バッグの中をスッキリ整頓~可愛いおむつポーチを使おう
赤ちゃんとお出かけのときは、替えのおむつとおしりふきは必ずと言っていいほど必要なアイテムですよね。生まれたばかりの新生児期からおむつが外れる時までの間、外出時は必要数分のおむつを持ち歩くことになるわけですが、マザーズバッグの中をスッキリ清潔に保ってくれるのがおむつポーチ。
おむつポーチが主流になる前はおむつが入るサイズの巾着袋にまとめたり…が多かった(ですよね?!)ものですが、現在はバッグの中をスッキリ整頓するおむつポーチなるものを使うママが増えています。
市販されているおむつポーチはママ達の意見なども取り入れた工夫がたくさん施されていて、おむつ交換時に必要なものを揃えておける、使い終わった後のおむつ収納場所もあるなど、お出かけ時のおむつ交換に特化し非常に使い勝手が良いもの。お出かけ用におむつポーチを準備しておけば、とっさの外出時にも慌てませんしね!
とはいえ、基本的にはおしりふきやオムツが入る巾着やポーチでも代用可能なおむつポーチは手作りも割と簡単に出来てしまうアイテムだったり…。今回は、おむつポーチを選ぶポイントとなる機能や人気ブランド、手作りのおむつポーチの作り方をご紹介していきます!
可愛くて便利なおむつポーチが欲しい!人気ブランドと機能をチェック
おむつポーチを使用するとき、ママ達は何を基準におむつポーチを選んでいるのでしょうか?
色や柄?好きなブランド?もちろん見た目も大切ですが、使いやすさ、便利さだって大切です。おむつポーチの機能性も併せてチェックしていきましょう!
未使用おむつ収納スペース・おむつは何枚くらい入ると良い?
外出時に必要なおむつの枚数は月齢によっても変わってきてしまいます。遠出などの外出は生後3カ月以降が望ましいですが、まだねんねの頃など小さい場合にはおむつ交換の頻度も高くなりますし、おむつのサイズが大きくなるにつれてかさばってくるようになります。
未使用のおむつの収納スペースは、Lサイズのおむつが最低でも3枚、多くても5枚程度入る余裕があると、おむつ枚数が必要な頃もカバーできますね。ある程度の大きさであればバックの中でスペースは取りますが、もしもの時にも対処できる分の枚数を持ち歩けるメリットがあります。
におい対策!使用済みおむつ収納スペース
外出先では使用済みのおむつの処分が悩みの一つです。水分を吸ったおむつがいくつかあると重さも増しにおいも気になるので、出来ることなら外出先で処分したいもの。外出先に紙おむつ専用のごみ箱が設置されていれば捨てられますが、そうでない場合にはマナーとして持ち帰るべきでしょう。
外出先での使用済みのおむつの処理に困っているママ達は少なくありません。おむつポーチに消臭効果のある使用済みのおむつを入れるスペースがついていれば本当に助かります。使用済みおむつを収納できるスペースがあるかどうか、消臭効果のあるタイプのおむつポーチかどうかも、おむつポーチを選ぶときのポイントにすると良いですね!
使用済みおむつの消臭、外出先ではどうしてる?
消臭効果の付いていないおむつポーチを使用しているママ達は、使用済みのおむつはどうしているのでしょうか?普通のビニール袋に入れてバックに入れて持ち帰るとにおい移りが気になりますし、消臭ポーチだとしても哺乳瓶などと一緒に入れたりするのはどうしても抵抗がありますよね…。
使用済みおむつのにおいを抑える便利なグッズも出ているようです。
■おむつ消臭剤
お家のおむつ専用のごみ箱などに使用するおむつ消臭剤には、シュッとスプレーして消臭するというタイプも出ています。小さいスプレーボトルに小分けし、おむつポーチの中に入れておきましょう。使用済みのおむつをビニールに入れスプレーを吹きかけておけばにおいは抑えられるようです。
■紙おむつ処理袋(防臭・消臭タイプ)の活用
臭いを抑える消臭加工が施された使用済みおむつを入れるビニール袋を使用するのも良いですね!
消臭効果が強かったりいい匂いがしたり…だと金額的にはやや高めではありますが、普通のキッチンポリ袋をおむつ用にひとつ用意して防臭おむつ処理袋を組み合わせて使うと、ほぼにおいも抑えられるようです。
■消臭シートが仕込まれたミニポーチに収納する
消臭加工されているおむつポーチも多くありますが、使用済み消臭シートを仕込んだミニポーチがあると尚衛生的ですね!普通のキッチンポリ袋やビニール袋に入れてから消臭ポーチに入れるとなお安心。
消臭ポーチはアンモニア臭などのいやな臭いを除去する消臭シートのみを購入して袋状にし、ミニポーチに仕込ませるだけでOK。大きさによってはおむつポーチとは別に持ち歩かなくてはいけませんが、小さく折り畳みバックの中に入れておけばとても便利です。
「おしりふき収納」があるともっと便利
おむつ替えの時に必ずと言って必要なのがおしりふきです。男の子女の子に関わらず、おしっこの時でも軽くふいてあげたい時が多々ありますよね。おむつとおしりふきはセットアイテムなので、一緒に持ち歩けるサイズはおむつポーチに必要なスペックになります。
ポーチから取り出して使うのではなくてバックやポーチの側面からダイレクトにおしりふきを取り出せるタイプは、おしりふきを使うことが多い時期には便利かも!
ポーチの全体の大きさをチェック
おむつポーチのサイズは、赤ちゃんの月齢やママバッグの大きさなどそれぞれの条件の違いによって大きめがいい小さめがいいなど希望があると思いますが、基本的にはおむつが3~5枚入るサイズで大き過ぎず小さ過ぎず、マザーズバックに入れて邪魔にならなく、すぐに取り出しやすい大きさが使いやすいでしょう。
外出先でのおむつ交換のときの必要最低限のものがしっかりと収まれば良いでしょう。オムツの枚数が多く入るから…と必要以上に大きいポーチは、使い勝手はあまりよくないかも?
両開きファスナーがおすすめ!
ファスナーの開き方は両開きが断然使いやすいというママ達が多いです。使いたいものがとりやすく手早くおむつを取り替えてあげる事ができるというメリットがあります。
小物を収納できるメッシュポケット
おむつポーチの内側にポケットがついているかいないかでも使い勝手の善し悪しが変わってきます。おむつポーチの中にはおむつやおしりふきの他にもビニール袋や消臭スプレー、ちょっとしたおしりケアのものも入れておきたいもの。メッシュの収納ポケットが付いていれば小物がぐちゃぐちゃにならず、どこに入っているかがすぐに分かるためとても便利です。
市販のおむつポーチの中の様子はメーカーによってさまざまですが、ちょっとした収納や消臭加工等赤ちゃんとの外出時のおむつ交換のときに便利で、ママが少しでも良い!と思える機能が付いていることが大切ですね。
誰よりも可愛いおむつポーチを持ちたい!人気ブランド
おむつポーチって誰かに見せるわけでもないのですが、やっぱりお気に入りを持ち歩きたいわけで…。外出先のベビールームなどで赤ちゃんのおむつ交換の際にさりげなく可愛いポーチからおむつを出しているママってお洒落に見えたりしますものね!人気のブランドや注目おむつポーチをちょっとだけご紹介。
大人気のブランド・ジェラートピケ【gelato pique】
出典:usagi-online.com
キルティングポーチ/ジェラートピケ
ママ達に大人気のルームウェアブランド「ジェラートピケ」のマルチポーチです。触り心地の良いキルティング素材で汚れにも強い撥水加工が施してあり、内側には抗菌防臭機能もプラスされおむつポーチにも最適ですが、コスメの収納や旅行の際のアメニティポーチとしても活用できるマルチポーチです。フラップ付きのポケットや仕切りのある小分けポケット、幅の広いマチ付きなので収納力も抜群です。
ブランドロゴの「P」のサガラワッペンがシンプル過ぎずにスタイリッシュさを感じさせ、お洒落で実用性も高く、外出時にサッと取り出してサマになるおむつポーチです。他にも見た目と実用性を兼ねそろえたおむつポーチを多数出している「ジェラートピケ」はママ達に愛用されている人気ブランドです。
ポップで可愛いハンナ・フラ【Hanna Hula】
出典:www.hal-japan.com
マルチポーチ/ Hanna Hula
Hanna Hulaのおむつポーチはどんなサイズのおむつもすっきりと入るサイズ設定になっていて、内ポケット付きでお尻ふきやビニール袋などの小物類もすっきりと収納が可能です。両脇ファスナーが大変使いやすく、カラフルなカラーやプリントがたくさんあり自分好みのお洒落なデザインを選ぶことができるのも嬉しいポイントですね。
Hanna Hulaからはリンゴの形がとても可愛い「リンゴおむつポーチ」も出ています。可愛らしさが人気の「POP&CUTE」をコンセプトにもった人気のブランドです。
究極といわれたおむつポーチ・ロンプベイビー【Rompbaby】
究極のおむつポーチ・ショルダーストラップ付/ Rompbaby
ロンプベイビーの「究極のおむつポーチ」は現役のママたちの声から発明された機能性豊かなおむつポーチ。薄型でスタイリッシュなデザインなのでかさばることもなく、どこへでも持って行ける洗練されたデザインです。
ショルダーストラップは取り外し可能なのですが、状況によってはショルダーバッグのように肩から掛けられるおが大助かり!なんてことも。ママが助かる機能がたくさん備わった実用性の高い究極のおむつポーチは特許も取得されており、出産のお祝いの贈り物としてもとても喜ばれているおむつポーチです。
ブランドによって機能性やデザインは様々ですが、自分に合った可愛いおむつ入れポーチを見つけて下さい!赤ちゃんとのお出かけの際の大変なおむつ替えも楽しくなります。
おむつポーチを手作りしてみよう!ここから
手作りするのって意外と手間もかかるし難しそう…。子供が出来る前までは、何かを手作りすることも少なかった人はとくにそんな風に感じてしまいますよね。でも、意外と簡単に可愛いおむつポーチが手作り出来てしまうので、挑戦してみませんか?
自分で作ると愛着もわいてきますし何よりも毎日の子育てに使うものですから、愛情たっぷりのおむつポーチになることでしょう。
100均材料でできるおむつポーチ
今や身近で頼れる存在の100円ショップですが、アイテムも豊富で可愛く機能性の高いものがいっぱい揃っています。そんな100円ショップのアイテムで手軽に簡単に可愛く自分らしいおむつポーチを作ってみましょう!ママたちのアイデアから生まれた100均ポーチを使ったおむつポーチの作り方をご紹介します。
マチなしのビニールポーチからマチを作り、側面からおしりふきをダイレクトに取り出せる立体型のおむつポーチの作り方です。出来上がりのサイズは、横約23㎝、縦約15㎝、マチ約6cmの仕上がりになります。
準備する物
・A4サイズのポーチ
・A5~A6サイズのポーチ(おしりふき用)
・おしりふきのフタ
・グル―&グルーガン
他に裁縫道具としてハサミやミシン、しるしをつけるチャコペンなどが必要になります。
A4サイズのポーチ・A5~A6サイズのポーチ(おしりふき隔離用)
ポーチはナイロンやポリエステル素材のものだと張りが出てしっかりと仕上がり、ニオイが漏れにくくおしりふきも乾きにくい状態に保てるのでおすすめです。また、切ったり縫ったりする工程もあるのでファスナー部分は金属製のものではなく、樹脂でできたファスナーを使用しているものを選びましょう。
おしりふきを入れる方の小さなポーチはダブルポケットのものを使うと、ビニール袋などの小物も収納できるようになるのでとても便利です。
あとで大きいポーチと小さいポーチを合体させます。
おしりふきのフタ・グル―&グルーガン
おしりふきやウェットティッシュのフタとして単品で100円ショップで購入することができますが、フタ付きのウェットティッシュを購入して使い終わったものを外して再利用することも可能です。
グルーはビニールポーチにふたを接着するために使用します。グル―ガンはさすがに100円では購入できないものの、300円程度の値段で100円ショップに置いてあるので探してみて!
おむつポーチの作り方手順
大きいポーチの作り方
- ポーチを裏返します。ファスナーが壊れないように気をつけて!
- 隅から縦横3.5cmの角のところに片面4か所、両面にチャコペンなどで印をつけておきます。
- ポーチの四隅をつまんでつぶし、マチを作ります。
- ファスナーは真ん中辺りまで閉めた状態にし、口が開いた側は待ち針で止めるなどすると作りやすいですよ!
歪みが出ないように丁寧にマチの部分を縫っていきましょう。二重に縫うなどするとほつれの心配もありません。ファスナー部分は壊れやすいので慎重に重ね縫いを施します。
表に返して歪みなどのチェックを行い、問題がなければ裏返し、マチ部分の縫い目から約5mmほど残して四隅を切り落とします。 - 片面におしりふきを取り出す穴をあけます。フタを開いて穴の形を型取りハサミで穴を切り取ります。おしりふきはミニポーチに収納しますのでミニポーチ分を考えて穴をあけましょう
小さいポーチの作り方
- 大きいポーチの中におしりふきを入れた小さいポーチを入れてみましょう。
大きいようならはみ出た分を縫い余計な部分はカットしてサイズを調整します。 - 大きいポーチに小さいポーチを入れた状態でどこに穴をあければちょうどよいか確認し、小さいポーチの片面におしりふきのフタを開いて穴の形を型取りハサミで穴を切り取ります。
ダブルファスナーのミニポーチの場合には底側に穴を作ります。
最後の工程です!
- 大きいポーチに小さいポーチを入れて穴をぴったりと合わせ待ち針で仮止めし、おしりふきのフタで縫い目が隠れるように2つのポーチを縫い合わせます。
- おしりふきのフタを大きいポーチの穴部分にグル―や接着剤で取り付ければ、100均ポーチのおむつポーチの出来上がりです!
おしりふきも簡単に取り出すことができ、とっても便利なおむつケースです。100円ショップには可愛らしいポーチがたくさんあるので自分らしいおむつポーチを作ってみて下さい。100円アイテムを使っていろいろ使ってアレンジしてみるのも楽しいです。
できましたか?
自分好みにアレンジしたり、好きな色や模様の布を使って個性を出してみたり。手軽に簡単にできてしまうおむつポーチも、ちょっと手の込んだおむつポーチも、ハンドメイドってとっても素敵ですよね。
おむつポーチ作りは赤ちゃんが生まれてからでも遅くはないのですが、まだお腹に赤ちゃんがいる間に生まれてくる赤ちゃんを想像しながら手作りで準備しておくのもマタニティライフが楽しくなりますし、ベビーグッズ作りは胎教にも良い効果があるのでぜひチャレンジしてみて下さい!
お洒落なおむつポーチを持って楽しい外出をしよう!
赤ちゃんが生まれてからおむつがとれるまでのしばらくの期間は、必ずおむつは持ち歩かなければなりませんが、ママのことを考えた工夫が盛り込まれたおむつポーチからお洒落で可愛いデザインのもの、手作りおむつポーチまで、おむつポーチの選択肢はたくさん!
ママの使い勝手の良いお気に入りを見つけて、赤ちゃんのお世話を楽しみましょう!