赤ちゃんすやすやおくるみの術

赤ちゃん安心おくるみの効果&耳付きおくるみを作ってみよう

赤ちゃんをおくるみで巻くとぐっすりねんねをキープできるのはモロー反射などによる手足の動きを抑える効果があるから。快適ねんねのための夏と冬で違うおくるみの使い方のポイントやバスタオルを使用した経済的なおくるみの巻き方、実は簡単に手作りができるカワイイ耳付きおくるみの作り方をご紹介。

赤ちゃん安心おくるみの効果&耳付きおくるみを作ってみよう

赤ちゃんにおくるみ!赤ちゃんの安心安全快適ねんねのために

せっかく眠ったのに、ちょっとした刺激や自分のモロー反射ですぐに起きてしまう月齢の低い赤ちゃん…。生後2~3ヶ月ころまでは、お母さんも産後の回復時期。赤ちゃんとともに寝て起きての生活リズムの中で、物音に敏感な赤ちゃんだと、家事やお世話をこなすための家の中の移動ですら抜き足差し足で家事ぜざるを得なくなってしまいますよね…。

赤ちゃんが少しでも安心してねんねしてくれたら助かるのに…そんな赤ちゃんの安心安全快適ねんねを助けるのは【おくるみ】!おくるみでしっかりホールドされると赤ちゃんは安心してねんねができるのです。

おくるみと聞くとすこし古いイメージを持つ人もいるかも知れませんが、オシャレな生地を使用したりデザインが使いやすかったり耳付きでかわいかったりと、実は一枚は持っておきたいベビーグッズなんですよ!

今回は赤ちゃんをおくるみで包む効果や使い方、かわいい耳付きおくるみの作り方までご紹介します!

おくるみを使おう!赤ちゃんの快眠にうれしい3つの効果

おくるみの効果といえば、小さな赤ちゃんを抱きやすくするためであったり寒い季節の保温のため…というのはよく知られていますが、一番のメリットは赤ちゃんをくるくる巻いてあげると、安心して眠ってくれるということ。
おくるみで包んだ状態は、赤ちゃんがお母さんのお腹の中に居たときと似た姿勢、感覚に近く、寝ぐずりする赤ちゃんも落ち着きを取り戻してねんねに誘導できるのです。

モロー反射を抑えてぐっすり

おくるみと一体化して眠る赤ちゃん

か弱い存在の生まれたての赤ちゃんは、その生存確率をあげるために【原始反射】という能力を多く備えています。【モロー反射】は数ある赤ちゃんの原始反射のうち、代表的な反射行動。この反射では、光や音、頭の位置が急激に変わった…などといった突然の変化を赤ちゃんが感じたとき、手足を一瞬伸ばして抱きつくようなしぐさを見せます。

原始反射はそれぞれでいつからいつまであるかに違いがありますが、モロー反射は産まれたときにはすでにある原始反射で、生後2~4ヶ月頃にかけて消えていく反応です。この間、赤ちゃんが何かに驚いてしまうとこのような反応を示すのですが、赤ちゃんはモロー反射が起こるに至った現象よりも自分の手足の動きに驚いて泣いてしまうことも多いのだとか…^^;

モロー反射は正常な反応ですが、せっかく寝てくれたと思ったのに、家族の【うっかりドア音】にきっちり反応してモロー反射が起こり、再びビービーと泣いてしまう…というのは、付きっきりでお世話をしている身には少々つらいときも。おくるみはこのような不意の反応を抑えられるため、赤ちゃんは安心してねんねできますね。

モロー反射とは?時期と赤ちゃんがビクッと起きるときの対策
モロー反射とは?時期と赤ちゃんがビクッと起きるときの対策
モロー反射の消失時期や正常な反応と異常な反応、赤ちゃんの原始反射のひとつモロー反射と良く似た点頭転換との違いなどモロー反射について解説し、モロー反射対策の赤ちゃんを安心させるおくるみの巻き方も紹介。

手足の動きを包み込んで安心!

おくるみから抜け出して手をあげる赤ちゃん

生後間もない赤ちゃんは手や足を意識的に動かしているわけではなく、顔に引っかき傷を作ってしまう、ときには無意識の手足の動きは、タオルやガーゼにひっかかって顔にかぶさってしまうような危険も…。赤ちゃんの爪は鋭く、皮膚は薄く傷つきやすいために、意外に傷跡が残りやすいんですよね。赤ちゃんをおくるみでくるんであげると、このような引っかき傷や事故を防いであげられます。

おくるみの巻き方!赤ちゃんスヤスヤ基本巻きとおひなまき
おくるみの巻き方!赤ちゃんスヤスヤ基本巻きとおひなまき
おくるみの巻き方を基本巻きとおひなまきの二通りと月齢別アレンジを解説!赤ちゃんを心地よい眠りに誘うために知っておきたい効果的なおくるみの巻き方のポイントとおくるみを使うときの注意点も詳しく解説します。

寝返り事故にも有効

ママと兄に見守られる赤ちゃん

赤ちゃんも成長に伴い、徐々に体の動きが活発になっていきます。
3ヶ月も過ぎると寝返りにチャレンジしだす子も。しかし、寝返りが安定する標準的な時期は生後半年前後ですから、寝返りのプロとなるまでにはあと2~3ヶ月くらいかかるのが一般的です。

生後3、4ヶ月くらいの寝返りというのは、見ていても危なっかしいもの。自分で動きを十分にコントロールするだけの筋力も備わっておらず、完全な首据わりですら生後4ヶ月頃なので、この頃の寝返りは思わぬ窒息の危険が付きまといます。

寝返りがまだ不完全なうちは、できれば、寝返りの練習はママがちゃんと見ていてあげられる時間帯だけにして、あとは寝返り防止のためにおくるみで包んであげると安心ですね。

おくるみはいつまで使える?

おくるみの使用期間は人(赤ちゃん)それぞれですが、生後すぐからモロー反射の収まる3〜4ヶ月まで使ったケースが多いようです。

動きが活発になったら卒業する子は多いけれど…赤ちゃんの個性による!

お尻を上げて移動する活発な赤ちゃん

月齢が進んでもおくるみでくるまっているのが好きな子、1分たりともじっとしていたくない子…赤ちゃんそれぞれの個性も大きく影響するところではありますが、一般的には月齢が進むと寝返り、おすわり、はいはい…とどんどんと動きも活発になり、黙って包まっていたくなくなっていきます。

赤ちゃんがおくるみを嫌がるようになる、おくるみをしていてもすぐにはだけてしまうようになったら卒業時期の目安かもしれませんね。

おくるみ好きな子でも、いずれは成長とともに必要ではなくなっていきますので、それまではくるんでいてあげても問題はありません。

赤ちゃんが成長し、包みきれなくなるのも卒業目安

他にも、もともとおくるみのサイズが小さいと、赤ちゃんが包みきれなくなってしまうことも。

布一枚のおくるみでも多少のサイズはありますが、新生児期をメインに使うつもりで小さめサイズのおくるみを一枚用意したとしても、平面おくるみならある程度の時期に対応できます。ですが、スワドルミーのような立体おくるみの場合、使いやすさはあれど、平面おくるみよりも使用期間は限られてしまうかもしれません。

「おくるみが小さくなってきたかな?」と感じたタイミングもおくるみ卒業時期になっています。

もっと快適ねんね!赤ちゃん快眠おくるみアイディア

赤ちゃんをおくるみで包んではみたけれど…これで良いのだろうか、なんか見た目はあまり快適そうに見えないなぁ…
自分で包んでみた赤ちゃんを見てそう感じたことはありますか?ありますね?

まず、おくるみは使い方に慣れるまでコツを必要とします。
風呂敷使いに長けているならいざ知らず、新生児の赤ちゃんをくるむとき、平面おくるみを使うとき…などは特にそうかもしれませんね。
また、季節が移り変わっていく日本で、梅雨の時期や熱帯夜も年がら年中に同じ布にがっちり巻かれた姿を見ると、さすがに暑すぎないかしら…とも心配になります。

暑がりで汗かきな赤ちゃんをもっと快適に包む方法を探ってみましょう。

あまりにおくるみ使いがヘタなら、立体おくるみがおすすめ

おくるみに入りママに抱っこされる赤ちゃん

おくるみの巻き方も慣れれば簡単!なのですが、慣れないうちはほどけたりうまく固定できなかったり…技術を習得するまでに苦戦を強いられそうな不器用さんには、スワドルミーなどの立体おくるみがおすすめ。
スワドルミーならポケット部分に赤ちゃんをいれて、腕の部分ははマジックテープで留めるだけ!なので、使い方は断トツで簡単、スムーズにくるんであげられます。

マジックテープで留めるため小さな赤ちゃんにはサイズが合わないなど、平面おくるみよりも使う期間が限られます(スワドルミーには小さい赤ちゃん用もありますが、使う時期はもっと限られます)。

スワドルミーの使い方|アメリカ発のおくるみで快適ねんね
スワドルミーの使い方|アメリカ発のおくるみで快適ねんね
スワドルミーはママにとっての使いやすさ、赤ちゃんにとっての快適さが口コミで広がり人気を博したアメリカ発祥のおくるみ!発育に合わせたバリエーション&サイズ展開やモロー反射泣きやSIDS関連など解説。

背中スイッチには授乳クッションで応戦

仰向けで気合を入れる赤ちゃん

おくるみを巻いて抱っこで眠ってくれても、お布団に置いた瞬間に泣いてしまう…
それは、いわゆる【背中スイッチ】と呼ばれるものが作動しているせい。

置いたら泣く…『背中スイッチ』が発動する理由

赤ちゃんの中には、布団に置かれることを絶対的に拒否するべく背中スイッチを持った赤ちゃんもいます。
この背中スイッチはとても精巧にできているため、不用心に「しめしめ寝たな…」と布団に置いてしまうと、背中スイッチを発動させてしまうことに。そうしてまたイチからやり直しという無限ループに陥っていくのです。

背中スイッチとは要するに、寝たはずの赤ちゃんが「抱っこから降ろされて布団に置かれた」ことに感づき、再び泣き出すというもの。
背中スイッチ発動の理由には主に以下。

●温度差を感じ取るため

抱っこのときは、赤ちゃんの背中にはパパやママの手があり、体温で温かく心地良い状態。「寝たな、」と布団に移動されたときに、体温と布団の温度差を感知してしまうと、それに連動して背中スイッチが発動します。

「この子には高感度温度センサーが搭載されているのか!!!」と思ってしまうほど、温度差に敏感な子もいます。

●抱っこ時の大人しい状態が輸送反応によるもの

赤ちゃんが抱っこで大人しくなるのは、哺乳類に備わる輸送反応によるもの。
哺乳類の赤ちゃんが親に運ばれるときは、より安全な場所へ移動する必要性があるとき。この移動は迅速に行われ、赤ちゃんも母親に咥えられ運ばれるときは大人しくなる傾向があります。これが輸送反応。

人間の赤ちゃんも哺乳類ですから、この反応が備わっています。この反応でも「抱っこしてないと泣く!」無限ループを作る背中スイッチの原因の一つと考えられます。

授乳クッションの背中スイッチ対策

背中スイッチセンサーが高感度に働く子には、身近にある授乳クッションがお役に立ちます。

  1. 寝かしつけのとき、赤ちゃんをおくるみに巻いたら授乳クッションを下に添え、そのまま寝かしつけてしまいましょう。
  2. このとき、赤ちゃんのお尻を授乳クッションの穴にすっぽりはまるようにすると、頭がクッションのふちに乗って安定します。
  3. 赤ちゃんがしっかり眠ったら、頭を動かさないように注意しながらスライドするように、クッションごと下に置きます。

この方法で寝かせてあげると、温度差や布団の固さの変化が少なく、背中スイッチも発動しにくくなります。
おくるみにくるんだ赤ちゃんの姿勢も安全に保てるので安心ですね。

季節のおくるみ使い!夏も冬も快適ねんねを誘うには

タオルに包まれママを見つめる赤ちゃん

おくるみで手足を固定してあげると赤ちゃんが安心してねんねしやすい…とはいえ、季節のある日本で通年同じくるみ方では、さすがに赤ちゃんも不快でしょう。

梅雨の時期や寝苦しい熱帯夜もぐるぐる巻きのミノムシのような姿にしては、赤ちゃんの体温は上がりすぎてしまい危険ですし、あせもも作ってしまいます。また、保温性が高いおくるみなので秋冬の外出時も使いたい…と思っても、通常のおくるみではベビーカーには収まり悪く、寒い季節のお散歩タイムには不向きなように感じてしまうことも。

一年を通しておくるみを季節ごとに使い分け、快適を保つ工夫をしてみましょう。

夏のおくるみ

基本的には、赤ちゃんが生まれた季節や地域に合わせて、おくるみの生地を選んであげます。
夏場は湿度も気温も高いので、通気性の良いガーゼ素材でもなるべく薄手のおくるみを用意してあげましょう。

室内だけで使うのなら、おくるみの上からブランケットや毛布で保温できるので、通年を通してスタンダードな薄手タイプのおくるみ一枚あれば十分です。いつも包まっているのがお好きな赤ちゃんなら、2~3枚用意してあげても良いかもしれませんね。

薄手タイプのおくるみは、日除けやお出かけのブランケットとしての持ち運びにもかさばらず、後ろを留めて授乳ケープ代わりにも使えたり…と、おくるみとして使用しなくなっても長く使えます。

おくるみって夏はどう使う?快適な使い方&夏におすすめ5選
おくるみって夏はどう使う?快適な使い方&夏におすすめ5選
赤ちゃんをおくるみでぎゅっとくるむと、夏は何だか暑そう…。赤ちゃんが安心してねんねできるおくるみですが夏もそのメリットを活かす使い方を探ります!夏のおくるみの素材選び&あせもを回避し快適に!
●水分補給や体温チェックはこまめに

夏場のねんねにもおくるみはお勧め。赤ちゃんのため夏場エアコンなど空調を入れているおうちでは、エアコンによる冷え過ぎを防げ薄手のガーゼ素材のものは汗もよく吸い込んでくれるのであせも防止にも一役買ってくれます。

夏場にもおくるみを使うのであれば、赤ちゃんが暑くなってしまっていないか、またエアコンで冷えてしまっていないかを頻繁に観察してあげます。

しっかりねんねした後はおくるみをほどいてあげて、体温が上がりすぎていないかや汗をかいていないかをこまめにチェックし、体温管理や汗のケアを!

ねんねの部屋は、温度が上がりすぎたり下がりすぎないよう空調管理をしっかりしましょう。
おくるみを巻いているからと冷やしすぎはいけません。空気がこもらないように通気性を保ちながらも、快適な温度を保ってあげます。

また、空調で意外にのどが乾きやすい夏場のねんね。起きた後は、水分補給も忘れずに。

冬のおくるみ

モモンガの可愛いおくるみ画像

冬場は室内の温度に合わせて、おくるみでくるんだ上から布団をかけてあげて保温してあげられます。おくるみをプラスすると、ただ布団をかけるだけの状態よりも保温効果が高く、手足の動きで毛布をかぶってしまうリスクも下がるので安心です。

●秋冬のお散歩におすすめ!ベビーカーに乗るときはモモンガタイプが便利

北国生まれの赤ちゃんや秋~冬の肌寒い季節もベビーカーに乗る予定があるのなら、【モモンガタイプのおくるみ】がおすすめです。
普通のおくるみやスワドルミーと違い、足が入る部分がふたつに分かれているので、ベビーカーに乗せるときに足部分がつっかえずに乗せてあげられます。

モモンガタイプのおくるみにはフード部分に耳がついているものが多く、見た目にもとってもかわいいので、外を歩いているとかわいいねと声をかけられることも多く、おさんぽに出かけるのが楽しくなっちゃいますよ。

経済的でいつも清潔!バスタオルでスワドリングする方法

自宅のタオルでおくるみを作る方法

特に夏場のおくるみは洗い替えなどに1~2枚追加で欲しいおくるみ。ですが、わざわざ買い足すのもちょっと…というときには、身近にあるバスタオルをおくるみ代わりに使ってみましょう。一般的な長方形のバスタオルで赤ちゃんをまいてあげる行程を紹介します。

用意するもの

  • バスタオル(60cm×120 cm)
    赤ちゃんのサイズに合ったサイズでOK。

手順

タオルを広げて赤ちゃんの場所を決める

1.バスタオルを横長におき、端から3分の1の位置に赤ちゃんを寝かせます。赤ちゃんの肩の線にバスタオルの横長部分の端がくるように寝かせましょう。

赤ちゃんにタオルを巻き込む

2.寝かせたバスタオルの短い方を赤ちゃんの肩から斜め下に向かって巻き込みます。

反対側のタオルを巻き込む

3.今度は反対の長い方を今巻いた側の肩を持ちながら、反対側の斜め下に向かって引っ張ります。バスタオルの布が両側から重なり、首の部分がV字になるように。

下の部分をねじ込む

4.赤ちゃんの肩の部分を押さえたまま引っ張ってきた布を後ろに巻き込みます。巻き込んで余った部分はそのままぐるぐると体に巻き付けます。

ねじ込んだ部分を後ろに置いたおくるみの完成図

5.足元にできたロール状の部分は、足元で一回ねじって頭の後ろに折り込めんで完成!

手作り☆彡耳付きおくるみ作り方

ちいさな赤ちゃんに何か手作りしてあげるのは、お母さんになったらやってみたいの夢の一つですが、実は、意外と簡単な行程で可愛らしい耳つきおくるみが作れちゃいます。

かわいい赤ちゃんの可愛さを引き立たせる、耳つきおくるみの作り方を紹介します。

材料をそろえましょう

耳付きおくるみの材料

  • 外布・・・90×90cm一枚
  • 内布・・・90×90cm一枚
  • フード布・30×30cm一枚
  • 耳部分・・目安9.5cm〜10×7〜7.5cm 四枚(お好みのサイズでOK)

生地の素材はガーゼ素材やパイル地など、肌触りが良く汗を吸いやすい素材がおすすめです。

下準備

布はサイズを測って裁断して、アイロンもかけておきましょう。

1.パーツを作りましょう

耳付きおくるみの作り方1

  1. フードの部分は柄が外側にくるように三角に折り、アイロンをかけておきます。
  2. 耳の部分は柄が内側に来るように二枚重ねて、重ね縫いして裏返します。
  3. 出来上がった耳パーツはフードパーツに仮止めしておくと良いですよ。耳の位置はお任せ!

2.内布とフードを重ねます

耳付きおくるみの作り方2

  1. 内布の表側を向けて広げ、内布→フード→耳の順でパーツを重ねていきます。
  2. 角の部分にフードパーツを合わせ、耳パーツとともに留めておきます。

3.内布と外布にフード部分を挟んで縫います

耳付きおくるみの作り方3

  1. フードパーツと耳パーツを置いた内布の上に、外布を表が内側になるように重ねます。
  2. 返し口20cmをあけてぐるっとひたすら直線縫いをします。

4.仕上げ

耳付きおくるみの作り方4

  1. 返し口から手を入れて柄が出るように、表に出します。角がしっかり出るように、箸や竹ぐしでつつきます。
  2. 返し口を縫い閉じます。
  3. 外周にステッチをかけ、補強します。
  4. 綺麗にアイロンをかけたら完成!

赤ちゃんの大切なねんねを守る、おくるみのプロを目指しましょう

生まれたばかりの赤ちゃんはふにゃふにゃしているし、ぐずったりされてしまうと、抱きにくくなることもしばしば。ですが、そんなときは赤ちゃんも早くねんねしたいのに、うまく安心できないときだったりするのです。育児の労力のうち、特に寝ぐずり対応は大変。ぜひおくるみを効率よく使って、ねんねへと誘導してあげましょう。
今しかない赤ちゃんとの大切な時間を、楽しく過ごすきっかけになるといいですね。