離乳食作りの時短テクニック
離乳食の時短テクニック7選!簡単・楽ちんな離乳食作り
離乳食の時短テクニックをご紹介。ラップ、製氷皿、お弁当用のおかずカップなど家にあるものを活躍させて、離乳食作りを簡単にしましょう!「加熱=鍋で茹でる」ではなく、レンジや炊飯器でおかゆを作ったり、野菜を蒸せばキッチンにいる時間をぐっと減らせます!ベビーフードも上手に活用してOKです!
離乳食の時短テクニック7選
生後5~6か月になると離乳食がはじまります。今までは母乳かミルクを飲んでいた赤ちゃんも、いよいよご飯を食べる練習です。少し余裕が出てくる時期とはいえ、離乳食の準備や後片付けはやる事も多く、大変です。
調理に使ったお鍋、すりばち、ブレンダー、お皿など、作るだけでも洗い物が多くなってしまいます。そこでママの負担を少しでも減らせる離乳食の時短テクニックをご紹介します。
1.初期のペースト作りは、ラップで洗い物をなくす!
離乳食初期に赤ちゃんが食べる量はごく少量です。そのため、ブレンダーやミキサーなどを使うほどではないですが、すり鉢を使ったら洗い物が増えることに変わりありません。ここで活躍するのが家庭に1つはあるラップです。
すり鉢・すりこぎにラップを装着して使用
裏ごしする前に、以下のようにしましょう。
- すり鉢に、折りたたんで2重にしたラップを巻く
- すりこぎもラップで包んでしまう。
- すり鉢に巻いたラップを破かないように、すり潰せばOK!
違う具材をすり潰すときはラップを交換してください。使い終わったらラップを捨てて終わりです。具材を変えるときに洗う必要もなく、洗い物がほとんどでなくなります。
お皿にもラップをセットすれば洗い物がでない!
離乳食初期に赤ちゃんが食べるのは、おかゆやすり潰した野菜や白身魚のペーストをごく少量です。ワンプレート皿に盛り付けるほどでもありません。
そのため、赤ちゃんに離乳食をあげるときにも、お皿にラップをしてしまえば、食べ終わった後にラップをはがしておしまいです。
ポイントは、お皿を包むようにラップを巻いておくこと!ラップの端が出ていないことで赤ちゃんがラップで遊ぶのを防ぐことができます。
赤ちゃんが自分でスプーンを持って食べ始めるのはまだまだ先の話ですが、なにかの拍子にラップを口にいれないように注意し、食事の途中でその場を離れないようにしましょう。
2.製氷皿×おかずカップで冷凍保存すれば、解凍時も楽ちん!
離乳食を毎日作るのは負担ですから、1週間分を冷凍保存するママも多くなってきました。作りおき離乳食に便利な時短アイテムは、製氷皿とお弁当におかずを入れるカップです。
蓋つき製氷皿で下ごしらえした食材を保存
製氷皿は蓋付きのものを使ってください。100円均一やベビー用品メーカーなど沢山種類がありますので、自分の使いやすいものを選びましょう。シリコンの製氷皿は離乳食を凍らせたあと、取り出しやすいのでオススメです。
裏ごし・すりつぶした食材を1食分ずつ製氷皿に移して冷凍しましょう。製氷皿に入れたまま使用する時に1つずつ取り出してもいいですし、凍ったキューブを1品目ずつフリーザーバックに移して冷凍庫で保管するのも便利です。
フリージングしておくと便利な食材
- おかゆ
- 野菜や果物のすり潰し・裏ごし
- 白身魚のペースト※早めに使いきること!
- 野菜を煮た際の煮汁(野菜スープとして使える)
おかずカップに1食分の離乳食を保存
離乳食を赤ちゃんにあげる時に活躍するのがお弁当に入れるおかずカップです。
おかずカップに凍らせた離乳食を入れて、フタやラップをして冷凍。レンジで温めたらそのまま赤ちゃんに離乳食をあげましょう。
おかずカップはお皿代わりになるので、食べ終わったらそのまま捨てればオッケーです。洗いものが出ても良いのなら、シリコンカップも使いやすいでしょう。
色々なおかずカップが販売されていますが、アルミニウム製のものはそのままレンジ加熱できないので不向きです。
3.加熱は鍋ではなく、レンジが基本!
離乳食で使う野菜を毎回お鍋でゆでていると、時間もかかるしガス代も気になります。赤ちゃんが食べる量は少量ですから、まとめて作って冷凍して置くとき以外はレンジをフル活用しましょう。
シリコンスチーマーは1つあると便利
レンジで加熱する時は、ラップに包んだり、耐熱皿にいれるのが基本です。100均で売っている小さめのシリコンスチーマーもおすすめです。熱が通りやすく、加熱時間が短くなります。
レンジ加熱を失敗しないコツ
野菜をレンジで加熱する時のコツは、
- 同じぐらいの大きさに切っておくこと
- 野菜を洗った時の水分を表面に残しておくこと
この2点です。
野菜まるまるのままだと中まで柔らかくなるのに時間がかかりますし、大きさがバラバラだと加熱にムラができてしまいます。また、野菜の表面に残った水分があると、レンジで加熱しても乾燥せずに、ほくほくの野菜が完成します。
野菜の種類やレンジによって変わります。少量の葉物などは数十秒でOKなことも多いですが、かぼちゃやじゃがいもなどの芋類などを加熱する場合は、途中で一度野菜の状態を確認することをおすすめします。
レンジ加熱に向かない野菜とは?
加熱は可能ですが、レンジ加熱が向かない野菜とはして、「さつまいも」が挙げられます。さつまいものでんぷんは、時間をかけてゆっくり加熱した方が甘味が増すのです。
離乳食に大活躍するさつまいもがレンジ加熱に不向きなのは残念ですが、ご飯と炊くときに炊飯器を使って蒸すという方法もあります。味を損なわないので、おすすめです。
4.炊飯器で蒸すと時短なのに格別おいしい
お鍋で作るのもレンジもめんどくさい!そんな時は炊飯器でごはんを炊くときに、一緒にお粥も野菜も炊いてしまいましょう。
炊飯器でお粥を作る方法
お粥を炊飯器で炊くときは耐熱容器にご飯を入れてください。10倍粥を作る時は「お米1:水10」、すでに炊いてあるご飯を使う時は「お米1:水5」で10倍粥が作れます。炊飯器の中央にお粥の材料を入れた容器を置いておけば簡単に10倍粥ができあがります。
炊飯器で蒸し野菜を作る方法
野菜を一緒に炊飯器で炊く時は、野菜をアルミホイルで包んでください。人参やかぼちゃ、じゃがいもはごはんに色が移る場合があるので、嫌な方は要注意です。
人参やかぼちゃなどの硬めの野菜でも、炊飯器ならゆっくり加熱しますので、甘くホクホクとした食感になり、レンジはもちろん、鍋で茹でるときよりもおいしく仕上がります。
また、ベビーフードの空きビンに野菜をいれて一緒に炊いてしまうテクニックもあります。わざわざ専用容器を買わなくても使えで、ベビーフードの空きビンは是非取っておいてください。
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