おむつが夜漏れるときの対策
おむつが夜漏れるときの対策9|就寝中のおむつ漏れ体験談
おむつが夜漏れるときはどうしたらいい?就寝時のおむつ漏れに悩んだママの体験談をもとに、夜間のおむつ漏れに効果のある対策をまとめました。おねしょシーツ、おしっこ吸収ライナーなどの便利なアイテムはお持ちですか?吸収力に優れた夜用パンツ、男の子・女の子用の紙パンツも試してみましょう!
おむつが夜漏れるときの9つの対策
夜中の授乳が必要だった赤ちゃんも、月齢が進むにつれて夜まとめて寝てくれることが増えてきます。しかし、そうなると今度は別の問題が発生します。それが夜間のおむつ漏れです。
夜中の授乳の際におむつを替えていた頃は気にならなかったのに、まとめて眠れるようになると、おしっこの量が多い子、膀胱に長く溜めておけない子など、排泄にも個性が見られるようになります。
「昼間は平気なのに、赤ちゃんのおむつが夜に漏れてしまう」という親御さんに向けて、夜のおむつ漏れ対策をまとめました。
1.防水シート(おねしょシーツ)を敷く
おむつから夜漏れてしまったときの対策としては、防水シートが便利です。育児用品店では、『おねしょシーツ』として販売されています。
防水加工されていますが、寝心地にも配慮された商品が多いので、赤ちゃんも嫌がらずに寝てくれるでしょう。トイレトレーニングのときにも活躍するので、1枚持っておいて損はありません!
洗濯の負担がへると気分も楽に
りょう(27歳)
娘が6ヶ月くらいの頃の話です。オムツのサイズはMサイズくらいを使用していたのですが、よく夜中に漏れていました。しかも、おしっこだけでなく、ゆるゆるのウンチも!夜中に腹立つやら虚しいやらよくわからない感情になり、泣きながらシーツや服を洗ったことも多々ありました。
寝る前に(21時頃)替えて、自分が寝る1時頃もう一度確認して、朝8時ごろに替えると言う感じでした。朝にはもう立つと下がるんじゃないかというくらいパンパンでした。
オムツの種類を変えたり、いろいろ試したのですが、結局解決策は見つからないまま諦めて防水シーツをしっかり引いて寝かしつけてました。オムツ漏れの対策にはなってないと思いますが、結果的に洗濯が楽だったかな?と思っています。
2.交換用のシーツや着替えをすぐに出せるようにしておく
赤ちゃんのおむつ漏れは決して珍しいことではありません。色々と対策を試している最中でも、漏れてしまうことはありますので、漏れた場合も想定して準備しておきましょう。
夜中にシーツを洗うのは大変ですから、取り外してお風呂場で水に浸けておくだけにします。事前に替えのシーツを取り外しやすいところにおいておくと負担が軽減できます。
寝相が悪い息子のおむつ漏れ
みほ(24歳)
現在9か月の男の子で、使っているのはMのパンツです。夜10時半くらいに最後におむつ替えをして、朝は起きてすぐにおむつ替えをします。起きるのはだいたい12時間後なのでおむつはパンパンで、もう吸い取れないかなと思うほどです。
やはり時々はおむつから漏れてしまっているので、布団には必ずおねしょシーツを敷いています。ただ、おねしょシーツは大きめを使用していますが、寝相が悪くコロコロ転がるので、私や旦那のシーツを汚すこともあります。
対策として、夜に漏らしてすぐに変えられるように予備の布団カバーを用意し、タオルを置いています。そうすることでドタバタを最小限にできると思います。
3.夜中や明け方に1度おむつ交換する
夜におむつが漏れるのは、おむつに対して赤ちゃんの尿量が多いためです。ですから、おむつが限界に達する前に、おむつを1度交換すれば漏れる心配はありません。
ご家庭によりタイムスケジュールは違うので、翌日に支障が出るほど早起きして交換する必要はないと思いますが、赤ちゃんと親御さんの就寝時間と起床時間にズレがある場合には、有効な方法です。
寝ている赤ちゃんのおむつをこっそり変える場合は、授乳などにも使える卓上型のライトが便利です。
寝落ちしてしまったときのおむつ漏れ
あい(20代後半)
現在1歳になる娘がおり、毎朝7時頃に起こしています。先日、朝起こした際にお尻を触ってみるとズボンがぐしょぐしょに濡れていました。いつもは夜寝かせる前の8時頃にオムツを変えるのですが、その日は変える前の7時頃に娘が寝てしまったので、朝漏れないかなと心配しつつも、起こしたくなくてそのまま寝かせてしまいました。
そしたらやはりズボンはぐしょぐしょ、オムツは水分を含みきれないくらいぱんぱんになっていました。
それ以来、娘がオムツを変える前に寝てしまっても、必ず8時過ぎに1度おむつを交換するようにしています。そうすると、朝オムツを変える時もまだオムツに余裕がある状態なので、漏れる心配はなくなりました。
ちなみに、体重が8キロ代ということもあり、使っているオムツはMサイズの紙パンツタイプです。
早起き作戦で漏れとかぶれを予防
ゆりねえ(30代前半)
家の子は生後3ヶ月で女の子です。使っているオムツのサイズはMで、夜の最後のオムツ替えは夜の11時です。朝は4時頃に目覚ましをセットして、漏れとオムツかぶれ防止のために、私と旦那が交代でこっそり替えていました。
朝4時に起きても漏れてしまうことがあって、3時に早めに起きても漏れてしまう時があって、「どう頑張っても漏れるものは漏れるんだな…」と仕方ないと思っている面もあります。ただ、うちの子は肌が弱いので、あまり長時間濡れたおむつをつけたままにしておくとかぶれも心配なので、できるだけ夫婦で頑張りました。
今は布団の上に放水のシートを敷いて寝させるようにしています。また、少しずつおしっこを溜めておけるようになったのか、今はどちらかが自然に起きはじめる時間までは持つようになったのでよかったです。
4.おむつのギャザーはしっかり立てる
夜のおむつ漏れの原因は、おしっこの量が多いためですが、中には量はおむつで間に合うレベルだけど、寝相が激しいために漏れてしまうケースもあります。
横向きに寝るのが好きな子の場合は、特にギャザーをしっかり立てるように意識しましょう。
満タンなのではなく、寝方が悪い?
あおぞら(40代前半)
1歳4か月の男の子がいます。おむつはMサイズのパンツタイプを使っています。夜の最後のおむつ替えは21時頃、朝いちばん最初のおむつ替えは8時ごろにしています。
新生児の頃は夜中に替えたりしていましたが、今は夜中に起きる回数もかなり減ったので、夜中に替えることはほぼありません。しかし、そうするとたまに布団が濡れていました。
うちの子の場合、朝起きた時のおむつがおしっこでパンパンになっていることは意外と少なく、ほどほどの量です。ではなぜ漏れてしまうかと言うと、推測ですが横向きで寝ているときに、横からおしっこが漏れてしまっているようです。
対策としては、月並みですが「おむつのギャザーを意識的に立てる」ことです。立てるというか、気持ち外向きにするぐらいでも構いません。これで防げたような気がします。
5.寝るときのみワンサイズ大きいおむつに変える
一般的にはおむつのサイズを大きくすると、吸収量も上がります。おむつが大きすぎると、太もも部分などから横漏れのリスクはありますが、夜漏れるほどおしっこの量が多い赤ちゃんなら試してみても価値はありそうです。
おむつ大きめ作戦
ma(40代前半)
1歳2ヶ月の男の子です。オムツはパンツタイプのLサイズを使っています。寝るのが23時半過ぎと遅いのですが、0時半ぐらいに私と夫が寝る前に一度オムツをチェックして、こっそりおむつ替えをします。
子供は朝8時までぐっすり寝ているので、朝起きるとオムツはパンパンで、とても重たくなっており、1番ひどいときは2日にいっぺんは前の方に漏れていました。うつぶせに寝るくせがあるので、そのせいなのかなぁと思っています。
対策としては、オムツを寝るときのみワンサイズ大きいのにしてみました。効果があったので、しばらく寝るときだけはワンサイズ大きなオムツをしようと思っています。
6.夜の水分補給を控える
まずは、生活習慣を見直しましょう。赤ちゃんや子供は活発に動き、代謝も良いので、水分補給は必要です。しかし、夜だけは水分は控えめにしましょう。
水分控えめでぐっすり
さかな(30代後半)
9ヶ月、男児のママです。産まれた時から大きい子だったので、おむつはなるべく大きめのものを買うことが多く、今はMサイズ、場合によってはLサイズを履かせています。
夜は9時くらいからぐっすり寝始め、3時頃に一度夜泣きで起き、そのまま授乳してもう一度寝るか、たまに3時間くらい寝ないことも多いです。起きて最初のおむつ替えは、再度寝た日で6時くらいになります。
よくミルクを飲むので、起きたらパンパンになっていることも。対策としては、寝る前のミルクを無理に全部飲ませないこと。おなかが空いていないと思えばさっさと切り上げます。ミルク以外の水分はお風呂上り以外はあまりとらせないようにしています(夏場は別ですが)。最近はこれで上手くいっています!
それでもちょっと心配な時は、おねしょパットをひいて寝かせます。布団は濡れないですが、肌触りが気に入らないらしくぐずることもあるので、あまり頻繁には使わないです。
7.夜専用の紙オおむつを装着
就寝時用の紙おむつは、通常の紙おむつよりも吸収性に優れているのが特徴で、ユニ・チャームの『オヤスミマン』などが有名です。
通常の紙おむつより、1枚あたりの値段はやや高めですが、シーツを洗濯する手間や時間を考えれば安い物。旅行時など、失敗したくないときにも頼りになります。
8.男の子・女の子用の紙おむつツを試す
赤ちゃんの身体にあったおむつを身に着けるのはもちろんですが、それでも尿量に耐え切れずにおむつ漏れが起こる場合には、性別にあわせたおむつの購入も検討してみましょう。
特に男の子は前漏れしやすい
おむつ漏れは、男の子のほうがしやすい傾向にあります。なぜなら、男の子は身体の構造上、おしっこが前側に流れてしまいます。そのため、吸収しきれないと前漏れを起こしてしまいます。
男の子のおむつ漏れに悩んでいる場合、こうした男の子用の紙おむつを試してみるとよいでしょう。男の子用のおむつは、前側の吸収力が強化されています。
男の子なら「前側吸収」、女の子なら「真ん中吸収」タイプ
男の子用・女の子用と分かれているパンツでも、違うのはデザインのみで性能は同じというケースもあります。パッケージやホームページを見て、男の子なら「前側吸収」、女の子なら「真ん中の吸収」をPRしていればほぼ間違いありません。
ちなみに有名どころだと、エリエールの『グーン』がパンツタイプL(体重9~14kg)から、前側吸収・真ん中吸収の違いがある男女別の紙おむつを販売しています。
9.おしっこ吸収ライナーを装着
紙おむつに装着しておしっこを吸収するライナーは、紙おむつの節約や外出先でのおむつ替えを楽にするために使われますが、就寝時のおむつ漏れ対策としても活用できます。
1枚装着し、おむつ本来の吸収力にライナー分の吸収力を上乗せすれば、一晩乗り越えらえる可能性もアップ!男の子やうつ伏せ寝が好きなこは前漏れしやすいので、性別や寝姿によって装着位置を調整できるのも嬉しいポイントです。
夜のおむつ漏れは時間とともに解消される!
月齢・年齢が進むにつれて、乳幼児は膀胱におしっこを溜めておけるようになります。おしっこの間隔が開いていくと、漏れる頻度はぐっと減っていきます。
夜のおむつ漏れは、頻度の差こそあれ、子育て中の方ならだれもが体験することです。2歳、3歳になりトイレトレーニングが完了しても、夜だけはおむつという子も多く、ビックサイズのおむつから漏れてしまうこともあります。
生活習慣に気を付け、その子にあった紙おむつを見つけ、吸収ライナーやおねしょシーツなどのグッズを活用しましょう。いくつかの対策をとっているうちに、自然と漏れる回数は減っていくはずです!