ベビーカーはいらない?
ベビーカーがいらない・使わない家庭の特徴とは?
ベビーカーがいらない、使う機会があまりない家庭の特徴をまとめました。アパートやマンションにエレベーターや共有スペースはありますか?自宅前の道幅や駅の状況によっては、ベビーカーが邪魔になったり、危険を感じるケースもあります。移動が基本車なら抱っこ紐の方が身軽で便利という声もあり!
ベビーカーがいらない家庭は実は多い?
出産準備品として、必ずといっていいほど名前が挙がるベビーカー。
しかし、「ベビーカーがない育児なんて想像できない!」というママがいる一方で、実際には「買わなくても大丈夫だった」「買ったけれどほとんど使わなかった」という人も存在しています。
大型の育児用品で、値段も張るベビーカーですが、実はベビーカーの使用頻度は自宅の場所やライフスタイルによって大きく変わります!
ベビーカーがいらない・使用頻度が低い家庭の特徴6
ベビーカーがいらない、ほとんど使わない可能性がある住宅事情や生活環境をまとめました。赤ちゃんが産まれてからの生活を想像してみてください。
1.車での移動が基本
「おでかけ=車」のような地域に住んでいる場合、ベビーカーの使用頻度はかなり下がります。
赤ちゃんを連れて近所を散歩するだけなら、抱っこ紐やスリングでも事足りるという方も多いでしょう。
車が中心の生活だったので不要
水上あかり(30歳)
我が家は地方に住んでいて車があるので、お出かけは基本的に車です。徒歩で行くところというとスーパーや銀行程度ですが、我が家の周りは細い道が多く、ベビーカーで安全に歩ける環境ではないため、抱っこ紐の方が便利でした。お
出かけは、ベビーカーを貸し出してくれるようなショッピングモールなどを選んで遊びに行っていました。
公園やお花見にいったときには「ベビーカーがあったら便利だなと」感じたことはありましたが、購入に踏み切る程の必要性は感じませんでした。
スーパーやショッピングモールにはレンタルもあり
スーパーには専用のカートもあり、リクライニングできるタイプなら約2カ月から使用可能です。
ショッピングモールやテーマパークなどではベビーカーをレンタルできる場所も増えています。
ベビーカーを車のトランクに入れるのは面倒です。よく行く施設にレンタルベビーカーがあるなら、自前のベビーカーを持って行く必要性も感じません。
2.最寄り駅やバス停までの距離が短い
電車やバスでおでかけする機会があるとしても、最寄り駅やバス停までの距離が短いのならベビーカーは不要、むしろ邪魔に感じることもあります。
ベビーカーでの乗り降りは、神経を使う作業です。また、駅構内のエレベーターが遠かったり、使いにくい場合もあります。おでかけの目的地にもよりますが、駅構内や乗降車時のことを思うと、抱っこ紐の方が楽ということも十分あり得ます。
3.最寄り駅がいつも混雑している
最寄り駅がいつも混雑していて、電車に乗り込む人も多い場合、ベビーカーを人にぶつけたり、ぶつかられたりする危険が高くなります。
国土交通省では、「原則、電車内でベビーカーを畳む必要はない」とし、安全・快適に利用できるための周知の手段として、ベビーカーマークも掲示しています。
しかし、人の多い車内でベビーカーを使うことをよく思わない人もいますし、なにより赤ちゃん連れであるママやパパの方が気疲れしてしまいます。
都内に住んでいたときは全く使わなかった
あやな(24歳)
東京在住でしたが、ベビーカーはいらないなと思いました。
都心に住んでいたので、駅構内や乗る電車はいつも混雑していました。そのため、邪魔にならないように常に抱っこ紐でした。
大型複合施設に行けばベビーカートがあります。遊園地などにもベビーカーの貸し出しがありましたので、持っていく必要がありませんでした。
4.エレベーターがないアパートの2階以上に住んでいる
アパートやマンションの2階以上にお住まいで、階段でしか下に降りられない場合も、ベビーカーを使うのが億劫になります。
車を所有していて駐車場が近いなら常にトランクに入れる、1階に物置があるなら置いておくこともできますが、スペースがない場合、おでかけの度にベビーカーを抱えて階段を昇り降りしなくてはなりません。
それでもベビーカーが必要な場合は、軽いベビーカーを購入したり、1階の共有スペースなどに置けないか管理人に交渉しましょう。
狭いアパート暮らし
佐々木あい(20代後半)
子供が生まれた時は、エレベーターなしアパートの3階に住んでいました。
玄関や階段も狭いつくりだったので、玄関にベビーカーを置くと人が出るときにやっと…という感じになりそうでしたし、抱えて上り降りているときに他の住人とすれ違ったら申し訳ないと思いました。
とりあえず抱っこ紐で間に合ってるからと購入を見送りましたが、最近は大きなデパートやショッピングモールでベビーカーの貸し出しがあるので、不便に感じることはありませんでした。
5.自宅前に坂や舗装されていない道がある
自宅前が坂道だったり、舗装されていない道があったり、歩道の道幅が狭い場合、ベビーカーでの移動は危険を伴います。抱っこ紐でのおでかけの方が身軽で、安全に過ごせるでしょう。
おでかけの際に、もしベビーカーがあるとしたらどのような道を通るのか、1度シミュレーションしたうえで、購入を検討しても遅くありません。
6.外出する機会が少ない
- 食料品の買い出しはネットスーパーや宅配で間に合う
- 公園が家の近くにある
赤ちゃんと特に遠出をしたいと思っておらず、近所ですべて用事が済むのなら、ベビーカーはいらないと感じる方も多いでしょう。
雪国・寒冷地はベビーカーを使いにくい?
- 寒さが厳しい地方で、秋冬生まれ
- 積雪量が多い
このような場合も、必然的に赤ちゃんとの外出は少なくなりますし、雪があるとベビーカーでの走行は難しくなります。
北海道などでは、11月ぐらいに雪が降り始め、3月半ばまで雪がなくならない地域もあります。雪溶け後に購入を考えた方が賢明です。雪国では、1歳を過ぎるとソリを使って移動する親御さんも見かけます。
あれ?ベビーカーの人がいない!
山崎エリカ(30代)
主人の転勤により第二子を札幌で出産したのですが、第一子の時に比べてベビーカーの出番が格段に少なかったです。
なぜなら1月、2月は積雪が多く、ベビーカーでの移動はほぼ困難(そもそも寒いのであまり出かけません)。3月になると雪も解けてきますが、道がぐちゃぐちゃになるのでやはり走行困難。
しっかり踏み固められている道なら多少ガタガタしても進めますが、ベビーカーはあまり見かけませんでした。寒さも厳しいので、抱っこやおんぶで密着するのがこっちのスタンダードなのかもしれません。
ベビーカーを赤ちゃんが嫌がるケースも多い!
我が家は上記のような環境にないので、ベビーカーは使う機会が多いはず!
そう思ってベビーカーを購入しても、赤ちゃんによってはベビーカーを嫌がり、泣いて抵抗する子も存在します。
せっかく購入したのですから、ベビーカー専用おもちゃなども使いながら、少しずつ慣れてくれるように促しましょう。