赤ちゃんの抜け毛対策

赤ちゃんの抜け毛の原因・対策と脱毛症の症状

赤ちゃんの抜け毛の原因と対策や「後頭部だけ髪の毛が抜ける」「髪の毛の毛玉が取れない」などの原因や対策を解説します。赤ちゃんの髪の毛が生えそろう時期や抜け毛とストレスの関係についても説明します。

赤ちゃんの抜け毛の原因・対策と脱毛症の症状

赤ちゃんの髪の毛は何故抜ける?抜け毛が多い時の対策

赤ちゃんの髪の毛が薄くなった、抜け毛がひどくシーツに毛がついている、後頭部の毛がなくなってしまった等、赤ちゃんの抜け毛に悩むママも多いと思います。
赤ちゃんの毛に関する悩みは多くの方が持っているのではないでしょうか?赤ちゃんの抜け毛はなぜ起こるのか、解説します。

赤ちゃん独特の抜け毛原因

赤ちゃんにも個人差がありますが、赤ちゃんの時期だからこそみられる特徴的な抜け毛があります。次の3つの症状の原因と対策について詳しくみていきましょう。

新生児生理的脱毛

抜け毛が激しい赤ちゃん

生まれたばかりの赤ちゃんの布団に髪の毛が沢山ついていて驚くことがあります。生まれたばかりなのにこんなに髪が抜けるなんて…と病気を疑うママもいるかもしれません。じつはこれは「新生児生理的脱毛」と呼ばれているもので、特に心配ありません。

髪の生え変わりが原因

そもそも赤ちゃんの髪の毛はママのお腹の中にいるときに生えて、赤ちゃんを守っていたものです。生まれた瞬間から毛がふさふさの赤ちゃんもいれば、あまり毛が生えていない赤ちゃんもいて様々です。
外の世界に出てくると、髪の毛の生え方も変わってきます。ただこの生え変わりが始まると、本来は少しずつ抜けて生え変わっていくはずの髪の毛が一斉に抜け落ちるので、びっくりしてしまいますよね。

赤ちゃんの抜け毛が多くなり心配するのはだいたい2~6ヶ月頃ではないでしょうか。赤ちゃんの髪の毛は遅くても6ヶ月頃までにごっそり生え変わると考えられています。

自然現象なので経過を見守ろう

原因を見てもわかるように、新生児生理的脱毛は自然なことなので何も心配はいりません。経過を見守り気長に落ち着くのを待ってあげましょう。

乳児期後頭部脱毛

生後間もない赤ちゃんの後頭部を見てみると、そこだけ毛がなくなっている…ということはありませんか?これを「乳児期後頭部脱毛」といいます。1部分だけ毛がないのは病気かも?と心配になるママもいますが、なぜ後頭部の毛がなくなってしまうのでしょうか。

こすれることによる摩擦が原因

おもな原因は、ベッドで長時間寝ていたり、頭を左右に振っていることです。大人で言うと円形脱毛症のようにも見えますが、後頭部をこすりつけたときの摩擦で起こります。
生後2~6ヶ月頃の赤ちゃんによく見られますが、こちらも心配いりません。赤ちゃんがしっかりと頭を動かしている証拠ですので、成長過程では仕方のない抜け毛と言えます。

ドーナツ型枕で対策

こちらも赤ちゃんの成長過程で心配のない抜け毛ですが、どうしても気になる場合はドーナツ型の枕を使うなどして後頭部の摩擦を和らげてあげましょう。後頭部以外の毛は長く伸びることもあるため、あえて坊主にするのも可愛いですよ!

脂漏性湿疹による抜け毛

赤ちゃんの頭を優しく洗うママ

抜け毛とともに頭皮のかさぶたに悩んでいるママもいるかと思います。これは「脂漏性湿疹」による抜け毛と考えられます。その原因は何でしょうか。

皮脂の過剰分泌が原因

生後2~3ヶ月頃までは新陳代謝が活発な上にお母さんの女性ホルモンの影響が残っているので皮脂の分泌が過剰に行われて脂漏性湿疹になることがあります。
つまり皮脂が過剰に分泌されることでおこるのです。皮脂が盛んに分泌されるのに対して、皮脂の出口である毛穴はまだ未熟なため詰まりやすく、大量に分泌されると汗と皮脂の影響で脂漏性湿疹を起こしてしまいます。

脂漏性湿疹になると頭皮がかさぶたでおおわれてしまい、そのかさぶたと一緒に毛が抜けてしまうのです。かさぶたが取れたときに髪の毛も一緒に抜けてしまうと心配になりますが、こちらも自然に治っていきますので心配はいりません。

清潔に保ち自然に治るのを待つ

脂漏性湿疹は、肌を清潔にしていれば自然に治っていくものです。皮脂の汚れを落として清潔を保つことが一番のケア方法です。入浴の際にしっかりと皮脂やかさぶたの上の脂を落としてあげましょう。ただし、かさぶたはごしごし洗ったり剥がすのはやめてください。

無理に剥がすと赤ちゃんの柔らかい頭皮を傷つけてしまったり、血が出てさらに悪化する恐れがあります。爪を立てないように指先の腹で頭皮を優しく洗ってあげましょう。
1歳頃までにはきれいに治ることが多いですが、アトピーなどほかの病気が隠れている場合もありますので湿疹がひどいときには一度皮膚科の受診をお勧めします。

赤ちゃんの抜け毛の不安

大人が抜け毛と聞くと、「ストレス?」と考えてしまいますが、本当に赤ちゃんの抜け毛は心配いらないのでしょうか?赤ちゃんの髪の毛に関する様々な悩みを解説していきます。

抜け毛にストレスは本当に関係ない?

赤ちゃんにストレスがないか確かめるママ

赤ちゃんの頭に円形の「ハゲ」がある、自分で髪をむしる、抜け毛を食べるなど、髪の毛に関する症状は様々ですが本当にストレスは関係ないのでしょうか?

赤ちゃんの頭に円形の「ハゲ」がある

赤ちゃんの頭に円形の「ハゲ」があり、驚いた経験はありませんか?ストレスが原因なら心療内科?と思うかもしれませんが、まずは皮膚科で受診しましょう。
円圏脱毛症の原因は、自己免疫疾患や年齢、ホルモンバランスの乱れ等と言われています。早いと1歳頃から起こることもあり、赤ちゃんの円形脱毛症には3種類あります。

単発型

脱毛した部分が1~2か所に見られる場合です。沢山脱毛している部分がないのですぐに気が付かない場合があります。自然治癒することが多く、あまり神経質にならなくてもいいでしょう。

多発型

単発型以上の箇所に脱毛部分がみられることをいいます。こうなると自然治癒が難しくなるため、専門医に診察してもらいましょう。

前頭脱毛型

数か所の脱毛が繋がって広範囲な脱毛がみられる場合です。進行すると頭髪だけでなく眉毛や全身の毛が脱毛することがあります。

大人の円形脱毛症の原因はストレスの場合が多いですが、子どもの場合は自己免疫疾患であることが多いといわれています。
自己免疫疾患とは、元々自分が持っている病原菌などをやっつける免疫が何らかの拍子に過剰反応し、様々な症状を発症することです。

円形脱毛症の他に一般的なのがリウマチ、花粉症などのアレルギーも自己免疫疾患が要因として発症することがあります。原因がわからないため、予防が難しいですが早期発見が大切です。日ごろから注意してみてあげるようにしましょう。

赤ちゃんが髪の毛をむしる

シャンプーが大好きなママ

赤ちゃんの一時的な行動が原因

赤ちゃんが自分の頭や髪の毛を引っ張っていると突然ぎゅっと引っ張ることがあります。強く引っ張りすぎて髪の毛を抜いてしまうこともあるのです。
手の届くところばかりを引っ張るので、1箇所だけはげてしまうということもあり心配になりますが、これは赤ちゃんによくみられる一時的な行動で、珍しいことではありません。
1歳頃までの赤ちゃんが髪の毛をむしるのは、心配はいりません。頭の上にある髪の毛が興味の対象なのです。

癖になっていることもあるので様子を見る

赤ちゃんが髪の毛を引っ張っているときに機嫌が悪そうでなければ、癖の可能性が高いといえます。髪の毛の存在を認識できるようになると治る場合がほとんどです。
成長途中で起こる行動の一つなので、神経質になりすぎずおおらかに構えましょう。一部がはげてしまっても、飽きてやめれば髪の毛はすぐに生えてきます。ただし、次のようなことには注意してあげましょう。

▪爪が長ければ切っておく
▪頭皮に傷がある場合や傷口を触っているときには一時的にミトンを付ける等対処する
▪赤ちゃんが髪をむしりながら不機嫌になっている

あまり心配はいらない行動ですが、赤ちゃんの機嫌が悪い場合や傷がある場合は小児科や皮膚科を受診するようにしましょう。

赤ちゃんが髪の毛を食べる

なんでも口に入れる女の子

心の不安が原因になっていることも

赤ちゃんが髪の毛の先をくわえていることはありませんか?髪の毛が伸びてくるとそんな姿もよく見られるかもしれません。
原因としては、指しゃぶりや爪噛みといった行動と同じように髪を口に入れることで不安を紛らわそうとしている可能性があります。

赤ちゃんの髪を切るか結ぶ

自傷行為でもないし、髪を少し口に入れるぐらいなら辞めさせなくてもいいのでは?と思う方もいると思いますが、実は髪の毛は汚れています。手は1日に何度も洗ったりしますが、髪は1日1回程度のシャンプーのみです。

静電気がたまりやすくホコリや菌を引き寄せてしまいますし、髪の細かい隙間に入り込むとなかなか取れません。髪が長くて気になっているような場合には髪を切るか、結ぶなどの対策をしましょう。焦らず、自然に治るまで気長に見守ってあげるとよいでしょう。

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赤ちゃんの後頭部に毛玉ができているのをよく見かけますが、なぜ毛玉ができるのでしょうか。その原因は主に髪と布団との摩擦によるものです。
まだ寝たきりの赤ちゃんは、1日のうちほとんどをベッドや布団の上で過ごします。首を左右に動かしたり、寝心地が悪くて頭を動かしたりと1日に何度も頭部を布団に擦り付けているのです。

これにより抜け毛が生じる場合もありますが、濃い毛であれば絡まりそこに布団などの繊維が絡みつき毛玉となります。

毛玉の取り方

初めてのカットに怯える男の子

手で解いてあげる

毛玉はぎゅっと結ばれているものではないので、手で簡単に解くことができます。赤ちゃんがおっぱいを飲んでいるときや他に意識がいっているとき等にさっと解いてあげましょう。解いた後は髪がチリチリになってしまうので、ベビーオイルなどでケアをしてあげましょう。

ブラッシング

大人のように沢山髪の毛があれば、毛玉部分を切ることもできますが、髪の少ない赤ちゃんはなるべく切らずに対処したいですよね。
そこで、まず目の細かいくしを使いこまめにブラッシングを行いましょう。大人のように豪快にするのではなく、髪の毛が抜けたりしないよう髪を手で持ち、根本から徐々にブラッシングしましょう。

リンスを使う

なかなか解けないしつこい毛玉にはリンスを利用しましょう。髪の滑りがよくなるので、毛玉がほどけやすくなりチリチリになった髪の毛のケアもできます。

最終手段はカット

どうしても毛玉が取れない場合、そのまま放置しているとさらに毛玉を作り出してしまいます。一気に切らず少しずつカットして、できるだけカットする髪を少なくするようにしましょう。

お風呂上がりのケア

筆者自身も娘の毛玉には半年ほど悩まされました。放っておくとどんどん毛玉は大きくなり、なかなかとれなくなってきます。
1番の対処法はこまめに毛玉をとってあげることです。毎日のお風呂上りにしっかり毛玉をとるように心がければ、動きが活発になる1歳前頃までにはきれいになりますよ。

赤ちゃんの髪の毛が生え揃うのは生後2~3ヶ月頃

赤ちゃんの髪の毛は個性たっぷりで、色の濃さや癖等は赤ちゃんによって全く違います。抜け毛が多いと本当にきれいに生えそろうのか心配になってしまいますよね。
生後2~3ヶ月頃から抜け始めた赤ちゃんの髪の毛がすべて強い毛に生え変わるのはだいたい3~4歳頃といわれています。

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毛周期(ヘアサイクル)

ふさふさの髪の気をとかすママ

毛周期(ヘアサイクル)という言葉をご存じですか?毛周期とは、髪の毛が成長して抜け落ちるまでの周期のことです。
毛周期は髪の毛が成長し、太く長く伸びていく「成長期」、髪の毛の成長が止まる「退行期」、髪の毛が抜けて新しい髪の毛を作る準備段階に入る「休止期」の3つの時期を繰り返しています。

ママのお腹にいる胎児の頃から毛根や髪の毛の元となる細胞ができはじめ、生まれてしばらくはそのまま髪の毛が生えてきます。3ヶ月前後で毛周期が休止期を迎えるため、枕や布団で擦れて髪が自然に抜け落ちるのです。
この休止期に多くの髪が抜け落ちることがありますが、次の周期に入れば髪の毛は再び自然に生えてくるのです。

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赤ちゃんの薄毛に体質は関係あるの?

生まれた瞬間から髪の毛がふさふさな赤ちゃんもいれば、1歳を過ぎても薄毛の赤ちゃんもいます。「薄毛は遺伝する」と言われていますが、薄毛自体が遺伝するわけではなく、薄毛になりやすい体質が遺伝するのです。
赤ちゃんの薄毛は大人の薄毛とは違う為、赤ちゃんのうちに髪の毛が薄くても将来薄毛になるかどうかはわかりません。

赤ちゃんの抜け毛はほとんどが心配いりません!気長に生えてくるのを待ちましょう

赤ちゃんの髪の気にも、髪質や毛量など個性があります。そのため抜け毛にも個性がありますが、殆どの場合は心配ありません。抜け毛は赤ちゃんの時期特有の症状なので、焦らず気長に見守ってあげましょう。「こんなときもあったね」と写真を見ながら笑える日が来るといいですね。

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