赤ちゃんにスイカはOK?
赤ちゃんにスイカはいつから?離乳食スイカ完全活用術!
赤ちゃんがスイカを食べられるのはいつからでしょうか?みんな大好きなスイカは赤ちゃんにもあげたい果物のうちのひとつ。しかし、夏の果物や野菜は体を冷やしやすいとも言われ、少し不安な気持ちも。みずみずしいスイカを離乳食として赤ちゃんにあげはじめる時期、月齢に応じた与え方をご紹介します。
赤ちゃんにスイカはいつからOK?離乳食としてのメリットは?
暑い季節に食べたくなるフルーツと言えば、スイカですよね!みずみずしくて爽やかな甘みは、乾いた喉を潤して心も体もリフレッシュしてくれる力を持っています。子供から大人まで幅広い世代に愛されるスイカですが、まだまだ初体験な食べ物が多い赤ちゃんは、いつから食べられるのでしょうか。
答えは…
離乳食初期からあげてOKです。
ただし、月齢によって与え方を工夫しましょう。
初めて食べさせる場合は、赤ちゃんのお腹がビックリしないように段階を踏んで食べさせてあげることが大切です。夏の果物や野菜は体を冷やすともいわれていますので、与えすぎには注意しましょう。
特に月齢の低い赤ちゃんには成長の過程に合わせて、スイカの食べさせ方を工夫することをおすすめします。
ママがスイカをあげたくなる理由・スイカの魅力とは?
スイカには赤ちゃんが食べやすそうな魅力が沢山詰まっています。離乳食でスイカをあげるメリットをご紹介します。
1.水分補給になる
夏は暑くて、食欲がない赤ちゃんにミルクをあげるのも一苦労。具合が悪い時にこそ赤ちゃんが食べやすいものを口に入れてあげたいものです。体調が優れない時にこそ水分を多く含むスイカで脱水症状を防げたら理想的です。
2.甘いので赤ちゃんも食べやすい
赤ちゃんに多くの糖分を含むおやつをあげるのはセーブしたいママさんですが、赤ちゃんたちのご機嫌を取れる隠れ球を用意しておくことも子育てをスムーズにさせるためのひとつの知恵。ほどよい甘さがちょうど良いスイカなら、毎日でも赤ちゃんに食べさせてあげることができそうです。
3.暑い季節のおやつにピッタリ
「暑い季節のおやつ=アイスクリーム」は私たちの定番ですが、赤ちゃんには向きません。市販されている甘いアイスよりも、スイカのように体に優しくてヘルシーなおやつなら与えるママも安心です。
4.薄味
赤ちゃんの頃から濃い味の食べ物を与えるのは避けたいもの。体に良いとされるフルーツでも初めて食べる赤ちゃんにはメロンなど味が濃厚すぎるもの、パイナップルやマンゴーなどの酵素が多く含まれているものは月齢が経ってからの方がいいでしょう。
スイカはほどんどが水分なので、赤ちゃんが大好きなりんごやバナナと並んで早い時期から食べさせられます。
5.月齢の低い赤ちゃんでもチャレンジできる
スイカは月齢の低い赤ちゃんでも離乳食初期からでも食べられそうな柔らかさです。まだまだ噛む力がついていない赤ちゃんでも簡単に食べられそうなので、1歳未満の赤ちゃんのごはんメニューに良いでしょう。
赤ちゃんにスイカを離乳食の時期に合わせてあげる方法
離乳食を始めた赤ちゃんに、その時期ごとのスイカ食べさせ方をご紹介します。薄味で何の害もなさそうなスイカですが、念には念を、根気よく段階を踏んで新しい食べ物にチャレンジして下さいね。
離乳食初期:ジュース状にして少しずつ
離乳食初期は赤ちゃんにとってまだまだ物を飲み込む段階。固形の物をあげるのは喉に詰まってしまう恐れがあるのでいくら柔らかいスイカでも要注意!まずはスイカを一口分くらいすり潰して出てきた果汁(ジュース)を飲ませることから始めましょう。
冷蔵庫から出したばかりのキンキンに冷えたスイカでは赤ちゃんのお腹がビックリしてしまうことがあるので、人肌になるまで待つか心配ならレンジで数秒加熱してもいいでしょう。あくまでも赤ちゃんが下痢などにならないよう、ほんの少量ずつ与えることがポイントです。
離乳食中期:柔らかい部分を一口ずつ
離乳食中期は口で食べ物をすり潰してモグモグする時期なのでスイカの柔らかい部分をみじん切りにしたものをあげましょう。まだ歯が生えていないので簡単に口の中で潰れるくらい細かくしておくと良いでしょう。水分が多いのでスプーンを使ってあげましょう。
離乳食後期:手で掴めるサイズにカットしたものを
離乳食の後期は自分の手で掴んで食べられるようになるので、小さめにカットしたものを手で持たせてあげましょう。何口かで食べられるサイズのスイカはあらかじめ種も取り除いておきます。
ママは気を付けて!スイカをあげる際の3つの注意点
赤ちゃんに初めてスイカを与える際には、いくつかママさんが気を付けておきたい注意点があります。
1.初めてあげる際はアレルギー反応に注意
スイカに限らず赤ちゃんに初めての食べ物を与える際には、アレルギーが出ていないか赤ちゃんの様子を観察しておきましょう。スイカには大人によく見られる唇やのどのかゆみが出るアレルギー症状があると言われていますが、花粉症と同じで成人に出やすいアレルギーとされているので赤ちゃんに発症することは稀だとされています。
しかし初めて赤ちゃんにスイカを一口あげた後には、30分~1時間ほど赤ちゃんの様子を観察して体に異変がないか注意しておきましょう。
2.皮についているワックス・薬品はOFF!
自分の手でスイカを持って食べられる赤ちゃんには、皮つきが持ちやすいのでおすすめです。しかしスイカの皮にもワックスや防虫剤などがかかっているため、赤ちゃんに渡す前にはよく洗っておきましょう。または一番外の薬品がかかっている皮を取り除いて白い部分を持たせてあげるのも良いでしょう。
3.与え過ぎはお腹がゆるくなって下痢に
赤ちゃんが嬉しそうにスイカを食べていても、やっぱりあげすぎは危険です。水分を多く含むスイカは体の熱を下げてくれる効果も発揮するため暑い季節には嬉しい果物。しかし食べ過ぎてしまうとお腹がゆるくなって下痢をしてしまう可能性もあるので、ママさんは赤ちゃんに与える量を控えめにしておきましょう。
赤ちゃんも大好き!ツルッと食べられるスイカゼリー
小さな赤ちゃんでも食べられるスイカを使って、ツルッとおいしいスイカゼリーを作ってみませんか?忙しい子育てママでもスピーディー&簡単に作れるのでおすすめです。
材料:
(小さい器2個分)
スイカ(100~120g)
ゼラチン 2.5g
砂糖 小さじ1/2
水 大さじ3
- 小さく切ったスイカを砂糖と混ぜて耐熱容器に入れてレンジで1分
- ゼラチンと水を混ぜてレンジで沸騰しない程度に5~10秒チン
- 1と2を混ぜ合わせ容器へいれて冷蔵庫へ
- 赤ちゃんにあげる際には細かく潰してからあげてみて!
暑い日にはみずみずしいスイカのおやつで赤ちゃんもハッピー!
暑い季節は赤ちゃんもママも不機嫌になりがち。そんな時に心も体もリフレッシュしてくれるスイカを食べて、元気に暑さを吹き飛ばしていきましょう!月齢の低い赤ちゃんがいるママは、赤ちゃんの成長に合わせておいしく安全にスイカを食べさせてあげてくださいね。