育児・お世話

赤ちゃんがおむつ替えで泣く

赤ちゃんがおむつ替えで泣く体験談15どうしたらいいの?

おむつ替えの時に泣いておむつ交換を嫌がる赤ちゃんは多いです。力でなんとかできるうちはいいのですが、寝返りやはいはい、たっちができるようになると途端におむつ替えは難しくなります。おむつ交換を泣いて嫌がる赤ちゃんを大人しくさせるにはどうしたらいいのでしょうか。

赤ちゃんがおむつ替えの時に泣いたらどうすればいいの?

おむつ替えをしてもらうと気持ちよくなるのに、なぜか赤ちゃんはおむつ替えをいやがります。さらさらの汚れていない新しいおむつは気持ちよくて快適だから、泣いて暴れていないでおむつ替えをさせて欲しいわと困っているママが多いので、泣いておむつ替えを嫌がる赤ちゃんを泣き止ませ、おむつをスムーズに交換する方法を先輩たちに聞きました。

赤ちゃんがおむつ替えを泣いて嫌がる原因は冒険してみたいから?

寄せられた体験談から、赤ちゃんがおむつ替えを泣いて嫌がるようになったのは、寝返りができるようになった頃ということが分かりました。寝返りができるようになると、赤ちゃんから見える世界が広がります。自分の力で寝返りを打って見る世界を広げることができるのですから、赤ちゃんにとっては未知の世界を冒険しているのと同じ事、きっとわくわくが止まらないのでしょう。

赤ちゃんは、大好きなママが気持ちのいい新しいおむつに交換してくれると分かっていても、わくわくドキドキの冒険を妨げられるのは許せません。「冒険の邪魔をしないで!」という思いを、泣いて暴れることで表現し、赤ちゃんなりに気持ちを伝えているのです。そう考えると、赤ちゃんがおむつ替えを泣いて嫌がるのは、むしろ歓迎すべきことと思えます。

赤ちゃんがおむつ替えを泣いて嫌がった時の対処

赤ちゃんがおむつ替えを泣いて嫌がるのは成長の証と言えますが、だからと言っておむつ替えをしない訳にはいきません。ここは、おむつ替えをさせてもらえるように、上手に赤ちゃんの冒険心をそらせる必要があります。

まず、お気に入りのおもちゃを赤ちゃんの目の前に差し出してみましょう。「ほら、大好きなシャンシャンだよ。木登りもできるようになったんだよ」などと話しかけてみてください。赤ちゃんが興味を示したらおむつ替えのチャンスです。赤ちゃんがおもちゃを手にしている間に、おむつを交換してしまいましょう。

音のなるおもちゃも泣き止ませの効果があります。メリー、ガラガラ、ママの歌だって赤ちゃんの興味を引くかも知れません。それでも泣き止まずおむつ替えを嫌がる時は、最終手段として諦めることを考えてみるのもいいでしょう。赤ちゃんの冒険心が静まるのを待ち、おむつ替えを先延ばしするのもひとつです。「そんな時もあるよね」と気持ちを大きく持って、次のおむつ替えの機会をうかがってください。

赤ちゃんがおむつ替えを嫌がって泣く体験談

ここからは、寄せられた赤ちゃんがおむつ替えを嫌がって泣く体験談をご紹介していきます。赤ちゃんがおむつ替えを嫌がって泣く経験は、どんなママにもあります。いかにして赤ちゃんの気持ちを他に向けさせるかが勝負の分かれ目です。いろいろ試して、ベストな方法を見つけましょう。

好きなおもちゃを出す

ぺんぎん(30代後半)


今現在1歳11ヶ月の女の子の赤ちゃんを育てています。今現在はおむつ替えをする際に泣くことはありませんが、生後4ヶ月から6ヶ月くらいの間に、おむつ替えの際によく泣いていた覚えがあります。

その頃に寝返りが出来るようになっていたので、おむつ替えをしようとするとコロンと寝転んで嫌がったりして、ちょっと大変な時期がありました。

そんな時は、仰向けに寝せた状態で目の前で好きなおもちゃを見せたりして興味をひかせている間にササッとおむつ替えをするようにしていました。この対応は、タイミングによってうまく行く時とそうでない時がありましたが、全体的には成功していたと思います。

おむつ替えの度に子供が泣くとこちらも滅入ってしまいますが、それもずっと続くわけではないし、お子さんによってうまい対処法があると思います。それを見つけながらしていくのも良いのではないかと思います。

何かに集中させる

まちむら(30代後半)


現在2歳の男の子です。おむつ替えの時はじっとしてくれると助かるのですが、動きたがることが良くあります。どこかへ行こうとするのを制止すると、それを振り切って走り去ろうとしたり、おむつ替えの体勢が嫌な時は、くるっと起き上がったりします。

それを必死に抑え込もうとすると、泣いたり暴れたりという風です。もっと小さい時は力技で交換できたのですが、息子も筋力がついてきて抵抗する力が強く、抑え込むのが難しくなりました。

つかまり立ちが出来ない時は、おもちゃなどで気を逸らせて、立てるようになったらその姿勢がやりやすいので、そのまま交換していました。立った状態ではお菓子や子供向けの動画などを見せて注意を向けていました。時間がある時に限りますが、主人が息子を抑えてくれたり、母が注意を向けてくれたりすることもあります。

誰かが手伝ってくれると成功率は格段に上がるのですが、大抵は一人で交換するので、息子が逃げてしまう時もあります。2歳ごろになって走るのが当たり前になってくると、寝ながらの方がかえって成功する気がします。決まった方法に囚われず、自身のお子さんに合った方法を見つけるのが良いと思います。

話しかけながらおむつ替えをする

なな(40歳前半)


3歳の男の子がいます。ねんねの頃は、おしりふきが冷たいとびっくりして泣きました。寝返りができるようになると、動きをさえぎられるのでバタバタして泣きます。

なので、早めにパンツタイプに変更しました。歩けるようになると、寝かされるのが嫌で逃げてしまうので機嫌を取りながらささっと済ませました。動いても押さえつけるのを極力避けると嫌がりません。必ず寝転んでというのはうんちの時だけにしました。

おむつ替えは、話しかけながらすると、理解してくれるようになります。機嫌が悪いときは避けて、誰かにあやしてもらうと泣く回数が減ります。ですから、無理やり交換するというのをやめるようにしました。ちょっと時間をおいてからすると素直になります。

ビニール袋をガサガサ

りんご(37歳)


2カ月目に入ったところです。起きたら授乳前にオムツを交換するようにしていますが、いつも泣いて足をバタバタして暴れます。授乳後に交換すると、今度はミルクを吐いてしまうので、やはり授乳前になってしまいます。

どうしても泣く声が大きい時は、ビニール袋をガサガサしたり、胎動の音をながしたり、おしゃぶりを使ったり、唇を軽くトントンとすると、授乳と思い、わずかな間ですが静かになります。

起きているときはあまり機嫌が良くないときが多いので、色々と泣いたりグズグズしないように試してみると良いと思います。しかし、赤ちゃんは泣くものと開き直って、腹をくくるのが良いかと私は覚悟を決めました。子供にも個性があるので、その子に合わせてあげることが一番良いと思います。

普段触らせないものを渡す

aktnn(30代前半)


1歳になったばかりの女の子です。寝返りができるようになり、自分で動けるようになったころからオムツ替えを嫌がるようになりました。毎回、ひっくり返ろうと動きまくり、足をバタつかせて嫌がり、泣きわめきます。

毎回毎回大変なので、お気に入りのおもちゃで気をひくことにしました。いつものおもちゃではすぐ飽きてしまうので、新しいオムツやおしりふきのケースなど普段触らせないものを渡すと、それが気になり大人しくしていてくれることが多くなりました。

オムツ替えも動きまわると中々進まずストレスになるばかりなので、他のことで気をそらせているうちにパパッと済ませてしまえばとても楽です。音の鳴るおもちゃやオルゴールを近くに置くことも結構効果的でした。

手遊び歌を歌う

はな(20代後半)


3歳、1歳、3ヶ月の男の子の母です。1歳の真ん中の子がちょうどおむつ替えを嫌がる時期になりました。寝転がらせてズボンを脱がすと脱走しようとしたり、おしりナップをとっている間に暴れて逃げようとしたり、おむつをはかせようとすると走って逃げたり、1工程ずつ逃れようとして泣いています。

最初はおもちゃを渡して気をまぎらわせる作戦を試してみましたが、一瞬でおもちゃを捨てて効果がありませんでした。次に試してみたのが手遊び歌です。こちらは効果覿面。ちょうど保育所で色々な手遊びを覚えて家で披露してくれることも増えてきている時期でもあるので、喜んで手遊びをしてくれている間に、おむつをぱぱっと替えられるようになりました。

自分のしたい手遊びの歌じゃないと、んーっと言って歌を変えろアピールをしてきますが、知っている手遊び歌を一通り歌うと、どれかは絶対にはまるので助かっています。

その子その子で興味のあることが違ってくるとは思いますが、おむつ替えをする前に1度座らせて、手遊び歌を歌いながら寝転ばせてみてください。ほとんどの子供は手遊び歌が大好きだと思うし、寝転がっていても出来るものが多いので、1度試してみてください。

くすぐる

まむまむ(20代後半)


2歳の娘ですが、1歳過ぎくらいから自己主張が強くなってきてオムツ替えを嫌がるようになりました。しかし、汚れたオムツを放って置くわけにもいかず、泣いて暴れる娘を両足でプロレス技をかけるように羽交い締めにし、無理やり交換していました。

どうにか落ち着いて出来ないものかと考えた結果、オムツ替えを楽しませれば良いのではないかと思い、足の付け根をくすぐって笑わせて、ひとしきり笑わせて少し疲れさせてから替えるようにしました。

すると、徐々にオムツ替え=遊んでくれるという認識になったようで、素直に横になってくれるようになりました。毎日何度もやらなければいけない作業ですから、手こずるとどんどん辛くなってきますが、子供は楽しませれば機嫌が良くなりコントロールしやすくなりますので、お子さんにあった方法を見つけていくことが大事かと思います。

無理に寝転がさない

ダッフゥー(33歳)


10ヶ月の女の子です。うちの子は女の子ですが、かなりのわんぱくガールでじっとしてられません。ねんねの時期はオムツ換えが楽だったのですが、動けるようになってから寝転がせてオムツを変えようとすると、かなり泣いて暴れます。特にウンチの時は困ります。

最近では、立ったままウンチのオムツ交換もします。お腹が空いていると座りたがるかもしれません。それでも動きそうな場合は、テーブルの上に音楽がなるものや、最終手段は「お母さんと一緒」を見せます。

動きたい子は、無理に寝転がせて換えるより、立ったままの方が効率良いかもです。色々なママにオムツ交換の相談をしましたが、子供はそれぞれ違うので、参考にしつつ、人と同じ事に囚われないのも必要かと思います。

立ったまま替える

ささみ(25歳)


現在1歳の女の子がいます。寝返りができるようになった頃からオムツ替え中に大人しくすることが少なくなっていきました。それでも起き上がることができないうちは、まだ一人でもなんとかオムツ替えをすることができていました。

ただ、大量のウンチの時は足をあまりにも暴れさしてウンチまみれになりかねなかったので、旦那に足を掴んでもらったり、お風呂場でオムツを脱がしてそのままシャワーで流したりしていました。

一人で起き上がれるようになってからは、寝転がるのを嫌がるようになり、むりやり寝かせるとギャン泣きされました。その時は、つかまり立ちの要領でわたしの肩にもたれ掛からせ、立った状態でオムツ替えをするようにしました。

おもちゃやオムツを持たせておくと割と大人しくしてくれたので、その間に替えていました。立った状態だとちゃんと拭けているか目視では確認できないので、片足を持ち上げて念入りに拭きました。

あまりにも泣いて暴れるようなら、無理して寝転がせて替えなくても方法はあると思います。泣いて嫌がるのも一時的なものだと思うので、あまり思い詰めず受け流していきましょう。

ほめる

えみりこ(32歳)


現在1歳半の男の子です。毎回オムツを替えるたびに暴れ泣き出します。はじめはズボンを脱がしてから嫌がって足をバタバタし暴れだします。押さえつけるようにすると泣き出します。

なので、押さえつけず声をかけながら今日もかわいいね、くりくりおめめはどこかなぁ?ぷにぷにほっぺはどこかなぁ?むちむちあんよはおりこうさんにしてるかなぁ?と、とにかくお顔をみながら誉めまくります。

あとは、アンパンマン探しをします。オムツを変えながら、あっ!今アンパンマンがいたよ!アンパンマンどこにいるかなぁ?○○くんのおしりにバイキンマンがいるかもしれないからママがみてみるね。という感じにあやします。

体の一部をほめる、今一番好きなアンパンマンは効果があり、赤ちゃんも笑いながら大人しくオムツを替えさせてくれます。とにかくほめて、好きなキャラクターを出しつつママも笑顔でいること。暴れて泣き出すとママも疲れますから、怒らず笑顔でおむつ替えをするようにしてください。

目を見て説明をする

マリオ(22歳)


私には今2歳になる子供が居ます。1歳半ごろくらいになると、寝返りが出来るようになり、オムツ替えの時には泣いて暴れてすんなりとはさせてくれませんし、2歳になる前ぐらいからは、力も強くなり、オムツ替えがさらに難しくなり、オムツ替えをするのが本当に嫌になってしまうほどでした。

ですが、ある時、子供は私の足にしがみつき、ズボンをいきなり下げたのです。何をするんだ!と思ったと同時に私はハッとさせられました。私はいつも、オムツを替える時に流れ作業のように、子供に何も伝えず、やっていたことに気付きました。

その日から私は、ズボンを脱がす前には「失礼します」と確認をとってみると、「はい」と返事が返ってき、そのあと、なぜオムツを替えるのかという自分なりの説明をしました。

その言葉かけをするようになり、かなり大人しくかえさせてくれるようになりました。自分の友達や家族に説明をするように、普段の言葉でゆっくりと教えてあげる事が大事です。

ベビージムで気をそらす

たかこ(39歳)


現在9ヶ月の女の子がいるママです。娘は寝返りをするのが3ヶ月と早く、それからは動き回るのでおむつ替えは本当に大変でした。テープタイプのオムツを生後6ヶ月くらいまで使用していましたが、オムツを外すと、すぐに寝返りをしてずりばいし始めるので、オムツ替えがストレスになっていました。

追いかけて、仰向けにさせて、押さえつけての繰り返しで、腰は痛くなるわ、娘はギャン泣きするわで、ウンチ処理にも時間がかかっていました。

オムツをパンツタイプに変えてからは、おしっこの時はオムツ交換がかなり楽になりました。ウンチの時はしっかりと拭き取らないといけないので、仰向けにしなければなりませんが、動きが活発になるに連れて大変さが増しました。

そこでベビージムの下に連れていき、仰向けにしてからオムツを変えると、ジムからぶら下がったオモチャで遊び始め、その隙にスムーズに交換できるようになりました。

外出先では、オムツポーチにマスコットを付け、与えて遊ばせている間に交換しています。赤ちゃんは好奇心が旺盛なので、気をそらせる安全なオモチャのようなものを握らせておけば、ママのオムツ交換のストレスが軽減できると思います。

テレビをつける

コアラ(1歳前半)


私の子どもは1歳と4ヶ月です。オムツ替えを毎回嫌がり、パンツの横を破った瞬間に、後ろを振り向き、泣きながらハイハイでどこかに行こうとします。なので、その時は、子どもの好きなおもちゃを渡します。

何個か種類はありますが、一番好きなのは使わなくなったガラケーです。よく私達夫婦が、携帯を使っているので、携帯にとても興味がある様子で、渡すとすぐに大人しくなります。なので、ご自身の子どもさんの好きな物や、興味のある物を渡されるのがいいと思います。

物を渡すだけでなく、子どもの興味のあるテレビをつけることで、子どもの興味がそちらにいき、大人しくオムツ替えをさせてもらえます。なので、普段から、子どもさんが何に興味を持たれているのかを見つけておくことが大切です。

メリーで気を引く

トマト(30代前半)


4ヶ月の息子を持つ母親です。少し前から、オムツ替えの度に泣いて、足をバタバタさせて暴れるようになりました。仕方ないですが、大人しくしていないと上手くオムツ替え出来ないので、優しく声をかけますが全く聞いてくれません。

次に試したのは、お気に入りのおもちゃを赤ちゃんの真上で見せつけます。これには効果があって、おもちゃで興味を引き付けておいて、その間にオムツを替えてしまいます。もし家にメリーがある方は、メリーで気を引きつけるのも効果があるかもしれません。

子供も十人十色なので、何に興味を示すかは分かりません。色々なことを試してみて、子供が興味持ったことをオムツ替えの時に行うことで、オムツ替えが楽になります。

興味があるものを渡す

ちちゃん(20歳)


女の子で2歳になります。何かやりたい事があるときや、自分のおむつ替えのタイミングでない時は泣いて嫌がります。もう2歳なので、言葉が分かるので、お尻痛い痛いになるからおむつを交換してから遊ぼうね!などと、説明しています。

それか、好きなキャラクターのおもちゃを預けて、キャラクターがお話ししているように見せてから、おむつを交換しようね!と話しかけています。説明しても分からないときは、キャラクターを利用するといいです。

泣いて転がられたり足をバタバタされるとイライラしてきたりしますよね。色んな工夫をしていくうちに、その子にあったものが見つかりますので、それが見つかればとっても楽になります。それが見つからないから苦労してるんじゃん!て思うと思いますが、のんびり子供さんに合わせてやってみて下さい。

赤ちゃんがおむつ替えを嫌がって泣いてもあわてないで

赤ちゃんがおむつ替えを嫌がって泣いてもあわてなくて大丈夫です。赤ちゃんが泣くのを止めさせる方法をいくつか試してその赤ちゃんに合ったやり方を見つけてください。いい方法が見つからなくても、少し時間をおいてまたやってみればいいので、おむつ替えができないと思い詰めなくてもいいのです。