赤ちゃんのキャンプデビューはいつから?親子キャンプを成功させるために
赤ちゃんのキャンプデビューはいつ頃が理想的でしょうか?
アウトドア好きのパパやママにとって、「家族キャンプ」は妊娠中から思い描いていた夢のひとつではないですか?また、上の子が毎年のキャンプを楽しみにしているご家庭もあるかもしれませんね。
自然の中で過ごす解放感を味わいながら、子どもと一緒に作ったり、遊んだりと思い切り楽しむことができたら素敵ですよね!
赤ちゃんのキャンプデビューはいつからOK、いつまではNGといった決まりはありません。首がまだ座っていない赤ちゃんだって赤ちゃんなりの楽しみ方がありますので、気軽に始めてみるのも良いかもしれません。
赤ちゃんとパパやママ、家族みんなが一緒にキャンプを楽しめるときが1番良いときだと考えて、工夫と協力のもと、充実した親子キャンプが実現出来ると良いですね。
赤ちゃんのキャンプのポイントは「安心・安全」これに限ります。
赤ちゃんとのキャンプに必要な準備、持ち物や心構えなどを見ていきましょう。
赤ちゃんのキャンプで大切なこと~持ち物や心構え~
赤ちゃんが家の外で過ごすということは、赤ちゃんに必要不可欠なものを事前にしっかりと準備するということですね。
また、外で一晩を過ごすということは朝晩の冷え込みや天候などに配慮する必要があります。真夏でも明け方は冷え込む地域もありますので、衣類などの用意は十分にしておきましょう。出来れば、真夏や真冬のキャンプは避けて、春や秋の心地よい季節にキャンプデビューしてみるのをおすすめします。
赤ちゃんのキャンプに必要な持ち物
- おむつ、予備も含めて多めに
- おしり拭き多め
- ミルク
- 哺乳瓶
- ウェットティッシュ
- 着替え多め、寒さ対策にフリースなどの上着
- バスタオル
- おくるみ
- ポット、アウトドアでお湯はなにかと重宝します。ミルク以外その他に利用出来ます。
- 帽子や日傘、パラソルなど日よけ対策
- ベビーカー
- レインコート
- バスチェア
- アウトドア用ベビーサークル(パッキンプレイ)
赤ちゃんの安全を確保し、大人も助かるベビーカー
ベビーカーは赤ちゃん連れには必須アイテムの一つですね。
テント設営や食事など作業が必要な時は、赤ちゃんをベビーカーに寝かせておくことで大人1人の手が空きますから大変役に立ちます。決して目は離さないようにしながら、短時間でも手が空くことは大きいですね。
お風呂はもちろん、お食事にも使えるバスチェア
日帰り温泉を利用する際などに赤ちゃんを座らせられるのでとても便利です。またテント内で離乳食を食べさせる時にも座らせることが出来ます。プラスチック製のものもありますが、空気を入れて膨らませるタイプだと荷物の軽量につながります。
折り畳み式で移動可能なベビーサークル
「プレイヤード」と呼ばれる折り畳み&キャスター付きで移動可能なベビーサークルがあると、テント設営や料理、お食事の場面でも赤ちゃんにそこに入ってもらうと安心出来ます。ちょっと入っていてもらうと楽とか、寝てしまってテントに寝かすほどではないって言う時には寝かせることも出来ます。意外と活躍シーンが多いでしょう。
歩きはじめの子にはレインコート
歩きはじめの頃の赤ちゃんにはレインコートが便利です。外遊びの際に、雨が降ってきても子どもはお構いなしです。特に歩くのが楽しい年頃の子は好奇心が旺盛で、「雨だからダメ」と言っても納得できず、欲求不満になってしまいます。レインコートがあれば、少々の雨なら外に出ることができますので持っていきましょう。
赤ちゃん連れキャンプの心構え
赤ちゃん連れで行くキャンプは、いままでとは少し勝手が違い、スムーズに行かないことも多いでしょう。でもそこでイライラしてしまってはせっかくのキャンプが台無し!楽しい赤ちゃん連れキャンプのための心構えを理解しておきましょう。
夜泣き時期のキャンプは遠慮しよう
赤ちゃんが一泊するということで、最も心配なのが「赤ちゃんの夜泣き」です。
自然に囲まれたキャンプ場の夜中は静まりかえるので、他のキャンパーに迷惑をかけないように、十分夜泣き対策を考慮して出掛けるようにしましょう。赤ちゃんは眠れないと泣いてしまう恐れがありますから、赤ちゃんの寝かしつけの対策もしっかり考えておきましょう。
- 夜泣きの時期はいつからいつまで?赤ちゃんの睡眠の特徴
夜泣きの時期や期間、赤ちゃんの睡眠の特徴を紹介!「夜泣き」と一言にいっても、赤ちゃんの睡眠は月齢によって大きな違いがあるので、夜泣きの時期によって対処法も様々。夜泣きを終わらせるヒントがここにある!?
ハイハイ期のキャンプは地面に注意
ハイハイや歩きだす頃の赤ちゃんは所構わずに移動していきます。我が家の範囲のブルーシートから脱走してみたり、興味に任せてどんどん移動してしまうなんてこともあります。
割れた瓶や缶のふたなどを触ったり、踏んでしまったり、石や小枝を口に入れてしまうということも考えられます。
十分に気をつけて、赤ちゃんから目を離さないということは忘れてはなりませんね。
川遊びなども十分に気をつけて、水の事故だけは遭わないようにしましょう。
- 赤ちゃんがハイハイするのはいつ?お家の安全対策&練習方法
赤ちゃんがハイハイを始める時期には個人差があるものですが、我が子がいつまでもハイハイしないと少し心配になりますね。赤ちゃんがハイハイを開始する平均時期、赤ちゃんの気持ちを応援する練習方法やお部屋の安全対策をご紹介。
人手不足は仕方がないと割り切ろう
テント張りや食事作りなど赤ちゃんがいると大人総出で作業をというわけにいきません。家族で行く、仲間で行くなど、一緒に行く人にもよりますが人手が足りなくなるのは赤ちゃん連れでのキャンプの場合は仕方がありません。
できることは自分でやってしまう、なんなら自分1人で設営しちゃおうっていう気持ちが楽しいキャンプにするコツになってきます。また誰かひとりは赤ちゃんに付きっきりになりますから、ママやパパは交代しながら自然の中のキャンプを楽しみましょう。
赤ちゃんのキャンプデビューに年齢は関係ないとしましたが、親子で負担がなく無理のない程度が理想ですね。
赤ちゃん連れキャンプのおすすめスポット&コテージ泊
赤ちゃんのキャンプは0歳児から出掛けられることが分かりましたね。しかし、赤ちゃん連れの荷物や準備はとても大変なことから、本格的にテントを張るキャンプにこだわる必要はないと思います。
おすすめしたいのが手ぶらでも出掛けられるキャンプスポットです。以下に、5か所のおすすめスポットを挙げてみましたので参考にしてみてください。
パディントンベア・キャンプグラウンド
神奈川県相模原市の総合レジャーランド「相模湖リゾート・プレジャーフォレスト」の一画に位置するキャンプ場です。レジャーランド内ということから、多様なアトラクションで遊んだあとに園内キャンプ場で楽しむことが可能なバラエティ豊富で宿泊施設などが充実したキャンプ場です。
冷暖房完備のコテージ、ログキャビン、セットアップテント、トレーラーハウス、オートキャンプなど多種多様なキャンプスタイルが選択可能ですので、赤ちゃん連れにも負担がなく選ぶことが出来ます。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジオートキャンプ場
埼玉県飯能市に位置するキャンプ場です。川遊びや釣り体験などの自然遊びが存分に楽しめる大自然のなかのキャンプ場です。川遊びが出来るバーベキュー場が備わっており、赤ちゃんには欠かせないベビーカーも持ち込可能なのに加えてレンタル品も充実しているキャンプ場です。オートキャンプやオートサイトなど赤ちゃん連れには優しいスタイルでのキャンプが可能です。
舎人公園(とねりこうえん)
東京足立区に位置する舎人公園は、東京にありながら緑と水に恵まれた広い敷地に自然が存分に楽しめるくつろぎの空間です。サッカー場やテニスコートなどのスポーツ施設にさまざまな広場が整備されて多様な年齢層に利用されています。赤ちゃんでも楽しめる自由広場をはじめ、バーベキュー広場、キャンプ広場、ドッグラン広場などが設置されています。
身近で自然に触れられる美しい公園として人気があります。キャンプ場は無料という点もメリットですね。
フォレストサンズ長瀞
埼玉県秩父郡長瀞町に位置するキャンプ場です。豊かな自然に囲まれた観光地としても名所となっている長瀞に原生林の中にたたずむコテージとアメリカ直輸入のトレーラーハウスを宿泊施設として配置した特徴あるキャンプ場です。雨の日でも安心して楽しめる全天候型のルーフデッキ装備で、赤ちゃん連れの家族にとっても生活の環境がストレスなく送ることが可能です。コテージなどもあることから、大自然を感じながらアメリカンカルチャーを楽しめるキャンプ場ですので、赤ちゃんと一緒にアウトドアを楽しむことが出来ます。
オートキャンプ場グリンヴィラ
茨城県久慈郡大子町に位置する、広大な敷地面積をもって開園された公園の中のキャンプ場です。オートサイトのほか、別荘のような雰囲気のキャビン、フル装備のトラベルトレーラーなどの宿泊施設が設置されています。全国でも屈指の規模で取り揃えられているので、赤ちゃん連れの家族にはぴったりです。このような高規格なキャンプ場は、初心者でも安心してキャンプデビューが可能です。
赤ちゃんと一緒にキャンプを楽しみたい!
赤ちゃん連れのキャンプには、大人も赤ちゃんも負担がなく楽しめることが一番大事ですね。
例えばママの腕から下ろすとすぐに泣いてしまうような赤ちゃんの場合、まだキャンプに連れていくのは待った方が良いですよね。赤ちゃんの性格、普段の様子をみながらキャンプデビューの時を見極めることが大切ですね。
赤ちゃんがいてもキャンプを楽しみたい家族にとっては、設営の必要がないコテージ泊やバーベキューなどの食事がセットされているキャンププランを選ぶのもひとつの手です。
家族の楽しい思い出を作れることを祈っています!