ベビーカーを嫌がる時の対策
ベビーカーを嫌がる赤ちゃん・泣く1歳児への上手な対応
ベビーカーを嫌がる0歳の赤ちゃんや1歳の子供への上手な対応、ベビーカー嫌いを克服するための対策をご紹介。ベビーカーに乗ると泣く理由も解説します。おもちゃや楽しい雰囲気作りなどでベビーカーが好きになる可能性はあります!抱っこ紐やスリングを持参しつつ、少しずつ慣らしていきましょう。
ベビーカーを嫌がる時にできる対策・ベビーカー嫌い克服術
ベビーカーを嫌がる0歳・1歳児への上手な対応をご紹介。
「ベビーカー断固拒否!」の子供を育てたママたちに、ベビーカーを嫌がりはじめた時期や嫌がった理由・きっかけ、役立ったおもちゃやグッズ、ベビーカー嫌いはいつまで続いたか、ベビーカー嫌いの克服方法を教えてもらいました。
ご家庭によっては、日々の買い出しやおでかけに必須のベビーカー。諦めず、赤ちゃんたちに好きになってもらえる方法を見つけましょう!
ベビーカーを拒否する理由
赤ちゃんがベビーカーを嫌がる理由、本当に正確なところは赤ちゃん自身に聞かないとわかりませんが、いつも観察しているママたちからは「動きたい!という気持ちが強いから」「締め付けられるのが嫌なんだと思う」という意見が多く寄せられました。
生後4ヶ月・5ヶ月で寝返りができるようになった子、生後7ヶ月・8カ月でズリバイができるようになった子、1歳前後で自分の脚で歩けるようになった頃に、ベビーカーを嫌がるようになる子は多いので、この説の信憑性は高いでしょう。
また、他にも以下のような理由が考えられます。
- 抱っこやおんぶなど、密着感のある状態が好き
- 眠くてぐずりたくなる
- ママやパパの姿が見えなくて不安
- 乗っていて、怖い経験をした
- ベビーカーの乗り心地が悪い
特に乗り心地に関しては、改善の余地ありです。赤ちゃんがベビーカーを気に入ってくれるように、おもちゃなどを用意する一方で、改めてシートの通気性やベルトの調整を行いましょう。
ベビーカーを嫌がる時にできる対策
赤ちゃんがベビーカーを嫌がる時に効果的な対策を、先輩ママの体験談をもとにまとめました。
- スリングや抱っこ紐は持ち歩く
- 楽しく歌を歌いながら乗せる
- ちゃんと座れたらご褒美のお菓子
- 気が済むまで歩かせて、疲れたら頃に乗せる
- 少しぐらいは泣かせたまま慣れさせる
- 眠くてくずっている時はベビーカーを揺らす
- 赤ちゃんの顔を見てあやす
- ハンドル式のおもちゃをつけて、運転手気分にさせる
- お気に入りのおもちゃやぬいぐるみを持参
- ぬいぐるみを座らせて「一緒に座ろう!」と誘う
- いつも使っているクッションを持ち、安心感を与える
赤ちゃんに安心感を与え、「ベビーカーに乗ると楽しいことがある!」と印象付けるのがポイントです。
ベビーカー嫌いは克服できた?体験談15
0歳や1歳児がベビーカーを嫌がり、克服するために、色々な方法を実践したママたちの体験談です。
ただし、「この方法すごく上手くいった!」という方もいますが、中には結局あきらめて抱っこにした、1歳過ぎだったのでそのままベビーカーを卒業した方もいます。
ベビーカーは嫌いな子供もいる一方で、大好きで仕方のない子もいます。個人差が大きいということは押さえておきましょう。
ハンドル式のおもちゃで克服できました
まりお(36歳)
我が家のベビーカーはA型のベビーカーです。ベビーカーを嫌がるようになった時期は、ハイハイをしだすようになってからなので、1歳手前ぐらいです。きっとじっと座っているのが嫌で、動きたかったんだと思います。
嫌がっても、乗ってもらわないと困るので、ベビーカーの赤ちゃんが手を持つ部分につけられる、ハンドル式のおもちゃを購入しました。ちょうど息子が車が大好きだったため、ベビーカーで自分で運転している感覚みたいな感じになってとっても喜んでいました。
それからというものの、まったく嫌がらず、ベビーカーに進んで乗ってくれるようになりました。そこまで値段もしないのでおすすめのおもちゃです。車好きな子にはぜひ。
おもちゃ作戦
あき(30代前半)
我が家で使っていたベビーカーは、首すわり前から使えるA型タイプで、対面にもできるものでした。本当に小さな時期にも嫌がることがありましたが、それは、眠かったり、お腹が空いたという別の理由から。本格的に嫌がるようになったのは、10ヶ月頃だったと思います。
ハイハイができたり、つかまり立ちができるようになったりして、行動範囲が広がる時期に、動きたいのにベビーカーに固定されるのが嫌で、よく暴れたり、泣いていました。
対策としては、落としても洗えるタイプのおもちゃをもたせたり、「お人形が一緒に座りたいって!」と誘ったりすると、割と上手くいきました。
2歳の今も、未だに嫌がる時がありますが、だいぶ落ち着きました。嫌がった時には、同じようにおもちゃ作戦、誘う作戦で成功します。
嫌がっている子は歌いながら乗せちゃおう!
aya(30代前半)
B型ベビーカーを使用していましたが、7ヶ月頃に駅のエレベーター内でおばさん集団に「可愛いわね?」と囲まれて以来、乗るのを嫌がり始めました。人見知りだったので、少し怖かったようです。
その後は歌いながら、ベビーカーに乗せるようにしました。
抱っこしながら、「お歌が終わったらベビーカーに乗ろうね」と声をかけて、「1.2.3.4.5おまけのおまけの汽車ぽっぽ、ポーと鳴ったら乗りましょう!ポー」と乗せていました。そうすると、最初はとりあえず抵抗することなく乗っていました。それでも10分ぐらいしかもちませんでしたが。
でも、成長と共に、1歳3ヶ月頃から急にベビーカーが大好きになり、3歳近くまで乗っていました。懐かしい思い出です。
なんだかな…と思いつつ、効果は抜群な方法
ぱくぱくこ(30代前半)
1人歩きが上手になり走る事を覚え始めた1歳2ヶ月頃からベビーカーを嫌がる様になりました。
我が家にあるベビーカーはB型タイプなのですが、機嫌が良い時は、自分でよじ登り「早くお出かけしよーぜ!」という感じなのですが、自分が歩きたい時と眠い時はベビーカーに乗せるとエビ反りになって嫌がります。 声が大きい子なので反り返りながら「ギャー!」と泣かれるのと、かなり人目が気になります。
車がないと生活できない所に住んでいるので、産まれた時からチャイルドシート必須でしたが、チャイルドシートも5ヶ月頃から嫌がる様になり、その頃はおもちゃで気をひき、 生後7ヶ月頃からはお菓子を車に常備し、毎回お菓子に注意が向いてる間にシートベルトをします。
そこで、ベビーカーの時もお菓子を見せたのですが、そうすると自分からシートに座ります。息子の中では『お菓子=座る』なようです。 現在も卵ボーロは常に持ち歩いています。
気が済むまで歩かせることにしました
わかわかママ(40代前半)
ベビーカーは欲張って、新生児から使えて、A型にもB型にもなるものを買いました。よくわからなかったので、「とにかく長く使えたらよい」と思って。でも、ベビーカーを最もよく使ったのは、新生児の間、首がすわる頃までだったので、正解しでした。その後は、スリングが楽だったので、ほとんどスリングで過ごしました。
肩こりで疲れたり、面倒になった時にベビーカーに乗せていましたが、1歳半過ぎると嫌がることが多くなりました。本人は歩きたいので、乗せると身体をひねって嫌がりました。仕方ないので、気持ちが満足するまで歩かせました。特別にグッズを使ったことはないですが、疲れて眠くなるまで歩かせれば、普通に座ってくれました(そしてすぐ寝てくれた)。
うちの子の場合、ベビーカーを嫌がるのは歩きたいから。それだけだったようで、その後も、好きに歩かせる、疲れるまで遊ばせることをしていれば、ベビーカーを嫌がることはありませんでした。
結果、かなり歩かせたので歩く力がつき、2歳半くらいにはベビーカーは必要がなくなりました。
スリングを持ち歩いていました
みつこ(30代前半)
AB型のベビーカーを知人から譲り受け、月齢の低い赤ちゃんの頃は対面式で、お座りができるようになった頃から進行方向を向くようにしてお出かけに使用していました。
そこまで深刻に「絶対乗らない!」と嫌がられた時期はあまりなかったのですが、眠くなった時などは、よくぐずっていました。あまり人がいないところでは、そのまま動かしたり揺らしたりしているうちに眠ってしまいましたが、人が多いところや静かにさせたい時には、ベビーカーから出して抱っこするようにしていました。
スリングも持ち歩き、抱っこしたときはベビーカーを荷物置きにしていました。
子どもが2歳前になる頃に電動自転車を購入したので、ベビーカーはその頃から使わなくなりました。
きょうだい全員が嫌がって泣いた経験あり
葉山かなえ(37歳)
子供3人全員にベビーカーに乗せて泣かれました。
1人目はそのまま抱っこ紐へ。ベビーカーはすぐ卒業。
2人目は泣いたら抱っこするけど、落ち着いたらまたベビーカーに乗ってもらいました。2人目からはベビーカーにおもちゃをつけるようになりました。とりあえず舐められて紐でぶら下げられるアンパンマンのおもちゃをブラブラと。
泣いてもしばらく我慢してもらいましたが、周りの人の迷惑を考えて五分以内に抱っこするようにしておりました。しかしよく泣くので生後半年くらいにはベビーカー卒業しておんぶ紐か抱っこにしました。
3人目は普段から上の兄弟達にいじられていたせいか、そんなに簡単には泣きませんでした。対面から外向きに変えてあげると、むしろ外の景色を楽しんでいる様子に見えました。泣いても、周りの人を気にしなくなった私は泣かせっぱなしでおりましたし、そのうち泣かなくなりました。泣かなくなったのは生後7ヶ月頃で、2人目も泣いても乗せっぱなしにしていれば泣かなくなったのかな、とよく考えます。
やっぱり早くから慣らすのが大事かも…
ふに(39)
5歳0歳の2人の子供がいます。車移動が主なため、抱っこが重たくなり、腰が座った8ヶ月頃にB型ベビーカーを購入しました。
しかし、それまでスーパーのカートも嫌がるので基本抱っこだった子のため、乗せてもしばらくしたら仰け反って大泣きでした。乗せて歩いて慣らそうとするも、こちらが根負けする勢いで泣かれ、結局ベビーカーをあまり使うことなく大きくなりました。
5歳離れた下の子の時は、上の子の幼稚園行事や習い事など連れて歩くのに抱っこだけでは厳しいことが予測されたため、A型ベビーカーを購入しました。生後1ヶ月からちょくちょく乗せられた下の子は、上の子に比べたらはるかに大人しく座ってくれています。今は9ヶ月で、降りたくて仰け反って怒ることもありますが、ベビーカーが嫌いという訳ではないようです。やっぱり小さいうちから慣らした効果かな?という感じがしてなりません…。
ベビーカーと抱っこひもを兼用する
嶋田恵子(40代前半)
対面式のベビーカーを使っていました。生後6カ月から8ヵ月の頃ベビーカーを嫌がりました。数分はおとなしいのですが、10分以上乗せているとぐずりました。きっかけは、それまでは抱っこひもばかりだったので、急にベビーカーに変えたことの不安な気持ちからだったのかなと思います。
しばらくは、ベビーカーを近所に行くときにだけ使用しました。抱っこひもも用意しておき、嫌がったら抱っこひもに変えたり、休憩させるなど工夫しました。おもちゃを持たせたり、いっぱい遊んだ後に乗せてそのままお昼寝になるように持って行きました。
体調の悪い日も、ぐずりました。病院へ行くときは抱っこしたり車を使って、ベビーカーは使いませんでした。2ヵ月くらいで慣れてきて、平気になりました。
次女妊娠をきっかけに乗ってくれるように。しかし…
みき(28歳)
長女は本当にベビーカーが嫌いで、対面式とA型両方を持っていますが、両方ともダメで、5ヶ月ごろから断固拒否でした。丁度ズリバイをしだした頃です。よく動く娘だったので締め付け感が苦手だったみたいです。
お散歩行くにもベビーカーが苦手でなかなかいけず、ベビーカーにおもちゃを取り付けてもだめでした。少し経てば落ち着くだろうと思いましたが、1歳になっても落ち着くことはありませんでした。
そんな中、次女の妊娠がわかった頃ぐらいに我が家のベビーカーにも再び活躍の機会が!私がこれまでみたいに抱っこできないのを理解して、「ベビーカーに乗る」とぬいぐるみと一緒に乗ってくれるようになったんです。
…しかし、今では次女がいますが、「自分も乗りたい」と歩かなくなってしまいました。説得するのに時間がかかります。
あまり克服できないままベビーカー卒業
いぐみ(40歳)
私は赤ちゃんが小さい時には、A型のベビーカーを使用していました。ベビーカーを嫌がったのは生後5ヶ月くらいからで、きっかけは恐らく少しずつ動けるようになってきたので、ベビーカーの中が狭くて嫌がったのではないかと思います。
嫌がる赤ちゃんには一生懸命ベビーカーを揺らしたり、顔をみてあやしたりしていました。また新しいおもちゃをベビーカーに乗る際にあたえたりして、暫く興味をそらしたりしていました。ベビーカーを嫌がるのは、その後1年くらいずっと続きました。
結局ベビーカー嫌いをあまり克服することができず、成長してそのまま卒業しました。ベビーカーが嫌いだったので、お出掛けする際はとても大変で、私一人ではなかなかお出掛けできませんでした。
抱っこ紐を常に持ち歩いていました
きりん(30代後半)
持っていたベビーカーはAB型とB型の両方ともありました。7ヶ月前後に急に嫌がるようになったので、きっとベルトに縛られて動けなくなるというのが本人的に嫌だったんだと思います。
嫌がる赤ちゃんに対しては、ベビーカーに本人が好きなぬいぐるみをいつも括り付けておきました。おもちゃやぬいぐるみをベビーカーにつないでおく『ストラップ』が育児グッズとして売ってあるので、それを使ってベビーカーに好きなものを付けていました。それに気を取られていると、大人しく乗ってくれることが多かったです。
また、念のために常に抱っこ紐を一緒に持ち歩き、嫌がって仕方がない時はすぐに抱っこ出来るように対策をしていました。ベビーカーを嫌がる時期というのは、月齢だけでなく、その日の気分にもよるようで、大きくなってからも常に抱っこ紐は手放せませんでした。
結局嫌がり抱っこメインに
まるる(40代前半)
A型ベビーカーを所有していまいたが、生後3~4か月頃から乗るのを嫌がるようになりました。とにかくベビーカーにカチャっと固定されるのがイヤだったようで、例えばスーパーのカートなども常に嫌がっていましたね(嫌がって足をバタバタさせたので足が通せませんでした…)。
嫌がる赤ちゃんへの対応としては、ベビーカーに取り付けるタイプのおもちゃを購入しました。ちなみにバナナの形をしていて、触るとカシャカシャと音が鳴るものです。
でも、結局ベビーカーを嫌がるのは、その後ずっと続き、結局移動はほぼ抱っこでした。しかも歩くようになれば手を振り切って走って行ってしまうし、本当に大変です。
当時はベビーカーに大人しく乗っている赤ちゃんを見ては、「どうしてだろう…?」とすごく不思議に思っていました。
お気に入りのおもちゃで運転手さん
おもち(30代前半)
A型で対面式にできるベビーカーなので、首が座る前から大活躍でした。たまにグズることもありましたが特に嫌がることもなく、腰もすわって対面をやめた頃は、前を向いているので景色が違うからか、すごく楽しそうに乗っていました。
しかし、1歳過ぎてよちよち歩きの頃からベビーカーを拒むようになりました。歩けるようになってベビーカーに乗せる機会が減ったからなのかもしれません。疲れたらずっと抱っこだったのでこちらの身が持ちませんでした。
もともと車が好きな子だったのでベビーカーに付けられるアンパンマンのハンドルのおもちゃを購入したら、ベビーカーイヤイヤ期は終わり、再びベビーカー大好きになりました。
ハンドルのおもちゃを忘れるとベビーカーに乗らないほどですが、ハンドルさえあればご機嫌で運転手遊びをしています。
お気に入りのおもちゃやクッションを持参
山崎みよこ(30代前半)
対面式のベビーカーに、初めて赤ちゃんを乗せたのは4ヶ月の頃でした。近くのスーパに行くためだったのですが、スーパーの中に入った瞬間大泣きしてしまったので、私もビックリしてしまいました。
それからベビーカーに乗せる時はお気に入りの、光って音が鳴るおもちゃとお気に入りの小さいクッションを必ず持って行くようにしました。
おもちゃは、たくさん積み過ぎないように気を付けていました。おしりの下におもちゃがあって、そのまま座り続けた結果、おしりが赤くなってしまったことがありました。ちょっと擦れてしまったのですが何ともなくて良かったです。