育児・お世話

赤ちゃんの髪型づくりの参考書

赤ちゃんの髪型参考書!少ない髪でもママの魔法でかわいく変身

赤ちゃんの髪型をかわいく変えてみましょう!自宅で簡単にできるホームカットの方法、赤ちゃんの髪型を決めるときに参考にかっこいい&かわいいヘアスタイル集や、少ない髪でも似合うかわいいアレンジの方法を解説します!くせ毛や薄毛など赤ちゃんの髪型がキマらない原因やお悩み解消法も必見。

赤ちゃんの髪型を楽しもう!初めての赤ちゃんカット&アレンジ

赤ちゃんの髪型は長さや量、伸びる速さなど赤ちゃんによって様々なので、どんなタイミングで初めてのカットをしたらいいか迷いますよね。赤ちゃんの髪型を変えたいパパやママ向けに、赤ちゃんカットをするときに必要なもの、カットの仕方やコツなどを解説します。

自宅で簡単にできるヘアスタイルやヘアアレンジなどもご紹介しますので、赤ちゃんの髪型をおしゃれに変身させたい方は必見です!

赤ちゃんの髪型ベース編★ヘアスタイル集

赤ちゃんのカットを初めてするときは、一体どんな髪型が似合うのか迷いますよね。女の子と男の子別に、おしゃれに見えるヘアスタイルをご紹介しますので、髪型選びの参考にしてください。

女の子におすすめのヘアスタイル

女の子の髪型はショートヘアからロングヘアまで、幅広いヘアスタイルから選ぶことができます。子供のあどけなさがかわいい前髪パッツンや、ちょっと背伸びをしたような髪型など、赤ちゃんに似合いそうな髪型を選んであげてください!

キュートさが倍増!前髪パッツン

前髪をくしですくい、眉毛の上でカットするイメージで、人さし指と中指で前髪をはさみます。その下側をハサミで一直線になるようにカット。真ん中と左右の3回くらいに分けるとスムーズです。
前髪をカットするときは、赤ちゃんが急に動いて失敗してしまわないように、しっかりとおでこを押さえておきましょう。

おかっぱヘアで子供らしさ全開!

赤ちゃんの細くてツヤツヤな髪の毛は、おかっぱヘアもよく似合います。おかっぱヘアを作るときは、先に後ろの長さを決めてカットします。内側を外側より短めに切ると、外ハネも防止できます

ロングヘアを目指す!

七五三に向けて髪を伸ばすお子さんもいるでしょう。希望の長さになるまでは、毛量を調整したり、毛先を整える程度にしましょう。おしゃれさを光らせたい方にはパッツン前髪で個性を出すのもおすすめです。

男の子におすすめのヘアスタイル

男の子は髪を整えてあげるだけで、ちょっとおませでかっこいい印象に。さっと簡単にカットしたいときはバリカンを使う方法もあります。

バリカンで簡単ソフトモヒカン

デビット・ベッカムのヘアスタイルで有名になったソフトモヒカンですが、実はバリカンで簡単に作ることができるので赤ちゃんの髪型にもぴったりです。
最初にハサミで全体の長さを整えた後、両サイドの髪の毛をバリカンで短く刈ります。トップの髪を長めに残しておくことがポイント。男の子らしさがアップする髪型ですね。

ソフトモヒカンのアレンジ系!アシンメトリーヘア

よりおしゃれ度を増したいときには、前髪やサイドの長さを変えるだけで印象がガラリと変わります!分け目を中心に、左右のどちらかに髪の毛を流す方向を決め、ボリュームが多い方が長くなるようにカットします。

いつもの髪型に一工夫★赤ちゃんのヘアアレンジ紹介

ヘアスタイルを変えるだけではなく、ヘアアクセサリーやワックスを使ったヘアアレンジするだけでも赤ちゃんの髪型の変化を楽しめます!時間がない毎日の中でも簡単にできるヘアアレンジをご紹介します。

簡単ヘアアレンジ女の子

女の子用のヘアアクセサリーは様々な種類があり、選ぶだけでも楽しい気持ちになりますよね。つけるだけで女の子らしさが増すヘアピンやヘアバンドなど、お気に入りのヘアアレンジグッズを活用しましょう!

ヘアピンでワンポイント

ヘアピンは前髪やサイドの髪を留めるだけでOK。可愛らしいワンポイントになります。赤ちゃんの髪の毛は柔らかので、滑り落ちにくいノンスリップのものを選びましょう

ヘアゴムを使ってツインテールやちょんまげ

赤ちゃんの短くて少ない髪の毛でも、飾りのついたゴムでちょこんと結べば女の子らしさが増します!髪が伸びてくると耳の上のツインテールや、前髪を結ぶちょんまげヘアも楽しめるようになります。髪の毛が少ない赤ちゃんはシリコン製のゴムを使うと髪の毛をしっかりキャッチしてくれます。

手作りもできます!ヘアバンド

頭全体につけるだけで、かわいいヘアアレンジになるヘアバンドは使い勝手のいいアイテムです。髪の毛の量が少ない時期でもつけられます。あまり締めつけが強いと赤ちゃんが嫌がってしまうので、伸縮性のある柔らかい素材のものを選びましょう。
レース、ゴム、飾りがあれば簡単に作ることができるので、手作りしてもいいでしょう!

簡単ヘアアレンジ男の子編

ヘアアレンジは女の子の専売特許だと思われがちですが、男の子も髪の毛で遊んでおしゃれにきめたいですよね!そんなときは優しい素材のスタイリング剤を使って、毛束をまとめたりふわっとさせて、おしゃれベビーになりましょう!

ふわっとさせる

髪の根元をすくい上げるように指を入れて、空気を入れる感じで指を抜くとふわっとヘアの出来上がりです。トップにボリュームを出したいときはおすすめのアレンジ方法です。

毛束をまとめて

髪の毛がある程度伸びてきたら、毛束をつまんでひねり、逆毛を立てることで毛束感を出すことができます!

スタイリング剤は優しい素材のものを選んで

赤ちゃんに大人用のスタイリング剤を使うのは少し不安を感じてしまいますが、ヘアアレンジをカッコよく決めたいときには、赤ちゃんにも優しい素材でできたオーガニックのスタイリング剤を使用するといいでしょう
ホホバオイル・アプリコットオイル・ミツロウの天然成分だけで作られているものや、天然成分だけで作られているものなど、様々な種類が販売されています。

初めてのカットは自宅で!ママカットに挑戦してみよう!

1歳頃になってくると髪の毛の量が増え、毛先も生え揃ってきます。初めてカットするときは、赤ちゃんのご機嫌に合わせてできる自宅カットがおすすめ。ちょっとしたコツをつかめば誰でも簡単にできるようになります。

赤ちゃんの髪の毛は、薄くても問題ありません!ふさふさになるまでの時期に大きな個人差があるものの、必ず髪の毛らしくなります。赤ちゃんのハゲの原因や髪の毛の仕組みなど髪の毛の悩みを解決できる情報をお届け。

初カットは1歳前後

赤ちゃんの髪の毛が生えるスピードは個人差があるので、カットデビューする時期は赤ちゃんによってバラバラですが、髪の毛のコシがしっかりしてくる1歳前後にカットデビューする赤ちゃんが多いです。赤ちゃんの前髪が目に入りそうになったらカットデビューの合図です!

自宅カットはタイミングが重要!

赤ちゃんはじっとするのが苦手で、すぐに動きたくなってしまいます。そのためテレビを見せたりおもちゃを与えるなど、赤ちゃんの気を引くグッズを用意しておき、赤ちゃんが他のものに夢中になっているときにさっと手際よくカットします。
カットをする時間帯も重要です。眠たくなったり、お腹が空いていない、ご機嫌のいいタイミング狙って、赤ちゃんの様子を見ながらカットしましょう。

用意するもの

赤ちゃんのヘアカットに必要なものは、髪を切るときに必要なくしやスキバサミ、そして赤ちゃんの髪の毛が落ちるのを防ぐためのケープ、ブルーシートです。赤ちゃんが座るための椅子も用意しておきましょう。これらのグッズはカットをする日までに事前に揃えておきましょう。
赤ちゃん用の便利グッズも売られているので、うまく活用して手際の良い自宅カットを目指しましょう!

スキバサミ

普通のハサミを使ってカットすると、直線的なラインになって不自然な髪型になってしまうことがあります。スキバサミは刃の部分がくしのようになっていて、まばらに切ることができるため、初めて赤ちゃんカットをするパパやママも簡単に自然な仕上がりになります
普通のスキバサミよりも小さく、ロック機能付きで安全な赤ちゃん散髪用のスキバサミも販売されています。毛量の少ない赤ちゃんの髪の毛を少しずつカットできたり、赤ちゃんが急に動きても刃先の安全バーが付いていて肌が切れることがなかったと新米パパママにも好評です。

くし

髪の毛を切る前にコームタイプのくしでとかしておくと、髪の毛の流れが揃ってカットしやすくなります。毛先の長さを切り揃えたいときも失敗が少ないです。
サイズが小さめで先端部分が丸くなっている赤ちゃん用のくしも販売されています。

ケープとタオル

切った髪の毛が服の中に入ってしまわないように、首回りにタオルを巻き、その上からケープを巻いてガードします。赤ちゃん用のケープは肌触りがよく、ゴソゴソ動いても髪の毛をキャッチしてくれます。そのまま捨てられるので後始末にも便利です。

ブルーシート

髪の毛が床に落ちてしまわないように、カットする部屋の床には事前にブルーシートを広げておきます。ブルーシートは表面がツルツルしているので、落ちた髪をさっとホウキではくことができます
ブルーシートの代わりに新聞紙を使ってもOK。新聞紙は切った髪と一緒にまとめて捨てることができるのでお手軽です。

椅子

カットをしている間、赤ちゃんが嫌がらないようにいつも座り慣れている椅子を用意してください。ハイチェアは赤ちゃんの体がしっかり固定されるので抜け出す心配がありません

ステップ1:長さを調整します

他よりも長い髪の毛をカットし、短い髪の毛に長さを合わせます。髪の量が多いところだけを指の先で軽くつまみ、スキバサミの刃先で毛先を切ります。カットするときは毛先を外側に向けることがポイント。一回のハサミで一気に短くすると失敗しやすいので、毛先から少しずつハサミを入れてカットすれば自然な仕上がりになります。
耳の周りを切るときは、誤って耳を切らないように気をつけて!赤ちゃんが急に動いても対応できるように、耳は押さえながらカットしましょう。

ステップ2:量を調整します

髪の長さを切り揃えたら、次は量の調整です。
量が多い部分をつまみ、3回ほど髪の毛を軽くねじります。毛束を奥から手前にかけて3か所スキバサミを入れて、少しずつ髪の毛を切りましょう
この方法を普通のハサミで行ってしまうと、一気に髪の毛を切ってしまい不自然な仕上がりになるので必ずスキバサミを使いましょう!

2歳過ぎたら美容院でもOK

2歳過ぎてじっと座れるようになったら、美容院でカットしてもいいでしょう。0歳や1歳では慣れない人がたくさんいる環境に怖がって泣いてしまい、じっとするのが難しいため、来店しても結局カットできずじまいだった…という赤ちゃんもいます。

キッズカットOKのお店を選びましょう

キッズカットOKのお店は、子どもが飽きないようにおもちゃやDVDなどを用意してくれているお店が多く、子どもが歓迎されている雰囲気に包まれています。子供の扱いに慣れているスタッフも多く、他のお客さんの目を気にしなくていいので、大人も子供もハッピーな時間を過ごせますよ!
事前にインターネットで口コミや店内の写真を見てお店の雰囲気をリサーチしてから、お店選びをするといいでしょう。

予算は3,000円前後

地域やお店によって変わりますが、キッズカットの予算は3,000円前後です。大人のカットとあまり変わらない価格にびっくりする方もいるかもしれませんが、実際に来店してみるとキッズカットは大人カット以上に気を使ってくれるのでこのお値段にも納得です。

「子どもはすぐに髪が伸びるからちょっともったいないかも…」というときは、普段は自宅カットにして、七五三など特別な行事の前だけ美容院に行く方法もあります。

赤ちゃんの筆も作れます

赤ちゃんの筆とは、赤ちゃんが初めて切った髪の毛を使って作る記念の筆のことで、胎毛筆とも呼ばれます。
赤ちゃんの産毛は毛先が自然にスッと細くなっているのが特徴で、一度でもカットすると断片が鋭利になるので、カットデビューするまでの一生に一度の貴重な髪の毛の状態です。
赤ちゃんの筆が作れるようになるには、髪の毛の長さや量が十分になったとき。髪を束ねたときに、直径 7mm~1cm、長さ5~6cmになっていれば筆を作ることができます。

赤ちゃん筆を作りたいけど赤ちゃん筆ってどんなもの?胎毛で作られる赤ちゃん筆の由来や意味、赤ちゃん筆を作るために必要な髪の毛の疑問や価格相場、オーダー方法など赤ちゃん筆の疑問を解決していきます。

髪型がキマラナイ!赤ちゃんの髪のお悩み解消

他の子と比べて髪の毛にくせがある、毛量が少なすぎる…など、髪型は見た目の印象を左右するので悩みの種になることもあります。そんなパパやママのお悩みを解消します!

髪が逆立っているんだけど…

髪が細くて毛先に重みがない赤ちゃんの髪の毛は、下がりづらいためふわふわと逆立ってしまうと考えられます。しかし髪の毛が逆立つのは赤ちゃんのほんのわずかな期間だけ。毛の量が増え始めると自然と落ち着いてきます。

くせ毛がひどいけど一生このまま!?

パパやママの遺伝を引き継いて、生まれたときからくせ毛の赤ちゃんもいます。赤ちゃん時代にくせが強くても、成長に伴って髪は生え変わり、徐々に髪質が変わっていきます

髪の毛が薄くて男の子に間違えられる

今は髪の毛の量が少なくても、成長に伴い少しずつ生え揃います。女の子なのに男の子に間違えられることを気にする方もいるかもしれませんが、それも今だけのことです。ヘアバンドやヘアピンなど、髪の毛が薄い子でも楽しめるヘアアレンジを楽しみましょう!

薄い髪の毛を自然に見せるポイントは髪を短くすること。長く伸ばすよりも薄毛が気になりません。髪の毛が短い部分に合せるようにヘアカットに挑戦してみましょう。

寝ハゲになっちゃった!

頭部を動かせるようになると、後頭部の髪の毛が薄くなってしまう赤ちゃんもいます。しかし寝返りやお座りができるようになると自然となおるので安心してください。

赤ちゃんの髪型アレンジで日々の生活を豊かにしよう

赤ちゃんの髪型をアレンジすると、いつもと違う感じが出て非日常感を楽しめます。赤ちゃんもパパやママもなんだかウキウキしますね。毎日凝ったヘアアレンジをするのは難しいですが、こまめに髪の毛を揃えてあげたり、ちょっとしたヘアアクセサリーをつけてあげるだけでも豊かな気持ちになりますね。
外出したときに周りの大人から「かわいい!」と褒められるかもしれません。
赤ちゃんの髪型をちょこっと変えて、日々の楽しみを感じてはいかがでしょうか。