ベビー服の水通しはいつやるのがオススメ?臨月では遅すぎ?
赤ちゃんが産まれてすぐ着る服には、妊娠中に水通しをしておく必要があります。出産準備が整い、新生児期に着せるお洋服を購入したら、ベビー服の水通しは早めにやっておくと安心です。
妊娠37週正産期前に一通り水通ししておくと安心
妊娠37週目以降の正産期に入ると、赤ちゃんがいつ産まれてもおかしくない状態ですので、正産期に入る前までに、ベビー服の水通しはだいたい終わらせておくと安心です。
水通しによって足りないベビー服やお世話グッズに気づける!
水通しをしてベビー服の整理をすると「肌着が少し足りないかな?」「洋服に対してハンガーが少なすぎる」など、追加で必要なものができてくる可能性があります。早めに水通しをしていると買い物に行く余裕があります。
入院準備をするタイミングで、退院服を水通ししても良い
安定期に入り妊娠30週を過ぎると、出産のための入院準備をするでしょうから、退院時に赤ちゃんに着せてあげるベビー服を入院用のボストンバッグに詰めるタイミングで水通しをしておくと良いでしょう。
赤ちゃんが産まれてからもベビー服を購入したり、お祝いに頂いたりします。赤ちゃんはあっという間に大きくなりますし、気温が変化し長袖や半袖が急に必要になる場合もありますので、早め早めにベビー服の水通しを終わらせておきましょう。
ベビー服の水通しは何回するの?
ベビー服の水通しは、基本的には1回すればOKです。ただ、保管方法によっては、ホルムアルデヒド移染が心配という場合もあります。心配な方は、出産前にもう一度水通ししておくと良いでしょう。
赤ちゃんが気持ち良くお洋服を着てくれるように、赤ちゃんに着せる直前には一度水通しした服をもう一度水通しして、天日干しをしてあげるという方もいます。確かに、数週間タンスに保管していたベビー服よりも、直前に天日干ししたベビー服の方が赤ちゃんも心地が良いでしょう。
ベビー服の水通しはいつまで続けるべき?
ベビー服の水通しは、いつまで続けなければいけないという決まりはありません。
ホルムアルデヒドの基準値が厳しく設定されているのが生後24ヶ月以内ですので、2歳までは続けてあげると安心ではありますが、アトピーだったり、特別肌が弱い訳ではないのなら、その前に必要性を感じなくなることも多いでしょう。
水通ししたベビー服の保管方法
せっかくベビー服を水通ししたのに、ホルムアルデヒドを多量に含む衣類の側に置いたり、ホルムアルデヒドを含むタンスにそのまま収納したりすると、水通しの効果が台無しです。水通し後のベビー服は保管方法にも気を付けましょう。
ホルムアルデヒドが含まれないタンスや衣装ケースに保管
赤ちゃん用の衣類を収納するタンスや衣装ケースは、ホルムアルデヒドの含有量の少ないものを選んでください。もし、自宅にホルムアルデヒドを含んだ収納場家具しかない場合には、ベビー服をビニール袋に入れて保管しておきましょう。
赤ちゃん用の収納タンスを新しく購入する場合には、ホルムアルデヒドを含まない材質のものまたはホルムアルデヒド含有量が少ないことを意味するJIS規格により「F☆☆☆☆(フォースター)」に分類されたものを選びましょう。
大人の新品衣類とは分けて保管
大人の新品衣類には、ベビー服より多くのホルムアルデヒドが含まれている可能性があります。ホルムアルデヒドの移染を防ぐためにも、大人の衣類とは違う場所にベビー服を保管してください。
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