出産祝いは赤ちゃんだけでなくママにも贈ろう!
赤ちゃんが産まれた喜ばしい出来事は、たとえ親戚縁者でなくてもお祝いをしたくなるものです。たくさんの人が、新しく誕生した命が未来に向かってどんどん羽ばたいていくことを願います。
今回は、産まれた赤ちゃんへのお祝いではなく、赤ちゃんを産んだママへ出産祝いを贈った体験談をご紹介します。出産祝い品を赤ちゃんではなくママへ贈ったのはなぜなのでしょうか。贈る時は、どんなお祝い品を選ぶといいのでしょうか。
贈り物を受け取ると、どんな人も笑顔になります。ママが「私もお祝いされているんだ」と思えると、赤ちゃんを産んだ喜びが、何倍にもなるでしょう。
ママ用に出産祝いを贈った理由
出産祝いと言えば、おむつやおくるみなどの赤ちゃん用品を思い浮かべるのが一般的です。しかし、赤ちゃんではなくママ向けに出産祝いを贈った人には、それなりの理由があるはずです。
ママも頑張ったから
赤ちゃんが産まれたのは、赤ちゃん自身が頑張ったからだけではありません。ママが十月十日お腹の中で赤ちゃんを育て、「そろそろ産まれたい」と赤ちゃんが思ったときに、赤ちゃんと一緒に頑張って赤ちゃんを送り出したからです。そんなママの頑張りに、ご褒美をあげたい、疲れた体を休めてほしいと考えて、ママ用に出産祝いを贈るのです。
赤ちゃん用品はもういっぱいもらっていると思ったから
たくさんの人から祝福を受けると、もらう出産祝いの数も増えます。もしかしたら、同じものを二つ三ついただくかも知れません。また、子供が二人目三人目なら、お下がりを使うこともあるでしょう。赤ちゃん用品はいくつあっても困らないものもありますが、他の人とかぶりたくないと考えるなら、視点を変えてママ向けの出産祝い品を選ぶのもいい考え方です。
出産後のママには必要なものがあるから
出産で疲れ切ったママの体を心配する声も多いです。特に、赤ちゃんを産んだ経験がある人の中には、「少しでいいから休ませてあげて」と思っている人が多いでしょう。自分の体調管理を後回しにしてしまいがちなママの体をいたわる為に、あえてママ用のプレゼントを選ぶ人がいても不思議ではありません。
ママ用に贈った出産祝い品
産まれた赤ちゃんに出産祝い品を贈るなら定番があるから選びやすいけれど、いざママ向けの出産祝い品を選ぶとなったら、どうしたものかと悩むことが多いかも知れません。ここでは、寄せられた体験談から実際にママ用に贈った出産祝い品を見ていきます。出産という出来事にこだわらない、普通の物であることが分かります。
- ハンドクリーム
- 現金
- 美顔スチーム器
- 写真たて
- マフラー
- 靴下
- 腹巻
- アロマグッズ
- ママバッグ
- バスローブ
- ルームウェア
- ケーキ
- シャンプーセット
- ブレンダ―
出産祝いにママ用プレゼントを贈った体験談
ここからは、寄せていただいたママ用に出産祝いを贈った体験談を見ていきます。ママ用に出産祝いを贈るなら、できるだけ前もって欲しいものをリサーチしておくといいでしょう。さりげなく、さりげなく、それとなく聞いておくと、もらった時の喜びが何倍にも膨れ上がる出産祝い品を選ぶことができるでしょう。
ハンドクリーム
かえで(30代前半)
高校の時に知り合い、お互い結婚し子供が生まれてからは子連れで旅行に一緒に行くなど、仲よくしている友人が出産したときのことです。
今回の出産は4人目で女の子でした。上の3人は、男・女・男とそんなに歳も離れておらず、ベビーグッズや洋服も、上の子の物が十分にあるのではないかと思い、出産祝いに贈るものに悩みました。
そんなとき、ふと「出産祝いは、必ずしも生まれた赤ちゃんにプレゼントを贈らなくてもいいんじゃないか。」と思い立ったのです。
私の友人は4人目を出産し、これからさらに忙しくなるはずです。上の子のおべんとう作りに赤ちゃんのおむつ替え・ミルクと、何度も手を洗うはず…。私も出産直後は、手の乾燥でハンドクリームが欠かせなかったことを思い出し、ハンドクリームを贈ることにしました。
出産祝いですので、赤ちゃんにも安全な無添加で無香料のもの、更に、自分ではなかなか買おうとは思わない少し値段がお高めのもの(4000円程度)を選びました。
2人目3人目の出産祝いだと何を贈るか悩みますが、そんな時はがんばって出産を終え、これから忙しさを増すお母さんへ、少しでもリラックスできるようなものを贈ると良いかと思います。
現金を贈りました
きりん(30代後半)
出産祝いを贈った相手は親戚で、主人の従姉妹に贈りました。贈った出産祝いは現金で1万円を贈らせて頂きました。
その従姉妹はすでに一人赤ちゃんを出産しており、二人目ということもあって、育児グッズや洋服などはほとんどあるだろうと思いました。だからこそ逆にどういったものを贈れば喜ばれるんだろうと考えた時、やっぱり現金のほうが何かと助かるんじゃないかと思いました。
その現金で育児をするにあたり、必要になるものを買って欲しいと思いました。出産祝いは何を贈るか迷ってしまうものだと思います。もし直接や間接的にどういったものが喜ばれるのか、欲しいのかが聞ける状況であれば、聞いたほうが確実かもしれないなと個人的に思いました。
美顔スチーム器
ツミキ(30代後半)
元会社の同僚4人グループのうち1人が出産し、経産婦でもある残りの3人で祝うことになりました。以前から肌荒れに悩んでいて、美肌ケアなどを気にかけていた同僚。産後はシミなどの肌トラブルも多いため、3人で美顔スチーム器をプレゼントしました。
ネットで安くて機能が出来るだけ良いものを探し、だいたい24,000円程度で購入できました。経産婦ならではの経験を踏まえて、産後本当に必要なものを考えられたのは良かったです。本人もご主人も喜んでくれました。
赤ちゃんのための出産祝いは多いですが、なかなかママが必要としているものは経験がないと分かりません。本人が希望しているもの・長く使えるものと言うのを基本に、周囲の経産婦にアドバイスをもらえると失敗しないと思います。
写真立て
きなこパン(32歳)
出産祝いに友人へ贈りました。私が選んだものは、コムサイズムの写真立てです。3枚写真が入るタイプの写真立てだったので、金額は4千円を少し超えるくらいでした。
赤ちゃんが生まれると、その日その瞬間から、写真を撮る時間が増えます。赤ちゃんが生まれると一瞬一瞬を、全て残しておきたいと思うのです。それなので、私は写真立てを贈ることにしました。
アルバムに保存するのは当たり前ですが、写真立てに入れる写真は選りすぐりのものを選んで飾ると思います。私が贈った写真立てにも、選りすぐりの写真を入れて飾ってほしいなと思い、選びました。
どんなものでも、プレゼントされると嬉しい気持ちになります。ただ、喜んだ顔を想像しながらプレゼントを選ぶと、自分も相手も嬉しくなりますよね。
ふわふわのマフラー
たえこ(30代後半)
会社の後輩が出産したときに、出産祝いとしてニットマフラーを贈りました。落ち着いた色の薄いベージュ、太めのニットで編んであるフワフワのマフラーで、金額は4300円でした。
彼女は秋に出産したので、これから冬になって寒くなるので体を冷やさないように、ママの体も大事にしてねという気持ちを込めてマフラーを選びました。また、デザインもそのとき流行っていた、人気のあったデザインのものです。
彼女もちょうど新しいマフラーが欲しかったようでとても喜んでくれました。散歩やお買い物も時に身に付けてくれていました。
ママ用のプレゼントは、ママが使えるものを出産後の季節も考えて贈ってあげるといいと思います。もし好きなものを知っているなら、それを贈ってあげると喜んでもらえるでしょうね。
アロマグッズ
たーちゃん(30代後半)
出産祝いを贈った相手は、大学時代の友人です。当時私は子どもがまだおらず、赤ちゃん関連のグッズは良く分からなかったため、ママのためのグッズを贈りました。アロマを使用したボディオイルやノンカフェインのハーブティーなどを詰め合わせ、5千円程度だったと思います。
ママ用のグッズを贈った理由ですが、赤ちゃん関係のプレゼントはたくさん貰ったり、自分でも揃えているだろうから必要ないかのかな、と思ったためです。
また、出産を終えて疲れた体や心を労わってもらえたら…と考えたため、ヒーリング効果がありそうなグッズを選びました。
出産祝いというと赤ちゃんへのプレゼントと考えがちですが、頑張ったママへのご褒美として選んであげるのも、喜ばれると思います。相手が好きそうなものをプレゼントし、ママをねぎらってあげてくださいね。
ママバッグ
雪だるま(31歳)
会社で親しくさせていただいていた先輩が2人目を出産された時に、ママバッグにも使えるようなトートバッグをプレゼントしました。私も使っているトートバッグを、以前欲しいなと言ってくれていたのでそれにしました。金額としては6000円くらいだったと思います。
2人目ということもあり、性別も一緒だったので先輩自身もオモチャや服はいらないなぁというようなことを言っていたのでバッグにしました。バッグならお出かけの時に色々使えると思いますし、形やタイプも違えば何個かあっても使えるなぁと思い、ママ向けの出産祝いにしました。
ママへのご褒美というよりは、私はママに贈る方が使ってもらえるかなぁと思い決めました。ママ用に贈る場合は、趣味をよく知っている人ならその好みに合わせて、知らない人なら普段自分で買いたくても買えないような物を選ぶと良い気がします。
バスローブ
めぐく(34歳)
ママ用に出産祝いを贈った相手は学生時代の友達です。出産祝い品はバスローブで、金額は一万円位でした。自分も育児をしている中で、子供をお風呂に入れる際にあったら便利だなと思ったので贈りました。
私はお風呂の時に、まだ歩けないくらいの月齢だと、どうしても自分のことは後回しになってしまうと思うので、お風呂上がりに濡れたままパッと着られるバスローブがあれば便利だなと思い、使用していました。育児を終えた今の時期でも、夏場は使用しているのでずっと使えて良いと思いました。
ほとんどの贈り物が赤ちゃんの為の贈り物が多いと思ったので、出産を経験したママのためにも、何か頑張ったねという気持ちを込めて贈り物を考えてあげると、喜んでもらえると思います。私も、出産を終えてお祝いに自分のものをもらえると、本当にうれしい気持ちになりました。
少し贅沢なケーキ
ゆきんこ(40歳)
以前、自分の姉妹が出産した際に、ケーキを出産祝いとして贈りました。その時は、自分の姉妹だったので、病院に本人と赤ちゃんの元気な顔を見るためにもっていきました。
金額は、高くなく1000円ほどで、一人でゆっくり食べることができるサイズで、「お疲れさまでした。よく頑張ったね。」とメッセージをそえて、少し贅沢なケーキを贈りました。もちろん、赤ちゃん用には退院してから、出産祝いを贈りました。
ママにも贈った理由としては、自分も出産経験があり、その時に何が欲しいかと思って考えると、ゆっくりした時間と少しの贅沢だったからです。わたしも、姉妹もケーキが好きで、好みも同じなので、もらったら喜ぶだろうなあと考えながら選びました。姉妹は、とても喜んでくれたので、渡してよかったと思いました。
出産後はお腹が空くので、食べ物は喜ばれると思います。ただ、贈る相手が気を使わなくて済み、喜んでもらえるものがあれば、最高な贈り物になると思います。
ロクシタンのシャンプーセット
ymam(27歳)
私が出産祝いをあげたのは、職場の同じ年の同僚です。赤ちゃんには人気絵本のはらぺこあおむしの木製玩具、絵本をプレゼントし、ママにはロクシタンのシャンプーセットをプレゼントしました。
理由は、赤ちゃんには男女共に長く使える物、デザインが良いと考えたのと、ママは長い付き合いでロクシタンのシャンプーがお気に入りと知っていたのでプレゼントしました。
子育て中は節約しないといけません。好きな匂いはリラックス効果があるので大変よろこんでもらえましたよ!金額は両方合わせて5000円程度でした。
これから出産されるご友人、お知り合いの方にプレゼントを考えている場合は、男女共に使えるものやデザインを中心に選ぶと無難です。好みを知っているなら尚更喜んでもらえます。
ブレンダーとフリージング用品
ほのぼの(30代前半)
お祝いを送った相手は、旦那様の妹です。送ったものは、ブレンダーです。第1子であったため、今後の離乳食作りに役立ててもらうために送りました。だいたいお祝いの金額は15000円くらいでした。
色々迷いましたが、結局自分が頂いて活用出来たものを送ろうと思いました。ブレンダーだけでは足りないので、一緒にフリージング離乳食用の本とフリージングできる容器などもプラスでプレゼントしました。結果大変喜ばれました。
私自身もお友達からお祝いでいただきましたが、離乳食作りに活躍し、今は二人目の離乳食にフル活用しています。結局、子供が大きくなったら使わないものが頂いたお祝いでは多かったので、長く愛用してもらえるものをプレゼントとしてチョイスしました。
ブレンダー
トマト(30代前半)
友達が出産した際に、ブレンダーを出産祝いに贈りました。1万円くらいの物です。出産祝いで頂くのは、大抵赤ちゃんの物が多いので、きっと赤ちゃんの物はある程度そろっているのではないかな?と思い、私は出産という大仕事を終えた友人へのプレゼントを選ぶ事にしました。
友達は、お料理が趣味なくらい普段から料理をするのが好きだったので、ブレンダーを選びました。ブレンダーなら、離乳食の際も大活躍してくれるだろうと思い、赤ちゃんの為にも役立ちそうですし、料理好きの友人にはピッタリの品物だと思いました。
もちろん、友人には喜んで貰えましたし、他の方から頂いた出産祝いとかぶることもなかったと聞き、こちらを選んで良かったと思いました。
ルームウェア
かえる(30代前半)
幼稚園時代からの友人に、赤ちゃんとおそろいのデザインのルームウェアをプレゼントしました。ママのウェアだけで5000円ほどでした。
他の方とプレゼントがかぶっても困るから、現金を包もうかと思っていましたが、産後1ヶ月は里帰りしてゆっくりするとのことだったので、外出もできなくなるから少しでも気分が上がるかなと思って、授乳もできるルームウェアにしました。
赤ちゃんとおそろいのデザインという商品があまりなくて探し回りましたが、大変喜んでもらえました。
赤ちゃんの用品は祖父母が準備してくれているという方も少なくないと思いますので、ママが少しでも楽しく育児ができるようなプレゼントは喜ばれると思います。特に産後1ヶ月は慣れない育児で本当に大変なので、少しでもテンションが上がってもらえるような物はオススメです。
あたたかい靴下
コロン。(40歳)
高校時代の友達に出産祝いを贈りました。出産祝いで贈ったものは靴下です。金額は2000円くらいです。
なぜ、ママに贈ったかというと、ママも頑張ったからです。私自身、その友達より少し先に出産しました。大体友達や親せきは、赤ちゃんへプレゼントをくれます。
でも、一人だけ私にくれた人がいました。その時、なんだかとても嬉しかったのです。私にもプレゼントをくれるのだと。私にもお祝いくれるのだと。その時の嬉しさがあったので友達にも絶対に贈りたいと思いました。
ちょうど、友達は冬の出産だったので、足元を温められるようにと、あたたかくて、かわいい靴下を選んで友達に贈りました。ママへのプレゼントは嬉しいし、私自身も贈って喜んでくれました。
出産祝いは赤ちゃんへの贈り物が多いです。でも、ママも大変な思いをして出産をしているので、頑張ったねという思いであげると喜ばれると思います。
毛糸の靴下と腹巻
ゆい(26歳)
冬の寒い季節に出産した友達に、2500円ほどで暖かい毛糸の靴下と腹巻をプレゼントしました。月齢が小さいと夜泣きも多く、頻繁に夜中に授乳やミルク作りがあると思うので、体が冷えないようにプレゼントしました。
私も一歳の子どもがいますが、どうしても産後は赤ちゃんのお世話が大変なので、自分の体調は後回しにしてしまいがちです。そのため暖かい靴下と腹巻をプレゼントしました。
産後で赤ちゃんのお世話も大変だと思うので、お世話の手助けが出来るようなものがいいのではないかと思います。
例えば、マザーズバックなどは何個あっても凄く助かります。今日はこっちでお出かけしようと考えただけで私は楽しい気持ちになるので、マザーズバックは嬉しいと思います。