顔には癒やされますよね。
感情表現も豊かに
脳も成長するので、だんだんと感情を表現できるようになります。もちろん大人が見せるような感情表現ではできませんが、楽しい時には笑います。特に楽しい時には声を出して笑うこともあり、ママもそんな赤ちゃんを見て楽しくなるでしょう。
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手足も自由に動かせるようになる
成長に伴い、手足の機能がアップします。手足の機能がアップすることで手で物を握るなどの行為ができるようになり、赤ちゃんにおもちゃを持たせることもできます。手足をバタバタすることもあります。
手で物を握ることができる
手の筋肉の発達によって、物をつかめるようになるため、おもちゃを与えるとつかんで遊ぶような仕草をすることもあります。
ただ手で物をにぎることができるようになったと言っても、まだしっかりと筋肉が発達しているわけではないので、掴んでいるものを落としてしまうこともよくあります。時には手を動かし過ぎて物を投げてしまうこともありますので、気をつけましょう。
指しゃぶりをする
赤ちゃんの大好きなことのひとつが指しゃぶりです。最初は指というものを認識していませんが、段々と動く指という認識が出てきます。
そのため、指をしゃぶって指の感触を確かめているのです。指しゃぶりは学びのひとつでもあるので、止める必要はありません。そのうち、足もしゃぶるようになりますよ。
生後2ヶ月までの遊びの意味
前述した通り、生後2ヶ月たって赤ちゃんは成長もしていますが、まだ起き上がって遊ぶことはできないため、基本的には寝た状態での遊びになります。
だんだんコミュニケーションがとれるようにはなってきているのですが、この時期の遊びにどのような意味があるのかと考える方もいるでしょう。この時期の遊びにはどのような効果があるのでしょうか。
遊びによって赤ちゃんの発達を促すことができる
この時期の遊びにも意味があります。まず脳を刺激することで、赤ちゃんの発達を促すことになります。もうひとつは寝つきがよくなることです。
たくさん遊んであげることで赤ちゃんも安心して寝られるようになると言われています。
脳を刺激することで発達を促す
赤ちゃんの脳は急激に発達しています。その脳に刺激を与えることで、より活発に発達すると言われています。生後6ヶ月までにママとたくさん遊んだ赤ちゃんは、扁桃体を中心とした大脳辺縁系の神経がうまく発達すると言われています。
赤ちゃんに触れたり、話しかけることで、どんどん赤ちゃんの脳を刺激してあげましょう。
寝つきが良くなる
赤ちゃんに過剰な刺激を与えるとストレスになって寝つきが悪くなりますが、スキンシップを中心とした遊びであれば赤ちゃんは安心し、ママとのスキンシップに満足してよく寝てくれるようになります。
このような効果は科学的にも証明されており、幸福ホルモンと呼ばれるオキシトシンの分泌の影響だと言われています。赤ちゃんとのスキンシップを取る時間を大切にしたいですね。
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生後2ヶ月までの遊び方とは
生後2ヶ月の遊びというのはそれほど種類が多いわけではなく、スキンシップやコミュニケーションが中心になります。そのため遊びといっても何時間も遊んでいることはできないので、お母さんの手の空いたときやおむつを替える時などに遊ぶようにしましょう。
大人にとっては遊びには入らない遊び、例えば赤ちゃんのお腹を触ってあげるだけでも赤ちゃんにとっては立派な遊びです。ママにさわってもらえるだけで遊んでいると考えるようにしましょう。
赤ちゃんとの遊びはスキンシップが中心
赤ちゃんとの遊び方はたくさんありますが、ここでは代表的なものをいくつか紹介します。まず赤ちゃんと遊ぶと言えばスキンシップです。
赤ちゃんの体を刺激することや、口をお腹につけて音を出す、赤ちゃんを運動させるという遊び方があります。
次に物を目の前で動かすこと。まだ自由に物を見ることができない赤ちゃんですが、目の前を動く物は楽しそうに見てくれます。
また赤ちゃんに話しかけることも遊び方のひとつです。まだ会話の内容を理解しているわけではありませんが、絵本などを使えば、言葉の音や絵本の絵に反応するでしょう。
赤ちゃんの体を刺激する
赤ちゃんの体を刺激する遊びとしては、体を指でツンツンしてあげるという遊びがあります。「ただツンツンするだけで遊び?」と思うかもしれませんが、これで十分な刺激になります。
2本の指を赤ちゃんの頭からお仲間で歩くように移動させると赤ちゃんは喜びます。赤ちゃんはお腹を触られるのが楽しいようで、刺激してあげると声を出して笑ってくれることもあります。「コチョコチョ」と言って遊んであげると良いですよ。
口をお腹につけて音を出す
ママの口を赤ちゃんのお腹につけて息を吐き出してみましょう。「ブー」という音が出て、赤ちゃんは笑い出しますよ。
音が面白いのか、お腹への刺激が面白いのかは分かりませんが、お腹を「ブー」とやると笑ってくれて、やっているママも楽しくなりますよ。
赤ちゃんを運動させる
赤ちゃんを運動させるといっても、立ったり座ったりできるわけではありません。ママが赤ちゃんの足や手を動かして遊ぶことが中心になります。赤ちゃんの運動能力の発達の手助けになるだけではなく、赤ちゃんの好奇心を満たすことにもなります。
例えば足であればふくらはぎを持って、上半身に寄せたり、戻したりします。手であれば手を握って振ってあげましょう。手はバンザイさせても良いです。赤ちゃんはとても喜びますし、足を動かす運動は便秘解消にもなるのでおすすめです。
物を目の前で動かす
3原色を使っていて音が出るおもちゃを目の前で動かすと笑顔になります。目でしっかりと物を追っている姿を見て、成長の跡も感じ取ることができますし、とても面白いですよ。
音が出るおもちゃでなくても、ぬいぐるみなどを見せて「ネコだよ」と言いながら動かしてみるのも良いかもしれませんね。
赤ちゃんに話しかける
赤ちゃんと話しかけることも遊びの一つです。言葉の意味については理解できませんが、言葉の音が面白かったり、絵を見せるとその絵を面白がったりします。
絵本を使うなどして、いろいろと赤ちゃんに話しかけてみましょう。そうすることで脳の発達を促すことができます。
ママパパが遊ぶ時に注意すること
赤ちゃんといっしょに遊ぶわけですので、こちらの都合だけで遊んではいけません。あくまでも主役は赤ちゃん。赤ちゃんの様子を見ながら遊んであげましょう。
赤ちゃんの邪魔をしない
赤ちゃんは動いているものを見ているだけでも遊びだと言えます。時にはただ自分の手を見つめているだけの時もあります。
そのような時はこちらから遊ぼうとはせずに赤ちゃんの様子を見ていましょう。主役はあくまでも赤ちゃんですので、ママが無理に遊んであげる必要はありません。赤ちゃんがこちらを向くまで見守りましょう。
このような視点は今後も必要です。子どもが興味を持って遊んでいる時に、子どもの邪魔をしていては、子どもは一人で集中して遊ぶことはできません。子どもの遊びをサポートするような形を徹底することで成長を促すことができますよ。
機嫌の悪い時は遊ばない
赤ちゃんにも機嫌の悪い時があります。例えば眠い時やお腹がすいている時。この時間は大人でも遊びたくはないですよね。赤ちゃんも同じで、このような時間は遊びたくはありません。せっかく楽しく遊ぼうを思っているのに、逆に機嫌が悪くなってママのストレスになる可能性もあります。おむつ交換の時など時間を決めて、遊んであげるようにしましょう。
外を散歩してみましょう
外出は1ヶ月健診が終わってからとよく言われますよね。生後2ヶ月経つと外に出ることもできます。外に出るだけで赤ちゃんには刺激がいっぱいです。外にはさまざまなものがあるので、それが赤ちゃんの脳を刺激します。
風を感じたり、空を見るだけでも、楽しい遊びの時間です。それだけではなく、皮膚や呼吸器などを刺激してそれらの器官を鍛えることにもなります。また、ママにとっても外出することで気分転換になります。
散歩の始め方ですが、最初は5分ぐらいから始めます。2ヶ月の終わりころには30分くらいの散歩ができるのが理想です。散歩する際には気温と日差しには注意しましょう。
特に夏はベビーカーが地面に近いため、思った以上に暑い状態になっています。そういう状況では熱中症も心配です。朝方や夕方など、涼しい時間を選んで散歩することをお勧めします。
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遊び道具は音や動きがあるものがおすすめ
赤ちゃんといっしょに遊ぶための遊び道具もたくさん売られています。まだ動くことはできませんが、手で物を握ったり、目でおもちゃを追ったりできるのでそうしたものを買って遊んでみるのも良いかもしれません。
音が出るもの
音が出るものとしてよく出てくるのはガラガラですね。手で持ってふると音が出ます。赤ちゃんの方も音が出るということが分かって、よく手を振ります。音が出るのが楽しい時期でもあるので、おもちゃ売り場でガラガラを実際に手に取ってみて、赤ちゃんに握らせてみましょう。きっとお気に入りが見つかります。
おもちゃを選ぶときの注意事項として、口に入らないもので、当たってもいたくないものを選ぶ必要があります。まだ生後2ヶ月なので何を口に入れてはいけないかは分かりません。
そのため、最初から口に入らないものを選ぶ必要があります。また、手で握って遊ぶといっても振り回しているうちに、おもちゃが手から落ちで顔に当たるかもしれません。危険ですので、コットンなどでできた当たっても痛くないガラガラを選びましょう。
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動きがあるもの
動きがあるものと言えばぶら下がりおもちゃですよね。寝ている赤ちゃんの頭の上を人形などのおもちゃがくるくると回ります。最近では回るだけでなく、それを支えにして立ち上がる練習ができたり、音楽が流れたりするものもあります。
お気に入りのぶら下がりおもちゃを探してみましょう。
おもちゃの取り付け方としては、ねんね期の赤ちゃんの発達の順番に従う必要があります。赤ちゃんは自分の前方にあるものは180度認識することができます。視界の発達の順番としては下、左右、上となるようです。
そのため、赤ちゃんの目から30センチ~40センチのところに設置するのはもちろんですが、目の少し下の方に設置することで、赤ちゃんはおもちゃを見やすくなります。成長が進むと、手を伸ばしておもちゃを取ろうとしますよ。
読み聞かせ絵本
生後2ヶ月の赤ちゃんは絵本の内容はまだよく分かりませんが、ママの声や絵本の絵には興味を持ちます。そのため色が鮮やかな絵本や擬音がたくさんある絵本に興味をもってくれるでしょう。
そうすることで脳を刺激することができます。また、子どもとのコミュニケーションの道具としても絵本は最適です。時間を決めて、毎日読んであげることをお勧めします。
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ママと一緒に遊ぶのが楽しい
いろいろな遊び方があるのですが、ママと一緒に遊ぶことが一番の遊びです。さまざまなおもちゃもママには勝てません。おもちゃはあくまでもコミュニケーションとツールであると考えて、時間を決めて赤ちゃんと遊んであげましょう。
そうすることで、赤ちゃんの成長の手助けにもなりますよ。ぜひ実践して喜ばせてあげましょう!