ベビー服・子供服をおさがりするときのマナー
今はおさがりを頂くことが多い赤ちゃんママも、今後自分のまわりの人に「おさがりをあげようかな」と考えたり、向こうから「ほしい!」と言われる日がくるかもしれません。おさがりをあげる側のマナーを考えてみましょう。
事前に「着なくなった洋服があるんだけど…」と相談する
当たり前ですが、相手が「おさがりが欲しい」とも言ってないのに持って行くのはNGです。「おさがりあるけれど、いる?」とまずは聞いてみましょう。
相手も「いらない」とは言いづらいと思いますので、いつ頃購入したもので、どんな服か(ブランド・サイズ・季節など)を伝えておくと、「ごめん!そのサイズのズボンはいっぱい持ってるんだ」などと断りやすくなりますし、有難迷惑と思われずに済みます。
キレイで状態の良い洋服を選別する
基本的には、シミや黄ばみ、毛玉がついているようなお洋服は避けましょう。
時には「着られればなんでも良い!」と言う人もいますが、そこまで親しくないママ友だと、思わぬトラブルに繋がる可能性もあります。
状態の良くないものをあげるのは、相手が「それでも欲しい!」としっかり了承している、気心の知れた身内や友人のみにとどめた方が賢明です。
渡す前に1度洗濯しておくと安心
おさがりをあげる前に、念のため1度洗濯をしてきましょう。
タンスなどに保管していたおさがりには、思いのほかタンス内やその家の臭いが染みついているものです。着ているときは目立たなかったシミが時間とともに目立つようになっていることもあります。
もらう側も洗濯する方が多いとは思いますが、あげる側としてもおさがりから家の様子を推測されるのはなんとなく気恥しいですよね。
おさがりをどうするかは相手に任せる
1度あげたら、それはもう相手のものです。おさがりの行方について尋ねるのは控えた方が良いでしょう。
「やっぱり返して」などと言う人は滅多にいないと思いますが、「あの服、どうした?」というのも相手にとってはプレッシャーになります。
最近では、おさがりをフリマアプリやネットオークションなどで出品する人もいます。あまり良い気持ちがしないという方もいると思いますが、相手にあげた以上、既に相手のもの。見つけてしまったのは不運なことです。考え方の違いだと割り切り、追及するのはやめましょう。
「いらないものは捨てていい」などの気遣いの言葉
おさがりをあげる際は、洋服を見せられる機会があるのなら必要なものだけ取ってもらうという方法もあります。また、そうでなくても「いらないものは遠慮なく捨ててね」という一言があると、気遣いは満点です。
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