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赤ちゃん椅子の種類と選び方

赤ちゃんの椅子の選び方~ベビー用チェア種類ごとの特徴

赤ちゃん用の椅子の種類と特徴をご紹介。ハイローチェア、テーブルチェア、バウンサーの違いがわかりますか?いつからいつまで使用できるか、離乳食に使える椅子や持ち運びに便利な椅子など、時期や目的にあった椅子を選びましょう。ベビーチェアにテーブルは必要なのかといった疑問にもお答えします!

赤ちゃんの椅子の選び方|種類と特徴を整理しよう

赤ちゃんが産まれたら一つは購入したい赤ちゃん用の椅子。
ただ、赤ちゃん用の椅子と言っても、色々な種類があります。「どれを購入すればよいの?」と悩んでいる方のために、赤ちゃん用の椅子の種類と特徴について、ご説明していきます。

例外はありますが、一般的な呼ばれ方とイメージされることが多い椅子のタイプを4つにまとめました、

1.ベビーラック(ハイローチェア)

ベビーラックとは、簡易ベッドの機能がある椅子のことです。椅子の角度を変えたり、脚の長さを調節でき、新生児~4歳頃まで使用できるものが多いです。

ベビーラックは、手動または電動で椅子を揺らすことができるので、寝かしつけ時にゆりかごとしても活用できます。また、離乳食が始まってからは、離乳食用の椅子としても活用させられます。

ベビーラックのシート部分はクッション性のある布になっています。丸洗いできるものを選ぶと、清潔に使用できます。

ハイローチェアとは?ベビーラックとの違い

脚の高さを調節できるベビーラックのことを、ハイローチェアと言います。ほとんどのベビーラックは脚の長さが調整できますので、ほぼイコールと考えて良いでしょう。

ハイローチェアは、赤ちゃんの寝かしつけから離乳食用の椅子まで長く使用することができますが、場所や値段の問題からレンタルする方もいます。

2.ベビーチェア

お座りができるようになった赤ちゃんが一人で座れる椅子を一般的にベビーチェアと呼びます。
特に木でできた木製チェアの人気が高いです。

プラスチック製のバウンサーやベビーラックと比較すると、木製のベビーチェアは丈夫ですし、食事時に汚れてしまったとしても、手入れが楽ちんです。

ローチェア

脚の高さが低い赤ちゃん用の椅子をローチェアと言います。ローチェアは、ママが床に腰を下ろして座った時に赤ちゃんと目線が同じになります。

赤ちゃんに離乳食を食べさせる時に、ちゃぶ台のようなローテーブルを活用する場合は、ローチェアがちょうど良いはずです。

ローチェアの人気商品「バンボ」

ユニークな形が人気のバンボもローチェアの仲間です。成長に合わせてつかえるマルチシートやテーブル付きのバンボなどラインナップが豊富になっています。

昔ながらの「豆椅子」

脚や背中部分にパイプを使用した「豆椅子」もローチェアの仲間です。「座るとプーと音が鳴る椅子」といえば、理解できる方も多いでしょう。

一人でおすわりができるようになってからの使用になりますが、安価ですし、食事やお絵描きなどの遊び時に活躍します。

最近では、おしゃれでインテリアとしても魅力的な豆椅子が多数登場しています。

ハイチェア

ハイチェアとは、脚が高い赤ちゃん用の椅子のことです。
ダイニングテーブルで離乳食を食べるご家庭は、ハイチェアがおすすめです。椅子や足置きの位置が調節できるものなら更に使いやすいでしょう。腰ベルトは必ず装着し、赤ちゃんが滑り落ちないようにしましょう。

3.テーブルチェア

テーブルの天板に固定して使用するタイプの椅子を、テーブルチェアと言います。脚がないので、場所を取らず、持ち運びも可能です。折りたたみ式の場合は、更にコンパクトになります。帰省時や外食時に便利です。

ただ、ローチェアやハイチェアと比較すると体重制限が厳しく、使用できる期間は短くなってしまいます。また、固定できる天板の厚さに制限がありますので、テーブルによっては取り付けできない場合もあります。

4.バウンサー

バウンサーとは、赤ちゃんを寝かせて揺らすことができる椅子です。バウンサーの揺れを心地よく感じる赤ちゃんが多く、ママが家事などで手が離せない時に、赤ちゃんをバウンサーに座らせておけます。

バウンサーによっては、椅子の角度を変えられるので、フラットにして寝かせた状態から起こした状態まで、多様に使えます。商品にもよりますが、新生児~2歳頃まで使えると考えて良いでしょう。

バウンサーのシート部分が布製で取り外し可能なものだと、洗濯できるので清潔に保ってあげられます。赤ちゃんをバウンサーに寝かせている時に、オムツが漏れてしまったり、ミルクや母乳を吐きこぼしたりすることもありますので、洗濯できるかは重要なポイントです。

また、軽くてかさばらないので、持ち運びやすく、また、置く場所を選びません。折りたたみ式のバウンサーもあります。

赤ちゃん用の椅子にテーブルは必要?

赤ちゃん用椅子のテーブルは、離乳食を食べさせる時やお茶などを飲ませる時に、使用します。テーブルに置いたお皿やコップが倒れても、縁に溝があるので床にこぼれるのを防いでくれます。また、取り外して水で洗うこともできるのもの便利です。

ただ、ある程度大きくなると、家族と同じテーブルに食事を並べて欲しいと主張する赤ちゃんも多く、使用期間は短くなる可能性はあります。

離乳食の時に便利な赤ちゃん椅子

赤ちゃんが離乳食をご機嫌良く食べてくれるためにも、離乳食用の椅子選びは大事です。離乳食の時に使用するには、どの赤ちゃん用椅子が良いのでしょうか。

ハイローチェア|離乳食初期から使える

ハイローチェアは、椅子の高さを変えられるので、脚の高いダイニングテーブルでも、低いローテーブルでもどちらの時にも、使用できます。付属のテーブルをセットする方法もあります。

ハイローチェアは、まだしっかりお座りできない生後5カ月頃、離乳食初期から活躍させられます。また、「ご飯を食べるときは必ずここ」と決めなくても、離乳食を与えられるのもメリットです。

離乳食初期は、赤ちゃんも食べ物に興味を示してくれないことが多いので、普段座ったり、寝ているハイローチェアのまま食べられるならご機嫌を損ねません。

離乳食をこぼして汚れても、布製のシートカバーなら丸洗いができますし、外面の素材はプラスチックなので水拭きできます。

ベビーチェア|赤ちゃんの食事専用イスに

ローテーブルに合わせたローチェア、ダイニングテーブルにあわせたハイチェアは、お座りができるようになった食事用の椅子の定番です。

食事は、「決まった場所で、座って食べる」という意識づけのためにも役立つでしょう。

テーブルチェア|椅子とテーブルの位置が近く食べやすい

テーブルチェアは、テーブルにぴたりとくっつけて使用できるので、椅子とテーブルの位置が近く、食べこぼししにくくなります。

また、脚のついた椅子だと、テーブルの脚が邪魔になることもありますが、テーブルチェアなら、好きな位置に固定できます。

テーブルチェアは、テーブルによっては使用出来ない場合がありますので、購入前に自宅のテーブルに固定できるか、よく確認してください。

使用期間が長い赤ちゃん椅子

赤ちゃん用の椅子を購入したなら、長く使用したいものです。赤ちゃん用の椅子を購入する時には、いつからいつまで使用できるか?ということも重要なポイントになります。

ハイローチェア|新生児~幼児期まで使える

ハイローチェアは、シートを寝かせた状態から使用できるので、新生児期~幼児期まで長く使うことができます。

低月齢のうちは、ベッド代わりに、離乳食が始まったら食事用イスになりますので、0歳代は活躍する場面が多いでしょう。

ただし、2万円以上の商品が多く、重量感もあります。キャスターがついているので移動は可能ですが、段差や狭い通り道がある場合は、動かすのはやや大変です。

ベビーチェア|離乳食期~幼児期まで使える

食事用のベビーチェアは、椅子と脚置きの位置を変えることができるものを選ぶと、赤ちゃんから幼児期まで長く使用できます。

子供の時は、椅子の位置だけでなく、足置きの位置を調節してあげることが重要です。脚が脚置きにちゃんとついている状態で食事をすることで、噛む力を強くなり、歯並びに良い影響も及ぼしてくれます。

持ち運びに便利な椅子

赤ちゃんが産まれると、おもちゃなど部屋の物が一気に増えます。ベビーチェアは、かさばらず持ち運びできるものを選びたいという方も、多いです。

バウンサー|軽くてママでも楽々運べる

バウンサーは、軽くて持ち運びに便利です。車に積み込んで、帰省やお友達のお家に遊びに行く時にも持参できます。

日中ママと赤ちゃんが2人で過ごす時も、ママの居る場所にバウンサーを移動させて赤ちゃんを寝かせておくといった使い方も可能です。

テーブルチェア|外食にも便利

テーブルチェアは、脚がないタイプの椅子なので、持ち運びに非常に便利です。
外食時に、お店によってはベビーチェアの用意がなかったり、全て使用中だったりする場合もありますが、テーブルチェアを持って行っていれば安心です。

どこでも直ぐに取り付けできるように、取り付けが簡単で、色々な厚さの天板に取り付けできるものを選ぶと便利です。

赤ちゃん用椅子を選ぶ時の7つのポイント

赤ちゃん用の椅子は、決して安くない商品なので、購入してから「失敗した…」ということの無いようにしたいものです。赤ちゃん用の椅子を選ぶ時に気をつけたいポイントを7つご説明します。

1.素材の安全性

赤ちゃん用の椅子は、赤ちゃんの身近にあるものなので、舐めてしまうことが考えられます。赤ちゃんが口をつけても良いように、安全な素材のものを選ぶようにしましょう。

木製のものであれば、やはり天然木がおすすめです。プラスチックや木に色を塗ってあるものは、塗料の安全性も確認しておきましょう。

2.構造面の安全性

赤ちゃんが椅子を使用している時に怪我をしないように、椅子の構造面の安全性も大切です。
「後ろや左右に倒れやすくないか?」、「腰ベルトが付いていて、締め付け具合を自由に調整できるか」など、よく確認してください。

また、いくら安全に設計された椅子を購入しても、正しく使用しなければ怪我をする恐れがあります。制限体重をオーバーしたら乗せない、正しく座らせるなど、誤った使用をしないように注意してください。

3.お手入れが簡単

赤ちゃん用の椅子は、毎日使用するものなので、簡単にお手入れできるものが良いでしょう。
以下のようなものだと、汚れてもすぐにキレイにできますので、ママやパパも助かるでしょう。

赤ちゃんが離乳食で遊びを始めると、料理を手づかみして椅子に付けることもあります。掃除が難しいものだと、イライラしてしまいますので、お手入れのしやすさは大切です。

4.いつまで使用できるか

赤ちゃん椅子を選ぶ時には、「いつまで使用できるか?」、「いつまで使用したいか?」ということも重要なポイントです。

ただ、新生児から使用できるベビーラックを購入しても、赤ちゃんが嫌がって寝てくれないということも当然起こりえます。また、例えば対象年齢が3歳までとなっていても、自由に動けるようになる1歳ぐらいになると窮屈さを感じて嫌がるのもよく見られる光景です。

「このぐらいまで使えるといいな」という理想を持ちつつ、臨機応変に対応しましょう。新品にこだわらず、中古品やレンタルなども選択肢に入れるとお得です。

5.置き場所は確保できるか

赤ちゃんが座る椅子でも、購入して自宅に置いてみると、意外と大きく感じるものです。赤ちゃん椅子を購入する時には、自宅に置き場所を確保できるかを確認してからにしましょう。

脚に車がついていて押すタイプのベビーラックの場合、ダイニングテーブルにセットすると、意外と幅をとります。壁との距離に余裕があるか、テーブルの脚と椅子の脚がぶつからないかもチェックしておきましょう。

6.弟妹も使えるか

下に妹や弟ができた場合、妹や弟でも使えるような椅子にしておくと、買い直す必要がないので、経済的です。

キャラクターがついたバウンサーや椅子を選ぶ時には、男女どちらでも使えるようなキャラクターを選びましょう。

また、クッション部分のみ交換できる椅子の場合、兄弟ができたらクッション部分を買い換えることで、お子さんそれぞれに好きなもの使用させてあげられます。

7.部屋の雰囲気とマッチするか

赤ちゃん椅子は、リビングなどに置くと意外と目立ちます。お部屋の雰囲気にあう椅子を選ぶと、統一感がでて、素敵です。

赤ちゃん用の椅子を選ぶ時には、どの部屋で使用するかということを考えて、お部屋の雰囲気とマッチするか考えるようにしましょう。