シングルマザーの恋愛の注意点
シングルマザーの恋愛は難しい?気になるのは子供のこと
シングルマザーだからと言って恋愛から遠ざかる必要はありません。シングルマザーは意外とモテるのです。男性を惹きつけるシングルマザーの魅力とは、またシングルマザーの方が恋愛する上での注意点をまとめました。女性としての喜びをもう一度味わいましょう。
シングルマザーだって恋愛したい!シングルマザーの恋愛事情
厚生労働省が発表した2014年の人口動態統計によりますと、1年間で約22万組が離婚しており、離婚が珍しくない時代となりました。離婚の増加に伴って、もちろんシングルマザーとして生きる女性の数も増えていき、現在では100万人を突破しています。シングルマザーは、決して珍しい存在ではないのです。
そこで今回は、シングルマザーの恋愛事情についてお話をしていきます。シングルマザーがモテる理由や恋愛をする上での注意点も合わせてご紹介していきます。シングルマザーのみなさんは、自信を持って大いに恋愛を楽しみましょう。
恋愛したいと思う理由・恋愛したくない理由
日々子育てと家事、仕事に奮闘されているシングルマザー。そのような中で恋愛をしたいと思っている女性も多いでしょう。シングルマザーの人達は、恋愛に対して前向きなのでしょうか。ここでは、恋愛をしたいと思う理由と恋愛をしたくない理由をご紹介します。
恋愛に対して前向き派
- 子供にも父親が必要だと思うから、再婚するために恋愛をしたい。
- まだ20代だから、恋愛をして楽しみたい。
- 女性として、まだまだ一花咲かせたい。
- 恋愛をして、毎日キラキラしている自分を子供にも見せたい。
- 毎日家事や子育てに忙殺されているから、恋愛の刺激が欲しい。
恋愛に対して後ろ向き派
- 正直、1度目の結婚で懲りてしまった。
- 恋愛をする時間がない。
- 子供が思春期真っ最中なので、なかなか恋愛が出来ない。
- 恋愛モードになれない。
1度離婚を経験しているシングルマザーだけではなく、未婚のシングルマザーも男性に苦労した経験がある方が多いので、なかなか新しい恋愛に踏み切れないという気持ちもあるでしょう。これからは1人の女性としてだけではなく、1人の母としても、子供達を守っていくべき責任があるわけですから、恋愛に対して慎重になる気持ちは良く分かります。
バツイチ子持ちだからって捨てたもんじゃない!実はモテる理由
「シングルマザーだから、どうせ女性として見てもらえない」「子供がいると避けられてしまう気がする」と自信を失くす必要はありません。なぜなら、シングルマザーって結構モテるからです。某お見合い番組でもシングルマザーの女性が人気女性の上位にランクインして、多くの男性が取り合ったり、たくさんのシングルマザーがカップル成立しています。シングルマザーには未婚・独身・子供なしの女性とは違う魅力があるのです。早速、その理由を探ってみましょう。
理由1.家庭的な姿が魅力的だから
「料理ができる女性と結婚したい」「家事は毎日のことだから、なるべく出来た方が良い」という男性も多いです。恋愛はドキドキ・ワクワクするような瞬間を共有するものですが、結婚は日々の生活を一緒に送っていくことになります。ですから、料理・洗濯・掃除などの基本的な家事がある程度できる女性が人気なのです。そのような観点で女性を見たときに、シングルマザーは結構モテるのです。
独身時代は、料理が苦手だったら外食すればいいし、部屋が汚くても自分が良ければいいでしょう。しかしながら、子供が産まれると毎日外食というわけにはいきません。部屋が汚いとカビやホコリが発生して、子供が喘息やアレルギーを引き起こしてしまう原因にもなります。
母になった以上は、家事をしなければいけない状況になるのです。シングルマザーは、「苦手だからやりたくない」と言っていられないので、自然と家庭的な女性になっていきます。独身時代はキラキラしたオーラ満載の女性に魅力を感じていたという男性も、結婚適齢期になると、素朴で家庭的な女性に惹かれる傾向があります。シングルマザーのことを魅力的に感じる男性も増えてくるのです。
理由2.女性としてたくましい姿が魅力的だから
シングルマザーとして1人で子供を育てていくのは、容易なことではありません。「友達と遊びに行きたい」「飲みに出かけたい」「好きなものを買いたい」という気持ちを我慢したり、パパがいない子供のケアに日々奮闘しなければいけないからです。
女性が働きながら、1人で子供を育てていくのは体力的にも、精神的にもキツイものがあるでしょう。しかしながら、世のシングルマザーのみなさんは、毎日たくましく子供を育てています。「子供を守れるのは、私しかいないから」「この子たちのためなら、どんなことでもする」など、女性としても母としても、実にたくましくなっていくのです。
1人で何もできなくて、男性におんぶに抱っこの女性よりも、たくましい女性に魅力を感じる男性はたくさんいます。女性の社会進出が目立つ世の中になってきていますから、1人の人間として自立しているシングルマザーの姿が、男性の目にも魅力的に映るのかもしれません。
理由3.子供がいるから
若いときは子供に興味がないという男性でも、30代半ば~40代になってくると、だんだんと「自分に子供がいたらどうなるのだろう?」と考え始める傾向があります。しかしながら、40代・50代の男性にも、あまり人には言えない本音があるのです。例えば、「子供を授かっても、その子が成人するときに自分は定年退職をしている。養っていけるのか不安だ」「高齢なので、自分が不妊の原因になってしまうのではないか」など、さまざまな不安が付きまといます。
しかし、シングルマザーとお付き合いする場合は、絶対に子供の存在を忘れることは出来ません。血縁関係はないけれど、子供がなついてくれたり、今まで経験したことのない子供との触れ合いに心が動かされてしまう男性も少なくないのです。もちろん女性に魅力を感じているでしょうが、子供とずっと一緒にいたいという気持ちが芽生えて、徐々にシングルマザーに惹かれていくのでしょう。
理由4.守ってあげたいと思うから
シングルマザーとして必死に働いて、子供を育てあげている女性に、たくましさの中にある寂しさやはかなさを感じる男性もいます。「頑張りすぎているのではないか」「無理をしているのだろう」という心配が、男性の中でいつの間にか「守ってあげたい」という感情に変化するのは珍しいことではありません。子供の前ではいつも頼りになるママでいなければいけない分、強がってしまうシングルマザー達を自分が支えてあげたいと感じる男性も多いのです。
理由5.失敗が恋愛に活きてくるから
元旦那に「もっと優しくしてあげればよかった」「仕事の苦労を一緒に感じてあげればよかった」と後悔をするシングルマザーのみなさんも多いでしょうが、失敗は次の成功につながることを忘れないで下さい。シングルマザーとして次の恋愛を始めるときに、以前の失敗を活かしながら進めていけるので、男性にとって魅力的な女性に映る可能性が高まるといえます。失敗を重ねたからこそ、味わい深い素敵な女性になれるというわけです。
シングルマザーが恋愛をする上での5つの注意点
シングルマザーになった以上は、独身時代のように自由気ままに恋愛を楽しむことは出来なくなります。自分だけではなく、子供の存在も大切にしなければいけないからです。また、離婚してシングルマザーになった人は、同じ失敗を繰り返さないようにきちんと見極めなければなりません。そこで、こちらでは「シングルマザーが恋愛をする上での注意点」をまとめてみました。
1.やっぱり子供を一番に考えよう
シングルマザーとして、子育てや仕事、家事に全精力をつぎ込んできたママは特に、好きな人ができて恋愛が始まるとのめり込んでしまう傾向があります。ずっと心の奥深くに閉まってきた女としての自分が出てしまうと、恋愛が楽しくて仕方なくなって、最悪の場合、子供よりも恋愛相手を優先してしまうケースも少なくありません。
また、相手が好きなばかりに「私に子供がいなかったら、相手ももっと自分のことを好きになってくれたのかな」「口には出さないけど、子供がうっとうしいと思っているのではないか」と、自分に子供がいることに後ろめたさを感じる女性もいるでしょう。
子供をないがしろにしてまで、恋愛してはいけません。シングルマザーである以上、子供を無視した状態で恋愛を進めるのは間違っています。あくまでも子供を一番に考えて、たっぷりと愛情を与えつつ、自分の恋愛も一緒に楽しんでいく感覚でのぞみましょう。子供ありきの恋愛は現実味がありますし、何より長続きします。
2.母親としての自分の姿も確立しよう
子供を立派に育てようと努力しているシングルマザー。しかしながら、好きな人の前では母親ではなく、1人の女性でありたい気持ちも十分に理解できます。けれども、恋愛相手と子供の前で、母としての自分を全く見せないのは無理な話です。女として色っぽく、セクシーな魅力を感じて欲しいと思っても、子供を前にすると面倒見の良いお母ちゃんに変身してしまうのは、ごく当たり前のことです。
シングルマザーとして恋愛をしていくのですから、母親としての自分を無理にしまい込む必要は全くありません。女性としての自分と、母としての自分をしっかり受け止めてくれる男性を見つけて、恋愛をしていく方が、充実した時間を過ごすことが出来るでしょう。
3.シングルマザーとしての自分に自信を持つ
自分自身がシングルマザーとして、どのようなイメージを抱かれているのだと思っていますか。結婚に失敗して子供を1人で育てている人、苦労人、子供がいて恋愛しにくい女性などと、マイナスのイメージを抱かれていると思い込んでいないでしょうか。
ハッキリと申し上げて、それは単なる思い込みです。確かに子供がいるという点では、一般的な独身女性とは違うでしょうが、子供がいることは決してマイナスにはなりません。「子供がいるから、相手に申し訳ない」「子供がいる私を好きになってくれるなんて、ありがたい」などと、子供がいる自分を卑下して、相手に申し訳ないと思う必要は全くないのです。最初から下手にでてしまうと、一生あなたは申し訳ないという気持ちと共に、我慢しなければいけなくなります。それで本当によいのでしょうか。
シングルマザーとしての自分に自信を持って「あなたは、子供がいる私を好きになってしまったのだから、仕方ないわね!」と開き直るくらいの気持ちで恋愛をしていくことをおすすめします。そのような考え方が、シングルマザーとして恋愛を進めていく上で、一番自分らしく過ごすことが出来ます。
4.子供を自分の恋愛に付き合わせない
「今日はママの彼氏とお出かけに行こう」「今週末は、○○さんと水族館ね」と、自分のデートの予定に子供を付きあわせるのはあまりおすすめ出来ません。もちろん、子供が自分から一緒に行きたいと言えば別ですが、子供を無理に連れて行くのはいけません。自分の全てを分かって欲しいし、子供にも早く慣れてもらいたいという気持ちは分かりますが、子供の本当の気持ちを優先してあげるべきです。
もしかしたら、まだ会う関係性ではないかもしれませんし、ママと2人でおでかけしたいところがあるのかもしれません。ですから、まずは子供を第一に考えて、自分の恋愛のペースに巻き込まないようにすることを大切にしてください。
5.条件で人を判断しない!
「前の夫とはお金で苦労したから、次はお金持ちがいい」「大企業に努めているから、老後も安心」などと、条件だけで再婚相手や恋愛対象男性を選ぶのはやめましょう。条件だけで人間を判断しても、そこに愛情が無い限り、恋愛をしてもうまくいくはずがありません。
シングルマザーとして子供の幸せを願うばかりに、つい条件で男性を判断してしまいがちですが、それでは本当にあなたを愛してくれる人は寄って来ないと考えるべきです。人間は愛してこそ、愛される生き物です。
子供を第一に考えて!シングルマザーも恋愛を楽しもう
今回は、シングルマザーの恋愛事情についてお話をしました。子供を1人で育てていく責任感、たくましさは、とても素晴らしいです。だからこそ、1人で頑張りすぎないで、あなたを支えてくれるパートナーを探してください。子供を第一に考えながら、恋愛の楽しみや好きな人がいるドキドキ感を味わってくださいね。