パンツタイプのおむつはいつ切り替え時るといいの?
赤ちゃんの紙おむつをパンツタイプに切り替える時期は、いつ頃が適当なのでしょうか。決まりはありませんが、「そろそろパンツタイプに変えてもいいかな」とママたちが考える時期について、紙おむつをパンツタイプに切り替えたことがある経験者のママたちに体験談をお聞きしました。おむつの切り替え時期を悩んでいるママは参考にしてください。
赤ちゃんの紙おむつには二つのタイプがある
赤ちゃんの紙おむつには、テープタイプとパンツタイプの2種類があります。パンツタイプへの移行時期を考える前に、それぞれの特徴を見ていきましょう。
テープタイプのおむつ
テープタイプのおむつは、赤ちゃんを仰向けで寝かせたままの状態でおむつ替えができます。おむつを交換するときに赤ちゃんをマッサージしてあげたり、「気持ちいいね~」と赤ちゃんに話しかけながらコミュニケーションを楽しんでおむつの交換ができるタイプです。
パンツタイプのおむつ
パンツタイプのおむつは、赤ちゃんが立ったままでおむつを交換することができます。うつ伏せで寝ている時でも、動き回ってなかなかおむつを交換させてくれないときでも、さっと短い時間でおむつを取り替えることができるタイプです。
赤ちゃんのおむつをパンツタイプに切り替える理由
おむつを卒業するまでテープタイプのおむつをそのまま使っていてもよさそうですが、世のママたちがわざわざパンツタイプに切り替えるには理由があります。
それは、成長と共に赤ちゃんの動きが活発になるからです。寝返りやハイハイを覚えると、仰向けのままじっとしておむつ替えを静かにさせてくれることが難しくなります。つかまり立ちができるようになることが、パンツタイプへの切り替え時期のひとつの目安と言えるでしょう。
パンツタイプへおむつを変えたことで、「おむつ替えが楽になった」と多くのママたちが語っています。赤ちゃんの成長に伴いおむつのタイプを必ず変えなければならないわけではありませんが、おむつを替えさせてもらえないイライラから解放されてママの笑顔が増えるなら、試してみる価値はあります。
赤ちゃんのおむつをパンツタイプへ切り替えたばかりの頃は失敗がある
おむつをパンツタイプに変えたばかりの頃は扱い方に慣れていないので、おむつをスムーズにはかせられずに床や服を汚してしまったと答えたママがいました。
また、つかまり立ちができるといってもおむつを交換している間中、ずっと立っていられない赤ちゃんの場合はママ一人でのおむつ交換が難しく、おばあちゃんなど他の人のサポートが必要になるケースもありました。
パンツタイプのおむつを交換する時は、またの辺りのおむつを持って交換するとうんちがこぼれることが少ないとアドバイスがあります。上手く交換ができずに困っているママは、ぜひ試してみてください。
だからテープタイプとパンツタイプのおむつ併用がおすすめ
テープタイプとパンツタイプのおむつにはそれぞれいいところがあることから、一気に切り替えるのではなく、場合によって使い分けながら徐々に切り替えていくといいでしょう。
うんちの背中漏れや横漏れが気になるなら寝る時はテープタイプにする、外出する時は交換が簡単なパンツタイプにするなど、工夫をしながら使い分けているママが多いです。
おむつタイプの切り替えをするには、ママも赤ちゃんも練習が必要です。パンツタイプのおむつはテープタイプのおむつに比べ値段が高いことからも、赤ちゃんの成長と切り替えたほうがいいと思われるケースを良く考えながら、併用することから始めると失敗が少ないです。
パンツタイプおむつの切り替えはいつから体験談
では、パンツタイプおむつへの切り替え時期について、ママたちが寄せてくれた体験談を見ていきましょう。いつから切り替えたのかが分かりやすいように、パンツタイプに切り替えた若い月齢順にご紹介いたします。
3ヶ月でパンツタイプに切り替えた
主人が間違って買ってきたから
はなこ(34歳)
オムツをパンツタイプに変えたのは、ちょうど子どもが生後3ヶ月の頃です。生後3ヶ月はパンツタイプにするにはまだ少し早いかな?という時期ですが、パンツタイプに変えて良かったと思います。
元々変えたきっかけは、主人にオムツの買い出しを頼んだ際に、間違ってテープタイプではなくパンツタイプを買ってきてしまったことです。
パンツタイプになるまで取っておこうと思ったのですが、生後3ヶ月になった辺りから、子どもがオムツを交換する際に足をピーンと伸ばす癖があり、テープタイプをきちんと付けるのが難しくなっていたため、試しにパンツタイプを使ってみました。
すると、テープタイプよりも簡単にオムツを履かせることができ、感動しました。オシッコやウンチの漏れも少なくなったような気がします。
その子にもよりますが、足をバタバタさせたり、ピーンと伸ばしたりと、足の動きの多い赤ちゃんには、少し早めの時期からでもパンツタイプに変えることをオススメします。
5ヶ月でパンツタイプに切り替えた
ズリバイを始めた頃
まい(28歳)
私の娘は生後3ヵ月で寝返りをして4ヵ月半でズリバイを始めました。寝返りをコロコロするようになってからテープタイプのオムツ替えが大変になり、パンツタイプとテープタイプの併用を始めました。
ズリバイをはじめてからはほとんど上を向いて寝ていてくれなく、テープタイプのオムツ替えに限界を感じたので、生後5ヵ月頃に完全にパンツタイプに切り替えました。
うちはまわりの子と比べると色々やることが早く、パンツタイプに切り替えるのも早かったですが、パンツタイプに変えてからオムツ替えがとても楽になったので、思い切って早めに切り替えて正解だったなと思います。
ズリバイやハイハイが始まったら早めにパンツタイプにすることをおすすめします。
寝返りを覚えたから
佐久良(40代前半)
生後5か月ごろからパンツタイプに切り替えました。きっかけは、子供が寝返りを覚えたことです。初めは寝返りできそうでできない感じで、背中をそらせているだけでしたが、だんだんと自由に寝返りできるようになっていきました。
さらに足の動きも活発になり、常に自分の足を持ってみたり、バタバタしてみたりを繰り返していました。
おむつ替えの時も、執拗に寝返りをしようとするため、テープタイプのおむつではしっかり止めさせてくれないようになり、そこからずっとパンツタイプを使用しています。
パンツタイプだと、動いても履かせやすいし、逆に寝返りしてくれた方が履かせやすかったりするので、動くようになると便利です。
ただ、うんちの時だけは最初は戸惑ってしまい、上手く交換することができず、床や赤ちゃんの服を汚してしまうこともありました。
3か月くらいからテープタイプとパンツタイプを両方用意しておくと、すぐに切り替えができて便利だと思います。
また、一気にパンツタイプに変えるのではなく、必要に応じて併用すると、失敗が少ないと思います。
6ヶ月でパンツタイプに切り替えた
つかまり立ちをしてパンツに移行
もも(34歳)
長男は、生後6ヶ月でパンツタイプのオムツに切り替えました。長男は、生後6カ月ですでに10キロあり、つかまり立ちも始めました。
テープタイプのオムツの場合、体重の重い長男を抱っこして寝転がし、なんとか起き上がらないようにすることが本当に毎回大変でした。
つかまり立ちをしている間はご機嫌なので、立っている間にパンツタイプのオムツをさっと取り替えることができ、本当にオムツ替えが楽になりました。
ただ、つかまり立ちをしていると便意をもよおすらしく、オムツを替えている時に何度か長男がふんばり始めることがあり、とても焦りました。
パンツタイプのオムツは、歩き始めてからが一般的かもしれませんが、子供の体型や動きなどを見て早い目に切り替えても良いと思います。
7か月でパンツタイプに切り替えた
うつぶせ大好きなのがきっかけで変更
ちゃぬ(20代後半)
子どもが7ヶ月になったあたりから、テープタイプをやめてパンツタイプに変更しました。うちの子はうつぶせの姿勢が大好きで、遊ぶときもうつぶせ、寝る時もうつぶせ、もちろんオムツ替えの時もうつぶせになってしまいます。
テープタイプだと、うつぶせでは止めるのが難しく、パンツタイプに変更しました。パンツタイプにしてからは、仰向けになってー!と毎回言わずにすむし、圧倒的に時間が短縮されました。
でも、最初は足を通すのが難しかったです。ジタバタするのでなかなか通りませんでした。今はだいぶスムーズに交換できるようになりました。
友人にはお座りできてからが変えどき、と言われましたが、その前に変えてしまってよかったです。子どももオムツ替えで泣かなくなったし、私もイライラしなくなりました。迷っている方がいるなら、一度サンプルをもらって試してみるといいと思います。
動きが活発になったらパンツタイプへ
ゆみ(40代)
ウチは、7ヶ月に入った頃にオムツからパンツタイプに切り替えました。というのも、かなりこの頃になると動きが活発になったんですね。
足をバタバタ動かしたりして這いずり回ったりするので、オムツだと漏れてしまいそうな感じがしたのと、足の付け根周りが窮屈な感じがしたのでパンツタイプへの換え時かなと思ったんです。
実際、パンツタイプに換えてからは子供も動きがラクになった感じでした。それまでオムツで稼動範囲が狭められていた部分が、パンツタイプの場合ゴム式になっているので、とても動きやすくなっているんですね。なので子供も伸び伸びと活動していました。
ただ当初は私もパンツタイプに慣れていなかったので、交換するのにオムツのような形とは違うので、履かせるのにかなり苦労しました。
それからパンツタイプにも月令の目安が載っているのですが、ウチの子はちょっと太めだったので、もっとゆったりしたサイズの方が良いだろうと気を利かせたら、ゆったりし過ぎたらしく漏れてしまったことがありました。
太めでも月令を目安に買うべきなんだと学びました。一見ちょっときつそうに見えるパンツでも実際はゆとりがあるので、月令を守る事をお勧めします。
断然パンツタイプの方が楽でした
高木 智美(30代前半)
生後7ヶ月ごろからパンツタイプを使い始めました。おむつ替えの時にじっとしてくれなくなり、足をバタバタしたり体を回転させたり、簡単に替えられなくなってきたので、先輩ママからのおすすめでパンツタイプを使用してみたところ、とてもオムツ替えが楽になりました。
テープタイプのように全身を寝かせていなくても、両足さえ穴に通せば立ちながらでもパンツを履かせる事ができるので、すごく便利です。
ただ、やはり一枚あたりの値段がテープタイプに比べるとパンツタイプの方が少々高くて、毎日使うにははじめはもったいないと思いました。
テープタイプとパンツタイプを両方購入し、様子をみて子供が静かに落ち着いておむつ替えできそうな時はテープタイプ、ご機嫌が悪く足をバタバタさせて嫌がっているような時のおむつ替えはパンツタイプと使い分けました。
オムツ替えに非常に苦労したのがきっかけ
ハナ(35歳)
息子のオムツをパンツタイプに替えたのが生後7ヶ月頃でした。仰向けが嫌いな息子は寝るときもうつ伏せです。オムツを替えるときも仰向けにすると直ぐにひっくり返ってしまうので、テープが上手く留められず、オムツ替えに非常に苦労したのがきっかけでした。
パンツタイプなら、ゴソゴソされても簡単にはかせる事ができて楽ではありますが、値段が高いのが気になります。
オムツタイプの時は、とにかく赤ちゃんの肌に優しいもので通気性な吸収力のいいものを選んで使用していましたが、パンツタイプに替えてからは、メーカーにこだわらずとにかく安いものを探していました。
切り替え当初の失敗は、オムツタイプの時の様にコンパクトにできず、すぐにゴミ箱がいっぱいになってしまうことでした。
今オムツタイプを使っているママさん。寝返りするからハイハイするからといってパンツタイプに急いで替える必要はないと思います。
この頃は、1日に何枚もオムツ替えをするのでオムツ代が掛かってしまいます。ですから、家に居るときはオムツタイプ、外出時はパンツタイプのように使い分けてみるのもいいと思います。
8ヶ月でパンツタイプに切り替えた
つかまり立ちができるようになって
須江凛花(30歳)
子供がつかまり立ちができるようになった8ヶ月頃から、テープタイプからパンツタイプのおむつに徐々に移行していきました。
うんちを寝たまま拭くのが大変だったので、眠そうな時はテープで妥協していましたが、パンツタイプの方が拭くのが楽だと母から聞いていたので、早めに切り替えようと思いました。
掴まり立ちが長くできず、取り替えている間に泣くこともあり、母や夫に子供の脇を支えながら拭いたりしたこともあり、もう少しゆっくりでもよかったかなと思ったりもしました。
体格がよく動く子は、早めに切り替えしてもいいと思います。テープがなくなってからパンツにしようとなくなってから買いに行きましたが、テープとパンツを両方用意しておいて、寝ているとき用やうんちしそうな時など使い分けた方がいいと思います。
寝かされてオムツを代えるのを嫌がるようになった
山本みゆみ(32歳)
生後8ヶ月の時にオムツをテープからパンツタイプに変えました。お座りやハイハイが上手にできるようになり、つかまり立ちへとステップアップした時に寝かされてオムツを代えるのを嫌がるようになったことをきっかけに変えました。
立ったままオムツ代えができるようになったので、嫌がったり泣いたりせずに代えられるようになりました。
初めのうちは上手く履かせられずにずれて履かせていたために、うんちが横から漏れていたことがありました。パンツタイプにはおしっこラインのないものが多く、おしっこをしていないのに脱がせてしまったこともありました。
これからパンツタイプにする方にはまとめ買いをオススメします。テープタイプよりも入っている枚数が少ないので、いつの間にかなくなってしまいます。子どもにとってオムツは付き合いの長いものなので快適に過ごさせてあげたいですね。
10か月でパンツタイプに切り替えた
生後10か月くらいの時
はるかママ(40歳)
生後10か月くらいの時つかまり立ちをするようになったので、オムツをパンツタイプに替えました。
子どもが活発に動くようになり、寝かせてもすぐに起き上がろうとしたり寝転ぶのを嫌がったりするようになったので、パンツタイプの方がオムツ替えが楽そうだな、と思ったのがきっかけです。
パンツタイプにしてみて一番よかったことは、外出時など寝転ぶスペースがない所でも、どこかにつかまらせて立ったままオムツを替えられることです。これでおむつ替えが非常に楽になりました。
ただ、最初の頃は、うんちをした時にうまくオムツを外せず、子どもの足にうんちがついてしまったりの失敗もありました。
あと、パンツタイプのオムツの中にはおしっこサインがないものも多いのですが、やはりあった方が便利なので、あるものを選ぶことをおすすめします。
オムツ替えで暴れるようになってきた
みーや(24歳)
生後10ヶ月頃につかまり立ちをしっかりできるようになってきてから、パンツタイプに変えました。
パンツタイプよりテープタイプの方が量が入ってるので、節約のためになるべく長く使いたかったのですが、つかまり立ちをすると同時にかなり活発になってきて、オムツ替えも暴れるので、きつくなってきました。それも目安として、自分がストレスになってきたので、10ヶ月頃に変えました。
パンツタイプに変えたことによって、漏れる心配がなくなりました。テープタイプの時は、動き回るのでオムツがずれてきてしまいがちでしたが、パンツタイプはしっかりしてるので、漏れはなかったです。
パンツタイプに切り替えるタイミングに後悔はしていませんが、テープタイプを使うときに赤ちゃんが暴れてストレスになるなら、パンツタイプに切り替えるタイミングだと思うので、ぜひ試してみてください。
寝返りできるようになったから
ましまろ(40代前半)
うちの子がパンツタイプのおむつに変えたのは、10か月くらいでした。寝返りできるようになり、寝て帰るのが大変になってきたので変えました。
あまり早く変えてもと思いしばらく様子を見ていましたが、動くので無理でした。でも、動いてはかせると、またのあたりに隙間ができてしまうのか、たまに漏れていました。
パンツタイプをはかせる時は、センターや柄をみて合わせるとよいと思います。履き替える時にテープタイプと違って取り換える時は厄介で、おしっこの時は問題ないです。
でも、うんちの時は気を付けないとおむつから落ちてしまうので、面倒でした。ですので、パンツタイプのおむつ替えの時は、またのあたりを持って取りかえると落ちることはないので、ちゃんと持って帰ると良いです。
自由に動き回りたい娘の様子を見て
yimama(20代後半)
娘が生後10ヵ月の頃に、テープタイプからパンツタイプのオムツに切り替えました。その頃の娘は、ハイハイができるようになり、オムツを替える時はいつも追いかけっこ状態でした。
自由に動き回りたい娘の様子を見て、すぐにはかせられるパンツタイプに切り替えました。パンツタイプに切り替えてからはとにかくオムツ替えが楽になり、つかまり立ちができるようになると、さらに替えるのが楽になりました。
切り替え当初、私も扱い慣れてなかった為か、おしっこの漏れをガードしてくれる部分をしっかりと立ててはかせていなかったようで、そこからおしっこが漏れてしまい、チャイルドシートが悲惨なことになってしまったこともありました…。漏れのガード部分をしっかり立てて穿かせるようにしたことで、漏れることはなくなりました。
パンツタイプより、テープタイプの方が一枚当たりの値段が安い理由もあって長くテープタイプを使用していましたが、オムツを楽に替えるには寝返りを始めた頃からパンツタイプを検討しても良かったかな、と思いました。
オムツ替えの時逃げ回るようならパンツタイプに
山口光(42歳)
パンツタイプのオムツにしたのは、上の子供が満1歳頃からで下の子は10ヶ月位でした。
切り替えようと思ったきっかけは、動きが活発になりオムツを替える時、逃げ回ることを遊びにしだしたので、テープタイプだと時間がかかるようになり、少し早いかなと思いながらも切り替えました。
ただ、寝る時はサイズ的な面でテープタイプのオムツにして、起きている時パンツタイプにしていました。パンツタイプだとサイズが合わない場合、横漏れをする場合があり、最初の頃は寝ていると漏らしていて、その失敗を機に寝る時はテープタイプと決めました。
パンツタイプに変えて良かった点は、逃げ回ってもすぐに履かせられるという部分で、下の子は自分で履き替える位でした。
子供が1歳から2歳位の間は、動いている時間帯テープタイプを嫌がる傾向があったので、少し早くてもパンツタイプに切り替えるのがおすすめです。
逆に寝る時は、テープタイプの方を好んでいたので、最初はシーンによって使い分けをするのがベストだと思います。
パンツタイプのおむつ切り替えは状況を見て判断しよう
おむつをパンツタイプに切り替える時期は、赤ちゃんの状況をしながらママが判断することになります。成功の秘訣はママと赤ちゃんの忍耐にあります。早くパンツタイプに切り替えてほしいところですが、赤ちゃんが嫌がるなら無理をせず、徐々に慣れてもらうようにしましょう。