育児・お世話

赤ちゃんの生活リズムの作り方

赤ちゃんの生活リズム表を作ろう!タイムスケジュール例

赤ちゃんの生活リズムはいつから整えていける?一日のタイムスケジュール例や赤ちゃんの月齢によって生活リズムの整え方のコツをつかみましょう。思い通りにいかない、寝てくれないとイライラしてしまうこともありますが理想の生活リズム表通りいかなくても大丈夫、リズムの取り戻し方もチェック!

赤ちゃんの生活リズムを作りたい!月齢別のポイント

赤ちゃんの生活リズムは、生まれてまもなくは昼夜逆転していることが多いです。赤ちゃんが産まれ、かわいいわ一日一日の発見が嬉しわといった日々の半面で、夜中の授乳や慣れないお世話に、もうてんてこ舞い!という状況にも陥りがちになります。

産まれたばかりは朝も昼も夜もない赤ちゃんだとしても、徐々に人間界の生活にも適応していってもらわなければ困ります。その第一歩が生活リズムです。

「いつまでたっても赤ちゃんの生活リズムがバラバラ、こっちの体力も持たない」となると、そろそろ生活リズムも知ってもらいたいな…という気持ちにもなりますが、相手は赤ちゃん、言ってわかるような相手じゃありません。
「赤ちゃんの生活リズムはいつから整えてあげればよいの?」「理想的なタイムスケジュールってどんなの?」といった赤ちゃんの生活リズムについての疑問に、月齢ごとの生活リズム表を使って解説していきます。

注意事項

赤ちゃんの発達は個人差が大きく、早くおしゃべりするけど歩くのが遅い、活発だけど人見知りが激しいなどアンバランスなことも少なくありません。ここで示すタイムスケジュールも、月齢にとらわれないで発育の項目などで自分の赤ちゃんが今どの段階かを確認しながら、ひとつの目安として使ってください。

赤ちゃんの生活リズムの作り方:新生児~2ヶ月

新生児から生後2ヶ月前後では1日のほとんどを寝て過ごす時期なので、今はまだ生活リズムということをあまり意識する必要はありません。ですが、新生児であっても光も音も匂いもすでに感じているので、「朝になったらカーテンを開け、夜になったらテレビを消して静かにする、起きたときには、抱っこで外の空気を感じさせてあげる」…といったお世話をしてあげることで、その後の生活リズム作りがスムーズになります。

新生児期・1ヶ月・2ヶ月の頃のお悩みと生活リズムを作るワンポイント

この頃の赤ちゃんは、母乳なら1~3時間おき、赤ちゃんがほしがったときを基本に頻繁に授乳していきます。ミルクでも3時間おきですから、パパとママはなかなかまとめて寝られない時期です。排泄は、授乳することで腸が動くことから、授乳のたびにうんちとおしっこという赤ちゃんが多いです。

個人差はありますが、授乳のペースが安定して夜間の授乳間隔が少しずつ空き始めるのが、生後3~4ヶ月からで、排泄のペースが安定してくるのが生後5~6ヶ月からになります。

それまでは、赤ちゃんがねんねしている間はママも一緒にウトウトすることが母乳の質や量を上げるためにも必須です。家事は必要最小限をテーマにして、うまく乗り切ることが大切です。

まだ赤ちゃんの生活リズムを確定できる段階ではありませんが、それぞれの月ごとの赤ちゃんの一日を見ていきましょう。

新生児期の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳回数:母乳のみなら上限なし。ミルクは消化に時間がかかるので約3時間ごとに計8回くらい。混合の場合もミルクは3時間あけるように。その間、赤ちゃんがほしがったら母乳のみを与えます。

うんち:1日1~10回くらい(母乳はやや多め、ミルクは少なめ、混合はその中間という傾向)。うんちとおしっこが授乳時とほぼ同時ということも多いです。

一日に10回もうんちをされてしまうと大人の感覚では「大丈夫なのかな…?」と心配になってしまいますが、赤ちゃんの機嫌、食欲、うんちの色などを総合的に判断して健康そうなら特に心配はいりません。

昼寝:1日のほとんどを寝て過ごします。

発育:まだ1日中寝ていますが、生後3週間を過ぎると、赤ちゃんによっては寝ているだけでは飽きてしまい、ママの抱っこで喜ぶような赤ちゃんも出てきます。

生後1ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳回数:この時期も新生児期と同じで、母乳のみなら上限なし。ミルクなら約3時間ごとに計8回くらい。混合の場合もミルクは3時間あけ、その間、ほしかがったら母乳のみを与えます。

うんち:1日1~10回くらい(母乳はやや多め、ミルクは少なめの傾向)。まだこの時期も、うんちとおしっこが授乳時とほぼ同時ということも多いです。

昼寝:1日の多くを寝て過ごしますが、起きている時間が少し長くなります。

発育:遊びもできるようになりますが、ママが話しかけながら横抱きでゆらゆらしたり、窓のそばで光や風を感じさせる程度。それだけでも赤ちゃんの脳を刺激して発達を早めたり、日中は活動する時間ということを徐々に意識させ、生活習慣を作りはじめるきっかけを作ります。

生後2ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳回数:この時期も新生児期とほとんど同じ。母乳のみなら上限なし。ミルクなら約3時間ごとに計8回ほど。混合の場合もミルクは3時間あけ、ほしかがったら母乳のみを与えます。

うんち:1日1~8回くらい。まだ、うんちとおしっこが授乳時と同時という赤ちゃんが多いです。

昼寝:多くを寝て過ごしますが、起きている時間が長くなります。

発育:首をささえた状態で「たて抱っこ」ができるようになるので、外の景色を眺めさせてあげましょう。あやすと笑顔が出るようになるのもこの時期で、短時間のお散歩もはじめどきです。抱っこでいろいろなものを見せてあげましょう。

赤ちゃんの生活リズムの作り方3ヶ月~5ヶ月

赤ちゃんが赤ちゃんらしくなってくる時期です。
新生児期の反射とは違って「嬉しい」気持ちから笑顔を作るようになります。ぷくぷくしてかわいい笑顔に声を出して笑うことも出てくるでしょう。昼夜の区別がつくようになり、授乳間隔が徐々に整ってくるのもこの頃です。

ですが、赤ちゃんの生活リズムは一日でなるものではありません。朝は洋服を着替え、日中の短時間なら近所のお散歩に行くなど積極的に体を刺激して遊ばせることで、良い睡眠や理想の生活リズム作りにつながります。

3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月の頃のお悩みと生活リズムを作るワンポイント

赤ちゃんから笑う反応が出るということは、うれしい!楽しい!という感情が芽生えてきた証拠です。ということは、その反対のさびしい、悲しい、といった気持ちもぼんやりとですが感じ始めていて、お腹もいっぱい、おむつも快適なのに、なぜか泣いてしまうこともあるでしょう。

抱っこして!とせがんでくるので、家事をする時間すらなくなってしまうこともあります。室内でもスリングやおんぶ紐をうまく使うと簡単な家事はこなせるので、この時期の必須アイテムの1つと言えるでしょう。

それでは、月齢別の様子を見ていきましょう。

3ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳回数:まだ回数を飲みたがる赤ちゃんもいれば徐々に間隔があく赤ちゃんもいて、かなり個人差の大きい時期。母乳だと7回~10回、ミルクは5~8回が平均的。

出産の回復もままならないうちに、育児に追われしっかり眠れない日々が続いた人は、疲労が溜まりに溜まっているころでもあります。どうかゆっくり寝たい…と思う日は、夜の授乳を腹持ちのよいミルクにするなど、うまく調整していくのがコツです。

うんち:1日1~4回くらい。この時期は毎日出なくても、痛がる様子がなくするりと出るようならほとんど心配はありません。様子をみましょう。

昼寝:起きている時間が長くなり、夜の授乳間隔が少しあいて明け方くらいまで寝てくれる赤ちゃんもいます。また、夕方になぜかぐずぐずする「たそがれ泣き」をする赤ちゃんがでてきます。
黄昏泣きは医学的な理由はまだわかりませんが、夕飯の支度は早めに済ませておき、抱っこやおんぶでじっくり付き合ってあげるのが一番の得策です。

発育:首がしっかりし始めるので、遊びのバリエーションが増えます。近くにいる人の顔の表情くらいならややぼんやりでも見えるようになります。たくさんの笑顔で赤ちゃんと遊んであげましょう。

4ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳回数:授乳間隔がだいぶ安定してきます。ミルクならうまくいくときは4時間あき、1日6回前後に。母乳も5~8回決まった時間帯にほしがるようになってきます。
ただこれも個人差が大きく、男の子の方がお腹もすきやすく、母乳回数が多い傾向があるようです。

うんち:1日1~4回くらい。本格的な離乳食がはじまるまでは、毎日出なくても痛がる様子がなく、するりと出るようならほぼ心配はありません。様子をみましょう。

昼寝:「たそがれ泣き」は5、6ヶ月を目安に自然とおさまります。

発育:授乳やうんちのリズムがますます安定して発展する時期です。首がだいぶしっかりしてくるので、気候の良い日は、ちょっと遠い公園までお散歩もできるようになります。

5ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳&食事:5ヶ月後半~6ヶ月に差し掛かるころには、4ヶ月の授乳ペースを保ったまま、午前中の授乳時に、1回だけ離乳食をプラスするのも良い時期です。食物アレルギーや個人差があるので、赤ちゃんの様子をみながら進める・止めるを見極めてあげてあげましょう。

うんち:1日1~4回くらい。はじめての離乳食の影響でうんちがゆるく回数が増えてしまうことも。白湯や麦茶などもプラスして水分補給を大切に。

昼寝:昼寝のペースも安定してきます。生活リズムが作りやすくなってきます。

発育:首がすわり、寝返りを始める赤ちゃんがも増えてきます。お散歩や室内遊びでたっぷり遊んで、安定した生活リズムになるよう心がけましょう。

赤ちゃんの生活リズムの作り方6ヶ月~8ヶ月

生後6ヶ月を過ぎると赤ちゃんの首すわり、体もしっかりしてグーンとたくましくなります。運動発達では、お座りやハイハイを始める赤ちゃんも出てきます。昼間にいっぱい体を動かすことで、明け方くらいまでまとめて寝てくれるようになる赤ちゃんも増えてきます。

6ヶ月・7ヶ月・8ヶ月の頃のお悩みと生活リズムを作るワンポイント

この頃の赤ちゃんは、握ったおもちゃを反対の手に握り直すという、高度な技も使えるようになります。ママとの遊びでは、赤ちゃんをひとりでお座わりさせたり、ハイハイさせたりするとうまく体力を使うので、良いお昼寝につながります。また、いろいろなものに触れさせてあげると五感が刺激され、脳が活発化します。脳の活動は体力をよく消耗するので、赤ちゃんの良い睡眠には欠かせない日課と言えます。

だいぶねんねが安定してきた時期ですが、感受性も強くなり、夜泣きとの戦いが始まるときでもあります。6、7、8ヶ月の月ごとの生活リズムを見ていきましょう。

6ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳&食事:授乳ペースは5ヶ月のまま、午前中の1回に離乳食を加えます。栄養はまだ授乳がメインなので、離乳食の後はそれまでと変わらず授乳します。

うんち:1日1~4回くらい。離乳食の影響でうんちがゆるく回数が増えてしまう場合、白湯や麦茶などもプラスして水分補給をします。

昼寝:1日2回くらい。

発育:支えがあればお座りができるようになります。感情や記憶機能も発達し、人見知りを始める子もいます。それらは脳を活発に使っている証拠なので、さまざまな人やものに触れさせてあげましょう。夜泣きをするときもありますが、いつまでも続くものでもありません。むしろ良い睡眠の確保にもつながります。

7ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳&食事:離乳食をはじめて1ヶ月ほど経過したころ。様子をみて、下痢や腹痛、不機嫌、食物アレルギーなどの症状がなければ、離乳食を午前と午後の2回にします。栄養はまだ授乳がメインなので、離乳食後の授乳も大丈夫。ただ、離乳食中は、白湯や麦茶を飲ませると良いです。

うんち:1日1~4回くらい。離乳食にも慣れ、うんちの状態や回数が安定してきます。

昼寝:1日2回くらい。

発育:お座りが安定してきます。「ずりばい」や「いざり」をはじめる赤ちゃんもいます。たくさん動くことで、夜の眠りが深くなる子もいる一方で、夜泣きが盛んになる子も。夜泣きで疲れた日は赤ちゃんと一緒にしっかりお昼寝して、体と心に休養を与えてあげてください。

8ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳&食事:1日2回の離乳食が徐々に安定し、食欲旺盛な子なら一回量が増えていきます。反対にあまり食べない子でも、それも個性である場合が。発育に影響ないようなら、気負わず授乳でフォローして!

うんち:1日1~3回くらい。

昼寝:1日2回くらい。

発育:早い子は「つかまり立ち」をするなど、どんどん動きは活発になります。家にこもりっぱなしでは、夜にきちんと寝られない原因ともなります。気候の良い日は午後の遊びをお外遊びに切り替え、よりメリハリのある生活リズムを作るのも良い方法です。

生活リズムの作り方9ヶ月~11ヶ月

0歳代最後のこの時期は、心も体も、そして生活リズムも幼児期へと成長するための大事な時期です。各月齢の特徴に合わせてうまくサポートしてあげましょう。

9ヶ月~11ヶ月の頃によくあるお悩みと生活リズムを作るワンポイント

つかまり立ちや伝い歩きをはじめ、1歳前後には、よちよちですが、いよいよ「あんよ」をし始める赤ちゃんも出てきます。

日中は、たくさん動いて遊ぶことで夜が深い眠りになり、ママの睡眠の確保にもつながります。離乳食も順調なら1日3回にしましょう。大人と近い形での生活リズムが確立されていきます。

9~10ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳&食事:良く噛めて楽しく離乳食が進んでいるようなら、徐々に1日3回の生活リズムへと移行していきます。ただし離乳食の進みは1歳半くらいまで個人差が大きいので、無理はさせず、焦らずに赤ちゃんのペースに合わせてあげても良いでしょう。

生後8~9ヶ月ころから夜間断乳に取り組む人もいます。夜間断乳は生活リズムの確保のカギにはなりますが、現段階では赤ちゃんやママの様子を優先してOKです。これも無理をする必要はありません。

うんち:1日1~2回くらい。新生児の頃から数ヶ月は授乳とほぼ同時だった排泄が、離乳食前や離乳食後というように、いつの間にか排泄独自のタイミングが独立しています。

昼寝:朝晩2回。昼寝も1回だけになる赤ちゃんが増えてきます。

発育:ハイハイをしたり伝い歩きが得意になる赤ちゃんが出てきますが、中にはたっちやうつぶせが嫌いな子もいます。運動機能の発達が多少遅くても知力や表情の有無がしっかりしていれば、あまり気にし過ぎないことも大切です。

11ヶ月の赤ちゃんの一日・タイムスケジュール例

※授乳は混合の例(目安としてください)

授乳&食事:1日3回の離乳食という生活リズムが板についてきます。順調に食べているのであれば、栄養は離乳食がメインとなり、母乳やミルクは補助的なものになっていきます。母乳なら回数の調整をしましょう。ミルクは回数とフォローアップミルクに変更するのもこの時期からが目安です。

うんち:1日1~2回くらい。

昼寝:1回くらい。午前に昼寝をする子も30分や1時間程度になります。

発育:つたい歩く、「ママ」のような言葉を発するなど、体も脳の目覚ましい発達をとげる時期。夜はできるだけ早く寝かせてあげることで、自然と早寝早起きができる子になっていきます。