ベビーグッズ

赤ちゃんの肌着を手作りで

赤ちゃんに手作り肌着をプレゼントしたハンドメイド体験談

赤ちゃんの肌着は何枚あっても困りません。お店で買うよりも手作りしたほうが経済的にも優しく、愛情も感じられますよね。春夏秋冬どの季節でも着られる赤ちゃん用の肌着を手作したママの体験談を紹介します。肌着は余った布などでも簡単に作れるので裁縫が苦手なママにもおすすめですよ!

裁縫初心者におすすめのベビーグッズ!手作り肌着の体験談

手先が不器用だから手作りグッズを諦めているママにおすすめなのが赤ちゃんの着る肌着です。複雑な作業が無く、布もありもので作れるので初めて裁縫するにはピッタリのベビーグッズですよ。

肌着は何枚あってもいいので、もしも失敗してもお部屋で着る分には問題ありません!何回もチャレンジしているうちにママの裁縫の腕もメキメキ上達することでしょう。
生まれてくる赤ちゃんに手作り肌着をプレゼントとした5人のママの体験談を紹介します。

1.暑い時期の部屋着にピッタリ!薄手の肌着

娘を妊娠中に、祖母(娘にとってはひいおばあちゃんにあたります)から作り方を教わって作りました。
裁縫が得意だった祖母に、なにか赤ちゃんグッズを手作りしたいと相談したら、さらしで作る肌着かおむつなら簡単だし、教えられると言われ、布おむつにする予定はなかったので、短肌着を一緒につくりました。

手芸屋さんでかったさらし1袋(多分、1反とかなんだと思いますが、あまり詳しくないので;)で5着の短肌着ができました。

はじめは縁取りのところを可愛くしたり、刺しゅうをつけたりしようと思っていたんですが、中学生ぶりのミシンに悪戦苦闘し、祖母に教えられるままに真っ白い短肌着がたくさんできました。そして、もう刺しゅうをつけたり可愛くする余裕もなく、出産し、生まれた子が退院するときこの肌着を着せました。

生まれたての赤ちゃんて、真っ白とか、ひよこみたいな黄色とか薄ピンクとかがよく似合うのし、はき戻しでシミになりやすいし、結果的にこれでよかったのかなと思っています。
産後に新生児訪問でやってきた助産師さんには、手作りのさらしの肌着、とても好評でした。汗をよく吸うし、乾きやすくていいそうです。

祖母から教わったこのサイズ、少し大きめだったようで、新生児期にぶかぶかだなーと思っていたら、娘が1歳過ぎて歩けるようになってもまだ着られて、夏の部屋着になっていました。

2.赤ちゃんらしい淡い色のロンパースも手作りで

6月生まれの娘になにか手作りしたいと思い、ねんねやおすわりの赤ちゃんの時期にしか着られない甚平ロンパースを手作りしました。

インターネットにも様々な型紙が無料で公開されていましたが、プリンターが家になくてうまく型紙をとられなかったので、手芸屋さんの型紙コーナーにある型紙を買って作りました。
買ったのは70㎝から90㎝のサイズの型紙でしたが、生まれてすぐに暑くなるし、夏が終わったらもう着せられないしと思って70㎝の型紙を少し縮めてつくりました。

サイズが小さいので手縫いでもあっという間に完成。短肌着も作っていたので、だいたい同じ要領で、直線縫いばかりで簡単でした。
製作期間は、幼稚園に行っている上の子の相手をしつつ、空いた時間にのんびり作って2着合わせて一週間ほどです。

生後1か月ですこしぶかぶか、生後2か月半の今はぴったりです。短い間だったけど、フル回転で着せました。
落ち着いた和っぽい柄と派手な花柄と2つ作ってみたけど、どっちも雰囲気が違って楽しく着せられました。
綿リップルという生地で作ったんですが、薄くてすぐ乾くし、ポコポコしてて通気性がよくていい感じでした。
来年はもう甚平ロンパース着せられないと思うから、今だけ!と思って楽しみました。

3.手作りの肌着は赤ちゃんとママの思い出にもなる

妊娠25週目のときに突然の破水から、私の息子は750gというとても小さい体で生まれてきました。生まれてすぐに保育器に入り、NICUに運ばれました。呼吸器や点滴でまさに管だらけの息子。

生まれてきてすぐにこんなに辛い思いをさせてしまって本当に申し訳ない、どうしてこんなに小さく生んでしまったのか、という気持ちで毎日毎日自分を責めました。もちろん一緒に退院することはできないため、私だけ先に自宅に戻り、退院後は毎日息子に会いに病院に行きました。

小さな体で毎日必死で生きようとする息子に、一緒に頑張ろう!という気持ちを伝えたくて、担当の看護師さんに相談して肌着を作ることにしました。
いつもそばにいるよ、という気持ちを込めて小さな肌着を4枚作りました。手芸は初心者、ミシンは中学校の家庭科以来触っていないし、糸の掛け方から悪戦苦闘しました。

何とか形にはしましたが、よくみると粗がいっぱい。けれどもたっぷり思いは込めました。沐浴後に看護師さんが手作り肌着を着せてくれているのを見ると、すごく嬉しかったです。そんな息子もすくすくと大きくなり、今は2歳です。もうあの肌着はきれませんが、今でも大事に取っています。
イヤイヤ期真っ只中の息子に疲弊したときに、小さな肌着を見て、健康に育っていることに感謝し、初心に返って育児を頑張っています。

4.思わず写真を撮りたくなる!愛らしい肌着

妊娠中に、赤ちゃんに会えるのを楽しみにして、短肌着を2枚作りました。
臨月近くのとてもお腹が大きくなったときに作ったので、ちょっとしんどかったです。もっと早い時期に作ればよかったと思いました。

ハンドメイドや裁縫はたまにしますが、赤ちゃんの短肌着を作るのは初めてでした。
図書館でベビー服のハンドメイドの本を借りてきて、参考にしました。
市販の肌着は白のものや赤ちゃんらしい落ち着いた色のものがほとんどなので、個性的で楽しい柄の肌着をたまには着せたいと思い、家にあったお気に入りのダブルガーゼ生地で製作しました。
赤ちゃん用なので生地が少なくてすみました。

縫い代が直接肌に当たらないようなデザインなので、初めての縫い方をするところもあり戸惑いました。
バイアステープで縁を包んでいくのも難しかったです。
1日で出来ました。

今回はダブルガーゼの平織りの生地で作りましたが、今度はスムースなどのニット生地で、短肌着やコンビ肌着、ロンパースなどを作りたいと思っています。
赤ちゃんに着せたらちょうど良かったです。似合っていました。
手作りすると、やはり思い入れがあるので、かわいくて、着ている写真をたくさん撮ってしまいました。

5.孫への気持ちがこもった素敵な肌着

実家の母が生まれてくる私の息子の為に、肌着を作ってくれました。
生地屋で抗菌加工のダブルガーゼ生地とバイアステープ、結び紐、そして型紙を準備し、ミシンで仕上げてくれました。

生地は男の子用にと、船や飛行機、気球など乗り物が描かれたかわいい柄です。
母はお裁縫が得意ではないのですが、「生まれてくる初孫の為に何か作りたい!」と一念発起し、肌着作りに挑戦してくれました。

頑張って6枚ほど作ってくれ、私もとても嬉しかったです。切迫早産で入院してしまった私の代わりに、一生懸命手作りをしてくれて、感謝です。
そして子どもが生まれてきた後、この肌着は大活躍しました。
というのも購入していた市販の肌着だと、生地が柔らかすぎて首元が開き肩が落ちてしまい、首回りが寒そうでした。

ところが母が作ってくれた肌着は、首回りがしっかりと寄り添うデザインで、また生地も適度なハリがあり、肩が落ちることがありませんでした。
市販の肌着もたくさん準備はしていましたが、結局母が作ってくれた肌着が一番役に立ちました。
子どもも着心地が良さそうです。

孫を想う気持ちがこもった肌着は、お守りのようにも感じます。
肌着は何枚あってもうれしいものなので、手作りお勧めで。

手作りのベビーグッズは赤ちゃんとの思い出にもなる

手作りベビーグッズを作りたくても「不器用だから…」と諦めていませんか?肌着は単純な折り目を縫うだけなので裁縫初心者にはおすすめのベビーグッズです。
また材料も100円均一の布や、余った布でも作れるのでとても経済的です。

赤ちゃんとママの思い出になる赤ちゃんの肌着を手作りしてみましょう!