離乳食のきなこレシピ

離乳食のきなこレシピ~1回の量と相性の良い食材

離乳食にきなこはいつから?大豆原料のきなこは栄養満点で、味付け・風味付けに便利な食材です。ただし、誤嚥やアレルギー、消化不良を起こす可能性も高いので、はじめて食べさせるときや1回に与える量には注意も必要です。中期・後期・完了期のおすすめレシピと、きなこと相性の良い食材を紹介。

離乳食のきなこレシピ~1回の量と相性の良い食材

離乳食に使うきなこの種類・商品選びのコツ

きなこは漢字で「黄粉」と表記されており、日本では大豆を原料とするため黄色のものが主に流通しています。しかし、地方によっては青大豆を原料としたウグイス色のきなこも存在しています。

大豆きなこ|一般的な黄色のきなこ

一般的な黄色のきなこ

一般的な黄色のきなこです。
炒ることで大豆の臭みが抜け、香ばしさが増し、風味がよいのが特徴です。

黒ゴマを混ぜたものなどさまざまな商品がありますが、離乳食期は消化やアレルギーのことを考えてきなこだけの商品を使うようにしましょう。

青大豆きなこ|青大豆原料の緑色のきなこ

主に東北や北海道で栽培されている青大豆を原料としているきなこです。

栄養価を比較すると大豆きなことほとんど同じです。特徴であるウグイス色の見た目から、「うぐいす粉」と呼ばれることもあります。

青大豆の色は光に弱いため、保存時には冷暗所もしくは光を通さない密封できる容器に入れましょう。
また、販売されているものの中には着色料で色味をつけているものもあります。購入の際は原材料が青大豆のみか確認しましょう。

離乳食に使うきなこの保存方法は?湿気に注意!

きなこは乾燥している食品のため、未開封であれば6か月~1年程度と長いのが特徴です。ただし、湿気には弱いので開封後の保存には注意が必要です。

きなこは密閉して冷凍保存がおすすめ

冷凍保存するパック

きなこをより衛生的に保存するためには冷凍保存がおすすめです。

常温で保存している場合、密封できていなかった場合は粉ダニがつく恐れもあります。空気に触れてしまうと風味も損なわれてしまいます。

冷凍保存する場合も密封して風味が損なわれないように注意し、開封後は1か月以内に使い切ることをおすすめします。添付されていた乾燥材も、一緒に入れておくことを忘れないようにしましょう。

少量でも大豆パワー満載!きなこの栄養素

きなこは大豆を炒ることで水分が減って栄養分が凝縮されるため、同じく大豆を原料とする豆腐や納豆と比較しても栄養価の高い食材です。
赤ちゃんの成長に欠かせない次のような栄養素がたっぷり含まれています。

筋肉のもとになる「たんぱく質」

きなこには筋肉のもととなるたんぱく質の含有量が豊富です。
その量は100g中に37gという多さで、同じく大豆を原料とする納豆の2倍以上に相当します。

離乳食期の便秘解消に役立つ「食物繊維」

きなこには便秘予防に効果のある食物繊維が100g中に15.3gも含まれています。
また、きなこを離乳食に使う際には、誤嚥予防や飲み込みやすくするために、水分も必ず一緒に摂取させるはず。きなこに含まれる食物繊維と水分補給によって、便秘予防に効果が期待できます。

生後9ヶ月以降積極的に摂りたい「鉄分」

鉄分は貧血予防に欠かせない栄養素で、特に離乳食後期ごろからは積極的に摂取が勧められています。きなこ100g中には6.2㎎の鉄分が含まれています。

離乳食で鉄分を上手に摂取するコツ【貧血対策レシピあり】
離乳食で鉄分を上手に摂取するコツ【貧血対策レシピあり】

ただし、きなこは多量に摂取することは難しいはず。鉄分の主たる供給源ではなく、日常的に使うことで、鉄分の摂取量を日々アップさせるための食品と考えましょう。

骨の成長に欠かせない「カルシウム」

きなこには骨の成長に必要なカルシウムもたっぷり含まれています。その量は同じ重量の牛乳と比較して約1.6倍相当の180㎎です。

ただし鉄分と同様に、離乳食で使う量を小さじ1(約3g)とすると、カルシウムは約5㎎程度しか摂取できないためカルシウムの主な供給源にはなりません。風味づけに使うことで、カルシウムも少し摂取できると考えましょう。