ベビー用品の準備はいつから?予算と季節で異なる必需品をチェック
ベビー用品の準備はいつからすればいいの?
お店に行っても、種類がたくさんありすぎて、価格も様々で一体どれを選んだらいいのか分からないママも多いでしょう。
産まれ月によって必要なものは違うのか、季節によって役立つ必需品はどんなものなのか見ていきましょう。赤ちゃんが生まれる前に準備するベビーグッズの「いつまで何を準備すればいいの?」を解説します。
ベビー用品の準備開始時期と予算
一般的には、悪阻も軽くなって安定期に入った後、8ヶ月頃から準備を始める人が多く、一般的な平均予算は10万円から12万円ほどと言われています。
「えっ?そんなにかかるの?」と驚かれるママもいるでしょう。
「ベビーベッドは要らないわ。ベビーカーはおさがりがあるし」という方もいれば、「全部必要だけど予算がない」という方もいます。そこで、最低限必要なもの、準備するもの、必需品レベル、平均価格帯を解説します。
赤ちゃんの必需品!新生児用紙おむつ×2
必需品レベル★★★★★
おむつ価格 1,200円~1,500円×2=2,400円~3,000円程度
出典:lohaco.jp
ムーニー テープ M(6~11kg) 1箱(4パック(256枚入))
エアフィット ユニ・チャーム
価格 : 5,140円(税込)
新生児用おむつは、2パック用意します。赤ちゃんは、生後6ヶ月までにめまぐるしい成長をとげます。そのため、新生児用のおむつはすぐ小さくなって使えなくなってしまいます。
足りなくなったら買い足しましょう。
混合育児の場合はミルクを準備
必需品レベル★★★☆☆
ミルク(缶)価格 1,500円~2,200円程度
出典:lohaco.jp
WAKODO レーベンスミルク はいはい 850g
価格 : 1,833円(税込)
出産後、母乳の出方は人それぞれ。
産前に用意しておいても、母乳がよく出るママは完全母乳育児に切り替える方もいるでしょう。完全母乳育児をめざすのなら、ミルク・哺乳瓶・ちくびは最低限の数があれば良でしょう。
ここでは、母乳・ミルクの混合育児をお考えのママに、ミルクの選び方をご紹介します。
母乳・ミルク混合育児の場合
日本製の粉ミルクは厳しい成分規定があるので、どの粉ミルクを選んでも成分に心配する点はありません。「安いものがいい」というママもいるでしょうし、「出産した病院で使っていたものを」など考え方も人それぞれです。
現在は、一回分ずつ計ってミルクケースで持ち歩かなくても、一回分ずつに小分けされたスティックパックが市販されています。ミルクを選ぶときは、スティックパックを購入して、赤ちゃんの様子をみることで赤ちゃんに合ったミルクを見つけましょう。
その際、以下の3点に注意してください。
・赤ちゃんのアレルギーの有無
・赤ちゃんの飲み具合
・うんちの柔らかさ(軟便になるものは体質に合っていない可能性が高い)
アレルギーもなく、よく飲んでうんちが柔らかくないようなら、値段に関係なく赤ちゃんにあったミルクといえるでしょう。
ミルクを使う方は哺乳瓶×2とちくび(にゅうしゅ)×2を準備
必需品レベル★★★★★
哺乳瓶価格 1,000円~2,000円×2=2,000円~4,000円程度
ちくび(にゅうしゅ) 価格 500円~1,000円程度
哺乳瓶の選び方
哺乳瓶には、大きく分けてガラス製とプラスチック製があります。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、使い分けているママも多いです。
プラスチック製の哺乳瓶のメリットとデメリット
ガラス製の哺乳瓶のメリットは劣化し難く耐熱性に優れていることです。洗っても傷が付き難く長く愛用することが出来ます。
デメリットは重さです。哺乳瓶は持ち運びする機会が多いため、重さが大きなデメリットとなります。ガラス製品なので、割れたり欠けることもあるため、赤ちゃんがケガをしないよう注意が必要です。
プラスチック製の哺乳瓶のメリットとデメリット
軽くて外出時に持ち歩くのに楽なところがメリットです。赤ちゃんが自分の手で持ちながら飲むにも適しています。
しかし、ガラス製の哺乳瓶と比べるとにおいや汚れが落ち難く、繰り返しの洗浄や消毒で容器が劣化しやすいのがデメリットです。
母乳実感 哺乳びん
価格 : 1,987円(税込)
自宅ではガラス製の哺乳瓶を使い、おでかけするときはプラスチック製の哺乳瓶を使うなど、それぞれのメリットをうまく活用すると赤ちゃんのお世話が楽になります。
ちくび(にゅうしゅ)は赤ちゃんの成長に合わせる
ちくびの形状には、丸穴・x穴・Y穴の三種類があり、サイズは成長と共に変わります。
新生児の赤ちゃんにはSSサイズ、1ヶ月からはSサイズ、3ヶ月からはMサイズ、6ヶ月からはLサイズ、と言われています。
また、穴の形状は赤ちゃんのミルクを飲み干す時間も目安に選びます。
授乳時間は10分から20分ほどが最良ですので、赤ちゃんによって授乳に適したものを選ぶといいでしょう。
母乳実感 乳首
価格 : 594円(税込)
乳首の交換期間は、1ヶ月から2ヶ月と言われているので、最初に用意する際は、SSサイズ・Sサイズを用意しましょう。
哺乳瓶の消毒用品
必要レベル★★★★☆
消毒液・消毒キット価格 2,000円程度
ミルクポン
価格 : オープン価格
赤ちゃんは、ママからもらった免疫が、生後の時間経過によって減少していきます。生後6ヶ月頃にはママの免疫が消失し、自分の免疫へ切り替わります。しかし、まだまだ未熟な赤ちゃんの免疫。ちょっとした細菌で消化不良を起こしてしまうので、感染症を防ぐには哺乳瓶の消毒はとても大切です。
お鍋で煮沸消毒をすれば費用は掛かりませんが、本当に大変な赤ちゃんの育児ですから、ママは少しでも楽をしたいものです。今は消毒液につけておくだけのものや、哺乳瓶を除菌ケースに入れて電子レンジで加熱するだけで消毒ができるものまで様々です。自分に合ったものをチョイスして、赤ちゃんの感染予防をしましょう。
ベビーソープ、ベビーオイル、ベビー綿棒
必要レベル★★★★★
ベビーソープ価格 1,000円~1,500円程度
全身泡ソープ 500ml
価格 : オープン価格
赤ちゃんの肌は皮膚が薄く敏感です。無着色・無香料・保湿成分が配合されているものを選びましょう。弱酸性のものが好ましいです。
必要レベル★☆☆☆☆
ベビーオイル価格 500円~1,000円程度
ピジョンオーガニクス ベビーオイル
価格 : 1,620円(税込)
沐浴後、肌の乾燥が目立つなど気になることがない場合、特に必要ありません。赤ちゃんの敏感肌に合わないものもありますので、特に事前に準備しておく必要はないでしょう。
必要レベル★★★★★
ベビー綿棒価格 300円程度
ベビー粘着綿棒(細軸)50本入り
価格 : オープン価格
ベビー綿棒は、大人の綿棒よりも一回り小さく作られています。特に新生児の赤ちゃんはおへそがジュクジュクしている場合もあります。こまめにお掃除して清潔に保ちましょう。
おへそだけでなく、耳や鼻などのお掃除、便秘の時などにベビー綿棒は重宝します。一つ準備しておくと良いでしょう。
ママにとっても必需品のガーゼ
必要レベル★★★★★
ガーゼ(5枚セット) 500円程度
「ガーゼは何枚あってもいい」とよくいわれるように、赤ちゃんだけでなくママにとっても使用用途がいっぱいあります。赤ちゃんには沐浴や汗取り、よだれふきなどとして、ママには、母乳が服に染み出ないように母乳パット代わりになど、使う機会はたくさんあります。
汚れたらサッと洗えて、敏感肌の赤ちゃんにも肌触りが良いのはガーゼならではです。
もともとガーゼはセットで売られているものが大半を占めており、15枚から20枚ほどセットで売られているものもあります。
よだれや汗には菌が繁殖しやすいので、こまめに洗濯することを考えると、20枚程度は用意しておくといいでしょう。
赤ちゃんが着るベビー服×5と肌着×5
必要レベル★★★★★
短肌着・長肌着 500円程度
プレオール 1,500円程度~
ロンパース 500円~1,000円程度
出典:www.24028.jp
2枚組半袖前開きロンパース肌着
価格 : 999円(税込)
病院では長肌着・短肌着を使用することが多いですが、退院後はコンビ肌着が便利です。
出産祝いで最もよくもらうものがベビー服です。プレオールやロンパースはスナップになっているので、おむつ替えの際や着替えにも便利です。
- ロンパースとは?いつまで着せる?スムーズな着せ方解説
ロンパースとはどのようなベビー服でいつからいつまで赤ちゃんに着せられるのか、着せ方やオシャレでママに人気のロンパースも紹介。ロンパースとカバーオールの違いや月齢によるサイズの選び方など参考にしてください。
メーカーによって価格も様々ですが、お祝いで頂くものの中には、ブランド品も多く本当にありがたいものです。しかし着られる期間も短いので、赤ちゃんのために準備するものは価格を抑え、通気性や保温、吸水性に優れ、洗濯しやすいものを購入することをお勧めします。
赤ちゃん用のベビー布団
必要レベル★★★★★
寝具セット 購入の場合 10,000円から20,000円程度
レンタルの場合 6ヶ月7,000円から12,000円程度
京都西川 ラジカル組布団8点セット ドールビアン
価格 : 16,200円(税込)
「ベビー布団は必要ない」「授乳するのに不便だから、ママの布団に寝かせる」といった考えをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
でも、実は赤ちゃんのお布団には大人と違う工夫がされているものがあることをご存知でしょうか?赤ちゃんは、股関節や背骨が柔らかく、柔らかい布団を使うことで骨や関節、股関節などの歪みの原因になってしまいます。
また、体温調節が上手にできないのも赤ちゃんならではの特徴です。ベビー布団はそんな赤ちゃんの体を考えてつくられたものとはいえ、使う期間も短いものなのでレンタルを考えるのも一つの手段かしれません。
赤ちゃんの衣類を洗濯する専用洗剤
必要レベル★★★★☆
赤ちゃん用衣料洗剤価格 500円程度
赤ちゃんの肌は、敏感で傷つきやすいです。大人の洗剤には「蛍光漂白剤」が含まれていますが、デリケートな赤ちゃんの肌にはダメージが強く、アトピーなどの皮膚疾患などをもたない赤ちゃんでも、衣類に残った洗剤でかぶれなどを引き起こしやすくなります。
蛍光漂白剤の含有量の少ない、赤ちゃん用衣料洗剤なら安心です。
首がすわるまで使うベビーバス
必要レベル★★★★☆
ベビーバス 購入2,000円~5,000円程度
レンタル 3ヶ月2,000円~3,000円程度
リッチェル ふかふかベビーバスW
価格 : 2,480円(税込)
大人と一緒のお風呂ではだめなの?と思う人が多いと思いますが、首が座るまでの間、赤ちゃんの沐浴にはベビーバスを使うほうがお風呂にも入れやすく、うんちで汚れたおしりをさっぱりしたい時や汗をかいた時など、お風呂に比べて少量のお湯ですぐに入れてあげられるので便利です。
ビニールプールのように空気を入れて膨らませるものもあり、価格も様々です。
また、産まれたばかりの赤ちゃんは、おへそがジュクジュクしている子もいるので細菌予防のために、大人とは別のお湯に入れてあげましょう。
すぐに使えなくなるものなので、レンタルもおすすめです。
赤ちゃんをほこりから守るベビーベッド
必要レベル☆☆☆☆☆
ベビーベッド 購入:10,000円~30,000円程度
レンタル:6ヶ月15,000円~20,000円程度
リプラすのこベビーベッド
価格 : 16,800円(税込)
ベビーベッドについては、絶対になければいけないということはありません。
お家の広さもそれぞれですし、予算もまた人それぞれです。ベビーベッドの最大のメリットは、ベッド特有の高さがあるため「赤ちゃんを埃から守れること」です。
- ベビーベッドは必要?不必要?レンタルと購入のお得な選び方
ベビーベッドの必要性をメリットとデメリットから考察します。ベビーベッドを利用するのに必要なグッズやレンタルと購入についてとおすすめのベビーベッドやレンタル会社を掲載しました。
ただ、6ヶ月頃になるとつかまり立ちが始まるため、転落事故を考えて、ベビーベッドは片付けるようにしましょう。
使用期間の短さを考えると、レンタルを検討するのもいいでしょう。
おでかけには必須のベビーシート/チャイルドシート
必要レベル★★★★★
ベビーシート 0円~30,000円程度
マルゴット エッグショック BE
価格 : 39,960円(税込)
みんなさん俗称で「チャイルドシート」と呼んでいるものです。メーカーによってデザインも価格も様々です。高価なものになると50,000円を超えるものまでありますが、1歳ごろまで使用する新生児・乳幼児用カーシートのことをベビーシートと呼びます。
安価な買い物ではないため、現在では、新生児から4歳前後まで使える「新生児・乳幼児兼用チャイルドシート」を購入される方が圧倒に多く、使用期間もベビーシートの1年に比べると4年ほど使えるのでお勧めです。
日本では、チャイルドシートにも安全基準が設けられています。メーカーによって多種多様ですが、どれを選んでも危険に対する安全性は工夫されています。予算やデザイン、製品の特長などからご家庭に合ったものをチョイスしましょう。
行政補助をチェックしましょう!
意外に知られていませんが、実はチャイルドシートは県や市の行政補助対象製品でもあります。
自治体によっては、チャイルドシートを購入するための支援補助金給付やレンタル、譲渡などもあります。残念ながら全国一律補助ではありませんので、お住いの市役所・区役所ホームページ、または、電話で問い合わせをしてみましょう。
A型とB型があるベビーカー
必要レベル★★★☆☆
ベビーカー 購入5,000円~20,000円程度
レンタル6ヶ月10,000円程度
出典:www.aprica.jp
ラクーナライト
価格 : 12,420円(税込)
ベビーカーは生活スタイルによっても必要レベルが変わります。日常生活の大半を車で移動しているか、電車やバスなどの公共交通機関を使うかでも必要レベルは変わりますよね。
- ベビーカーの選び方とA型B型兼用の特徴やおすすめ商品
ベビーカーを選ぶ時に重要なのはママが使いやすい機能を優先することです。赤ちゃんの年齢によりA型やB型やAB型兼用のタイプを選択しましょう。メチャカルなど口コミで人気のおすすめベビーカーと併せて紹介します。
現在は、新生児からでも使えるタイプのカートがスーパーなどにも常備されているので、車で移動するママはベビーカーを買ってもあまり使わなかったという人もいます。
反対に公共交通機関で移動するママには必需品という人も多いです。
ベビーカーの種類
ベビーカーにはA型B型の二種類があることをご存知ですか?
対面式のA型ベビーカー
赤ちゃんを寝かせたフラットな状態で使えるので、新生児向きです。ママと対面で乗せられるので、赤ちゃんの様子を見られて安心ですね。ただ、B型に比べ重さがあり、折りたたんで電車に乗りたい時などは不向きです。
コンパクトなB型ベビーカー
お座りができる7ヶ月頃から使うベビーカーです。折りたたんでコンパクトに持ち運べることに加え、A型に比べ価格も安いです。A型のように対面で使うことができません。
生後間もない赤ちゃんにとっては、ママやパパの抱っこが一番で、ベビーカーを嫌がる赤ちゃんも少なくありません。生後6ヶ月までは抱っこひもやレンタルベビーカーで過ごし、お座りができるようになったらB型を購入するのもいいですね。
おでかけに大活躍の抱っこ紐やスリング
必要レベル★★☆☆☆
抱っこ紐価格 5,000円~20,000円程度
スリング価格 4,000円~15,000円程度
360クールエアベビーキャリア/カーボングレー
価格 : 28,080円(税込)
抱っこ紐、スリングは、赤ちゃんによっても、移動手段によっても必要レベルが変わります。車で移動するママで、赤ちゃんの寝ぐずりもほとんどないママには余り出番がなかったなんて話もよく聞きます。
反対に、電車やバスなど公共交通機関で移動するママには、ベビーカーのように畳んだりする手間や荷物になることもないので、必需品という人もいます。
生活環境によって様々だと思います。では、抱っこひもとスリングの違いについて解説します。
抱っこひものタイプ
新生児の抱っこ紐には、2種類の形状があります。新生児から使えるものについては専用のパットが必要な場合もあります。
新生児から縦に抱っこできるもの
新生児から横に抱っこできるもの
特に電車やバスなどの公共交通機関を使うことの多いママには、あるととても便利です。
スリング
スリングは1枚の布状のものはリングに巻きつけて使用します。
赤ちゃんに密着し易く窮屈でないため、ママの体と密着し、寝付きが良くなるとも言われています。
また、布からできているため折りたたみに便利で、持ち運びがコンパクトです。
新生児に抱っこはあまり必要ないと言われています。なぜならば首が座っていないからです。しかし赤ちゃんによって夜泣きや寝ぐずりなど様々です。夜泣きの激しい赤ちゃんなどは、泣くのが赤ちゃんの仕事だとわかっていながらも、育児を頑張っているママも疲れてしまうこともありますよね。
そんな時に抱っこ紐やスリングで抱っこをしてあげると赤ちゃんの寝付きが良くなったりします。
生後の赤ちゃんの必要性に合わせて、購入するかどうかは決めてもいいと思います。
毎日使う湯温計
必要レベル ★★★★★
湯温計価格 500円程度
自宅のお風呂などに温度設定が設けられており、設定温度でお湯が出てくる場合は特に必要ありませんが、お湯の温度が測れない方には、毎日使うものですので必需品です。お湯の温度が測れれば特に問題ないので、安いもので構いません。
赤ちゃんのケアに重要な体温計、爪切り、くし
必要レベル★★★★★
体温計価格 1,500円から5,000円程度
爪切り価格 1,000円程度
くし価格 1,000円程度
体温計
赤ちゃんの体温計は、脇で測るもの、耳で測るものがあります。赤ちゃんによって脇の下で体温を測ることを嫌がる赤ちゃんもいますので、そんな赤ちゃんには耳で測るものが適しています。
赤ちゃんが使える体温計は大人のものに比べ測定時間が短く済むのも特徴です。中には1秒で測定が出来るものもあります。
爪切り
赤ちゃんの爪は大人に比べて薄く柔らかいのでベビー爪切りを使いましょう。ベビー爪切りには爪切り形のものとハサミ型のものが2種類あります。新生児の時期にはハサミ型のものを、6ヶ月を過ぎたら爪切り型のものに変えてもいいかもしれませんね。
ハサミ型、爪切り型にも共通していえるのは、赤ちゃんが深爪しないように設計されている事です。
ママがお手入れしやすい方を選んでも良いですね。
くし
赤ちゃんによっては、あまり髪の毛が生えていない子もいるので、必要であれば購入を考えても良いですね。特になくても不自由しないと思います。
ベビー用品は妊娠32週までには準備しておきたい!
ベビー用品は32週目頃には揃えておきたいものです。
早産などの緊急事態に備え、ママのためにも赤ちゃんのためにも必要なものが揃っていれば、安心してお産に望めます。
間に合わないと旦那さんが揃えることに…?!
旦那さんが協力してくれるのは本当にありがたいですよね。ただ、やはりママと旦那さんとでは赤ちゃんに必要なもの、求める素材等の認識が違います。
「これはすぐ使えなくなるものだからもっと安くても良いのに」
「これはもっと肌に優しい素材のものが良いのに」など旦那さんが揃えてくれたベビー用品は、ママのイメージに合わないこともしばしば。しかし、無理もありません。
一生懸命頑張ってくれている旦那さんに、頼んで失敗したと思わないためにも、ママが事前に準備しておきたいものですね。
ママの入院準備も忘れずに!
ママの入院準備に必要なものも、遅くとも36週に入るまでには1つのバックにまとめておきたいものですね。早産などの万が一の事態にも備え、入院における必要品が1つのバックにまとめてあれば、後は旦那さん、もしくは家族の人に持ってきてもらうだけで安心して入院できます。
生まれた季節で違う赤ちゃんの衣類
生まれた月で赤ちゃんに着せるものも様々。
通気性や吸水性、保温性など、体温調整が苦手な赤ちゃんには気をつけて着せたいものですよね。
ここでは、季節ごとに違う赤ちゃんの衣類の着せ方について解説いたします。
春、秋生まれの赤ちゃん
室内で過ごすときは、
赤ちゃんの足の動きが少ない場合
短肌着+長肌着+ドレスオール
赤ちゃんの足がバタバタしだした場合
コンビ肌着+ドレスオール
朝晩の肌寒さには重ね着をすることでカバーしましょう。
春生まれの赤ちゃんは夏に向けて半袖ロンパースもあると便利!
5月ごろになると日中は暑い日もあります。赤ちゃんは体温調整が苦手なため、大人よりもデリケートです。暑い日には日中半袖のロンパースを着せてあげても良いですね。
長袖のカバーオール・2WAYオール
赤ちゃんは成長が著しく、ベビー服もすぐにサイズアウトして着られなくなってしまいます。
そんな時に便利なのが2WAYウォール。サイズも50から70と幅広く、あんよがバタバタし始めたら、スナップでズボンのように止めることができます。
お出かけにお勧めなのがカバーオールは、全身がスナップになっており、お出かけ先のお着替えも簡単です。2枚ずつ用意しておくと便利です。
意外と重宝!空気清浄器
小さな子供はウィルスに弱いといますが、赤ちゃんはなおさらです。
ウィルスや埃、花粉から赤ちゃんを守るために、空気清浄機はあると便利です。現在では、加湿器と空気清浄機が一体化されている製品もあり、空気清浄と同時に、赤ちゃんの最適湿度と言われている湿度40%から60%を保つことが出来ます。
夏生まれの赤ちゃん
赤ちゃんの足の動きが少ない場合
短肌着+長肌着
赤ちゃんの足の動きがバタバタしはじめたら
コンビ肌着(一枚で着せられるものが売られています)
薄めの肌着、コンビ肌着
肌着は薄めの素材を多目に準備します。
半袖ロンパースなら一枚で過ごせる!
通気性の良いロンパース素材なら、通気性もよく、一日の大半を寝て過ごす赤ちゃんには適しています。洗濯もしやすいので、汗をかいたらこまめに着替えさせてあげたいですね。
背中の汗取りパット
夏に生まれた赤ちゃんは、大人以上にたっぷりと汗をかくものです。
特に、寝ている時間が一日の大半を占める新生児の赤ちゃんは、背中に汗をかきやすくあせもの原因になりやすいもの。こまめに取り換えることを考えると10枚ほど用意しましょう。
ガーゼケット
新生児期を夏に過ごす赤ちゃんには、ガーゼ特有の肌触りや通気性があり、乾きやすさからも、ガーゼケットはおすすめです。
赤ちゃん用スキンケア用品
新生児期はあまり外へ連れ出す機会も少ないかも知れませんが、1ヶ月~2ヶ月頃になると赤ちゃんにも使える日焼け止めクリームもあると便利です。
冬生まれの赤ちゃん
赤ちゃんの足の動きが少ない場合
短肌着+長肌着+2WAYウォール
赤ちゃんの足がバタバタしはじめたら
短肌着+コンビ肌着+ドレスウォール
フード付きボアオールは新生児期から使える2WAY仕様がおすすめ
動物の耳がついた可愛いボアオールも多く、新生児期から頑張ればたっち~あんよが始まる頃まで使えるフリーサイズのものもあります。
帽子
季節によって様々な帽子があります。
紫外線を避けるためのものや、寒さを防ぐものなど、用途や必要に応じて購入しましょう。
冬用ベビー服
手足に折り返しがついているベビー服はミトンを嫌がる赤ちゃんにおすすめです。
厚手の肌着
冬場は赤ちゃんも冷えるものです。
厚めで保温性の高い肌着を着せてあげれば、室内では重ね着をする必要がないので赤ちゃんも動きやすく快適に過ごせます。
靴下、レッグウォーマー
赤ちゃんは、室内では季節を問わず裸足で大丈夫です。ただ、夏場以外の外出時には靴下を履かせてあげましょう。
また、寒い日のお出かけに、レッグウォーマーは重宝するので一枚あっても良いですね。
おしりふき保温器
北国等気温が下がる地方ではまさにあると便利な商品です。
加湿器
空気清浄機の章でも述べましたが、赤ちゃんにとって最適の湿度は40%から60%と言われています。空気清浄機一体型なら、空気清浄と湿度管理が同時に出来て便利ですね。
抱っこ紐防寒ケープ
冬のお出かけに重宝する防寒ケープですが、抱っこ紐専用のものでなくても、ママのストールを応用して使うなどしても良いですよね。
ベビー用品は必要なものを吟味してしっかり準備を
細かいものまで揃えると、かなりの金額も必要になりますし、ベビー用品自体、これがなくてはならないというものも限られています。様子を見ながら後で購入できるものもたくさんあります。
いろいろなベビー用品には沢山の種類やデザインもあり、チョイスするものも人それぞれだと思います。
必要レベルを目安に揃えておけば慌てる事はありません。
ベビー用品を準備することは、生まれてくる大切な赤ちゃんのために、ママが初めてしてあげられることなので楽しみながら準備してくださいね。